3063 2025-09-26 16:57:27 |
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これは、失礼しました。すっかり時間を忘れていましたねぇ。では、ご自宅近くまでお送りしますよ。
(標的の住まいを知る絶好の機会を逃すまいと、あくまで自然に送ろうとする)
う~ん、じゃっ、着いてきてっ…。
(いきなりナハトの手を馴れ馴れしくぎゅっと握って、呑気に鼻歌を歌いながら自身の家まで案内を始めて…)
い、いえ、少し驚いただけですよ。では、参りましょうか。
《油断すまいと誓ったそばこれですか。しっかりせねばなりません。隙を見せてはいけません。》
(珍しく慌ては自分を戒めつつ、アイリスと手を繋ぐ)
なんだか、楽しそうですねぇ。なにかいいことでもあったんでしょうか。ところで、お家にはご家族がいらっしゃるんですか?
(いたずらっぽい笑顔の真意がはかれず、戸惑っているが、もちろんそんなことは微塵も感じさせないよう、あくまで冷静に)
そうでしたか。これは、知らなかったとはいえ、辛いことを聞いてしまいましたね。すみません。
《くっくっく、これは好都合。1人なら近くに居やすいでしょうねぇ。付け入る隙もありそうです。》
(思いもかけぬ好機に、繋いだ手に思わず力が入ってしまう)
ナハトさん?は悪くないから謝らないでっ。それに辛くなんか……。
(ナハトに心配をかけさせたくなかったのか、笑顔で誤魔化し…急に手を握る力が強くなったのに驚き、小さく「ヒャッ」と声を上げて)
おっと、重ね重ね失礼しました。なにせ、人間と手を繋ぐなんて、初めてのことですからねぇ。つい、力加減を間違えてしまいました。ご自宅は、遠いんですか?
(繋ぐ手の力を緩め、殺意が伝わらないように最新の注意をはらう)
…もうすぐ着くよっ!
(アイリスが殺意などに気づくはずはもちろんなく、話しているうちにだんだんと家が見えてくるがその家は、勇者の子供が住んでいるとは思えないような風貌で)
あぁ、暗くなる前に着けて良かったですねぇ。陽が落ちると、なにかと物騒ですからねぇ。
《あれが勇者の血統の者の住まいですか!?いやいや、世を忍ぶ仮の、というやつでしょう。どこまでも抜け目のないことです》
(およそ勇者の住まいとは思えない家にも、どこまでも用心深い)
物騒…?そうなの?
(あまり夜に外に出ないうえに出会ったことのある魔族がスライムくらいのアイリスは不思議そうに首を傾げながら尋ねて)
はい、そうですよ。夜は、逢魔時とも言われ、特に満月の日は注意が必要だと言われています。不死王や獣人伝承などは満月の夜が舞台になっています。もっとも、そんな魔物の多くも、勇者に討伐されてしまいましたがねぇ。
(魔物討伐のくだり、ナハトの表情が険しくなる)
わぁ~、ナハトさんすっごいものしりっ…!…大丈夫?パン食べる?
