2013-03-17 07:17:18 |
通報 |
………………(数十メートルほど歩を進めた所でピタリと止まり。何か感じ取ったのか後ろに振り返るが、女の姿はもう無く。そのまま歩みを再開すると、ポケットから携帯端末を取りだし通話モードへ。「今、俺とすれ違った女を追ってくれ」と、短く電話の相手に伝えると、一分遅れで来た道を引き返し)
>>141
疲れた疲れたー!……んー…(比較的明るい道に出ると当然ぴたりと足を止め、大きく息を吸うとそう叫び。周りに人はいないものか、いたらちょっかいでもかけてみようかななどと考えながらあたりを見渡すも人っ子一人いなく。虚しさを感じたのか小さくため息をつくとまた目的もなく歩みを進め。
ん?(たらたらと歩いていると古びた公園だったような場所につき。足を踏み入れたとたん強い風が吹き、落ちていた葉が頬をかすって。眉間しわを寄せ右手で頬をぬぐえば地面にしゃがみ込み葉を触り。すると小さな声でぽつりと「木の葉…刃となりて敵を襲撃せよ。全ての葉が矢のようにお前を貫く…数十、数百、数千……行け」などと言って。するとたちまち突風が舞い起こり葉が意志を持ったかのように、彼女が指をさした方へ飛んでいき。指を指した方には一軒家が。人は現在いないようで、見事にその家が吹っ飛び。
((あげます。))
…………………(彼女の追跡情報を頼りに閑静な通りへ出て。姿がギリギリ視認出来る場所に身を潜めれば、先程の携帯端末で何か操作し始め。不意に視線上げるとその先に居るであろう「何か」に小声で指示すれば、見えない「何か」が彼女に向かって音もなく向かい。対象が移動を再開したのを確認すると自分も追跡を再開し)
あ~ぁ、やっちまったな…………(彼女の行為を目の当たりにし面倒事が増えたと落胆しながら片手で自分の顔を覆い)……その辺にしとかない?イライラしてんのは解ったからさ?(面倒と思いながらも自分の職務上、止めない訳にも往かず。余り警戒されないようにと東方声を掛けながらゆっくり近づき。が、それは狩猟対象に向かって徐々に間合いを詰める肉食動物の様でも有り。)
上げておきます。
>>144
……………(聞きなれない声を耳にし、誰だろう、と其方に顔を向けないまま考え。相手が何者であるのか、可能性をぐるぐると考えてみても、結局人間だという事しかわからず。しかし参った、人間であるのならばどうしようか。というか、具体的に言うと人間の女だったらどうしようか。振り返った瞬間そのまま消し飛ばしてしまおうか。ああ、どうか男であってくれ。などと物騒なことを考えながら立ち上がり、小さく深呼吸をしたのちにゆっくりと振り返り。
…男か(相手を上から下まで見てはそう呟き、小さく安堵の息を零し。「ところで、何をその辺にしておけばいいの?」と、先程相手の言葉を聞いて引っかかった事を聞き返しては、無表情でコテリと首を傾げ。
…………………(振り返った彼女は只の人間、いや子供にも見え。が、只の子供では無いことは今の業を見れば明らかであり。この街が魔界と交り「魔都」となって往く年月。見た目や先入観に囚われるのは死に直結する事を身を以て自覚しており。この地は文字通り「何でも起こる」のだから。)
あれだよ、あ・れ(相手の言葉に苦笑しつつ、ある方向を指差し。そこにはつい先程まで空き家があった場所であり。最も現在は「家」を形作っていたものは跡形も無く、瓦礫の山と成り果て)っと……参ったな、もう来ちまったか……(遠くから聴こえる警察車両のサイレンに気づき、軽く舌打ち。この街で自分が最も苦手とするのは魔神でも不死者でもなく、只の人間の集団であり。)
>>153
あ、れ?(相手の指差す方向に首を向けると、そこには瓦礫の山が。彼はきっとそれを指して苦笑を浮かべているのだろうが、何がいけなかったのかなどさっぱりわからず。彼が指差す空家には以前夫婦が住んでいた。彼女はその家を観察していたのだが女が浮気しその一家は離婚。勿論女の方は適当に始末した。が、彼女が家を破壊したのはなんとなく等ではなく、あんな最低な女の住んでいた家を残しておいてはダメだろう、という彼女なりの正義感からの行動だった。
…………(すると後方からサイレンが鳴り響いてることに気付き、小さくため息をつき。こうして何度か通報された経験があるため、今からここに来るであろう彼らが何者から承知しており。早くどこかに行こう、などと考えてた矢先、自らの前方に立つ人間の男が小さく舌打ちをしたのに気付き「あいつら、嫌いなの?」と尋ね相手を見つめて。
((あげます))
そ。どういう理由が有んのかは知ったこっちゃ無えが、物に当たるのは良くねえな?物には罪は無ぇんだから……(やっと気付いた、とやはり苦笑し。説教滲みた真似などするつもりは無かったのだが、普段から荒くれ者共を相手にしている分、筋道立てて言い聞かせるのが癖になってしまっていて。)
嫌いっつーか、面倒なんだよな。色々と…………(しれっと呟きながらサイレンの音の方を目で追い。程なく、公園の車止めを粉砕し装甲車が侵入、後部ハッチが開くと同時に達磨に手足が生えたようなパワードスーツとサブマシンガンで武装した警官隊が二人を取り囲み。抵抗するな、とけたたましく勧告しつつ二人に銃を向け。「ほらね?」と彼女に同意を求めるも、大人しく従ってやり過ごそうと両手を上げて頭の後ろへ。)
上げます。
・・・あァー・・・ったく・・・(何かの書類に目を通しながら先程買ったのかいつものお気に入りのフランスパンかじっては書類と周りの異界人を交互に見やり、溜め息吐いて
(こんにちは、あげです^^
トピック検索 |