「 Black Maria. 」

「 Black Maria. 」

ゴーストバスター  2015-05-10 22:45:45 
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左手に黒い蝶を飼うキミへ。

今夜は思いっきり遊んであげるよ。

鍵はかかってないから、入っておいで。


※非募集。人待ち中。

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  • No.21 by 葉鳥 裕介  2015-05-14 16:46:02 

絶対、とは言い切れないけどね。腕の良い子が作った代物だから効力は大きいと思うよ。
(幾分か落ち着いた様子の相手を見て、ホッと安堵の吐息を漏らして頬から手を離し。漸く蜘蛛除けの在り処を思い出せば本棚まで歩を進め、本棚の上に置かれたそれ程大きくはない桐箱を持ち上げて下ろし軽く埃を払うと、四方掛けで施された紫の紐をするりと解き。蓋を開け現れたのは首元に紅いリボンが添えられた白いテディベアで、効力は兎も角見た目的に相手が受け取ってくれるだろうかと苦笑混じりに相手を見据え。「…凪さんがモスラとか言うから」と相手の吹き出す様子に不服げな声を出すも、次いで告げた言葉をさらりと受け流されてしまえば「ねぇ…俺さっき、凪さんのこと本気で落とすって言ったよね。もう忘れちゃった? …それとも、溺れるのが恐いのかな」と人好きのする笑顔に反し淡々とした口振りで告げ。おまけに相手の唇を指先で撫でつつ挑発めいた台詞を囁いて。相手の友人についての疑問でモヤモヤとした気持ちを持て余していた処、目前に携帯を差し出されては反射的に視線が向き。画面に写る女装姿の中年男性を目にすれば余りの衝撃と戸惑いの濃さに何とリアクションすれば良いのか分からず「……確かにこれは”危ない”かもね。…良い人ってのは充分伝わって来るけど…」と沈黙の後に口端を引き攣らせ笑いつつ力無く感想を述べて。変人な友人の中に蜘蛛マニアも居ることはしらっと伏せ、自らも携帯を取り出せば「美形石マニアに侍オタクなイタリア人留学生とか……あとは身内推すのもアレだけど、見た目ヤクザで甘味狂な兄貴…ってとこかなぁ」と選出した変人をつらつらと紹介しつつ、超絶美形も台無しになる程だらし無い表情で石に頬擦りをする青年の画像を相手に見せ。「相変わらず凪さんは口が上手いね」煽て文句に気を良くしたのかやや上機嫌な様相で返し。「あー…結構飲みやすい。紹興酒も美味しいんだね、すいすいイケそう」グラスの縁に唇を寄せ傾けては口当たりの良い味わいが口内に広がり、ゆるりと相好を崩して感嘆し。相手からの視線には気付くも悪酔いを心配されている事など露知らず、盆に乗せた箸でマイペースにエビチリを摘みながら酒盛りを楽しみ)

(/青ヒゲなボディービルダーさん…兄貴ィ!!って感じなのに女装趣味ってツボど真ん中です!!(萌&大爆笑←) いえいえ、此方も無駄な描写で長くなってしまい恐縮です(ぺこぺこ) 凪兎くん本体様のロルはいつも雰囲気が素敵で尊敬するばかりです。もし余っている文才がありましたら譲って下さいッ(ひしっ←←)

  • No.22 by 御輿 凪兎  2015-05-14 19:25:57 

……くまちゃん。
(頬から離れた手の温もりを惜しむ様に未練がましく相手の手を見つめ続けていたが、相手が手にした埃を被った桐箱を不安そうな面持ちで相手と箱とを眺め。しかし中から取り出された意外な物にキョトンとしてしまえば当たり前過ぎる一言を漏らし「俺を安心させてくれるナイト様は随分可愛らしいんだね。……名前付けよ。」なんて呑気にもぬいぐるみの鼻先を指で軽くつつきながら呟き。「だって他に思い付かなかったんだもん。なかなか的確で分かりやすい表現でしょ?」と不服げな相手の様子すら意に介さず笑いを堪えるように肩を震わせ述べるものの、相手の次いだ言葉を聞けば暫し唖然とした様子で黙り込んでしまいつつハッと我に返って「やだな、一言抜けてるよ?……"今晩限り"、ってね。」と冗談めかした口調で言って退け、唇撫でる相手の指先を仕返しとばかりに軽く噛み付いて。「……ね?これでいて物凄く乙女なんだよねぇ……結構可愛いんだよ、"性格"は。」なんて想像をまるで裏切らない相手の反応見ては、むしろ相手の新しい表情が見れたと満悦した表情浮かべるも目に毒とばかりにさっさと携帯を閉じて懐に戻し。次ぐ相手の口から次々と出される異色な面々に目を丸くして聞き入っているも、相手が出した画像に興味津々といった様子で両手を手前につき僅か身を乗り出しながら見るなり……カクンッと肘が折れ転けそうになりつつ「ちょ……何これ強烈…、此処の人達が物凄くまともに思えてきた……。ってか、君兄弟いたんだ。」なんて何処から突っ込むべきか悩んだ結果、割りと真顔で述べ。「いやぁ、おだてたら何か出てくるかなー……なんて。まぁ今のは本心だから、素直に喜んでてよね。」と軽く乗せられて上機嫌な様子を見せる相手に意地悪を述べるも、すぐに照れ臭そうな仕草でそっぽ向いてしまえば次いでフォローし。しかし此方の心配等まるで気付いた様子もなく酒を堪能する姿に呆れつつも微笑ましげに笑って「まぁね。そこそこお値段も張りますからー。」と軽い口調で宣い、どうせだからと相手の用意したつまみに箸を伸ばせば唐揚げを口に放り込み「うまっ‼」と率直な一言を呟き)

(/中身の趣味全開なオネェ(?!)様を、わ、笑って下さるだなんて……‼本体様が優しすぎて辛いっ(感涙←) ぇ、本体様の紡がれる素敵ロルに無駄な箇所など存在しませんよ(キッパリ) それよりもですよっ‼此方のロルがまた無駄に長くなってしまい……何より本体様の負担にならないかが心配ですorz え、文才自体が無い私にそんな事を仰いますか……?!(()

  • No.23 by 葉鳥 裕介  2015-05-14 22:51:51 

そ、小さなしろくまちゃんです。
(蜘蛛除けと銘打ちながら随分と可愛らしい見た目をした白いくまのぬいぐるみをどうやら相手は気に入ってくれたようで安心しながら自分が作った代物ではないにも関わらず得意げに頷き言い放ち。次いだ相手の呟きが微笑ましく思えて自然と口元緩ませては「名前付けたらその子、もっと張り切っちゃうかもね」と冗談めかし、相手はどんな名前を付けるのやらと関心を抱きつつ桐箱を元の位置に戻して。笑いを堪え肩震わせる相手の様子にすっと目を細めて何とも不機嫌そうな表情を作り「確かに分かりやすい例えだけどさー……もう、この話題はお終い!」と揶揄われることが擽ったくなって来たのかモスラの話はお終いとキッパリ言い放ち。「そんな牽制しなくても大丈夫だよ、ちゃんと分かってるから。…ただ”今晩限り”でも凪さんの心を満たせるように、足掻いてみたいだけ」相手が言うように恋人の真似事をするのも一夜限りのこととは重々承知の上で。ひと時のお遊びでも相手に楽しかったと思って貰えるようにと穏やかな声音で語り。唇へ触れる指に歯が立てられる感触にぞくりと色情を煽られては「…看護婦さん、噛まれるならコッチが良いな」と空いている方の手で自らの唇を指差して暗に口付けをねだり。まだ放心から抜け切れないまま、女装趣味の”彼女”についての話に耳を傾ければ「そっか、性格も乙女なんだ…。ちょっと話してみたい気もするけどね」と楽しげな相手の表情を眺めて、その人物とはとても良い友好関係なんだろうなと小さく笑み零し。友人の中でも異彩を放つ石マニアの画像を目にした相手の反応が面白くケラケラと笑い声を上げては、何処の組の者だとツッコミを入れられそうな容貌をしている兄の画像をついでに映して見せ「まぁ、女ったらしの不肖の兄ですが。…凪さんは? 兄弟とか居たりする?」いけしゃあしゃあと貶し文句を画面越しに投げ付けて、そう言う相手はどうなのかと視線送りつつ疑問を向け。「ん、凪さんはあまりお世辞とか使わないもんね。…てか、今の少しツンデレっぽくて可愛かったー」相手から告げられた通り素直に受け取りへらりと呑気な笑み浮かべるも、照れ隠しのような仕草を見れば弾んだ声で茶化してみて。相手一押しの紹興酒は口当たりが良いためかついグラスを煽るペースが上がってしまい。しかし軽い調子にて発せられた”値段が張る”との言葉にピタリとその手を止めれば「そうなんだ…じゃあ味わって飲まなきゃね」と神妙な顔つきになり。ペースを落として引き続き酒盛りに興じていれば隣から聞こえた嬉しい一言に「凪さんの口に合ったんなら良かった」と同じように唐揚げに箸を伸ばしつつ笑って)