(自身の知らないことを知っているナハトに尊敬?などの感情が詰まった視線を送り…すると、表情が険しくなったことに気づき「お腹が空いたのかな?」と呑気に思っており懐からパンを取り出しそれを渡して)
いやいや、物知りというほどのものではありませんよ。おや、いただけるんですか?では、後でいただきますね。
《その無邪気さの裏にある恐ろしさ、騙されませんよ。このパンもどんな罠がはってあるのか、わかったものではありませんからねぇ》
(すぐに温和な表情を作り直し、素直にパンを受け取るが、すぐには食べずに、カバンにしまう)
わかった…!あっ、せっかくだしお家案内してあげるっ
(手を握ったままほぼ無理やり…拒否する隙を与えないないまま家に引きずり込む形で家を紹介し、内装は外見とは違いやけに整理整頓ができておらず、まさに子供が一人で暮らしている感が否定できない雰囲気を醸し出しており…)
おや、案内していただけるんですか?では、お邪魔します。ほうほう、アイリスさんは、片付けが苦手なようですねぇ。
《なるほど、自身のテリトリーに引き摺り込む算段ですか。いいでしょう。ここはあえてあなたのやり口に乗ってさしあげますよ。》
(無力に引っ張られる非力な魔族を演じながら)
ええ、もちろん。わたしも、アイリスさんに頼み事をしている身ですから。持ちつ持たれつ、ですよ。今日はもう陽が暮れますから、明日にしましょうか。
《勇者に関する情報を見つける良い機会を得ました。できれば、弱点など見つかると良いですねぇ。》
(絶好の機会を得て、思わず顔が邪悪ににやけてしまっている。)
……うんっ、わかった!あっ、でもベッド一つだし…せっかくだし一緒に寝よっ
(邪悪にニヤけてる顔を見て、少し驚いたようで間が空いたが「明日にしましょうか」には素直に頷きながら返事をし…。するとベッドが一つしかないことに気づき自身の身長的に全然余裕があるため、一緒のベッドで寝よう!と誘って)
1つのベッドで、一緒に寝る、とは?わたしは、明日出直そうかと思っていたのですが…一緒に寝る、とは?
(罠?罠なのか?ナハトの頭脳が全く処理できず、フリーズ寸前)
ん…?えっと、そのままの意味だよ…?
(ナハトの反応で自分がなにかおかしいことを言ったのに気づくも、心当たりが全くないため、とりあえずベッドに寝転びそのまま手招きをし…)
そ、そうですか。わかりました、いいでしょう。ベッドに行きましょう。
《虎穴に入らずんば、虎子を得ず、いいでしょう、あえて死地に飛び込みましょう!》
(招かれるままに、おずおずとベッドに腰掛ける)
そうですね、わたしはこうして眠るんですよ。どうぞ、お気になさらず、おやすみになってください。
《油断は禁物です。完全に相手の間合いの中ですからね。落ち着いて、落ち着いて。》
(なぜこんなに動揺しているのか自分でもわからないが、なんとか平静を装っている)
眠った…んですか?なんと無防備な。い、いや、寝たふりかもしれません。油断は禁物です。
(目を閉じたアイリスを、注意深く観察する)
んぅ……。
(すぅ、すぅ…。と寝息を立てて眠っており突如、「ジョウロでスープを飲んだらダメ……。」というわけのわからない寝言を言い、そのまま寝返りを打って)
本当に寝てしまって…っっ!魔法の詠唱かと思ったら、寝言でしたか。しかし…これは…うーん、まるっきりただの少女ですねぇ。わたしの買い被りでしたかねぇ。…いや、まだ油断はできません。もう少し、観察しておきましょうか。
(寝言→寝返りのコンボに驚くが、流石に拍子抜けしている。が、じっと観察を続けている)
…っ!!あ、あたたかい?わたしが、あたたかい?人間が、魔族にあたたかみを感じるとは…。それほど、孤独だということですか…。
(魔界から人間界に逃げのび、隠れるように孤独に過ごしてきた自身とアイリスが重なり、なんとも言えない感情が湧き上がる)
……。
(その日はナハトにぴったりくっついて寝たまま、気づけば朝になっており、起きる気配が全くないうえに 窓から差し込む日光に背を向ける形で寝返りをうっているアイリス…。)
結局朝になりましたねぇ、普通に寝たまま。しかも、わたしにくっついたまま、です。
アイリスさん、朝になりましたよ。そろそろ起きましょうか。
(一睡もできないまま、一晩中アイリスの観察を続けた結果、普通に寝続けるアイリスを眺めるだけ、であった)
…っ!
