後輩 × 先輩 。ＢＬ

初めてだったら..そりゃあ､嬉しいっすから｡
(照れくさそうに頬を掻きつつ視線逸らすと呟いては｢男同士って知られても､いーんすか?｣驚いたように瞬きするも表情綻ばせては)

…そ、そ－か。( 照れ臭いのか言葉が途切れ途切れになるも相手見遣り｢好きなんだから、誰に何を言われようが関係ねぇだろ。｣と相手を見詰めた侭そう告げて )

..だって､先輩のこういうとこ知ってんの､俺だけなんすよね?
(嬉しさ押隠すような口調で告げるも頬は緩んでおり､｢もー..､大好きです､｣思わず相手の細身抱き締めてしまと頬をすり寄せて)

…まぁ、そうなるな。( 顔を逸らし乍視線だけ相手を見遣れば｢…ん、ど－した?｣と相手の背中撫で遣れば首を傾けて )

..じゃあ､先輩も俺しか知らないんすよね｡
(片手相手の頬に添えては嬉しさ押し殺すようなか細い声で呟き｢幸せ過ぎて死にそーです､｣相手を抱き締めたまま腕の力強めると耳朶に口付け落とし)

…っ、そうだよ。( 戸惑いを隠せない様子で相手見遣れば｢…っ。俺もだ。｣なんてびくりと肩を上げるも嬉しそうに相手を抱き締め返して )

..じゃあほんとに､俺だけの先輩なんだ､
(喜び噛み締めるように呟くとゆっくりと頬撫でては｢先輩は死んじゃだめっすよ｡｣相手の反応に笑み浮かべると目細めては一度抱き締め直してゆっくりと離れて)

…、そんなに嬉しいか…?( 不思議そうに首を傾げながらも相手見詰め｢馬鹿。御前も死.ぬなよ?｣なんて告げ相手の頭をｸｼｬﾘと撫で遣れば緩りと笑み洩らし )

勿論､! 俺が最初で最後の相手になるんすから｡
(屈託なく笑んでは相手を見つめ返すと額をこつんとあて｢まだ離れる気ないっすから｣髪乱す手に頬緩めると優しい言葉に小さく笑み漏らしては頷いて)

ん、そ－だな。( 此方も嬉しそうに頬を緩ませては｢離したら許さねぇからな。覚悟しとけ。｣なんて相手に宣言をして )

離す気はないっすよ｡..先輩が嫌がってもね｡
(薄ら笑みを浮かべては自分より小柄な相手の頭をぽんぽんと撫でると｢じゃあそろそろ帰りますね｡遅くまでお邪魔しました､｣小さく頭下げてはﾈｸﾀｲ締め上着着ると鞄持ち)

お、また明日な。( 相手を送ろうと玄関まで着いて行けば緩く頬を緩ませては )

はい､お休みなさい｡..
(小さく頷き笑みを返すも名残惜しいのか相手の額に軽く口付け落としては片手を振ると扉を出ていき)

( /時間早めます?← )

( そうしましょうか。←じゃあ、此方から絡み分出しますね、


…っ、頭痛い。( 昨晩飲み過ぎたのか今頃になり頭痛として己に降り懸かり頭を抑えながら溜め息洩らし )

おはようございまーす､
(すれ違う社員に声掛けながら自分のデスクに鞄を置き暑いと言わんばかりに上着脱ぐと椅子の背もたれにかけ､足取り軽く相手の方に向かっては｢おはようございます､せんぱ―…､具合悪いんすか?｣体調の悪そうな相手に眉下げては問いかけ)

( /ありがとうございます､! )

…お－、後藤か。( 声を掛けられ吃驚した様に相手見遣れば己の額を抑えたまま、｢いや、二日酔いなんだよ。｣と苦笑い洩らして )


( いえ、大丈夫ですよ、ｂ

…え､あれくらいで､ですか?
(驚いたように声上げるも慌てて傍らにしゃがむと小声にて問い掛けるもその辛そうな様子に｢水､買ってきますよ､｣と言葉を続けて)

…悪いか。( 不機嫌な声色で言い放つも喋る度に激痛が走り眉を寄せるも片手上げ｢いや、大丈夫だから。じゃあ、今日も宜しくな。｣と自分のﾃﾞｽｸに向かえば同期に二日酔いの事をからかわれれば、｢煩い。｣と遣り取りをし )

ほんとに弱いんすね､
(不満げな様子もどこか可愛らしく小さく笑うも｢..わかりました､｣相手と他の社員のやり取りに僅かに眉間寄せるも大人しく自分のデスクに戻るとノートパソコンを開いて溜息吐き)

…御前は逆に強すぎるんだよ。( 不満げに相手見遣れば溜め息一つ吐いては｢…よし。｣と己のﾃﾞｽｸに着けば上着を脱ぎ腕捲りをして今日の仕事を始めようか )