The die is cast.　　

子供は純粋無垢で綺麗だな。

寝顔に癒される。

ずっとこのまま、静かに子供達の寝顔を見ていたい。

寝てる子供に抱き着かれたら、どうしたら良いんだろう。頭を撫でれば良いのか、それともそっと退かすべきか..

寝てる2人がいきなり寝言合戦。
1人が言った寝言にもう1人が反応して、違う内容を投げかける.. 永遠と繰り返されるのかと思うくらいに、2人の寝言が続いた。夢の中でも仲良しなのが分かる。

2人が離してくれないから疲れた。
もういいや、このまま真ん中で寝よう。

主婦って大変なんだな..
早く起きて、子供を起こして学校に行かせて、帰って来る子供のご飯を作っておく。

夜はそうでもなかったけど、朝はなんだか目まぐるしい。親の帰りが遅そうだから一応、夕飯作って冷蔵庫へ。
置き手紙はちゃんと見てくれるだろうか。

冷凍の餃子があって、豆腐と麻婆豆腐の素がある。夜は中華で纏めよう、
サラダはサニｰレタスにスクランブルエッグを混ぜたので良いか。ケチャップやらマヨネｰズは好みがあるから、取り分けてから使って貰えば..

作り終えたら1日主婦体験は終わり。

さぁ、あともう少し。

やっと帰宅。家、落ち着く。

まだやる事あったの忘れてた。
早くしないと..

いつもの場所になくて少し戸惑った。
また押し忘れでもしたかな。

これで後は、家での作業だけ。
ゆっくり出来る。

(　ざあざあと雨が降る中、窓の外から蛙の声がした。嗚呼.. 今年もこんな季節がもう来たのかなと、少し寂しいような嬉しいような、不思議な気持ちに包まれては部屋の扉を開けて思わず外に飛び出すと、暗く細い道は明かりもなく車一台がやっと通れるだけ。そしてその道の横にある畑から蛙の声が再び聞こえて来るのをしゃがんで、ジッと耳を澄ませて。蛙達が奏でる梅雨のハｰモニｰを楽しみ「　今年もよろしく　」と、蛙達に声をかけた。どの蛙が鳴いたのかは分からない。けど、自分の言葉に反応したようにゲコッと一声だけ聞こえてきたのが、とても印象的で来年もまた聞きたいな.. なんて思いながら今度は、部屋の中から蛙達の声を聞き　)

1人だと小説になる。したい訳じゃないんだけど、書きやすいからつい、そうなってしまう。

今日はもう眠い。早いな。

夢はいつもグチャグチャ。
ちぐはぐで、どんな夢なのか、どうしてそんな夢を見たのか。自分にも分からない。

全てが壊れる前に、起きられて良かった。


せめてもの救い。

暫く寝れそうにない。

「　幸せ　」という二文字が凄く嫌いで、俺とは一番程遠いもの。

近付かないで欲しい、触れないで欲しい。
そう、全てを心の中に閉じ込めて。