《わたしとしたことが、寝不足でボーっとしてしまいました。気を取り直して…》
で、では、朝食を食べたら、さっそく片付けにとりかかりましょうか。
(動揺を悟られないようにとりつくろう)
(ありがとうございます。テンポが悪くてすみません。)
ふんふふ…♪
(朝食はなんだろうな~と、そんなことを考えながらナハトが料理を作っている様子を鼻歌を歌いながら待っていると目の前に出された美味しそうな様々の料理に目を輝かせながら「いただきますっ!」と言い、美味しそうにむしゃむしゃと美味しそうに食べ始め…)
…
(おいしそうに朝食を食べるアイリスを見つめながら)
《なにかがおかしい。寝不足のせいでしょうか。憎くてたまらない、あの勇者の娘を前にして、この気持ちはなんなのでしょう。なんとも不思議な感覚です》
ん…?ナハトさん食べないの?あーんしよっか?
(料理に一切手を付けずにこちらを見つめてくるナハトに疑問を抱き、その結果体調が悪い…という結論に至り、自身が過去にされていたようにあーんで食べさせてあげようか?という提案をし…)
…あーん。パクッ、モグモグモグ
《いつのまにか魔法をかけられたのでしょうか。いや、それならこんな風に考えを巡らせることもできないはず。とにかく、今はもう少し様子を見ましょう。卵の焼き加減は完璧です。》
(考えるのに必死で、あーんをしてしまっていることに気づいていない様子)
モグモグモグ…
《あぁ、これは安らぎですねぇ。魔族のわたしにも、こんな感情があったんですねぇ…って、ダメです、ダメです!》
さ、さぁ、食事は済みましたか?では、食器を片付けて、部屋の片付けをしましょうか。
(危うく安らぎ堕ちするところ、はっと我に返り、慌てて立ち上がり食器を片付けだす)
うんっ!美味しかった、ごちそうさまでしたっ
(お腹がいっぱいになったのと、眠気が覚めたのもあってかいつもと同じように元気になって)
いいですか、アイリスさん。まずは、バラバラに散らかっている物たちを、分類することから始めましょう。大雑把でかまわないです。勇者、つまりお父上や聖剣に関するものと、それ以外にわけていきましょうか。
《これで、勇者や聖剣に関する情報を得ることができれば儲け物です。くっくっく。》
うんっ、わかったっ…!
(勢いよく返事をし、すぐに分類作業に移り始めるアイリス…。作業を始めて時間が経ち少し大雑把だが先ほどとは比べ物にならないくらい綺麗に分別していて)
随分片付きましたねぇ。では次に、分類したものをそれぞれ使いやすいように収納していきましょうか。
(テキパキと片付けていくアイリスに関心しながら、普通に片付けを手伝ってしまっている)
使いやすいように収納…。
(さすが勇者の子供というべきか、物覚えはかなりよく手伝ってくれているナハトの様子を観察しながら、テキパキと収納をし始めており)
あぁ、見違えるようですねぇ。アイリスさん、これからは使い終わったら、すぐに元の場所に戻すようにしましょう。当たり前のことですが、散らかさないのが片付けのコツですからねぇ。
(片付けが終わり、まくし上げていたローブの袖を戻して、アイリスの頭をなでながら)
えへへっ♪わかったっ…!
(頭を撫でられたことなど滅多にないアイリス、撫でられた途端パーッと顔が明るくなり嬉しそうに笑い、例えるなら尻尾を振って喜ぶ子犬のように…)
…っ!!
《な、な、なにをしているんでしょうか、わたしは!勇者の娘の頭を撫でる!?せっかく分類した勇者の資料も、すっかり収納してしまっているし…。しょうがありません、別の機会を待つことにしましょう》
(慌ててアイリスの頭から手を離し、嬉しそうにしているアイリスを見つめながら)
もっと、ですか?仕方ありませんねぇ。ナデナデ、ナデナデ。
《そうです、このままこの娘を懐柔してしまう手もありますねぇ。いっそそのまま魔族に仕立て上げてしまうのも、一興ですねぇ》
(心の中とは裏腹に、言われるまま頭をなでる)
ところで、アイリスさんはまぞ…魔法を使えるようになりたいとは思いませんか?
