なりきりセイチャットTOP > オリジナルキャラなりきりチャット > 本当は怖いグリム童話【３L】【人数制限】
語り部 2016-11-11 07:32:53 |
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【４節から成る、最初で最後の、
グリム兄弟が登場する御伽話】
＊
──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。
かつて酷く貧しかった兄弟は、夜な夜な紡いだ物語を文字におこして本を編み、血の滲むような努力の末に『グリム童話』として出版。
たちまちのうちに、世界中で知られる童話の王様になりました。
グリム童話の生き生きとした物語には、子どもも大人も男も女も、皆が皆夢中でした。
それもそのはず。
物語の登場人物、御伽の国の国民たちは皆、本の中で本当に生きていたからです。
シンデレラの継母と白雪姫の継母は、娘たちに本当は優しく、お互いにも大の仲良し。
歳上のお姫様たちにぞっこんな兄ヘンゼルに、グレーテルはたいそうやきもき、そんな彼女を王子様たちは微笑ましそうに見守ります。
赤ずきんのおばあさんを食べる役の狼は、ブレーメンの音楽隊の晩餐会のお客様さま。
主人公も悪役も、貧民も王族も、人か動物かも関係ない。
御伽話を演じていない時の彼らは、グリム兄弟に生み出された同じ血の通う仲間として、それは仲よく暮らしていました。
＊
──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。
だから、誰かが本を読んでいないとき、グリム兄弟自身がその中にひっそり現れるのだって、実は当たり前のことでした。
国民たちは兄弟を崇め、ふたりのために皆で建てた立派なお城をプレゼントしてやりました。
グリム兄弟は、たびたび現実の世界からこのお城にやって来ては、自分たちを一躍人気作家にしてくれた愛しい我が子たちのために、豪華なパーティーを開いたものです。
だれもが幸せでした。御伽の国に暮らすだれもが、創造主たるグリム兄弟を愛してやみませんでした。
だから、あの晩起こったことを、だれも予期できなかったのでしょう。
＊
いつものように、御伽の国じゅうの国民たちが、グリム兄弟に招かれてお城のパーティーに集まりました。
御伽話の主演俳優たちだけでなく、小人や妖精、町民、村民、森の獣や神様たちまで。
とにかく、グリム童話に出演するありとあらゆる国民たちが全員招待されたので、大広間には入りきらず、パーティーは城の中庭で行うことになりました。
本の向こうの読者たちを楽しませる日々の苦労を互いにねぎらう、楽しい楽しい晩餐会でした。
たらふく食べて、心行くまでお喋りして………
そんな時です。
先ほどから姿の見えなかったグリム兄弟が、城の３階のテラスから不意に姿を現しました。
何やら奇妙な服に身を包んでいます。
御伽の国の民たちは、まったく見たことがなかったので、それが防護服だとわかる者はだれひとりいませんでした。
弟の方の顔は、少し青ざめているようです。
いつのまにあんなところに？ 何の話を始めるのだろう。
無邪気にこちらを見上げる国民たちに対して、グリム兄弟の兄の方は、ひとこと、ふたこと、挨拶したあと、声も高らかに言いました。
「ここにいる皆を、心から誇りに思う。
御伽の国に栄光あれ！」
そして、何やら不気味なマスクを弟とともに付けると、大きな薔薇の花束を中庭に放り投げました。
ただの薔薇にしては、落ちるのが随分早い──
だれかがそう思ったほんの数瞬後、そこにはすさまじい爆音と、衝撃と、焼け付くような暴虐な光が、辺り一面に爆ぜていました。
『グリム童話』の世界観に、決してあるまじきもの。
花束に仕込まれていたそれは、だれかを殺すために造られた、超威力の爆弾でした。
妖精も、魔女すらも、まったく異なる世界からもたらされたその脅威の殺人兵器に、逆らうことができませんでした。
花束が落ちたところにいちばん近かった者たちは、御伽話では決して描写できないような、見るも無残な有様になりました。
爆弾で砕け散ったテーブルや椅子は、巨大な空飛ぶ瓦礫になって国民たちを襲いました。
いちばん遠い、城の壁に近かった者は、吹っ飛ばされた仲間の体に衝突された勢いで、壁に叩きつけられました。
