パラレルワールド

>ペギー

私にはアラゴルンっていう人間の友人がいるから、そんなに珍しくないな、見た事ない服は気になるところだ･･･それに、欲深くもないな
(欲に塗れてそこばかりを求めるかはたまた違うのかの２種類が考えられ塗れて死んだものもいたなと少しばかり昔を思い出すと相手の姿が意見や衣服や身につけている物にザッとばかりか目を通してからキッチリとしている印象が見て取れ図々しくも無く茶髪か赤髪か又はどちらも混合しているのかそんな髪の毛に視線を向けたそのままにして「ココで会ったのも何かの縁か、足音がする動物か別の迷い人だろうな」耳を澄ませたりせずに相手から左横に顔を向けると遠目を見詰めてからまた顔を戻し少なくともコチラに害のあるものではない事は確かで「案内しよう、行くぞ」疲れたなら休んで体を洗うなら川や湖があって了承を得て)


>オーウェン

更にあるならシンダール族、族の中でも更に細かく分けられるみたいだ、さっきの音はソレから鳴ったのか?
(シルヴァンエルフとも浮かんだが先ずは前者を選択して口にし銃声はしっかり耳に残っていて鋭いなと口髭か無償髭か髭か定かつかずに1通り容姿を見終わった為に視線は相手が身につけているはずの銃へと向いていて興味深々に、中の果樹は飲めた物かはいざ飲んで口にしてみないとならなく割られて中身が見えて戻って来た身を右手で受け取り自分の方に持ちながらその顔に微笑みを浮かばせていて「オーウェンだったか、迷っているなら一緒に行動するのはどうだ」彷徨いたりする事は気に止めていなく)

>>オーウェン

そうね…第二次世界大戦中、脅威であるヒドラに対抗する為の計画に私も携わった。
(軍隊に志願する若者達、馴染み深いハウリングコマンドのメンバー達。今でも蘇る銃声に耳を傾けぽつぽつと語り出すスーパーソルジャー計画の話。「高潔で勇敢な青年が選ばれた。彼こそがスーパーソルジャーに相応しいと。」小柄で痩せっぽちだった青年は血清を打たれ、小隊を引き連れて戦いに挑んだ事も添え。良い返答に頷き満足の色浮かべ。「大自然を前にしたらどんなに粧し込もうが意味が無いものね。」帽子を取り髪を震わせ。気に障ったのでも無いのだろうが沈黙の時間の中でただついて行くだけ、はて如何に心開かせられるものやら。「火ならこれで何とかならない？」ハンドバッグの中からマッチ一箱、原始的だろうが活用出来るならばと。散策の足を止め思案する背中に向かい「川に入って挟み討ちしましょう、手伝うわ。」早速靴を脱ぎ上着もストッキングも脱いで。)

>>レゴラス

そのアラゴルンって人は貴方と同じように不思議な世界で生活しているの？これは私のトレードマーク、青い服も赤い帽子も。
(エルフ族のみなのかと勝手に想像していた分、美しい風景の中に人間の気配ありと知って驚き。見た事が無い、言われて納得してしまい軽く笑い声を立てつつ順次に触れて説明。欲の深さはどうだろう、男性に負けず認められたいと願うのは欲か否か。「多分、貴方が想像しているよりは欲深いかもしれない。」曖昧な正直さで答え。確かに何かの縁、全くファンシーさと無縁な世界の住民だったからこそ尚更頷けてしまう。「獣でもむやみに傷をつけないようにしたいわ。」首を小さく振り人間としての敬意を払い。「ありがとう、穏やかな場所に行きたいと思っていたのよ。」背中を追い歩き出して。)