(/そ、そんな…!! 私は本体様が時折ぶち込んで来られる変化球の威力に感涙…と言うか脱帽です(笑) ロルが長くなるのは経験上相性が良いからだと勝手に思っておりますのでお気になさらず(へら) 此方も本体様のご負担が心配ですので、ほんとどうでも良い処はスルーしてやって下さい(←) 文才がなくてこんな素敵なロルをお書きになる筈は…!!(くわっ←)
何故か本体会話まで長くなってしまいましたのでまたドロンしますね(笑)

  • No.24 by 御輿 凪兎  2015-05-15 01:59:23 

……でも、なんでクマちゃん?
(妙に得意気に述べた相手の様子を見つつ、くすくすと笑ってしまいながらぬいぐるみを持ち上げ、腕に抱きつつ手足を動かして遊びながら問い。次いで考えるように暫し沈黙してしまえば、ふと思い出したアイヌの伝承"メトトゥシ カムイ"を思い出して冗談めかした相手の口調とは裏腹にポツリと「カムイ。この子の名前は神威にするよ。」なんて至って真面目な口調で述べ、嬉しそうにギューッとぬいぐるみを抱き締めて。「そんなに拗ねなくても良いのに。」と不機嫌極めたように話題を切り上げてしまった相手の言葉に肩を竦めて述べてみせるも、次いで述べられた言葉には満足げに笑って「そんなに頑張らなくても、もう俺は君にメロメロだけどね。」とこれ以上ないくらいに嘘臭い台詞を平然と吐き。しかし相手からの要求とも取れる発言を聞けば含んだような笑みを口角に称え、ゆっくりとしなやかな動きで身体を寄せて相手の胸元に手を置き浅く唇を重ねつつ柔らかく食んでは離しを幾度か繰り返して。放心から覚めたのか、或いはまだ還って来れずにいるのか……小さく笑んだ相手の表情と言葉に「今のでそんなになってるようじゃ、君にはまだアクが強すぎるのかも。……何れ逢わせてはあげるけどね、君が望むなら。」と苦笑混じりに相手の頬撫でつつ"還って来い"とばかりに返し。己の反応が何れ程おかしかったのかは知る由もないが、相手の笑いっぷりに何か文句の一つでも言ってやろうと口を開くもまた向けられた画面に無意識に視線をくれてしまえば"甘党+どこぞの親分"みたいな顔した男に吹き出し、そのまま耐えきれないとばかりに前のめりに伏して笑ってしまい「……女ったらしは君も一緒でしょ。あと……お生憎様、俺は天涯孤独の身なんでね。生まれてこの方兄弟は愚か、親や親族にすら逢ったことはないよ。」なんてまざまざと嫌味を一つ垂れつつサラリと問いの返答を告げ。次いだ相手の茶化すような言葉には更に照れ臭さが増して、ムスッと拗ねたように唇尖らせて「うっさい。」なんて一喝するように一言だけ返し、悔しいのか傷や痕が残らない程度にではあるが相手の耳朶にガブリと大分無遠慮に噛み付いて。まさかそんなつもりで言った訳ではなかったのだがピタリと動きを止める相手に何かフォローの一つでも言ってやろうかと口を開くも、相手が悪酔いしないようにするには丁度良いかと思い直し「気にしなくても良いけど……折角の"逢引"なんだからもっと楽しもうよ。夜は長いし……ね?」なんて誘うような口調で相手に諭し入れて、漸く適度な飲み方を始めた様子に安堵したような表情浮かべつつ「うん……‼裕介くんってお料理上手なんだね。」と意外そうに言って)

(/どうにもギャグに持っていってしまう反抗期な親指を抱えていると駄目ですね……(←当方スマホからの投下) 本当にそうなら幸せです。もう昇天したい←やめ いいえ……、この戯れも一夜限りの事……‼意地でも拾います‼ww裕介くん本体様のロルは中身ホイホイですので全くもって無問題← なるんです…文才がないとこんなお目汚し文になるのです……‼(号泣) ……はっ‼本当だ……何故長くなるんだ……orz(←お前のせいじゃ/ツッコミ) 了解です‼これからも末長く宜しくお願い致します‼ 本体ドロルン←)

  • No.25 by 葉鳥 裕介  2015-05-16 00:13:47 

それはボクを作った御主人様が少女趣味だからクマー。
(ぬいぐるみで遊ぶ相手の姿へ穏やかな視線向けつつその仕草を目で楽しんではおもむろに口元を片手で隠し。本人は至極真面目な表情で、でき得る限りの可愛い声(裏声)を使って下手な腹話術で理由を語り。「神威かー…格好良い名前だね。…ちゃんと凪さんを守るんだよ」ご利益のありそうな命名に小さく笑いつつ良い名前だと告げては、相手の腕の中に収まって心無しか居心地の良さそうに見えるぬいぐるみをひと撫でして。不機嫌な表情を和らげ、次いだ言葉に笑顔向けては「…メロメロ? あはは、冗談でも嬉しいよ」と大して気にして居ない様子で無難な相槌を返し。此方との距離を徐々に縮める相手の身体運びは、ごく自然でありながらも胸中で燻る浅ましい劣情に火を灯すには充分なもので。胸元に添えられた掌から早鐘を打つ鼓動を悟られまいかと戸惑いつつ、唇を食む口付けの甘やかさと心地良さに浸るも何処となく物足りなさを感じてしまえば「…やらしいキスはまだお預け?」とキスの合間に緩く首傾げて熱を帯びる舌先を覗かせ窺ってみて。遊び場の新境地開拓を兼ねて所謂”2丁目”に足を踏み入れた事はあったが、その比ではなく相手の言うように自分には少しアクが強すぎたらしい。頬に触れる温もりにやっと正気を取り戻しては「ん、ちょっと修行して耐性付けて来るよ…」と余程”彼女”に興味があるのか無駄に決意の篭った瞳で相手を見据え。自らの兄を見て盛大に笑い出す相手を見れば釣られて吹き出し。しかし相手の口から天涯孤独との言葉を聞きハッと口を閉じれば薄く目蓋を伏せて携帯を仕舞い「そっか…凪さんの人生は波乱万丈なんだね」と上手く言葉を返す事ができず歯痒い思いを抱きながら、珍しく不器用な笑顔を向けて相手の頭をさらりと撫で。耳朶に噛み付かれるという反撃を食らってはそれ程痛くもないのに「痛ッ! 本当のこと言っただけなのに!」と抗議の声を上げ、しかし可愛いとの言葉を撤回する気は更々ない様子で耳朶を摩り。値段の件があってからスローペースで酒を楽しみ、そこへ艶やかな響きを帯びる言葉が耳に入れば「凪さん、花魁さんみたいだね。……確かに二人きりで晩酌する機会なんてそうそう無いだろうし、ゆったり楽しもうか」僅かばかり酔いが回って来たのか冗談めかして戯言紡ぎグラスを置いた後、口元にゆるりと弧を描いて答え。料理の腕には多少の自信があるも相手に褒められれば何やら面映く「…一人暮らしが長かったから」と照れ隠しか簡素な口振りで呟き)