たった１発の爆弾で、夢の場所だったグリムの城は、阿鼻叫喚の真っ赤な地獄絵図に変わり果ててしまったのです。
……それでは、グリム兄弟は、かつて自分たちを貧困から救った国民たちを、皆殺しにしたのでしょうか？
違いました。
あれほどの不意の大爆発に巻き込まれながらも、生き残った者たちはわずかながらいたのです。
たまたま物陰にいて、または寸前に中庭から城の中に逃げ込んで、あるいは咄嗟に仲間に庇われて。
彼らも多少は怪我を負いましたが、どうにか命に別状はありませんでした。
ただ、奇襲があまりに突然すぎて何が起きたのかわかりませんでしたし、目の前に広がる焼け焦げた惨状は、彼らの理解を超えていました。
それでも、身を隠していたテラスから再びこちらを見下ろした、グリムの兄の冷酷なまなざしで、彼らははっきり知ったのです。
──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。
それなのに、他ならぬグリム兄弟が、
たったいま、自分たちを皆殺しにしようとしたということを。
＊
創造主グリム兄弟が、何故あんなおぞましいことをしたのか。
そのわけもわからぬまま、生き残った者たちは、グリムの城から命からがら逃げ出しました。
ところが絶望的なことに、一夜のうちにして、御伽の国全体も変わり果てていたのです。
暗雲が垂れこめた空には巨大なドラゴンが舞い、ゾンビや亡者たちが街々を破壊して周り、機関銃やチェーンソーを持った骸骨兵たちが常に辺りをうろついている。
『グリム童話』の世界観とはまるで異なる、世紀末めいたそれが、世界を覆い尽くしていました。
そして、逃亡の生活をほんの数日送るあいだに、生き残った者たちは、先ほどのドラゴンや兵士たちがグリム兄弟の手先であり、自分たちを探し出して始末する命令を出されていることを知ったのです。
──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。
逃げども、逃げども、グリム兄弟の魔の手は、生き残った者たちを永遠に追い続けることができるのは明らかです。
それでも尚逃げ続けるか、覚悟を決めて戦うか。
生き残った者たちが選ぶ道は、ふたつにひとつしかありません。
かくして、生き残った御伽の国の民たちの、グリム兄弟に狙われ続ける絶望の時代が、始まってしまったのです。
【生き残った国民たち】
ⓐヘンゼル（男・18〜22歳）
ふざけ屋だがいざというときは真剣。
妹を守り大怪我を負う。拳闘が得意。
ⓑグレーテル（女・12〜16歳）
冷徹で毒舌だが、本心では兄想い。
気が強く、頭を使った戦闘に長ける。
ⓒシンデレラ（女・16〜22歳）
儚げな美女。白雪姫を慕う。敬語調。
美味しい料理を作ることは譲らない。
ⓓ白雪姫（女・18〜24歳）
絢爛な美女。シンデレラを可愛がる。
行動力とリーダーシップに優れる。
ⓔ赤ずきん(女・12〜16歳）
爆発の衝撃で記憶喪失に。大人しい。
怖がりだが、危険が迫れば勇敢に。
ⓕ狼（雄/男・3〜4歳/26〜33歳）
獣人にもなれる、職人気質の一匹狼。
祖母に託されて赤ずきんを護衛。
ⓖ青髭公(男・24〜28歳)
穏やかで紳士的な、良識ある大人。
以前からグリム兄弟を警戒。馬持ち。
ⓗ魔女(女・200〜800歳)
妖艶な美女。唯一最強の魔力を持つ。
複数の童話に出演。やや自己犠牲的。
ⓘ13番目の息子（男・16〜22歳）
人命を救うこととツッコミに情熱的。
優秀な医学生。死神のストッパー役。
ⓙ死神（男・400〜600歳）
直情的な戦闘狂。賢くないが勘は鋭い。
グリム兄弟の命にだけは干渉できない。
ⓚ自由枠（４枠）
『ヘンゼルとグレーテル』『シンデレラ』『白雪姫』『赤ずきん』『青髭』『死神の名付け親』以外のグリム童話作品から。
【国民たちの指名手配書】
「 （通常ロルテ） 」
「 （恋愛ロルテ） 」
名前／ （役職名可）
役職／
性別／
年齢／
外見／ （過度でなければ美化可）
性格／
得意なこと／
苦手なこと／
備考／
持ち物（現在）／ （ひとつまで）
持ち物（予定）／ （みっつまで）
＊「持ち物（現在）」は、次の武器を獲得するまでのサポート品であり、グリム兄弟の最後のパーティーに参加した時点で持っていたものです。