>>レゴラス

へぇ、結構分類があるんだな。ん、そうだ。触ってみるか？
(聞き慣れない単語が次々に並ぶのだが目の前の相手はもしかして高貴な族なのだろうか、動く度に夕日を浴びて光を放つ綺麗な長い髪からそんな想像を膨らまし。質問とは銃の事、そういえば弓矢を使うと聞いたと納得。興味のありそうな様子に、念のため安全装置は外さない状態でライフルを差し出し。味が旨いかは別として飲める物である事に変わりはなく、皮から覗く果汁を溢さないよう注意して口へ運び。「それは良い。バラで動くより一緒の方が安全だろう」提案には勿論と頷き、普段出会うはずのない人物との巡り合わせに冒険を楽しみにする気持ちが沸き上がり)


>>ペギー

…すまない、深く聞かない方が良かったか
(軍人であれば辛い経験をしたかもしれないし、思い出したくない事件なんかもあるかもしれない。その勇敢な青年の快進撃ならば良いが、質問内容に配慮が欠けた事を話題を掘り下げるより先に詫び。帽子から解放される髪の動きに目を留め「大自然の中にも男はいる」口紅の色に始まり何処か引き寄せる女性を前に、泥で汚れたシャツの襟を正し髪も手櫛で整えたりしてみて。打ち解けるには短すぎる時間、加えて元より無駄口はあまり叩かない方。取り出されたマッチは非常に助かる「それは良い物を持ってるな」これで調理も獣対策もできる。キャンプ場にでも来たような相手の様子に小さく微笑み、靴を脱ぎ捨てズボンの裾を捲り上げ冷たい水に臆する事なく正面に回り「魚を捕った事は？」早い川の流れに勝てるのか、音で魚を刺激しないよう静かに腰を落とし体勢を整え)

>>オーウェン

何故謝るの？これは私の歴史であって悲話じゃないのよ。
(あの人を見送った最後の時を忘れたといえば嘘になる。しかし時は止まらぬもの、顔を上げて歩いていかねば。心情察したかのような返答と共に力強い笑みを口元に浮かべ。「そういえば居たわね、貴方が。気を悪くしないで聞いて、服も身体も洗った方が良いんじゃないかしら。」改めて見てみれば筋骨隆々な男前、マイルドに汗の匂いを指摘。こういう時こそブレイクジアイス、当人が関心を持つ話題を選び「水中の恐竜なんか好きよ。あの首が長いのとかイクチオサウルスとか。」マッチは良かった、だが捜査に使う道具は何の意味も無し。「生け捕りの経験なら沢山。魚に活かしてみせる。」フーフー呼吸を整え真剣な面持ちにて反対側からチャンスを伺い。)

>>ペギー

…それなら良いんだが。誰か大切な人を亡くしたんじゃないかと、そう思ったら辛い思い出話をさせちゃいけないだろ
(彼女の過去も対人関係も知らないのだが、女性に対して気の効く方では決してない己が感じ取った空気をしどろもどろに口にして。服を指摘されるのは経験済み、以前クレアにも怒られた事があり腕や襟元に鼻を近付ければ確かに酷く臭う「すまん。ならこうしよう、魚を捕ったら火を起こす。魚が焼けるのを待つ間に服と身体を洗って火で乾かす」頭を下げてプランを説明。こちらの得意な話題提供は助かる「可愛いのが好きなんだな。だがモササウルスってデカい肉食恐竜も水中にいる」顔は魚を見つめたまま、然し先程よりも友好的に話に乗っかり「そっちに行ったやつ、そいつ狙えそうか？」一匹だけ何を食って育ったのか尋ねたくなる太った魚がノロノロと泳ぎ、狙いを定め出来るだけ静かに相手との距離を積め挟み撃ち作戦を開始させ)