  • No.26 by 御輿 凪兎  2015-05-16 01:26:35 

……ふ、クマーって……
(理由を聞けば納得したように頷こうとするも、それより先に相手の裏声にて語られた語尾にツボってしまい。笑ってしまっては悪いだろうと必死に笑いを堪えるものの、結局理性の決壊を免れずケタケタと笑い転げては目に涙を浮かべ。「頑張るクマー。」なんて先程の相手を真似て、ぬいぐるみの手足を操りつつ言ってみせればくすくすとまだ笑っていて。模範解答とも取れる常套句での返し文句に「もし冗談じゃなかったら……どうする?」なんてニヤリと口角吊り上げては推し量るかのように意地悪な問いを投げ。しかし口付けの合間に述べられた言葉を聞けば含んだように喉元でクツクツと笑い「もー、せっかちさんなんだから。…ちゃんと"待て"が出来たらご褒美あげようと思ってたんだけどなぁ…。」と思わせ振りな口調で返しつつペロリと相手の唇舐めて。漸く我に返った様子の相手が修行等と口走るのを聞けば困ったように眉下げて「まぁ……止めはしないけどさ。荒療治って手もあるよねぇ。」と一度逢ってしまえばすぐ慣れるだろうと。何とも気まずい雰囲気で不器用にも笑って見せる相手の表情とは相反してへらりと笑い「やだな、何気ぃ使ってんの。冗談だよ、冗談。」と緩く手を左右に振って。痛い等と声を上げた相手にふん、と鼻で笑ってそっぽ向いてしまえば「ざまぁ。……俺に意地悪するからだよ。」なんて得意気に言って退け。次ぐ"花魁"等という言葉に「今は看護婦だけどね」と笑って返しをくれ、相手に軽く寄り掛かるように体重掛けつつ酒を煽れば「一人暮らししててもお料理だけは出来るようにならなかったよ、俺。」と相手の表情からあまり触れてはいけない内容だったのかと首を傾げてしまいつつ呟くように述べて)

  • No.27 by 葉鳥 裕介  2015-05-16 21:03:55 

えー…そんなに笑うー? アカデミー賞モノだったと思うけどなぁ。
(ごく真面目な表情で演じたくまの腹話術は自分の中では中々上手く出来たと自負しているらしく、盛大に笑い声を上げる相手の姿を見れば遺憾とばかりにやや不満そうな声で反論し。しかし自らを真似てぬいぐるみ遊びに興じる相手を目にしてはちっぽけな不機嫌など吹き飛んでしまったようで「うん、頑張って」と穏やかに笑えばぬいぐるみの鼻先と、相手の前髪越しの額に軽くキスを送り。冗談じゃなかったら、なんて疑問を向けられれば「答えたら、凪さん困っちゃいそうだから…秘密」と少しだけ逡巡した後、にこりと笑みを貼り付け明確な答えは黙して。唇を這う相手の舌の感触さえ官能的で、衝動のままいっそ力尽くで襲ってしまおうかなんて嗜虐的な思考がよぎるも、期待と欲に揺れる瞳でただじっと相手を見据えるに留めては「……じゃあ、待つ」と若干しゅんとした様子で飼い慣らされた犬のように大人しく唇を離して。「あ、荒療治って…ついでに目覚めちゃったらどうしよう」相手の発した単語が衝撃的だったあまり吃ってしまうも、お得意のマイペースさで”まぁどうにかなるか”と切り替えてはそのノリで冗句を発して。重い雰囲気を払拭するような仕草を目にして無意識に詰めていた息を大きく長く吐き出し「もー、そういう冗談やめてよ。凪さんのその無駄に秀逸な演技力は別なトコで使って」と力が抜けたような笑みを零し。相手を揶揄うとこんなしっぺ返しを食らうのかと耳朶の疼痛でもって感じつつ「じゃあ凪さんにキュンとしても、心の中に仕舞っとく」と視線逸らす相手の横顔を眺めて小さく笑いながら宣言し。次いだ言葉には確かにそうだと楽しげに吹き出し「今は超絶セクシーな看護婦さんだ」と冗談めかして、此方へ凭れる相手の体重の心地良さに浸り。酒とつまみを交互に嗜みつつ料理の話題に耳を傾ければ「へぇー…。じゃあ、食事はいつもコンビニ飯とか外食とかだったの?」と僅かに目を丸くして問い掛け)

  • No.28 by 御輿 凪兎  2015-05-16 22:45:17 

うんうん、あれは主演男優賞モノだったよ。素晴らしい。
(相手の不機嫌な声音にコクコクと小さく頷いて、何とも気のない賛辞を送ってはぬいぐるみの手でぽふぽふと拍手してやり。しかし次いだ額の口付けにへらりと緩い笑み浮かべつつ「主演男優賞の俳優さんより、俺のがイイモノ貰っちゃった。」なんて軽く舌を出して肩を竦めて見せ。どうやら明確に述べるつもりはないといった様子の相手へ真っ直ぐ視線を送り続けるものの「俺が困っちゃうような解答なら聞かぬが華、かねぇ。……でも面白いから賭けてみようか。君の言わなかった答えを聞くのが先が、俺が君に教えなかった事を吐くのが先か。」とその瞳に挑発的な色を滲ませつつ夜の情事の誘いでも掛けるような甘ったるい声音で述べてみて。情欲に揺れる瞳を覗き込むように自ら前髪を掻き上げ、身を引く相手の仕草を楽しげな微笑浮かべて眺め「……なんだ。このまま"襲って"くれても良かったのに、律儀なんだね。」なんて折角の相手の理性を崩すように宣えば「じゃあこのまま我慢、しててね?ちょっとでも動いたらご褒美あげないんだから。」とここから相手にとって酷になるであろう言葉を述べて、相手の肩に手を置きゆっくりとした動作で押し倒してしまえばまるで口内を犯すかのように深く口付けて。「目覚めたら……とりあえず吐くほど笑ってあげるよ。あと、似合いそうな服も調達してあげる。」と失礼とは思いつつ、噎せるほど盛大に笑ってしまいながら返しては本当に目覚めたら……と想像して更に笑ってしまい。深く息を吐いた相手に溜め息を吐いたのかと首を傾げては「んー、例えばえっちな事してる時とか?」なんて依然笑ったままの表情で問いを返し、次いだ宣言には聞こえなかった振りをしてやろうかとも思ったもののニッコリと怖いくらいの笑顔を以てして相手をジトリと眺めては「もっかい噛んであげようか?意外と癖になるかもよ。」と意地悪述べ。相手に体重を掛けたままだらしなくも足を放り出して寛ぎつつ「普段着(着物)とちょっと悩んだんだけどねー。ごり押しが怖くて断りきれなかったよ。」なんてズレてしまった白のニーハイを上げ直して呟き。「うん。自分で作った事なんか数えるくらいしかないねー」と平然と述べては、その意に"食事は奢られるもの"なんてものが潜んでいる事は敢えて口には出さず)