＊それぞれの御伽話に多少関係するものであれば何でも構いません。が、骸骨兵の装備品は不可とします。
＊『青髭』の馬は「持ち物（現在）」に含まれません。
＊基本的に、自分の御伽話の舞台地に取りに行くまで、追加の「持ち物（予定）」を持つことはできません。
＊また、『魔女』と『死神』は、過度なチート化にご注意していただいた上で、グリム童話を材料にした【能力設定】と、「能力を使い過ぎると弱る」などの【弱点設定】の追加記入が可能です。
以下、補足事項（スルー可能）
【追加項１：御伽の国の怪物たち】
◆骸骨兵
出没……御伽の国全域
最も数が多い敵。本体には大した戦闘力はないものの、主にマシンガン、火炎放射器、ナイフ、サーベル、ピストル、チェーンソーなどの兵器を用い、戦車やバイク、果てはヘリコプターすら操縦するマルチタイプの兵士。
体を強打して骨をばらばらにすれば行動を止められるが、そのままでは火に焼かれていようと自ら再構築し始めるので、完全に封じるには、骨を砕くか、紐で縛るかする必要がある。
骸骨兵の武器や乗り物は強奪することができる。
◆ケルベロス
出没……御伽の国全域
三頭犬。骸骨兵の手下で、骸骨兵１０体に対し１匹ついている。大きさや経路はまちまち。鋭い聴覚・嗅覚を駆使して獲物を見つけ出す。非常に凶暴な性格で、噛まれればまず逃げられない。時折、骸骨兵のリードなしに群れを形成して、やかましく吠えながら獲物を追うこともある。
◆亡者
出没……グリムの城、城下町、眠りの森
墓の死体が中途半端に蘇生したアンデッド。亡者に触れられると、心臓が凍りついて動けなくなってしまう。直接は殺されないが、そのまま放置されればやがてじわじわ死に至るため、亡者はこれを狙ってターゲットを追いかける。これを解除するは誰かに抱きしめられなければいけない。ゾンビより動きは遅い。炎に近づいてしまえば、ぼろぼろと崩れて消える。
◆ゾンビ
出没……グリムの城、城下町、小人の森
捨て置かれた腐乱死体が中途半端に蘇生したアンデッド。動きが人並みに早く力も強大で、単体でもかなりの脅威。骸骨兵から奪った武器で襲ってくることも少なくないが、彼らほどには使いこなせない。ゾンビに噛まれると、３日も経てば自分自身ゾンビになってしまうが、噛んだゾンビの体から血清を作ることができる。日の光に弱く、当たればそこが朽ち果てていく。
◆ドラゴン
出没……御伽の国全域（レア）
言わずと知れたモンスター。吐息だけで樹を燃やし、一瞬の炎で１０エーカーを焼き払うことができる。さすがに希少種らしく、数は少ないが、１頭で戦車１０台分の破壊力を誇る。戦車での集中砲火か魔法を使わない限り、撃退することはできない。脳が小さいためか、御伽話の国民たちをターゲットとして認識しているわけではなく、敵味方問わず攻撃する。このため、うまくやればドラゴンをなだめられる可能性も存在する。
【追加２：御伽の国の地理詳細】
◆グリムの城 / グリム城
御伽の国の中心の丘に建つ、石造りの白い城。かつて、御伽の国の国民たちがグリム兄弟に贈ったもの。今やグリム兄弟と悪党たちの根城と化した。
城の上には常に雷雲が浮かび、周辺には黒いイバラが砦のように生い茂る。中庭には無数の白骨が無残に散らばっているという。
◆城下町
グリムの城のふもとにある、中世ヨーロッパ風の街並み。御伽の国の城下町の中で最大の規模を誇る。
しかし今は、闇の眷属の全種類が徘徊する廃墟空間となっている。
『死神の名付け親』の舞台地。13番目の息子の医院はここにある。
◆小人の森
城下町の西と南に広がる森。さらに奥には海があり、まばらながら漁村が存在する。
妖精や悪魔などは主にこちらに生息しているほか、各地にそれぞれの御伽話で登場する王国が存在し、各々が小規模な城下町を抱えている。
しかし今は、主にゾンビや亡者、ドラゴンなどの魑魅魍魎が跋扈する。
『白雪姫』『シンデレラ』『ヘンゼルとグレーテル』はこちらが舞台。小人の家、シンデレラ城、お菓子の家はここにある。
◆眠りの森
城下町の北と東に広がる森。さらに奥には山があり、まばらながら山村が存在する。
こちらは、現実にもいる動植物が多く生息しているほか、各地にそれぞれの御伽話で登場する王国が存在し、各々が小規模な城下町を抱えている。