(お茶を2人分淹れて、アイリスにテーブルにつくように促しながら)
はい、魔法です。使えるようになれば、戦いを有利に運べるようになります。どうでしょう、やってみませんか?
《そして、ゆくゆくはわたしと同じ魔族になってもらいましょうねぇ。くっくっく。》
わかりました。では、さっそく今日から始めましょうか。昨日の街外れ、わたしたちが出会った場所に行きましょう。
(杖を手に取ると、杖の先についている赤い宝石がボゥっと怪しく光出す)
……。出会った場所…わかった!
(ナハトの杖の先についている赤い宝石が光ったことに驚き少し固まるも、すぐにナハトの手を握って「出発しんこ~♪」と告げて歩き出して。)
せっかくですから、その立派な剣も活かせるような魔法を使えるようになるといいですねぇ。アイリスさん、剣技はお得意なんですか?
(街外れへの道すがら、アイリスに尋ねる。もはや、自然に手をつないでしまっていることは気にならなくなっている。)
なるほど、苦手ですか。先ほどの様子から、使える魔法もお持ちではなさそうでしたねぇ。では、アイリスさんのお得意なことはなんでしょうか?
(よく今日まで生き残ってこれた、と半ば関心しつつ、さらに尋ねる)
……気配消したりとか?だと思う…
(少し考える素振りを見せ、気配を消すことぐらいしか思いつかないアイリス。しばらくの沈黙のあとにそのままの意味で言い)
ほう、それはとても役に立つ特技ですねぇ。わたしは、剣技の方はまるでわかりませんが、なんとかアイリスさんの特技を活かす方向でいきましょう。
《そう言えば、あの勇者も神出鬼没、気配を絶つのはうまかったですねぇ。さすがはその血を引く者、と言ったところ。》
(自身の顎をさすりながら、アイリス向きの魔法を考える。勇者のことを思い出しても、今までのようにあまり怒りが湧いてこないことに疑問をもちながら…。)
えへへっ♪役に立つ特技…♪
(役に立つなんてあまり言われたことがなかったため、ものすごく嬉しそうに満面の笑みを浮かべて…。)
うれしそうですねぇ。ただ、何事も努力が必要ですよ?魔法を身につけるにしても、アイリスさん自身の努力が必要なんです。それには、まず魔法に対する理解を…ん?あれは…
(2人の進む道の途中、何者かが道を塞ぐように佇んでいる。一見してわかる異形、人間ではないようだ。)
努力…。ナハトさんがいるなら私頑張るっ!…ってあの人も魔族さん…?
(ナハトの努力が必要という発言に、自身も目一杯頑張ると告げ…すると道に佇んでいる異形の人物を一瞥し、思わず疑問が口からポロッとこぼれて)
あれは、コボルドですねぇ。こんな日中に、しかも単独で…。アイリスさん、あれはコボルドという種族で、魔族です。単独で活動することは滅多にない種族なんですが、どうしたんでしょうねぇ。
(アイリスよりも小柄だが、頭部は小さな角の生えた犬のような姿。刃こぼれした短剣を持ち、ウゥと低く小さくうなっているのがこちらにも聞こえる。)
コボルド…?魔族さんってワンちゃんみたいのもいるんだ…。
(おそらく警戒した様子で小さく唸っているコボルドに対して呑気に「ワンちゃんみたいで可愛い」という感想を抱いており、こっそりコボルドに近づこうと考えているアイリス…)
ワンちゃん…犬とは全く別者ですよ。まぁ、単体であればそれほど危険ではありませんがねぇ。
《わたしがいるのに、威嚇している?おかしいですねぇ。格上の魔族に対して威嚇などするはずがないのですがねぇ》
そこのコボルド、脇に下がって道をあけなさい。
(疑念を抱きつつも、コボルドに対して、手を振り脇に退くように伝える)
ふふ……♪
(いつの間にかナハトの手元から離れ、コボルドの顎の下をまるで子犬を撫でるかのようにワシャワシャと一心不乱に撫でているアイリス…)
【コボルド】…ウガァゥゥ…グァルルゥ…
(アイリスにわしゃわしゃされているコボルドの目は真っ赤に充血し、口からはボタボタと涎がたれ始めている。明らかに様子がおかしい。)
【ナハト】なっ!アイリスさん、不用意に近づいてはいけませんよ。様子がおかしい、コボルドからそっと離れてください。
(アイリスが離れたことに全く気づけなかったこと、アイリスがコボルドを子犬扱いしていること、二重の驚きがありながらも、コボルドを刺激しないように、落ち着いた口調で。)
【コボルド】ギャァゥゥッ!!