  • No.29 by 葉鳥 裕介  2015-05-17 15:14:27 

それは光栄の至り。…でもオスカー像は譲るよ。凪さんの「クマー」の方が素敵だったから。
(気のない賛辞でも相手から贈られる物であれば嬉しいらしく、如才なく相槌を返しては一拍置いた後に緩く頭を左右に振って見せ。先程相手が紡いだ代弁の台詞を思い返して小さく笑み零し。相手の言う”イイモノ”とはキスの事だろうか、と独り首を傾げては「…此処にされるキスが一番好きなの?」と自分の額を指先で示して悪戯っぽく口端上げ耳元で囁いて。あくまで相手の問いには”秘密”で通し切る心算で、射抜くような視線も何処吹く風といった風体で往なし。「面白いから、って…ホント物好きだねー凪さん。口を割る気はないけど……受けて立つよ、その駆け引き」僅かに引き結んでいた唇も相手の提案を聞けば思わず緩み、ついでに軽く吹き出してしまい。賭け事を持ち掛ける相手の所作や声音は流石といった処で、腰に響くような艶声に理性が揺らがぬよう努めつつも負けじと不敵な笑みを湛えて快諾し。待てと言いながら襲ってくれてもだなんて此方の理性を翻弄する言葉が降って来れば、声無き悶絶の末にいっそ流されてしまえと観念して薄く睫毛を伏せ。「……我慢、するけどさ。ご褒美ってどんな感じのやつ?」相手の為すがままソファに身体を横たえれば唇が触れ合う寸前を見計らって興味本位から尋ねてみて。濃厚に施される口付けは脳が溶けてしまいそうな程心地良くその快楽に委ねるも、押されてばかりは性に合わないのか意地悪く瞳を覗かせると行為に没頭する相手の表情を楽しげに眺め。今迄見たことがない程の相手の笑いっぷりを見ては此方にとっては笑い事ではないとばかりに微妙な面持ちで視線向け「目覚めませんー…って何か変な想像したでしょ」と自分の言った事にも関わらず可能性を否定し、幾分拗ねた声で問い掛け。演技力の話題で何故そういった類の話になるのだろうと相手の思考回路に興味を抱きつつ、思考巡らすように指で顎を摩り「あー、凪さんの演技力なら相手も相当愉しいだろうけどさー。…なんか虚しくならない?」語り始めこそ軽快に笑っていたが、寸の間空白を置けば珍しく気怠げな面持ちで相手を見据えて。次いで告げられた意地悪な提案は軽く一笑に伏し「耳の痕はピアスだけで充分。…何なら凪さん素質ありそうだし、耳だけでイけるように開発したげよっか?」今は外してテーブルの隅に置いてあるピアスを指差して答えては、相手の耳朶や柔らかな輪郭を撫でるように指先を這わせて。「確かに凪さん=着物のイメージが強かったからナースは吃驚だったよ」ナース服姿初見の時を思い出しあの時は本当に吃驚したと笑って。男の性と言うべきか意図せずとも相手がニーハイを直す姿に視線が行ってしまい、目の毒だと言わんばかりにバッと視線逸らすと壁に貼ってあるグラビアのポスターを眺めて心を落ち着かせ。時折お酌しつつ隣で相手の食生活の話題を聞いていれば「それも凄いねー…。まぁ、凪さんって世渡り上手、甘え上手だし…街ん中歩いてれば食べるのには困らなそうだよね」数えるくらいしか料理経験がないとはある意味凄いと若干酔いが回った頭の中で感嘆し、ふと相手を観察するように見据えては何の気なしにポツリと呟きを落とし)

  • No.30 by 御輿 凪兎  2015-05-17 19:38:48 

像よりキスのが嬉しいかな。
(形に残るような物品は好まずおどけた様子で上記述べて見せ、しかし次いだ問いに自らの唇を指先で撫でるように指し示しては「君がくれる口付けなら何処でも嬉しいけど……此処が一番好き。」なんて笑顔で言って。挑発的にも述べられた言葉を聞けば更に笑みを深めて「じゃあ勝負(カケゴト)開始。……目一杯抵抗してみせなよ?じゃなきゃ、食い潰しちゃうから。」と冗談とも本気とも取れない口調で煽ってはカチカチと前歯を鳴らしつつ、喰うか喰われるかの賭事にゾクゾクと沸き立つ高揚感に酔いしれ。相手の問いに答える事なく、色欲の求めるままに深く口付けては舌を這わせ……暫くして僅か満足げな表情で一度唇を離し「それは君次第。……とっても良い子に出来たらご褒美に俺を好きにする権利をあげるよ。悪い子だったらお仕置きね。」なんて自らの身を賭けるかのように言っては再度口付けを再開し。長い口付けの最中、視線を感じうっすらと目を開けば合わさった瞳に驚いたように目見開き口付けを止め「なに見てんの、えっち。」なんて恥ずかしそうに身体ごと唇も離してしまい。拗ねたような口調を漏らす相手へ、ふっと軽い笑み浮かべて「いやー、君なら紋付き袴とか神装束とか似合いそうだなーってさ。……まぁさすがに女装は勧めないけど」とからかうように相手の鼻先つついては述べて。何とも微妙な表情を向ける相手を眺めて暫し黙ってしまい、漸く思考が纏まった頃には今度何と返したらいいかと困惑を極め「それしか生き方を知らないんだよ。……ごめんね?」と苦笑混じりにやっと言葉を紡いで。「……良く穴開ける気になるよね。怖くないの?」なんて耳だけで~の件より相手の耳朶のピアスホールの方が気になってしまえば、己に触れた指先にピクリと反応してしまいつつ被虐心すらも持ち合わせてる癖に僅か顔しかめて問いを返し。己のコスプレに吃驚した等と宣う口振りに笑い出して「まぁ、着物しか着ないからねぇ……色々楽だし」と述べては視線を逸らした様子に悪戯心が湧いてしまい、相手の目の前に足を尽き出して「どうも慣れない作業は苦手だなぁ……ねぇ、直してよ。」なんてまだ下がったまま直していない方の足で相手の胸板つつき。しかし次いだ相手の小さな呟きにはムッと唇尖らせて「なにそれー、俺だってカップラーメンくらい作れるんだからね‼」なんて馬鹿にされたとばかりに言い募って「それに、相手が奢ってくれるから奢られてるだけだもん。」と拗ねたように言い訳口調で言い)

  • No.31 by 葉鳥 裕介  2015-05-18 00:09:03 

はぁ…凪さんの殺し文句って卑怯だよね。破壊力ありすぎ。
(像よりキスとの言葉に相手らしい選択だと笑い。誘惑的な指使いで唇を示すその所作もだが、君がくれる口付けなら〜の下りを耳にすれば驚きに目を丸くした後に柄にもなく頬を紅くし。照れ隠しにふいと視線を逸らしポツリと上記漏らせば、相手の後頭部を引き寄せ微かに唇が触れる程度のキスをした後、相手の腕に収まるぬいぐるみの口元にちゅ、とリップ音を立ててキスを送り”仕返しです”とばかりに口角上げて。相手の纏う高揚感が此方へ流れ込むように伝わって来るも「逢引に賭け事に喰らい合い、かぁ…今夜は寝かせて貰えそうもないね」と呑気な笑みで返し。内心ではバリバリ喰われちゃわないように頑張らないとなーなんて案外冷静な脳内にて計略を巡らせつつするりと相手の頬を撫でて。「凪さんを好きにできる権利かー…良いよ、”イイコ”にしててあげる。まぁ、ナースのお仕置きってのもグッとくるけどねぇ」与えられた返答を満足そうに聞き入れ軽く頷いては余裕綽々に軽口叩き。引き続き口付けに興じる相手の表情を眼福だとばかりに眺めていれば、不意に相手の瞳が露わになりバチリと視線が重なり。てっきり不機嫌な表情で拗ねられるものと予想していたが返って来たのは可愛らしいお説教で。「瞬きは反則じゃないでしょ?」なんて笑顔で屁理屈を述べれば僅かに距離を取る相手を宥めるように前髪の隙間から目元へキスを施し。「神装束ねぇ…こんなチャラい見た目で似合うかなぁ。…うん、女装は凪さんみたいな美人さんじゃないと」実は仕事の折に雰囲気作りで神装束を着用する場合がある事は胸に秘めてケラケラと笑い飛ばし。揶揄混じりに鼻をつつく仕草を享受しては相手を見据えてへらりと笑って付け加え。押し黙った末に苦笑混じりの答えが返って来れば「謝る必要なんてないんじゃない? 凪さんがそれで満足してるなら、そんな生き方も悪くないと思うよ」と無責任とも取れるような台詞吐き。相手を励ます言葉も許しの言葉も自分が紡いでは無意味の塊と化すような気がして、それ以上は言及せずに穏やかな声音で笑って見せ。ピアスについて問われては「いやー、若気の至りってやつ? ちょっと痛いけど格好付けたい年頃だったからね」と懐かしげに答えつつやはり耳が弱いのか、と相手の耳朶に唇を寄せては八重歯をその柔肌へ宛てがい強めに牙を立てて。「俺も夏から着流しにしよっかなー…」なんて呟いた矢先、目前に白い相手の脚が晒されては思わずゴクリと喉を鳴らし。暫し無言で相手とニーハイを交互に見ていたが、覚悟を決めた様子で身を屈めるとニーハイの裾を唇で軽く食んで、するすると元の位置まで引き上げて口を離し。食事についての相手の言い分を聞けば「そうだね、カップラーメン作れれば上等だよ。それに、奢られてあげてる凪さんはボランティアしてあげてるんだよね」とゆっくり相手の肩を抱き寄せてうんうんと頷きながら慣れた様子で相槌を打ち)