『赤ずきん』『青髭』はこちらが舞台。赤ずきんのおばあさんの家、青髭の屋敷はここにある。
（訂正：◆小人の森に亡者は出現しない）
【滅んだ御伽の国の掟】
＊セイチャルール厳守です
＊keepは受理してから24時間、延長可
＊キャラリセ不定期（１度警告）
＊ドッペルあり
＊ロルは中〜長、無駄記号禁止です
＊本体喧嘩はお控えください
＊恋仲になったら２人の世界は個別トピにてお楽しみください お祝いさせてくださいね！
＊荒らしは基本的にスルーしましょう
＊追加設定を随時投稿します 該当レスは、最初の基本４レス、参加者名簿とともに、主レスの末尾に不定期でまとめます
＊質問はいつでもどうぞ！
（/主は頃合いを見て余った枠をいただきます。
当トピックは、御伽話のキャラクターたちが、突然殺戮を始めた創造主グリム兄弟の放つ追っ手と戦いながら、互いに協力して生き延びるというストーリーです。
邪悪なグリム兄弟から身を守り、反撃するには、生存者たちの人間関係やチームプレイが重要です。
また、実は御伽の国の各地には、まだ童話に出演していないためにパーティーには招かれず、大惨事を知らぬまま暮らしている国民もいます。
参加者たちは、骸骨兵やドラゴンが向かう前に、彼らに急を知らせることもしなければなりません。
途中参加の方は、そのような各地の未出演国民としても参加することが可能です。
話がある程度進んだら、グリム兄弟出現イベントなどを実施する予定です。グリム兄弟の秘密は少しずつ明らかになります。
カオスな設定＋やたら長い前置きなので需要があるか果たして不安ですが、大変お待たせいたしました、これにてレス禁解除です。）
(/解禁をわくわくしながらお待ちしておりました！自由枠の一つを｢いばら姫｣でkeepしていただきたいです。また、あくまでグリム童話の枠からは外れない程度に初版などの要素を盛り込んでアレンジしたキャラを作る、ということは可能でしょうか？なるべく原作通りにしたほうが良いということでしたらそちらに合わせますのでご回答お願い致します！)
（/解禁お待ちしておりました！「ⓘ13番目の息子」のkeepをお願いしたいのですが、原作に明確なキャラクター名が無い場合、“御伽の国内での通称”という形で名前付けするのは可能でしょうか？ご回答お願い致します。）
(/トピック完成おめでとうございます！解禁を心待ちにしておりました。早速ですが自由枠にて「星の銀貨」の少女をKeepお願いできますでしょうか？
加えていくつか質問させて頂きたいのですが、魔女など物語上特殊能力を所持するキャラクターがいるかと思うのですが、星の銀貨内でいうところの神からの加護のような、物語に一部絡めた特殊能力設定は可能なのでしょうか？また赤ずきんで言う猟銃等のような物語に絡めた武器等が考えにくい場合、追加予定の持ち物は武器類である必要があるか、また武器類を選択する場合の物語との関連性が必要かどうかお答えいただければ幸いです。)
>>5様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 『グレーテル』keep、受理いたしました。
明日19:02までお待ちしております。）
>>6様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 自由枠『いばら姫』keep、受理いたしました。
もちろん可能です。このトピックにおけるグリム童話のキャラクターたちは役者であるという設定なので、童話の設定を汲みつつも、童話の設定とは異なる部分も盛り込んでいただければと思います。
むしろすべて原作通りよりも、性格など、一部分は原作から思いきり乖離させて、お好きにアレンジしてくださいませ。
また勝手ながら、『眠りの森』が既存であるため、舞台地となるお城は眠りの森にある設定でお願いいたします。
明日19:02までお待ちしております。）
>>7様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 『13番目の息子』keep、受理いたしました。
もちろん、西洋風というえ約束はございますが、通称でもフルネームでも、オリジナルの名前をつけるのは全然ＯＫですよ。
逆に、みなさんからそう呼ばれたければ、ここは御伽の国ですので、『お医者さん』などの役割名を本名とすることも可能です。