>>オーウェン

＿＿貴方、勘が鋭いのね。ダンスの約束をしていたの、でももう果たされる時は永遠に来ない。
(言いにくそうにされてしまうと余計重い苦しみが胸を潰しそうになる、隠した所で変えられない過去を吐き出し視線は下に。無論自分も水浴びがしたいのもあるので提案に同意の意を、頭を下げられるのには驚き「ああ待って、そこまでする必要はないから。エチケットだと思うだけにするのよ。」タオルも無ければ着替えもない空間ではやむを得まい。「モササウルス？名前からして凶暴そうね。」想像したのはサメ並みに歯は鋭くシャチの如く乱暴な性質。大王烏賊すら丸呑みにする顎。ネッシーなど可愛い分類に違いない。「…ええ、ターゲットから絶対に外さない。」拳銃を握り外した数など五本指レベル、あれこそ今回の任務の標的。考えろ、狙え、最高のタイミングで。チャンスは一度、丁度魚が男性と己の中間ポジションに来たその瞬間熊よりも素早く手を、煌めく尾びれに向かい満腔の力を持ってして振り下げ。)

>>ペギー

それは…お気の毒に。無責任な事を言いたくはないが、君は魅力的な女性だから、他に良い人が見つかる。心の傷もいつかはその…ごめん
(口をぱくぱくと言葉を探して地面を見つめても適切な単語が下に落ちてるはずもなく、チラリと顔色を伺い余計な事を言ってしまったと後悔。落ち着きなく手を握ったり開いたり、何を言うべきか思い付かず謝ってしまえば余計に気まずくなるだけ。「汗をかいてサッパリしたいのは確かだからな」半袖のシャツでも動けば汗まみれで泥だらけ、女性には辛い環境だろうが仕方ない。「鋭い歯で人間なんか一溜まりもない」左手の指を人に右手をモササウルスに見立て人差し指を丸飲み。一度大きく息を吸い込み止めて、彼女の任務完了を沈黙と共に見守り)

>>オーウェン

ありがとう。本当は誰かに見せたくないと頑なに考えていた分言葉に出来て良かった。謝らないで、貴方は私の過去に居る人じゃないのだから。
(リップサービスでも構わない、謎の世界には来てしまったがこれは新しい旅の幕開けでありオーウェンという名の男性との出会いでもあり。上を向き涙を飲み込み、頬を緩め精一杯にシリアスムードを和らげようと言葉を続け。「いくら強くありたいからといっても、女を捨てるのとは違うわ。服を乾かすなら私も一緒にやってしまおうかしら。」どうせ日が経つにつれて擦り切れてしまう、場に合った格好でいれば自然に溶け込めるような気もする。「まあ、あまり近くには居たくないわね、正直。」眉を顰め恐るべき恐竜を目の前にしたかのように凍りつき。標的の尾を掴み高らかに「やった！捕まえたわ、オーウェン頭の方を早く」暴れる魚の力強さは並ではない、喋る途中で掴んだまま水中へばちゃりとダイブ。)

>>ペギー

礼はやめてくれ。ただ女性の泣き顔が苦手なだけだ
(何も言えない己に掛けられた有り難うの言葉は勿体無く反射的に手を翳し。精神的な強さが魅力的なのだと納得すれば男として手を出したりはせず、ただ黙って微笑みを向けるだけ。運良く着替えを持ってでもいない限り、一緒に乾かすという事はつまり下着になるという事。自分は洗うのに相手に洗うなとは言えないのたが「それについては後で考えよう」今は余計な事は考えないように後でとの部分を主張。恐らく此処にはいないはず、まるで目の前にいるかの様な反応に小さく吹き「うちのパークは安全面に配慮した運営をしてるから大丈夫、らしい」揶揄した言い方。逃がしてはならない「分かった」丹田に力を込め拳より大きな頭を押さえ付け、勢いつけて地上へ放り投げる。水中は魚の方が優位でも地面では逆転、ビチビチ動きにくそうな魚を横目に「大丈夫か？」お互い水浸し、まずは相手を助け出すことを優先し手を差しのべ)