  • No.32 by 御輿 凪兎  2015-05-18 21:43:02 

あれあれぇー、裕介くんってば照れちゃった?
(ほんのりと紅潮する相手の横顔に意地の悪い笑み浮かべるも突如として引き寄せられる感覚の後、唇に僅か触れた柔かな感触に動きを止めて唖然としてしまい。暫くして漸くそれが相手から施された"仕返し"だと気付けば途端に顔を真っ赤にして睨み付け、しかし先に意地悪をしたのは此方の為言い返す事はままならず「……ばか。」なんて拗ねたような口調で呟きを漏らす程度に留めては、隠すようにぬいぐるみの背に顔を埋め。何とも呑気な口調で宣いながら頬を撫でて来た相手の手に擦り寄るように軽く頬擦りしては「こういうのも悪くないでしょ?」と楽しげに笑ってみせ、次いだ軽口にも依然表情を崩さずに聞いていたが最後の一言に小さく肩竦めてしまえば「その台詞……オッサン臭いよ。あとMっぽい。」なんてスケベなオッサンさながらの相手の言葉を諫めるように述べて。「随分長い瞬きだね。……ドライアイになっちゃえば良いのに。」と屁理屈に対して珍しく吐き捨てるようなキメの悪い声音で辛辣な言葉を放てば、まだ照れ臭いのか相手と目を合わせられずにいて。しかし目元に触れた唇の感覚に漸く相手をチラリと横目で見て、ついつい赤らんでしまう両頬を隠すように押さえては「瞬きは良いけど、キスは反則。……動いちゃ駄目って言ったのに。」と恨みがましく呟き。「案外似合っちゃうかもよ?ほら、ギャップ萌えってやつ。」なんてある意味失礼になりかねない言葉ではあるが相手の"チャラい"等と言う言葉を否定する気はないのか"ギャップ"の一言で返しを述べては、次ぐ女装に関しての言葉には「……誉め言葉として受け取っとく。」と何とも複雑そうな表情で返し。何と言えば良いのだろうか……ある種の直感のような感覚で"気を使わせてしまったかもしれない"と感じては緩く首を振り「……さぁね。満足かどうかは分かんない。でもこうして君と一晩過ごせるんなら、今の生き方も悪くはないよ。」と努めて明るく振る舞って見せ、冗談めかした口調で宣い。「……ピアスかー……ピアスねぇ……。それって、……ッッ」相手の耳朶に視線を奪われてしまいつつ言葉を紡いでいたものの、途端に走るチクリとした痛みに盛大に身体を震わせてしまえば無意識に唇から悦楽を含んだ声が漏れてしまい。慌てて相手から離れようとして、そのままソファーから転げ落ちてしまえば「……痛ッッ……~~ッッいきなり何すんのさッ‼」と顔を真っ赤にして八つ当たりし。まさかの相手の行動に「ちょ、擽ったい……」なんて苦情漏らしては、驚きと今更ながらの羞恥に苛まれて顔を逸らしてしまい。ある意味相手の理性は鉄壁だな、と心中思いながら「なかなか手強いね……今更だけど何か勝てる気しなくなってきた。」と弱音を漏らし。しかし何とも小慣れた様子の返し文句を聞いては「ボランティア……か。うん、まぁまぁ的確な表現だけど、違うもん。」と拗ねたような表情で言い、悔しいから料理の練習しよう等と変な所で負けん気が出て)

  • No.33 by 葉鳥 裕介  2015-05-19 20:32:21 

……うん、照れてるよ。凪さんが喜ばせるコト言うから。…まだドキドキしてる。
(まだ僅かに熱を帯びる頬を片手で扇ぎ、ちらりと横目にて相手の意地悪な笑みを捉えては少し拗ねた様にむっと眉根を寄せて。反論しようと口を開くも中々思う様に言葉が出て来ず、最早諦めたのか薄く笑みを浮かべ潔く白旗を上げて。視線を伏せ徐に自らの左胸へ片手を当てれば軽く笑い声を上げながら恥ずかしげに相手へ告げて。しかし此方からの”仕返し”も効力はあったと見えて、赤く染まった顔をぬいぐるみを盾にして隠すその仕草を目にしては「凪さん可愛い。隠さないで、顔見せてよ」と距離を詰めて愉しげな声で囁き。頬擦りする相手の様子が猫の様に思えてするりと頬から顎へと指先を流せば、戯れる時の様に喉元を軽く擽りつつ「そうだね、”逢引”で食うか食われるかのスリルを味わえるコトなんて滅多にないし」とゆったりとした声音で同意を紡ぎ。次いだ言葉に目を瞬かせて相手の喉元から手を離しては「オッサン臭い、は良く言われるけど…Mじゃなくて気の強い子が好きなだけ。…それに、痛いの好きなドMは凪さんの方でしょ?」諌める言葉にも言われ慣れているため特に気にした様子なく、M疑惑もさらりと流して。ついでにふ、と吐息混じりに笑み零し挑発的な瞳で相手を見据えればワザとらしく首傾げて尋ね。相手が放つ辛辣な言葉も照れ隠しと解釈し「えー…ドライアイは嫌だなぁ」と台詞の割には困った風でもなく呑気な声で呟いて。反則、との言葉を聞いては”しまった”とばかりに大袈裟に項垂れるも、バッと顔を上げて真剣な表情で相手を見ては「今のは無意識で…。凪さん、もう一度だけチャンス下さい」と余程”ご褒美”が欲しいのか真摯な声音にてそう乞うて。「ギャップ萌えねぇ…。あぁ、凪さんと最初に会った時は何だか退廃的で妙な色気がある人だなー…って思ってたけど……ッくしゅん、」男性相手に女装が似合うと言うのは失礼だったかと内心反省しつつ相手の言葉を何気無く反芻し、ふと思い出したかの様な口振りで初対面の印象を語るも、予期せぬ小さなくしゃみによって言葉尻が掻き消され。明るい口調にて紡がれる相手の言葉に僅かな違和感を覚えるが深追いするのも無粋かと、此方も同様に笑み浮かべ「縁は異なもの味なもの、ってね。凪さんがもし蜘蛛嫌いじゃなかったら、今夜のお遊びもなかったかもしれないし?」と悪戯っぽく軽口叩き。ソファから身を落とす相手の姿に目を丸くして驚愕しては心配そうに「ごめん。凪さんの耳が…てか凪さんが余りにも美味しそうで、つい」と後頭部を掻きながらバツが悪そうに視線伏せ。ソファから腰を上げて相手の前に膝を付き「身体、大丈夫?」と囁く様に尋ねては幾分か落ち込んだ様子で相手の身体を横抱きにして持ち上げた末、ゆっくりとソファへ降ろし。裾から唇を離して見上げた先の羞恥に染まる表情は此方の欲情を誘うには充分な物で、しかしそれを悟られぬ様な気の抜けた笑みを浮かべて「ま、俺も色んな子と付き合って来たからね。…降参しちゃう?」その言葉を誘導するかの如く、低く甘やかな声で問い掛け。相手が料理について考えていることなど知る由もなく、少し違うのか…なんて酒を煽りつつ思考を巡らせていればふと置き時計が目に入り「もう12時なんだね…夜明けまであと3、4時間か」と複雑な心境で呟き)