明日19:02までお待ちしております。）
>>8様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 自由枠『星の銀貨の少女』keep、受理いたしました。
そうですね……可能ですが、『星の銀貨』で考える場合、さすがに『天の神が加護してくれている』という設定は、この世界ではグリム兄弟が創造主である以上難しいです。
ただ、多くの小さな神のひとりである『星の神様』が個人的についており、星を何かに変えることができる、というような設定であれば、全然許容範囲です。
持ち物についてですが、武器類である必要はありません。できることなら原作に関わるものが望ましいので、原作に登場するもので武器にアレンジできそうなものがなければ、最初は武器を持たない状況からお願いすることになります。
ただ、最初は爆発直後、あるいはその数日後から始める予定ですので、城下町で遭遇した骸骨兵やゾンビからすぐに初期装備を手に入れる、ということも可能です。
それでも大丈夫でしたら、明日19:02までお待ちしております。）
（/ユニークな設定と世界観に惹かれました…！よろしければⓗ魔女のkeepをお願いいたします。
また、一点質問がございまして、魔女は複数の童話に出演しているとのことなので、それぞれの童話でのエッセンスを詰め合わせたようなキャラクター設定は可能でしょうか？）
>>10様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 『魔女』keep、受理いたしました。
もちろん可能ですよ、是非ともお願い致します！
明日21:30までお待ちしております。）
>>これから参加予定の方々
（/当トピックを閲覧いただきありがとうございます。現在女性キャラが多いため、残り２枠の自由枠は、可能であれば男性キャラでお願い致します。
明日22時までにどれか残っていた場合、主は男性キャラをいただく予定です。
ⓐヘンゼル（男・18〜22歳）
ⓒシンデレラ（女・16〜22歳）
ⓓ白雪姫（女・18〜24歳）
ⓔ赤ずきん(女・12〜16歳）
ⓕ狼（雄/男・3〜4歳/26〜33歳）
ⓖ青髭公(男・24〜28歳)
ⓙ死神（男・400〜600歳）
ⓚ自由枠（男・２枠）
現在の空きは以上の通りです。ご参加お待ちしております！）
>>12様
（/嬉しいお言葉ありがとうございます！ 『ヘンゼル』keep、受理いたしました。
明日23:50までお待ちしております。）
>>14様
（/参加希望ありがとうございます！ 『赤ずきん』keep、受理いたしました。
明日10:51までお待ちしております。）
「 神様が私たちを滅ぼしてしまいたいというのなら、それに従うのが道理なのかしら…私には、まだ分からないわ 」
「 星空の下では貴方と会いたくないの…貴方が女神様に見初められたら、困ってしまうもの 」
名前／セレネ
役職／星の銀貨の少女
性別／女
年齢／16歳
外見／青み掛かった薄灰色の髪をしており顎まである前髪は真ん中分けに、ストレートの腰まである後ろ髪は一部の髪を三つ編みにしたハーフアップにし黒いリボンで留めている。瞳は深い青色で少しだけ垂れ目がち、肌は白いもののコンプレックスらしい雀斑が頬辺りに薄く浮いてしまっている。身長は158cmといたって平均的で年相応の女性らしさがある体つき、若干筋肉は薄いものの苦労の証拠か掌は小さな傷痕が目立つ。上等な白いリネンのシャツワンピースを着用しており、胸元はタックや胡桃ボタンで華美でない程度に飾られスタンドカラーの襟回りや程よく膨らみ手首で留められた袖、すとんと落ちる膝丈のAラインシルエットが清廉さを感じさせる。胸元にはかつて天から降り注いだ銀貨の一枚をペンダントにして下げている。足元は裸足であるために此方も手同様小さな傷が目立つ。
性格／少々控えめで引っ込み思案な所がある物静かな少女。そもそも普通以下の貧しい身であった孤児の自分が御伽噺の末席にでも置かれることに引け目を感じており自己を主張することは非常に稀。しかしながら善を振りまいていれば必ず報われるという信念に関しては非常に強固で曲げることをせず、実際のところはそれなりに芯の強い性格であると言えよう。身分を弁えつつも自らの信念には忠実、またその成り立ち故に歳の割には強かな面もありただただ受動的な小心者という訳ではない様子。