>>オーウェン

誰でも良かった訳じゃない、だけどただ耳を一瞬でも傾けて貰えるのがどれだけ大きいかって事なの。
(もしや褒められる事や感謝される事に対して不慣れなのだろうか。そもそも初対面の人物にしてみれば聞いても面白くもなんとも無かろう、口達者に非ずとも心根優しい人であるのを感じ取り。牽制には「マッチにも限りがあるし日が出ている内がチャンスでしょ、一番効率が良いとは思わない？」何もふしだらな行動を狙ったのではない旨を主張。手榴弾で倒れるか恐竜に食されるのどちらがましだろうか等と考えてしまった矢先に笑われ、更にらしいとまで言われ「それならそのパークには身体一つでは行かないわよ。」恐竜に負けてたまるか。魚が空中を踊る瞬間を見たと思ったら水中に突入、先ず片手のみ水面に現れ「大丈夫、じゃない。」すっかりずぶ濡れな姿を披露し暫くは黙っていたが急に何が何だか可笑しくなって笑い出してしまい。)

>>ペギー

俺で力になれるなら何なりと、耳でもなんでも貸してやる
(顔はどこへ向くのやら相手のいない方向見つめ、指だけはビシッと姿を捉え早口に捲し立てて。喧嘩別れとは言え恋人がいた経験もあり女性が苦手ではないのだが、長い溜め息の後にやっと戻った平常心は特異な世界が原因なのか。「君が淫らな人だと言いたかったんじゃない。一応男女だから気を遣うべきかと」誤解を招いたようで訂正と説明、だが彼女の言う事は一理あり納得できる。大きく頷き同意「賢明だ。いざという時の人間である俺が泥まみれ、何が言いたいか分かるか？」額の擦り傷を指差し、既に安全上の問題が起こった後である事を遠巻きに説明。地上の魚は少しの放置では逃げないと判断、水中に吸い込まれた女性の救助を開始。したはずが水を含んだ服の重みに耐え兼ね更には川の流れに足を掬われ、結局は自分まで水浴びする結果に。服を洗う手間が省けたと考えれば良いだろうか、全身を濡らして一緒になって笑い転げ)

>>オーウェン

何なりとと言っておいて、後々金銭を要求するだなんて話はしないでよ。それじゃ帰る時まで貴方の時間を貸して頂戴。
(顔の代わりに指先が此方を向いている状況には笑ってしまいそうだが我慢。これでまたありがとうと言えば言うなと返されてしまうだけ、妙なオフェンスディフェンスを繰り返しても仕方なかろう。かなり気さくなつもりの口調で肩を竦め。「紳士なオーウェンさん、お気遣いは嬉しい。」あわよくばとはならない理性的な振る舞いに好感が持てる、単に関心を持つ対象に見られていないにせよ。転んで出来た傷ではなさそうな痕に目を向け「恐竜にやられたのね？かつての地球を支配した生物を甘く見るな、教訓としては充分。」大人が川に落っこちる、非常に馬鹿馬鹿しくて誰も喜びはしない展開にひたすら笑い「ああははは、もうだめ、息が止まりそう。」もう濡れてしまったのだからついでに相手へ水を引っ掛け「貴方みたいな頑丈そうな人も落っこちるのね。ちょっと酷いとは思わない？」冗談めかして水滴で光る濡れ髪を眺め。)

>>ペギー

まさか、そんなに嫌なヤツじゃない。好きに使ったらいい
(段々と相手とのテンポや距離を掴んで来た気がする。金銭の要求はやんわり否定しておき、相手を貫く指を下げる代わりに柔かな微笑み浮かべた顔を向け了承し。個室のない世界で男女が過ごすなら気を遣うか野獣と化すかの二択、言うまでもなく前者をとる自分からすれば「当たり前だ」の一言に尽きる。欠点を挙げるなら、返って失礼な勢いで異性として全く興味を示さず女心を汲み取れない点か。そもそも人間が恐竜を管理するのが可笑しい「その教訓をパークの人間にも説いてくれ」やれやれと首振り止まらない溜め息。ここでやっと打ち解けたような、腹が痛くなるまで笑ったところに頭から水浴び「酷いのはアンタだろ」髪から滴る水が頬から顎を伝って再び川へと戻る状況で、いくら鈍感な男でもぺたりと身体に貼り付いた衣服には色気を感じてしまうもの。子供のような笑いはフェードアウト、口は緩く閉ざしたまま暫く共に生きる運命の女性を見つめ)