  • No.34 by 御輿 凪兎  2015-05-20 03:59:08 

…………、
(相手の拗ねたような表情をまじまじと眺めてニッコリと笑っていたものの恥ずかしげに告げられた言葉には暫しの沈黙を以てして、もうこれ以上は堪えきれないとばかりに「……そういう事ばっか言う君の方が卑怯だ。」なんて小さく呟き漏らしてはきっと今となっては己の方が相手以上に心音を昂らせてしまっているだろうと悔しそうに顔を逸らして。「見せたら何してくれる?」なんて見せてと要求宣った相手へチラリとぬいぐるみの背後から瞳覗かせては見返りを要求し返してみて。しかしまるで猫でも愛でるかのような相手の指先の動きに目を細めるも、述べられた言葉にカラカラと屈託無く笑っては何か言葉を返す訳でもなく只同意を得た事に満足げな表情を浮かべるのみで。漸く猫のような扱いが終わり、次は何が来るかと相手の出方を待っていれば次いだのは何とも挑発的な瞳を向ける仕草であり…つられたようにニッと口角上げて「まぁ否定はしないけど……なに?してくれんの?俺、決して君の好みのタイプではないと思うけど。」と誘惑するような口調で問い。此方の嫌味ったらしい一言に何とも呑気な口調が返ってくれば"本当に調子狂う……"なんて呟きは胸の内のみに秘めておき、次いで項垂れたかと思えば真剣な表情で此方を見て述べられた言葉に「んー……、そんなに欲しいの?ご褒美。」なんて相手の剣幕からか思わず怪訝そうな表情浮かべてしまいながら問い掛けて。「思ってたけど……クシャミなんだ。誰かに悪口でも言われたんじゃない?」と相手の予期せぬ行動……というより生理現象に言葉の続きを阻まれてしまい、しかし吹き出すように笑ってしまえば良くある噂の仕業じゃないかと進言し。「いっそ無かった方が良かった、なんて事になったりしてね。」と相手の軽口にサラリと受け流すかのように意地悪を返し、しかしふと柔らかく微笑んで見せれば「嘘、冗談だよ。……ありがとね、付き合ってくれて。」なんて少し照れ臭そうに述べ。ソファーから落ちた際に強く打った腰を擦って恨めしそうにジトリと視線くれて「ちょっと、今の"耳"ってどういう意味?」と不貞腐れたような口調で言って見せるも落ち込んだような様子で己を抱き上げる相手に「……叱られた犬みたい。」なんて呟き漏らせばソファーに戻されると同時によしよしと相手の頭を撫で。しかし次いだ相手の誘導するかのような言葉には「出来るものならしたいけど、今はまだ勝てる可能性が残されてるからしない。降参させたきゃ降参するに見合う対価を用意するか……手放しで君に服従したくなるくらい夢中にさせてご覧。」と鼻で笑って返し文句を述べ。呟く相手の声音につられて時計を見れば楽しい時間もあと僅かだと知り、 チラリと横目で相手を見やればクスッと小さく笑み漏らして「あーあ、こういう時間ってあっという間だねー……楽しかった。」と時計に視線を奪われたままの相手の唇へ軽く触れるだけの口付けを落として楽しげな表情浮かべ)

  • No.35 by 葉鳥 裕介  2015-05-20 13:38:30 

それはお互い様でしょ。
(高鳴る鼓動が漸く落ち着いてきた頃合。僅かばかり長めの沈黙の後に告げられたのは此方の方が卑怯だとの呟きで。何処か悔しそうに見える相手の横顔を口元緩め眺めては、相手が零した呟きに笑いながら言い返して。ぬいぐるみ越しに相手の瞳と視線が重なり素直に顔を出してくれるものとばかり思っていたが、予想に反し交渉に発展してしまえば「えー…っと、そうだなー。①キス、②手品、③この前入手したちょっと珍しい戦利品のお披露目…ってトコかな」と此方から提供できる物はこれくらいで、三本指を立てて”如何?”と緩く首傾げて見せ。悪戯めいた笑みで誘惑して来る仕草も猫の様で、思わずクスリと笑みを零せば「何で?俺、凪さんみたいな人も好きだよ。…ちなみにそっちはどんなタイプが好きなの?」色恋沙汰には手慣れた様相の相手はどんなタイプが好みなのかと興味本位から尋ねてみて。「…凪さんが欲しいって言うなら痛くシてあげても良いけど」本来は優しく蕩けさせる様な情事を得意とするが、相手が望むから痛みを施す方でも一向に構わないと目を細めて嗜虐的な笑みを向け。そのまま相手の纏うナース服に片手を伸ばしボタンを一つだけ外せば「その代わり”ご褒美”も一緒に貰っちゃいたいな。…凪さんを好きにできる権利、だったよね?」と相手から向けられる怪訝な表情を物ともせず、色情がありありと滲んだ声音に反し朗らかな笑みを浮かべて強請り。突然のくしゃみが噂による物ではとの言葉を聞き、軽く鼻をかみつつ複雑そうに視線伏せては「悪口…? 誰だろう。3股掛けてたのバレたのかな…それとも石マニアの結晶石にヒビ入れたのバレたのかな…それとも…」と我ながら思い当たる節があり過ぎて、思考巡らせたまま黙り込んでしまい。しかし、意地悪な言葉とそれを塗り替えるお礼の言葉を受けては表情を嬉しそうな笑顔に変え「一旦落として上げるとか、流石凪さんだよね。……なんて、此方こそありがとう」と感謝の気持ちを込めて相手の鼻先に口付けを贈り。暫し満たされた気持ちに浸るも、耳について問われれば相手が不機嫌になっている所以が分からずただ不思議そうに目を瞬かせ「凪さんの太腿も、首筋も、だけど。耳が柔らかくて美味しそうで…」と腰を擦る仕草を見て相手を心配しつつ、胸中で感じた事を有りのまま吐露し。「……わんわん、くぅーん」撫で受けながら”犬みたい”なんて呟きが聞こえれば若干棒読みながらも犬の鳴き声を真似て”反省してます”アピールをし。誘導にも乗らず逆に鼻で笑って返すという何とも相手らしい強気な様を目にしては、軽く肩を竦めて見せるも唇は緩く笑みを作り「…宛らクラック・デ・シュヴァリエってか。やっぱそうでなくちゃ、つまんないよね」一筋縄ではいかない相手の手強さを難攻不落の要塞に擬えポツリと呟き、これからどう籠絡させようかと思案しつつ相手を観察する様に見据え。柔らかに触れるだけの口付けに反応して時計から相手へ視線を移し、釣られる様に笑み零すと相手の左手を引き寄せて手袋越しに口付けを落とし「…このまま、夜が明けなければ良いのに。…なんてね」本音か芝居か、憂いを含んだ声音にて紡ぐも冗談めかした軽口と共にパッと相手の手を離して)

  • No.36 by 御輿 凪兎  2015-05-20 21:46:00 

俺はいいの‼でも君はダメ。
(笑う相手に声高らかに上記述べては、子供が我が儘を言うかのような口調ながら理不尽だなんて言わせないとばかりに唇を尖らせてみせ。相手から提示された三択に、ぱっと目を輝かせてぬいぐるみを下ろせば興味津々といった様子で「珍しい物?」と食い付くも、ハッとした表情浮かべ「やっぱちゅーのがいい。」と。次いだ相手の言葉に小さく肩を竦めて見せては「……君はストライクゾーン広そうだよね。俺の好みとか、聞かなくたって分かるでしょ?」と軽く流して、敢えて聞かずとも"自らを愛してくれる者が好き"だと知っているだろうと。「んー、"それ"が君の愛情に直結するなら構わないけど……君のやりたいようにヤッたらいいじゃん。」なんて、暫し相手の表情を眺めつつ考えるように唸っていたが変に考えるより身を委ねる方向性でいた方が得策だろうと返して。しかし相手の瞳は情欲を孕んだような…感情を昂らせる艶やかな物であり、その先を促すかのように近付いた指先がボタンを一つ外した様を無意識に惚けたような表情で眺め「……ちゃんと待て出来なかった癖に……。」と諦めを含んだ声音で呟けば、此方の理性も崩壊寸前とばかりに相手の唇に噛み付くような口付け施して。相手の口から次々と放たれる疚しい内容に呆れ返った表情で「君って人は……さっきから聞いてれば疚しい事しかしてないじゃん。とりあえず石マニアくん御愁傷様……。」とツッコミ入れつつも交際の疚事に関しては自らも思うところがあるのか何も言わず、代わりに多分相手が写真で見せてくれた青年であろう石マニアの人へ哀れむような口調でポツリと呟き。次いだ相手の言葉と鼻先へのキスを受けては無意識に頬を紅潮させて「やだ……なんかこういうの照れ臭い。」なんて恥ずかしげに俯き、僅か震える声音で小さく述べ。「……耳、食べちゃやだからね。」と疑るように相手を見て言えば、さすがに人食の嗜好はないだろうとは思いつつ"美味しそう"だなんて宣う相手に一度噛まれた耳朶から媚薬でも打ち込まれたように熱を広げる身体に、これ以上攻められたら陥落の危機とばかりに牽制して。しかし犬を真似る様子に「演技力は皆無……、ギャグなら100点。」なんて勝手に採点述べては、ギャグなら……と言ったくせにその表情は至って真顔でありニコリとも笑う事なく相手の額にデコピンかまして。「陥落(お)ちないからこそ陥落(おと)したい……なんてね。君にとって俺が要塞なら、俺にとっての君は猛者揃いの軍勢って所かな。」と冗談めかした口調でへらへらと笑って返し、観察するかのような相手の視線に自ら視線を絡め挑発的に笑ってみて。手袋越しの口付けに寂しげに僅か目を伏せてしまいつつ、聞き慣れてしまいそうな相手の軽口には「それを思ってるのはきっと俺の方。……意地悪ばっか言わないでよね。」なんて離されてしまった手を追うように掴んでお返しとばかりに口付けて)