得意なこと／裁縫、狩猟弓
苦手なこと／泳ぎ、読み書き、銃器を含む機械関連
備考／眠りの森の中にある農村の貧しい夫婦の元に生まれ、農作業や狩猟により毎日を細々と送っていた。しかしながら16歳になる頃に流行り病で両親が死去、二人を弔うために住んでいた家も畑も手放し一文無しとなってしまう。この歳で天涯孤独では先も長くないだろうと悟ればせめて神様の傍で、という願いから森の野原を目指すことに。身に着けていたものや心優しい人が恵んでくれた唯一の食料のパンも道中出会った困っている人々に渡してしまい、身一つで野原にたどり着けばこれまでの善行を見ていた月の女神ディアナより星の銀貨を授かる。
童話で出会った一人の女神、ディアナからの加護を受けており、星の銀貨の他にも時折その力を授かる。元々娯楽もない貧しい農村の生まれ、幼いころから星を見るのが趣味であったため善行は勿論のことその頃から女神の目に留まっていた模様。また自身の名前もディアナと同視される月の女神の名から取ったもの。
城のパーティーに招かれた際は他の童話に出てくる王子や姫などといった高貴な身分の人々、また名の知れた童話の面々などに気後れしてかなり隅の方でひっそりと参加していたことが幸いしてか爆弾の衝撃を直接は受けず、また小さな体が運よく叩きつけられる死体と城壁の隙間に入り込み事なきを得る。
持ち物（現在）／星の銀貨のペンダント(攻撃能力は皆無ながら女神の加護を受けており、ごく小規模ながら本人の周りに聖域の結界を張ることが可能。怪物たちの攻撃を寄せ付けない他、中に入っている間怪物たちの視界から姿を消すことができる。持続時間は体力に左右され、本人にしか使用出来ない。)
持ち物（予定）／新月の銀の弓(月の女神ディアナの持ち物より授かる)
両親の形見の指輪
以前貧民に渡してしまっていた焦げ茶色のケープ
(/質問へのご回答ありがとうございました！そのお答えを参考にあくまで銀貨を降らせたのは一人の女神とし、物語に絡めてその女神も月の女神ディアナと設定させて頂きました。星の銀貨の物語自体がグリム童話の中でもかなり短い部類に入りますのであくまで物語の設定を壊さないまま、女神ディアナの物語に出てくる弓などといった設定を用いらせて頂きました。
もし不備や、そもそも女神の話など童話自体から一部外れてしまっている設定が不可とのことでしたら改めて設定を練り直しますので、どうぞご指摘お願いいたします！)
｢おぞましい悪霊に凶暴なドラゴン……冒険譚にはぴったりの役者じゃないか。僕はもうただ眠っているだけのお姫様じゃない、ようやく誰かをこの手で救う王子様になれるんだ｣
「苦しんでいる人々やお姫様を救うのは僕ら"王子様"の役目だ。でも焦ってはいけないよ、まずはゆっくり一眠りして……ふわぁ、英気を養ってから旅立つべきだろう？」
「夜が過ぎれば朝が来るように、冬の後には春が訪れるように、苦しみの後にはとびっきりのハッピーエンドが待っているのさ。それがたとえ百年先の話だとしても――僕は絶対に、君の幸せを守ってみせるよ」
名前／ハイデローゼ
役職／いばら姫
性別／女
年齢／16歳
外見／たっぷりと長く伸びたプラチナブロンドの髪は波のような癖と朝日のようなきらきらと眩い輝きを持ち、普段はリボンを使ってうなじのあたりで一つに束ねている。朝焼けを思わせる青紫の切れ長の瞳はツンツンと印象の強い睫毛に縁取られており、姫君と呼ぶには些か凛とした涼やかな眼差し。すっと高い鼻筋にすっきりとした輪郭など顔立ち自体も大人びており、頬やふっくらとした唇こそ女性らしい薔薇色に彩られているものの全体的に｢お姫様｣というよりは｢小綺麗な少年｣といった中性的な雰囲気を纏う。体つきもまた華奢ですらりと長い手足に165cm、ヒールをくわえて170cmと小柄な男性とも言い張れるもの。金糸の刺繍で飾る紫を基調としたコートに白いクラヴァットと胸元へ薔薇を飾ったシャツ、腰にレイピアを差した細身のパンツにロングブーツと所謂王子的な男装が常で、ドレスを着たり髪を降ろしたりするのはお伽話を演じるときくらい。