>>オーウェン

そう、嫌な奴じゃない。好きにしろと言われたらかえって悩むわね…出来るだけサバイバル生活を楽しみましょ。
(一部に対しては真面目に頷き、後は普段の調子で向けられた優しい微笑につられ目元を緩ませ。悲嘆に暮れる位ならば新世界を満喫する方が余程有意義、春の太陽に向かい両手を透かし。常識ある人間であるからこその気遣いというべきか、その配慮に乗るのも良識の範疇であり「分かった。最低限の区切りはつける、例えば寝場所や水浴びの時間帯を分けるから。」相手を困らせない為にも。長い溜め息から色々と察せる気苦労に「私が理想的な教師になれるかは別として、大切な子孫達の為に教鞭を取るわ。」実現の確率は問わずに胸を張り。堅物にいっぱい引っ掛けるのも楽しくて「子どもの頃はこうやって遊んだはずよ。」歳を忘れあっぴろげな発想。沈黙と共に視線を受ける間、自然と視線が合い此方も何も言わぬまま。断じて不快にはならないのが不思議、白いブラウスを着ていた事を思い出し「風邪を引く前に乾かさないと、ほら！」慌てて上半身を背け魚を運ぼうと踏み出して。)

>>ペギー

それはいい。どうせなら楽しむべきだ
(時は隔てるものの軍人が二人、これで少しは希望が持てる。帰り道が見つからないなら帰れるまで楽しむのみ、その考えには賛同しつられて透き通る空を見上げ自由に飛び回る鳥を目で追って。此方の心中を察した提案に頷き返し「助かる。メシを食いながら相談しよう」互いに木を決めて自分のスペースにするのは良いだろう、腰に両手を当てて周囲を見渡し生活の拠点に出来そうな場所を探し。ここでまた時代が異なる事を思い出す発言「君からしたら俺も子孫か？」恐竜云々よりも面白い内容。まさか随分と昔を生きた人と話す機会が訪れるとは、未だに飲み込めない状況に肩を竦めて笑ってしまう。容赦なく降り注ぐ水に遂に仕返し、水を両手で掬って掛けて笑ってまた掬っての繰り返し。沈黙の終わりに「…待て、デカくて重いだろうから俺が運ぶ」背けた直後で申し訳ないが肩に手をかけて振り向かせ。その反動を利用してキス、と呼べるのかも不明な程に一瞬だけ唇を触れ合わせ。そのまま相手の反応は見ずに、正確には見れずに川から上がり動きの減った魚を持ち上げ)

>>オーウェン

今の私はエージェント。オーウェン・グレイディを援護する任務を負っているってわけ。
(上空を渡る鳥を見上げる瞳には揺るぎない強さを、背に負われたライフルからは野生の血を感じさせられる。未来の子は人類の宝であり、偶然であっても巡り会えた存在でもあり。「喜んで。毎日魚ばかりでも困るだろうから食材探しは続けないと。」友人の職場である食堂で夕食を取るのも悪くはなかった、だが自然の中で自給自足とは楽しいもの。流石に直接の血の繋がりはないだろう、容姿に似通った部分があるのでもないから。「絶対違うとは言えない。そう考えたら私なんてお婆さんね、変な感じ。」実際相手の服装は目新しい、己の服装は古めかしい。そんな事もどうでもよくなる程にはしゃぎ戯れる時間が哀しみを消し去ってくれる、水の冷たさが生きている事を痛感させてくれる。フェザーに触れたかのようなペーゼ、驚きから跳ねる鼓動に変わっていく最中先立つ背中に向かい「今のは＿どんなつもりだったの。」後ろを追って一瞬の出来事の意味をどうしても確かめようと揺れ動く心をどうにも出来ずに口から既に出ており。)

