夏樹 透莉 2013-05-04 14:04:13 |
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他の奴が先輩に言い寄ってないんなら好都合っす。
(相手が気になっている社員は数人耳にしているらしくそれを気に入らないと感じつつも表立ったライバルが居ない事に安堵したように笑み「..んな風にされたら、もっと好きになっちゃうじゃないっすか。」弱く相手の手を握ると表情緩め掠れた声で呟いて)
…そ-か?( 相手の言葉に不思議そうに相手に訊ねるも相手の笑みを見遣れば、大丈夫かと思うも続いて出てきた言葉と相手の表情に困った表情を浮かべ「…、好きになって良いんじゃないか?」なんて相手を見詰め返しては「俺、ちょっと珈琲買ってくる。」とこの雰囲気に居ずらくなれば突然立ち上がり相手から離れようと試みて )
..、え。付き合ってくれるんすか?
(相手は知らなくて良いと思っているらしく問い掛けに間もなく頷くも次いだ言葉に呆けた表情浮かべ素っ頓狂な声上げるは何か誤解しており、明らかに己から逃げて行こうとする相手に「あ、じゃあ俺も行くっす。ほら、早く行きましょ-!」と急かすように相手の背中押しつつ自販機へと向かっていき)
…え、何でそうなるんだよ。( 相手の誤解に慌てて言い返すが何処か押しに弱い所が有るようで「ちょ、何で御前まで付いてくるんだよ。」相手に背中を押され予想もしなかった事態に相手の対応に困りいきなり立ち止まれば相手にそう訊ね )
..あれ、違った..?
(早とちりだったようできょとんとした面持ちで尋ねるも僅かに眉尻は下がっており「俺も喉渇いたんです。..行かないんすか?」人の良さそうな笑みを浮かべると立ち止まった相手の腕を軽く引いてみて首を傾げ)
…って、俺と付き合って何するんだよ。( 相手の表情に気まずそうに顔を逸らすも相手にそんな疑問を投げ掛けては「…嗚、もう行くぞ。」と相手の手を引き休憩室に入れば小銭を取り出し珈琲を2つ購入し相手に渡し )
( /毎度毎度返すの遅くてすみません;;←、 )
そりゃあ..、今よりもっと愛してあげます。
(具体的に何かすると決めているわけではなく少し考えた後に屈託のない笑みを浮かべて。「っ、と..ありがとうございます!」手渡された缶に驚いたようにぱちぱちと瞬きするも嬉しそうに表情綻ばせて休憩所の椅子に腰を下ろし)
…他の奴に注いで遣れよ。( 云われ慣れていないのかそう相手に返しては顔を逸らし「否、気にすんな。」と相手から離れた所に座り珈琲を一口口にすれば小さく息洩らし )
(/ はわわ(←)全然大丈夫ですよ^^ )
..、先輩はそれでもいいんすか?
(何処か拗ねたような声色で問い掛けると視線合わせようと顔覗き込んで「こっち空いてますよ、」缶のプルタブ起こし開けると一口飲むも遠くにいる相手見れば己の隣にある椅子をぽんぽんと軽く叩いては此方に来るように促してみて)
…何で俺に聞くんだよ…。( 困った様に段々と語尾が弱まり乍も相手見詰め「…はあ。これで良いだろ。」と相手の隣に渋々腰を下ろせば珈琲を一口飲み )
他の奴、他の奴ってそればっかりじゃないっすか。..、俺は先輩が良いのに。
(声色は不貞腐れたようなもので幾ら伝えても届かない想いは歯痒く眉の形を歪めて「わ、素直っすね。」嬉しそうに弾むように告げては隣の相手を見て)
…、俺の何処が良いんだよ…。( 心の声を思わず口にしてしまえば俯いては拳をぎゅと握り締め「素直で悪いか。」と珈琲を飲み干せば身体を伸ばし )
仕事熱心で、真面目で責任感が強くて、ちゃんと周りを見てて誰に対しても優しいし、謙虚だし..、..先輩?
(少し考えるも指折り数えるようにあげていくも相手への想いを全て伝えられる事など出来ずに中断しては俯く相手を恐る恐る覗き込んで「寧ろ良いっす。」相手に置いていかれぬようにとぐい、と一気に珈琲呷って)
あ、..待ってください!
(此処迄赤面した相手を見るのは初めてでつられて恥かしくなってくるも立ち去ろうとする相手に慌てて立ち上がると手を掴んでは強引に引き背後から抱き締めて「好きです。..本気っすから。覚えてて。」耳元で囁くように告げて)
…っ、俺も…。( 此処で此奴を受け入れて良いんだろうか、と己の中で芽生える疑問に試行錯誤を繰り返すも中々続く言葉が出ず眉尻を下げ「こんな所、他の奴に見られたら困るだろ…。」と素直になれず相手から離れようと )
..、俺も、何すか?
(同意の言葉だけでは確信が持てないのか次の台詞を促すように述べては「教えてください。先輩の気持ち。..それまでは離しませんから。」逃げてしまわないようにと更に腕の力強めては)
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