  • No.37 by 葉鳥 裕介  2015-05-21 20:10:59 

…ッふは、何それ。
(相手は良くて何故自分の場合は駄目なのか、とその理由を求める視線を向け。しかし目に映る相手の姿が頑なに拗ねている風に見え、その疑問は口外にせず困った様な微笑を浮かべるに留めて。「あれ、凪さんなら”珍しい物”選ぶと思ったんだけどなぁ。…そんなに俺のキスが好きなの?」提示した三択からキスが選ばれた事に驚きを隠せず目を僅かに見開かせ不思議そうに呟き、漸くぬいぐるみが下ろされ露わになった相手の顔をゆるりと一撫ですればクツクツと低く喉を鳴らして問い掛け。女性についての嗜好は相手の言う通りで「…世の中には色んな魅力を持った人が居るからね」と穏やかな声音でしみじみと呟き、相手の好きなタイプに関して暫し考える様に首捻っては「あぁ、愛してくれる人なら誰でも。だっけ? …じゃあ凪さんは片想いはしない方なんだ」やっと思い出したとばかりに声を上げては、ふと胸中に浮かんだ憶測が意図せずぽつりと口をついて出て。先程からお預けを食らっていたためか些か諦めの滲んでいる様な相手の声にもパッと表情を輝かせ。勿体振る様に二つ目のボタンをゆっくり外せば目前に晒される白い首筋に”ちゅ”と音を立てて口付けを施し「…凪さんの前ではイイコでいたかったんだけどね。こんな立て続けに誘惑されて大人しくできる程、従順じゃないから」と悪びれる様子も無く笑顔で言ってのけ。噛み付く様な荒々しい口付けを享受してはそっちがその気ならと柔らかな唇の隙間を舌先で強引に抉じ開け、熱っぽく湿気を帯びるそれを相手の舌に触れさせ、ワザと焦らす様に舌の先端で輪郭をなぞって弄び。疚しいと評されるも日頃の行いを振り返れば返す言葉もなく、ただ乾いた笑みを零しながら「あはは…この前兄貴に”お前、いつか刺されンぞ”って言われた」と明かし、石マニアには後日希少な鉱石でも渡して謝ろうかと脳裏で作戦を練り。鼻先へのキスに返って来たのは何とも可愛らしい反応と言葉で、色気と愛らしさの合わせ技なんて反則だとクラクラしそうな頭を緩く左右に振って正気を保ち「……凪さんの小悪魔」と悪態にもならない台詞を顔逸らして小さく呟いて。此方を疑る視線にいやいや、と片手を振ってそのつもりが無い事を示し「凪さんの身体、食べたりしないから安心して。…精々噛み付く程度だからさ」穏やかな声音と笑みで人食嗜好は否定し。しかし愉悦げに目を細めては相手の疼きを知ってか知らずか耳元に片手を伸ばし、先程噛み付いた耳朶を指先で軽く挟めば僅かに赤みを帯びる痕を愛でるが如く撫でて。犬の真似事で許しを乞うていた処、デコピンを受けては額を押さえ「__ッた! 地味に痛い…。てか地味にスベったみたいで心が痛い…」と呟き。言葉の上ではギャグ100点らしいがその割にはクスリともウケでいない相手の姿を見れば本気で落ち込み項垂れて。次いだ相手の言葉を聞けば緩く口角を上げ「そうそう、攻略欲っていうのかな…やっぱり凪さんとは気が会いそうだね」なんて笑って見せ、続けて「お褒めに預かり光栄。でもキミみたいな”要塞”を目の前にしたらうちの軍勢も皆骨抜きにされちゃうよ」と此方も軽い口調で冗句を重ね。微かに眉根を寄せ、口付けを享受しするりと手を逃がせば極めて明るい声と笑顔で「…今生の別れとかじゃないし、夜が明けたら同居人に戻るだけ。…それだけ、だよ」と様々な感情を吹っ切るような口振りで語り、前髪越しに相手の瞳を見据えて)

  • No.38 by 御輿 凪兎  2015-05-22 00:22:59 

……とにかくダメ‼次やったら、その口縫い付けてやるから。
(なにそれ、なんて相手の笑い声と一緒に聞こえた言葉に威嚇するように言い放ち、しかしそんな言葉とは裏腹に相手にドスッと思いっきり体重を掛けて寄り掛かっては甘えるような体勢になってしまい。しかし相手の次いだ問いには悩むように浅く目を伏せ暫し唸り、思い付いたような表情でパッと顔を上げると相手の顔を下から覗き込むような体勢で「……だって君のキスって癖になるんだもん。……うー……、ねぇ両方ちょうだい?」なんて俗にいう上目遣いで"お願い"してみて。相手の口から放たれた言葉に「確かにねぇ……でも、とりあえず君は女の尻追っ掛けてて転ばないようにね。」と苦笑混じりにやれやれといった様子で返せば、考えるように間を取り問われた言葉には此方もまた考えるように間を開けてしまい、漸く述べた言葉も「んー、無い訳じゃない……けど……、」と非常に歯切れの悪い物言いとなってしまえば"片想い"になる所まで自らの感情に収まりが付かなかった事などあっただろうかと首を捻り。途端表情を明るくさせる相手の指先が更にボタンを外していく様を見れば苦笑の混じった微笑浮かべて。首筋に触れた唇の感覚に背筋を這い上がるかのように高まっていく情欲を抑えもせずに小さく喉を喘がせてはピクリと身体を震わせ、従順じゃないとの言葉に「……とんだ駄犬だね。でも……そういうの嫌いじゃない。」と何処か嬉しそうな表情で述べ。相手の舌先の行為により驚いたように唇を閉じようとするも僅か遅く、自ら始めた口付けにも関わらず翻弄するかのような焦れったい動きで完全に主導権を奪われてしまい、もっととせがむように相手の首に腕を回して抱き付き。「……同感。甘党親分とは気が合いそう。」なんて渇いた笑いを浮かべた相手へ苦笑送りつつ、本当にいつか刺されるかもしれないな……と考えては相手の兄と同意見とばかりに大袈裟に頷いて。突然頭を振っては述べる相手を不思議そうに見つめてしまえば「え?なに?」と首を傾げ、近寄れば「聞こえなかった。もう一回。」なんて相手の気など知る由もなく述べ。しかし"食べたりはしない"と宣言宣う相手へ疑る瞳を向けたままでいれば、懲りもせずに再度耳に触れた相手の手を軽く噛んで指先を口に含み。そのまま相手の指先を口内で愛撫しながら噛みはするらしい相手の口元に指先を滑らせては器用にも「へぇ……本当に"俺の身体、食べたりはしない"の?」と、人食の気は無くとも此方の意味でならどうなのかと試すように問いを述べ。「俺はもっとがっついてる大型犬の方が好きなの。」なんて落ち込んだ様子の相手へついつい笑ってしまいながら述べ、よしよしとまるで犬でも撫でるような手付きで相手の髪を乱し。「気が合うかはともかく、全然褒めたつもりないよ。……嫌ぁーな強敵を目の前にして褒めてやれるほど此方も余裕ないし。」とつれない発言を宣い相手の頬を軽く摘まんで伸ばしては「……でも残念。狙うは大将の首だけなんでね、雑魚に用はないんだよ。」なんて、相手を軍勢と見るならば求めるものは大将……相手のみだと。しかし次いだ相手の"慰め"に近い言葉には吹き出してしまいそうになるのを堪え、まるで泣いているかのように肩を震わせながら「……ッそれが寂しい、なんて言ったら君は困るんだろうね。」と笑いを笑いを堪えているせいで声まで震わせつつ返せば「ありがとね」と)