>>ペギー

援護される程ヤワな奴じゃない
(女性に守られる情けない設定はお断り、弾に限りはあるとは言え幸いにも武器を所持している。野鳥を撃ち落とすのもあり、探せば実のなる木もあるかもしれない「行動力のある人が一緒で良かった。本当に助かる」見ず知らずの場所も人も慣れれば楽しめる。生まれ年を除けば並んでも釣り合う年齢「見た目は同じなのにな」服も持ち物も、ライターでなくマッチという古臭さが面白く奇妙な巡り合わせに表情も和らぎ。考えるより先に身体が動いた、何故あんな行動に出たのか自分でも理解不能「…分からん。だが魅力的に感じた事だけは確かだ。いや、気を悪くしたなら謝るし何ならライフルで撃ってくれてもいい」地面を見詰めても答えは出ない。戦利品の魚を木の根元あたりに横たわらせ背負ったままのライフルを下ろし、背中を大木に預けて気まずさで眉間に深く皺を刻んだ顔を漸く上げ。不快にさせたに違いない、銃を前に相手に差し出すように掲げ)

>>オーウェン

訂正する、私はオーウェンの相棒。これならどう？
(男性の誇りを汲み取り即座にやり直し。此方はピストルを所持している上に一般女性よりも身体の活用術を心得ているとなれば足枷にはならないだろう。「開拓者になるのも悪くはないと思って。」地球上であるかどうかすら不明、人の手が加わっていない未開の地で新しく生まれ変わりたい。「確かに貴方を子孫だと思うのは今は難しいかもしれないわね。」仕事盛りで結婚適齢期、推定30代の男性とは勝手ながら近しいものを感じるようで。深い言葉にどう捉えるのが正解なのか考えてしまう、肉欲と呼ぶには足らず遊びと呼ぶには余りにも優しいタッチ。暫しの思考と自問自答の結果、差し出されたライフルを押し返し「謎を解く鍵を一緒に探しましょう、少なくとも謝罪も要らないし撃ちたいとも思わない。」遠慮がちながらも宥めるようにそっと頬に片手を、穏やかな口調にて「正直貴方にとってただの人間としか映っていないと考えていたわ。もし私の推測が外れていないとしたら。これは恋の始まりじゃないかしら。」)

>>ペギー

それは気に入った。よろしく、ペギー
(時代は違えど軍隊で育った人間同士、相棒というのは良い響き。勿論のこと良い返事を即答、改めて仲間の印に握手を求め。文化が何もない状況に臆する人もいるだろうが自分達は異なり「ここまで手付かずだと造り甲斐があるな」腕組み染々と聞き入り想像を膨らませ。謝罪もいらない撃つ気もない、その言葉で身は軽くなるが心臓だけは落ち着きを忘れて跳ね続け「だとしたら…どうすればいい？」恋という言葉に敏感に反応する己のハート、頬に優しく伝わる温もりに戸惑い。体重を気に預けきった状態でだらりと下げた腕に相まって力の抜けた声で問い)

>>オーウェン

ええ、相棒の名に恥じない働きを約束するわよ。どうもオーウェン。
(二度目の握手は一度目よりもしっかりと。映画の中に生きているのを知ってか知らずか、それでも物語の始まりに立っている事に絶望は存在せず寧ろ希望が満ち溢れ。「貴方は国王になれば良いし、私は女戦士にでもなれる。何だって自由、私達は自由！」豪奢な城に住むよりあるがままの空間に楽しみを見出す気持ち良さ。ゴーイングマイウェイに見えていた人物がぽろりと見せた弱い部分は失礼ながら可愛らしい、それも恋の一言で脱力してしまうとは。簡単に異性に気を許しては来なかった性質の我が身では言葉巧みに提案は出来ないだろうが今はそうでもないかもしれない。「自分に素直になれば全て上手く行く。私は…貴方となら例えキスしても何も嫌じゃないわ。お互いをもっと知り合えばクリアになる筈よ。」次の瞬間には爪先立ちにて唇に柔く唇を押し当てていて。)