パラレルワールド

>>ウィル

口にすると叶うって考え方もある。それにどんな状況下でも穏和な君は精神的に強いと思う。
コペンハーゲン…コペンハーゲン…デンマークの地名なのか。これは綺麗だ。柄も色も落ち着いてるのに地味じゃないし、良いものを教えて貰った。

はは、俺は根っからの変わり者だから音を鳴らすのが遅くなったな
(互いに互いを変人呼ばわりする謎の会話が成立したからには今後も安心して鳴らし続けられるというもの。くしゃみの反動が失礼にも面白くてつい吹き出してしまう。鈍い音を響かせる痛そうな爪先を指摘「ほら人を笑うからそういう事になるんだ」何かむずむずと言うか痒い感覚に襲われ頬をポリポリ、こうなれば話題がどんな物でも笑えてくるから不思議。恥ずかしさで温度を上げた顔に手の内輪で風を送り冷却効果が少しはある事を願うのみ。「確かに、俺でも知ってるからな」ワトソン君の肩をポンポン、乾いた小枝を集めキャンプファイアの要領で並べマッチで点火。友人が捌いた魚を枝に刺した後は火の側で食べ頃を待つのみ)

↙ 426 ｻ ﾏ オーウェン

女優じゃないわ、聞いたことも無いわよ。口から出すのは躊躇うけれど･･･。(滅多に耳にしない単語に対面相手の姿を見だし引いた顎は僅かながら突き出し始めていて視線は下に伸びているのを感じて自然とそちらを見遣ればドレスがあって自ら貴族と述べるのもパッとしなく伸ばされた掌を握ると「良いのよ。オーウェン、エリザベス・スワンよ。」僅かに表情を柔らかく)



⊿ ウィル 427 ｻﾏ

ウィルも初めは器用では無かったわ。未完成から全て始まるのね。良いわね、ハメを外すこともあっての人間よ。こちらは蹴り良いからね。

泥まみれには慣れてるの。場所が場所だわ、床が草に石に泥だらけなんだから。カーペットなら違ったでしょうね。(視線の定まらない様子は近くからだと尚更ハッキリして見て取れており喋り出した口は開いたままで「疲れる一方ね。緑だらけだと目の保護にはなるでしょうけれど･･･。」)

>>オーウェン

そうだ、確かにその通り。君がそう言ってくれるから僕は自分自身を認めてあげられる、言葉の力は偉大だ。
チボリ公園って聞いた事はあるかい？クレアと君が紅茶で和やかに過ごせるならコペンハーゲンでもコッペパンでも探すよ。

根っからの変わり者を治す薬は無いっていうから残念、気の毒だけど一生の付き合いになるね。
(こんなダサい姿を意中の女性に見られたら引かれるのかはたまた親しんで貰えるのか。喋っている最中も煩い腹時計に振り回されるなんて今はしなくてよろしい、鼻水啜り情けなく笑い。天罰ならば神様オーウェン様ご勘弁を「馬鹿にしているんじゃないんだ。笑ってしまうのは君に遠慮する僕は可笑しいからだよ。」そんな言葉の通り親しみ込めた目尻に皺が増え。ホームズ氏の一言はまあフォローかもしれないがワトソンはそうは言わず頷き素直に受け止め。焼けた匂いの向こうに座る友人を視界で捉え「明日はどんな冒険になるんだろう。きっと楽しいだけじゃない何かに出会うだろうけれど。」ふと思うそのままを口にして火の粉が舞う前で足を交互にふらふら動かし。)

>>エリザベス

森の中にもしカーペットがあったとしたら、昼寝するのにぴったりじゃないかな。苔は柔らかくて気持ちが良いよ、でもその服は動きにくくないかい…？
(彼女なりのジョークかもしれない発言にふっと笑って乗っかりジョーク返し。幸いにも天候は良いし木陰でさほど暑くもない、ただドレスの足捌きではまた転倒してしまうのではと心配顔に。「でも素晴らしい場所でもあるんだ。水は綺麗だし動物達の宝庫だし。ああっと僕はウィリアム・タッカーだ、君は？」なんの慰みになるかは知らないが女性に心配はさせまいと暢気な発言の後恥ずかしそうな顔で最初の質問を投げかけ。)

>>エリザベス

そんな服装だったから。なら本当は？
(足元まで丈のあるドレスの裾を指差し勘の鋭い女性が既に気付いた理由を述べ、相手への質問ばかり失礼と指摘されかねない勢いで。社交辞令の握手をしっかり交わし「宜しく。ちなみに俺は毎日こんな場所にいる」恐竜とふれ合う例のパークに近い森の中で腕組みしたまま周囲を見渡し)