  • No.39 by 葉鳥 裕介  2015-05-22 15:57:51 

うーん、それは困る。食事する時どうすれば良いんだろ…鼻からうどん啜るしかないかなぁ。
(実際に口を縫い付けられた姿を想像し僅かに表情曇らせてはまず食事の面が心配らしく、無駄に真面目腐った様子で呟き。しかし攻撃的な言葉に反して此方へ体重を委ねる相手の仕草を微笑ましく思いつつ悪戯っぽく笑み向ければ「…あと、舌が使えなくなるのも困る。かな」と見せ付ける様に自らの唇へゆっくりと舌を這わせ。二択の間で揺らいでいる相手の姿を楽しげに眺めていれば顔を上げた相手の瞳と視線が重なり、次の瞬間開かれた口から放たれた返答は”両方”をねだるもので。「……ッ、凪さんにご飯奢りたくなる人の気持ちがよーーく分かったよ」可愛らしい台詞回しと上目遣いとで”お願い”されては最早断るなんて選択肢は無く、いとも容易く心を揺さぶる相手の手練手管に内心舌を巻きつつ脱力した様に肩を落として言い放ち。まずは”キス”から、軽く啄ばむ様な口付けを一つ施しては次の”珍しい物”を取りにクローゼットまで足を運び、下部の引き出しから小瓶を取り出し相手の隣へ戻り。「これ、調合マニアな先輩がくれたんだけど…所謂”惚れ薬”なんだってさ。…この人も、才能の無駄遣いだよね」銀色の蓋で密封された小瓶の中には薄紫色の液体が入っており、笑いながら相手へ差し出せば半ば呆れた様にその人物を評して。次いだ忠告はケラケラと笑い飛ばして「転ぶなんてドジしないよ。その子がミニスカだったら分かんないけど」と馬鹿丸出しな冗句を投下し。長考の末告げられた”片想い”についての返答は何とも曖昧で、その真意が汲み取れず目を瞬かせては「……けど?」と無意識に言葉尻を反芻し。しかし視線の先の相手は未だ思考の海の中を漂っていると見え、続きを問うでも無く視線を外せばグラスに残った酒をちびりと啜り。色香を孕み控えめに喉を震わせるその嬌声に煽られ破綻してしまいそうな理性をどうにか保ち、薄らと唇に笑みを滲ませるも「ハッ、駄犬で結構。…今まで”イイコ”にしてた分、たっぷり可愛がってあげるから。覚悟しといて」”駄犬”との単語が引き金か、まるで箍が外れたかの様に色欲に染まる瞳で相手の表情を捉えては嗜虐的な言い草で低く囁き。…ソファーじゃ狭いな、なんてキスの最中にも関わらず思い立ち、抱き付かれた事を好機とばかりにそのまま相手の身体を抱き上げると器用に口付けを続けながらベッドへと移動し。相手の身体を組み敷く格好で角度を変えながら口付けを深めては舌裏の粘膜を擦り上げて愛撫し、息継ぎもそこそこに快楽を貪る如く濃厚に舌を絡め。「気が合いそう? 兄貴の主食、生クリームだけどね」相手が口遊む甘党親分との称号がしっくり来て笑い声を上げつつ兄の食生活を明かし。”小悪魔”と称した呟きは相手の耳に届かなかった様で、此方へ向けられる視線から顔を逸らしては「……凪さんには教えてあげない」といつも振り回されている事への反抗心からか子供じみた台詞を吐き。相手の耳に伸ばした指先が口内に含まれナカの温く湿った感触に思わず淫蕩な妄想を巡らせれば無意識に熱を孕んだ吐息を漏らし、投げ掛けられた問いに意味深な笑みを零すと口元に触れる指先を甘く噛んで「答え。訊かなくても分かってるでしょ?」と挑発的な眼差し向け返答し。髪が乱れようとも相手から撫でられるのは嬉しく「あぁ、ドーベルマンとかシェパードとか?」と呑気な様子で思い浮かんだ犬の候補を挙げて。次いだ嫌な強敵との言葉に複雑な表情浮かべるも頬摘ままれれば軽く片手で振り払い不敵に口角を上げ「あはは、シビれるねぇ。精々黄金の玉座で踏ん反り返って待ってなよ」と相手に倣い要塞に守護された王と見立てて色気の欠片も無い台詞を吐き。肩を震わせる相手の姿を見ればまんまとその演技に引っ掛かりその身体を抱き寄せようと腕を伸ばすも、途中ふと違和感を覚えて相手の顔を覗き込んでは明らかに笑いを堪えている顔だと気が付き「……凪さん、神威を人質…じゃないクマ質に取って部屋から追い出すよ?」と満面の笑顔で言い放ち)

  • No.40 by 御輿 凪兎  2015-05-22 20:24:12 

……素麺の方が痛くないと思うよ。
(意地悪を入ったつもりが相手の表情を見ればしっかりその場合を想定しているようで、吹き出すように盛大に笑ってしまえば助言のつもりか上記ポツリと返し。体重を掛けたままチラリと見遣った相手の妖艶な舌先に鼻で笑い飛ばせば「まずは舌から引っこ抜かなきゃ駄目か。……それとも、噛み千切られたい?」と舌出して見せて。しかしどうやら"お願い"に関して易くも陥落したらしい相手の様子に嬉しそうな表情向けて満面の笑みを浮かべれば、唇に軽く触れる感覚に満足そうな雰囲気でいて。身体が離れ何かを持って戻った相手の手元に釘付けになってしまいつつ説明を聞けば「……惚れ、薬……?色は綺麗だけど……裕介くん、ちょっと飲んでみて。」なんて無茶ぶりをしつつ綺麗な薄紫の液体を興味津々で眺め。次いだ相手の"ミニスカだったら……"なんて言葉に呆れたような苦笑浮かべ「転ぶようなドジはしなくても、転んだ振りして覗いたりはするって事かい?……変態。」と甘く柔らかな声音ながらも言葉は妙に辛辣な物で述べ。無意識なのか再度耳に届いた声に更に悩むこと数秒。諦めたように両手を緩く振れば「わかんない。多分……あったんじゃないかな。」とだけ述べて。しかし、どうやら相手の入れてはならないスイッチをいれてしまったような気がして僅か身を引こうとするも抱き上げられてしまっては大した抵抗も出来ず……況してや相手から濃厚過ぎるくらいの口付けを施されていては抵抗の術すら失って。下ろされた場所がベッドの上だなんて認識する事すら阻むように更に甘く激しいものへと形容を変える口付けに呼吸すらままならず、細く喉を喘がせながらもその息苦しさすら愛しいとばかりに相手にすがる腕は緩めずに。「……ぇ。それは無理……気持ち悪い。」と、相手の暴露に真顔で緩く首を横に振りつつ述べれば、同じ甘いものなら和菓子の方がいいと。顔を逸らして述べる相手の言葉はまるで仕返しでもするかのような意地悪な言葉で、ついつい物欲しげな表情浮かべて「えー……知りたい。ねぇ、教えてよ。」なんて相手の服の裾を軽く引っ張って食い下がり。ぱくりと噛み付かれた指先を眺めつつ、相手の指を口内から出して一舐めして離せば「わかんない。……噛み付かれはしたけど。」としらを切るように述べ、噛み付かれた指で相手の舌先つついては弄び。しかし相手から挙げられた候補を聞けば「ああ、ドーベルマンは好き。でもゴールデンの方が好きかなぁ、もふもふだし。」とだらしなくも緩んだ表情で返して、わしゃわしゃと撫でるついでに軽くではあるがギュッと相手の頭を抱き締めてみて。振り払われた手を大人しく自らの膝上に落ち着かせつつ酒のグラスに視線落とせば「……自ら朽ちるのを待つか、陥落されるのを待つか。結局の所、俺には"幸せな結末"は訪れないらしいね。」なんて小さく呟き漏らし微かに笑い声を上げ、くいっと一気にグラスに残った酒を煽り。「え、ちょ……それは困る‼」とクマ質ってなんだよ、なんてツッコミを入れるのも忘れて慌てて相手の腕を掴めば"ごめんなさい"と両手を合わせて)

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