性格／凛とした立ち姿にゆったりとした気品ある所作、落ち着いた口調はまさしく優雅な王子といった風情だが、その良く言えば気品、悪く言えば能天気をどんな危機的な状況においても崩すことのない飄々としたマイペースな性格。文字通り怖いもの知らずのまま生きてきたせいで物事は全て良い方向へ向かい、最後には必ずハッピーエンドを迎えられると信じて疑わない夢見がち故に躊躇いのない勇気や揺らがない正義感を持つ。壊れた世界でさえ｢冒険｣と前向きに捉え、人々を守るために立ち上がる勇ましい少女。
得意なこと／剣術・何処ででも眠ること
苦手なこと／機織りや糸紡ぎ、料理など女性的なこと全般・早起き
備考／一人称は｢僕｣、女性の格好をしている時やお伽話を演じる時は｢私｣。他人のことは｢君、貴方、お嬢さん｣など少々気障な呼び方をする。
眠りの森の奥深くにそびえる薔薇の城に住まう王女であり、両親を含めた城の人間や十三人の魔法使い達に見守られ怪我一つせず穏やかに暮らす箱入り娘。王女でありながら男装をしているのはグリム兄弟が書き上げたばかりの｢いばら姫｣の内容に因む。｢"王女"へかけられた呪いから逃れるために、国王は生まれたばかりの彼女を男の"王子"として育てることにしました｣というストーリーに合わせて男性の演技をしているうちに次第に心から王子という存在に憧れを抱くようになり、自分もただ眠って救いを待つばかりの姫君より自らの手で誰かを救い、物語を切り開く王子様になりたいという夢が芽生えやがて｢いばら姫｣が現在よく知られている内容に書き直された後もお伽話を演じていない時は男性のように振る舞うようになる。その少年のような言動はお伽話の中の姿とは似ても似つかないものだが、何百回と物語を演じるうちに染み付いてしまった眠り癖だけはいばら姫らしいもので、時折森の木の上などで昼寝をしている姿が目撃される。
お伽話の世界を揺るがせたパーティーにも寝坊したせいで遅れて到着したため、爆発に巻き込まれることもなく無事だった。絶望的な現実を理解しても嘆くことも、迷うこともなく剣を取り、お伽話の世界や仲間達を守るべく戦うことを決意する。
持ち物（現在）／グリム兄弟への贈り物として持ってきた薔薇の花束。魔法使いの祝福を得た魔法の薔薇であり、命じればスルスルと茨を伸ばして敵を捕らえることも、トゲで突き刺して眠らせることもできるが本数に限りがある。
持ち物（予定）／愛用のレイピア、絡めた者を眠らせる魔法の麻糸と錘、同じく魔法のかかった茨
(/keepありがとうございました！お言葉に甘えていばら"姫"とは呼べないようなアレンジをくわえさせていただきましたが、あいにく初版が手元にないためうろおぼえの記憶を元にした造形ですので、間違いや問題がありましたらお手数ですがご指摘をお願い致します。)
「どうしてこんな事になってしまったのかなんて分からないけど……確かめなきゃね。二人に理由を聞かなきゃ、終われないでしょ？」
「私ねぇ、お姫様やお妃様に憧れていたのよ。誰かの唯一無二になれるって素敵なことだと思う。……だからね。私は、アナタの……愛する人の、唯一になりたいの」
名前／ 魔女（ヘクセ・ツァリン・フラウ・フェイなどの、物語中の魔女を指し示す言葉を文字って呼ばれる事も）
役職／ 魔女
性別／ 女
年齢／ 666歳（見た目20代半ば）
外見／ 緩めのウェーブがかかった艶やかな黒髪は膝までの長さがあり、たれ目気味の瞳は鮮やかな真紅。右目の下に泣き黒子があり、元の顔立ちも相まって妖艶な雰囲気を持つ。女性らしくメリハリのある体つきで身長166㎝。ホルターネックのタイトなミニワンピースとショートケープを着ており、どちらも滑らかな光沢のある生地。ニーハイをガーターベルトで止め、靴はエナメルのヒール。頭にはトレードマークである大きなとんがり帽子をかぶり、手にはレース編みのショートグローブをしている。色は全体的に黒で統一してあり、装飾に差し色として赤が使用されている程度。
性格／ おおよそ世間一般で抱かれている魔女のイメージとは程遠い、穏やかで明朗な性格。御伽の国では年長者と言う事もあり、皆の良きお姉さん的存在。基本的には頭の回転が速くしっかり者だが、大抵最後は失敗する童話の魔女の性質を受け継いでいるのか今一歩詰めが甘いところがあり、おっちょこちょいな一面も。物語を演じているだけとは言えひどい仕打ちをすることを気に病んでおり、お話が終わり次第主人公たちを抱きしめながら謝り倒す光景がよく見受けられる。仲間達を何よりも大切に思っており、悪役を演じることが多いからかやや自己犠牲的。グリム兄弟による凶行以降は、唯一最強の魔力を持つことからその傾向が少し強くなった。