>>ウィル

そう、何かを叶えたい時はまず口にするのがオーウェン流。良かったら覚えておいてくれ。
行った事はないが名前くらいはあるぞ。我ながら俺が紅茶を飲む姿が浮かばないし、コッペパンはもういらん。

不治の病って言うんじゃ仕方ない。お互い大病を抱えて頑張ろう
(先程から話の大半が冗談話、笑うのにも腹筋を使うものだから腹時計が鳴りっぱなしのお腹がパニック状態。笑ったのではなく親しい間柄だからの行為とまで言われたら白旗、パークに相棒と呼べる人間はいたが友人と呼べる存在はウィルが初めてであり「分かった。分かったから、俺も君に遠慮せずに笑顔になってやる」優しい目尻の彼に向かって肩をドン、恐らくそんなに強くぶつかってないはず。ベルトに備え付けのナイフで切り分けた実を新しく拾ったら枝に刺して差し出し「その何かも楽しむしかないだろ」熱々の魚に数回息を吹き掛けガブリとかぶり付き)

>>オーウェン

君流に喜んで乗っからないと。言葉の力は僕が思うよりずっと強いんだね、叶う時が楽しみだな。
その雰囲気というか最新の遊園地にはないレトロ感が好きで憧れているんだ。コッペパンも駄目？バターロールならいけるのかい？

意外と長生きできる病気かもしれないね。これだけ笑えるなら健康でいられるよ。
(お腹が喋っているのか口が喋っているのかごったになってしまう賑やかさ。笑い過ぎで頬が痛い、解そうとすればその分引っ張られダサい顔に。肩にぶつかるのは友愛の意味があると知っているからちょっとよろけてもなんのその「遠慮して笑わないのは出し惜しみ？なんて君の笑顔を引き出すのに言うのはやり過ぎだろ。」くつくつ笑い楽しい時間にすっかり森の恐怖を忘れ。魚は淡水魚だからなのか淡白な味わいでクセもなく食べ易い、はふはふ口の中でも冷ましながら食べると力が湧いてくる。「この森でサバイバルに成功したら君との旅行書を作るよ。誰も知らない森の生活なんてロマンチックだし。」楽しむ手立てを用意してぱちぱち燃える火を見つめ。)

>>ウィル

良い方法だと思って貰えたようで何より。口に出した方が行動するやる気も出るだろ。
最近の建物にはない雰囲気が綺麗だな。あーそういう問題じゃない。それに好き嫌いはない。

こんなに笑ったのは久々か、下手すれば人生初めてかもしれん
(元から割れてる腹筋が更に細かく割れてしまいそうな勢いで笑い、痙攣しっぱなしの横隔膜や腹部を擦って落ち着かせ。バランスを崩しかけた腕を引っ張り身体を元の位置に持ってくるお手伝い「遠慮してる訳じゃないんだがな」難しい顔ばかりして過ごして居た日々を懐かしいと感じる程に表情が豊かになった様な。塩が無いから味付けも出来ないのだが此れほどに旨い料理は食べた事がないと言っても過言でなく「それは面白そうだ。出来上がったら読ませてくれ」日が傾くにつれて気温が下がるのを感じ乍手を伸ばし火に当たり)

>>　ウィル

寝るんじゃなくて立つ場所よ、寝るなら羽毛に包まれてベッドの中でね。動き易い様に考えられて作られた衣服も自室にはあるの。だけどまさかこの場所に来るなんて想像してなかっただけよ。
(胸を張って左右どちらかに動いた顔は何時の間にか右方向に向いており口からは息が漏れて嘆息をついている様子で器用なのかもしれない相手の受け答えに一先ずは安心とそちらに体を向ければ裾を少しばかり持ち上げてこの場に似つかわしくない会釈を取っており「正に自然の楽園と言うべき場所なのね。とても素敵じゃない。エリザベス。エリザベス・スワンよ。」)


>>オーウェン

これは･･･そうね、間違えても可笑しく無いわ。本当は貴族よ。貴族の何て言うのかしら･･･娘。
(憤慨しそうだったのも束の間指摘を受けた部分を見返せば怒りも底を突いて瞳をうろつかせて少し経ってから言葉を紡いでおり交わした握手を確認した為に俄かに手を下げると「この場所で何をしてるの？」平凡な問い掛けだが心底思っていて今にも暗闇に包まれそうな一面に心にも無く顔色を曇らせて)

>>エリザベス

貴族、そうか貴族か
(聞いておいて反応をしないのは失礼であろうが予想だにしなかった返答に目が点、視線が宙を舞ったり数回の瞬きをしたり忙しなく動いたのち不安そうな気配を察知「何もしてない。だが見知らぬ人間を信用するのは無理でも、便りにしてくれたら良い」互いに素性は分からないままでも己の方が森には慣れてる。顎を動かし付いてこいアピール、ここ数日間で見付けた小さな洞窟の様な場所を案内すべく歩き出し)