得意なこと／ 薬草の調合（毒や薬など）・速読
苦手なこと／ 料理（身体に良いと言って色々とぶち込むため味が壊滅的になる）・運動
能力／ 変身・火炎操作・遠視の能力を持つ。
①変身（いくつかのお話より）
自分や他人を動植物や無機物に変身させることができる。また、自身に限り外見年齢の操作が可能。最初に決めた条件を満たすか、魔女が対象に触れるかで解除される。ただし無機物から無機物への変換は不可。
③火炎操作（いくつかのお話より）
物語中で焼き殺される事が多いことから、本来は演出のための能力。火によるダメージを受けず、触れている炎の動きを操ったり更に燃え上がらせたりすることができる。木や布などの燃えるものがあれば炎を発生させることも可能だが、ただの操作に比べて魔力の消耗が激しい。
②遠視（「恋人ローランド」より）
遠くの様子を見る事のできる能力。見ようとする距離が遠ければ遠い程魔力を消費する。
弱点／ 能力を使い過ぎると一時的に視力を失ってしまう。更に酷使し続けると魔力不足で子供の姿になってしまい、視力は戻るが一切の能力が使えなくなる。
備考／ グリム童話内で魔法を使う女性として描かれる「Hexe（概念としての魔女）・Zauberin（女魔術師）・weise Frau（賢女）・Fee（妖精）」などの役割を担う女性。故に御伽の国全体の地理に詳しく、人脈が広い。各地に「魔女の家」があり、以前は家々を転々としながら暮らしていた。
持ち物（現在）／ 杖（魔法という形で能力を込めることにより、他者に能力を使わせることができる。込められる魔法は三回まで。能力が使用できなくなった際の切り札にもなる。）
持ち物（予定）／ 調合器具（小人の森）・長距離長靴（眠りの森/「恋人ローランド」より。徒歩一時間かかる距離を一歩で移動できるが、一歩進むごとに徒歩二時間分の疲労が溜まる。）
（/>>10で魔女のkeepをお願いした者です！
プロフ作成にあたり色々と調べたのですが、グリム童話の魔女は日本語訳だと「魔女」となっていても、原義は異なっているようでなかなか奥が深いですね…。随分と好き勝手に書いてしまったので、不備などがあれば遠慮なくご指摘下さい。
それと、プロフ冒頭の部分は「」で括られていますが台詞ではなくロルテなのでしょうか？ひとまず台詞だけを記入しましたが、規約にある中～長のロルが必須でしたら追記いたしますので…！）
（/素敵な娘さま方にお会いできてひっそりテンション爆上がりな主です←）
>>16セレネ様
（/プロフ提出ありがとうございます！ 目に浮かぶような素朴で愛らしい娘様、内に秘めているしたたかさもまた魅力的です！ ディアナの設定や弓についても了解です、大丈夫ですよ。
参加ＯＫです。そのまま主の合図があるまで、もうしばらくだけお待ちくださいませ！）
>>17様
（/初めまして！ 嬉しいお言葉ありがとうございます。『白雪姫』keep、受理いたしました。
明日18:02までお待ちしております。）
>>18ハイデローゼ様
（/プロフ提出ありがとうございます！ 男性陣に引けを取らぬ、なんと凛々しい娘様！ とことんなマイペースさがものすごく頼もしいです。初版を素敵にアレンジしてくださった設定についても、問題は全くございません。
参加ＯＫです。そのまま主の合図があるまで、もうしばらくだけお待ちくださいませ！）
>>19魔女様
（/プロフ提出ありがとうございます！ ああなんて可愛らしいお姉様、童話を反映したおっちょこちょいさも、抱きしめて謝る姿もたまらなく愛しいです！ 大変失礼致しました、冒頭部分はセリフのみで全然大丈夫です。
不備などございませんので参加ＯＫです。そのまま主の合図があるまで、もうしばらくだけお待ちくださいませ！）
>>これからプロフを提出してくださる方、参加希望を出してくださる方
（/申し訳ありませんが、次のプロフ受理・keep受理はやや遅くなります。ご容赦くださいませ。）
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