>>オーウェン

そうよ身分としては貴族に値するわね。オーウェンは？
(何やら行く宛ては決まっている様子に背中を追うべく足を踏み出すと履いて来たのはやはりこの場には不適切な履物といったところ今は気にしている暇は無いとこのまま一人になれば後々大変な事になりかねない野生の勘が働いて数歩歩き「･･･冒険は好きよ。泥にも追われるのも既に慣れてるわ。」意思表示は欠かさず気分を変えるべく深呼吸を一つとして)

>>エリザベス

調度こんな森の中にある小屋で生活して調教師をしてる
(訳が分からないだろうが嘘は付いてない返答、背後に相手がいる事は気配で分かる為振り向きはせず「なら良かった。寝床の代わりになる場所まで案内する」女性に対する紳士らしい振る舞いなんかは不可能な人間は大きな水溜まりがある道を水が跳ねるのも気にせず平気で突き進み、道中で見付けた赤い皮の名前も知らない果実を二つもぎ取り一つを彼女へ差し出し)

>>オーウェン

言霊の力って要するにこれの事なんだね。明日にはまた一つ強い僕になってみせるよ。
ウォルト・ディズニーが参考にしたとされる遊園地らしいから雰囲気は抜群にあると思う。老後デンマークに移住したらチボリ公園でのんびり過ごしたい。そう？なら欲しくなった時に言って。

笑い過ぎて暑い、フーッ駄目だもっと涼しい場所に行かなきゃ本当にへばりそう…。
(内側からカッとヒートアップしたのは笑ったお陰でもこれ以上笑うと笑い死んでしまいそうな。血行が良くなった頬をぺしりと叩き額の汗拭い川岸で座り込んでの呼吸正常化計画。再び直立となった身体から湿った匂いを覆いに放つ半裸の青年「それは理解した。遠慮じゃなくてそれが君だからだね。」ジュードも小さく頷きあるがままの自分でいられる居心地の良い空間作りに一役買い。小骨を抜くのは中々手間のかかる作業、頬の内側に刺さったのを処理する瞬間の痛みに顔くちゃくちゃ。「表紙の裏に書かないと、この本は我が友人オーウェンに捧ぐ、とね。」満腹で眠気が強まるのを堪えながら乾かしていたシャツの具合を確かめ。)

>>エリザベス

上質な羽毛入りの布団に包まれて眠るのは僕も好きだ。薄い毛布だとしても今は恋しいよ。
(男性を目の前にしても怯えない様子に安堵、苔が云々と言っておきながら本心を零し見えない羽布団を手で探りしんみりな口調に。「そうか、ごめん。歩き辛いだろ？良かったら掴まるかい。」余計なお世話を撤回して英国紳士らしくレディファースト精神を働かせ腕を曲げ。完成された一礼に口がぽっかり開いた間抜けな顔を慌てて引き締めナンチャッテ紳士の一礼を返し、聴きたい内容が一気に集結して「良い場所に案内するよ。君は皇室の人？エリザベス、エリザベスだからベスって呼んでも構わないかな。」後は親しみを込めた目に笑み浮かべ。)

>>ウィル

よし言ったな。なら俺はもう少し女心の理解できる人間になる努力をしよう。
へぇ、そりゃどうりで綺麗なはずだ。君も言ってたがレトロな雰囲気が良いな。じゃあ空腹の時にはお願いするよ。

暑いならいっそ頭から川に漬かってしまうのはどうだ？
(笑いすぎて血圧が上昇気味な人物がもう一人此処に、お笑い星人の隣に腰を下ろし川の水をバシャバシャ顔に掛けてクールダウンの計画中。青春と言うにはオジサンだが、友人と肩を揺らして笑い合う時間の楽しさは異常。人付き合いの苦手な己という人物を茶化してみたり「難しいと言うか、ちょっと面倒な性格だからな」額をペチンと叩き少しの面白さを発揮し終わる前にキャラじゃなさすぎて苦い顔。ジュードが小さく鳴いて、最早此処まで来ると何をしても楽しいレベル。対する元より町から離れた生活をする調教師は小骨ごとペロリ「光栄な事だ。ホスキンスにも自慢してやろう」軍事大好きな嫌味な人間の名前を挙げ。ご馳走さまの感謝の気持ちを込めて手を合わせたら、すっかり乾いたらしいシャツに腕を通しさて今からどうするか一先ず大きく身体を伸ばし)

>>オーウェン

まず遅くなってごめん。返信のタイミングを考えていたら時間が過ぎてしまって。
男子に二言はなし、正々堂々と宣言するよ。お互い頑張ろう。あんな街並みがあるとしたら歩いてみたいな。2017年現在よくきくインスタ映え？だっけ、確かに映えるだろうね。パン屋に転職したら儲かるかな。

言ったな？本当にそうするからね。こんなに濡れたら後はいくら濡れたって同じだ。
(そう言うや否や水泳の練習をする幼稚園児よろしく顔を水に突っ込み頭を沈め。上体を起こした時には当然悲惨なビジュアルになってはいるがなんにも気にする必要なしと髪を掻き上げて頬から一気に空気アウト。「面白いのは魅力だけど君みたいな人だって世界には必ず必要さ。」何か足りなくてそこが良いのは人間だから、何だって人間だもので解決してしまう。静かな森ではやり場を失ったエネルギーを咆哮で解消しようとするも下手な遠吠えで終わり動物に笑われたような。火傷した指先を擦り「誰かに自慢できる文章力かどうかは期待しないでくれ。」言い出しっぺは恥ずかしくて目がウロウロ。ぼんやり向こうの形が不思議な岩を眺めつつ浮かんだのが何故か先住民ごっこ、女性の前では絶対にできない遊びに目をパチクリ「石も枝もあるから使わないけど槍なんて作ってみてはどうだろう。」)

>>ウィル

仕事じゃないんだ。そんなの気にする必要ない。
勿論、挫けそうになった時は君と約束した事を思い出しておくさ。好きな人と寄り添って写真を撮ってなんて出来たら最高の思い出になる。常連客が此処にいる、毎日買いに行くよ。

まさか本当にするとは思わなかった、ってのは冗談だが気持ち良さそうだな
(提案したとは言え実行するとは思ってなかった隣人は目が点、ずぶ濡れで髪の毛が張り付く様は情けないと同時に物凄く楽しそうと次の瞬間ニヒルな笑みを浮かべて真似したものだから二人とも濡れる始末。世界に必要とされてこそ人間の価値が出るならば最高の誉め言葉を授かったと言う事「それはどうも、ウィルにそう言って貰えると素直に嬉しい」一瞬だけ口角を横ににっこりスマイル浮かべ。大自然へ感謝の気持ちを込めてご馳走さまの両手を合わせ「謙遜は必要ない。それに内容自体が自慢できる物なんだ」走り回る視線を追ったら目が回ってしまったやも。持て余しそうな時間の使い道は友人の一言で即決「それは楽しそうだ。原始人の生活体験って感じだな」枝に石を括り付けるのに使えそうなナイフでカットした蔦を差し出し)

　オーウェン

調教師なのしから？この場所にいる生き物だとしたら大きな物だと予想するわね(調教の単語は今一つピント来なく前に進む背中の後を追い水溜まりを越す最に爪先立ちになって乗り越えると冒険している気持ちに胸の高鳴りが「詳しいのね…頼りにしてるわ」出された果実を受けとり割ると中身の実を食べて)

　ウィル

この場所から抜け出したらその温もりに安心するわね。同じ様に今では恋しくて堪らないわ、(顔を上げて俯き加減から戻したところ曲げられている腕は何かと一ミリも不思議さや怪しさを感じず安堵の息と共に片腕を差し込み確り繋いで「まさかとは思ったけれど…女性の扱い、長けてるわね」始まった怒涛の質問攻撃慣れていない訳もなく「貴族の娘ね、だけれどベスと呼んでも良いわ。ウィリアムはウィルでも良いかしら？」)

>>エリザベス

俺の専門は人間と同じくらいの背丈だが、中には人間の何十倍もあるモンもいる
(太古の生物を飼っているとは想像もつくまいが珍しく饒舌に語り人差し指と中指を曲げて恐竜っぽいポーズまで添えて「旨いとは言わんが食える」酸い果肉にかぶり付き眉間に皺の苦い顔、腰に収納したナイフで腰程まで伸びる足元の雑草を裁断し文字通り道を切り開き)

オーウェン

分かりやすい。この場所なら人間より何倍もある生物がいても不思議じゃないわ
(動作も交えての説明は学びやすさもあって飽きることなく聞けて道が切り開く様子に「なかなか食べれるわね、食料もなんとかなりそうじゃない？」滴る汁を呑み込み果肉を咀嚼して胃に通し)

>>エリザベス

ちょうどアンタの立ってるとこ、そのデカさの足跡は熊だな
(まさに彼女の言う通り人間より大きな生き物が存在する証拠が足元に、美しいドレスに端を隠された足跡に落とした視線と指で示し「冒険大好きな令嬢で助かる」暫く歩いた先には流れの緩やかな小川が広がり、水分補給に腰を下ろして掌に掬った水に口を付け)

(/此方辞退します。)

>>エリザベス様

(/楽しいお時間を提供できなかったようで申し訳ありません。今までありがとうございました！)