(離れようとするアイリスに、コボルドが襲いかかる)
【ナハト】我が声に応えよ「貫く者」。
(ナハトに召喚された魔界蟲が、鋭く尖った頭でコボルドの心臓を貫く。コボルドはその場に崩れ落ちる。)
さぁ、アイリスさん、今のうちにこちらに。
………。
(自身に襲いかかってきたコボルトが目の前で心臓を貫かれたのを目の当たりにし、完全に腰が抜けているが頑張ってナハトの元まで震えながら移動して…)
ケガはありませんか?やれやれ、図らずも、魔法のお手本を1つお見せすることになりましたねぇ。
(震えるアイリスの服の汚れをはたきながら)
だ、大丈夫。怪我してないよ…。
(戦闘や魔法に慣れていないアイリスにとってはかなりショッキングな出来事だったため、目に涙を浮かべながら大丈夫だと告げて)
そうですか、ケガがなくて幸いでした。
《これではっきりしました。わたしは、魔族から人間を守った。いや、アイリスさんを守った。初めての感情ですねぇ、やれやれ。》
(自身の行動に、気持ちはかなり動揺しているが、それは微塵も表に出さず、じっとアイリスを見つめながら)
あっ、ナハトさん助けてくれてありがと…
(そういえばお礼を言ってなかったことを思い出し、手で涙を拭ってから、ぺこりと頭を下げながらナハトにお礼の言葉を言い…)
…アイリスさん、無闇に魔族に近づいてはいけません。まぁ、魔族のわたしが言うのも変ですが。話の通じない者もいますから。もっとも、それは人間にも言えることですがねぇ。
《決めました。アイリスさんを立派な魔族にし、魔族の頂点に立ってもらいます!》
(アイリスの顔をじっと見ながら、優しく諭すように語りかける。倒れたコボルドは、石と化し、ビシッと音を立てて崩れ、砂となる。)
……!
(ナハトの話を真剣に聞き、するとビシッという音が聞こえ咄嗟にそちらに視線を移すと砂になったコボルドを見てしまい「ヒュッ」と小さく息を呑んで、すぐナハトの手をぎゅっと握って)
アイリスさんには、少々刺激が強かったようですねぇ。そこの木陰で少し休みましょうか。
(木陰を指差し、アイリスの手を引き、木陰に連れて行く。)
…だ、大丈夫だよナハトさん
(ナハトを心配させないように精一杯の作り笑いをするも、木陰につくと緊張の糸が切れたのか…その場にすっと座り)
無理する必要はありませんよ。一休みしましょう。
ところでアイリスさん、今更ですが、魔族であるわたしとこうして一緒に居ることに、抵抗はありませんか?
(作り笑顔を察して、休憩を促す。一息ついたところで、問いかける。)
抵抗…?ナハトさんは優しいしそんなの私は全然ないよっ♪でもお兄様に気づかれたら…。
(ナハトに対して抵抗は一切ないと笑顔で告げ、今は任務で旅をしている兄のことを思い出し、すると少し表情が曇って…)
そうですか。それはよかった、魔法の習得にはある程度時間が必要ですらねぇ。
それはそうと、お兄様がいらっしゃるんですか。そのお兄様は、どんな方なんですか?
《やれやれ、勇者の血統がもう1人いましたか。これは、アイリスさん魔族化の大きな壁になりそうですねぇ。》
なるほど、お強いんですねぇ。言いたくないことは無理して言う必要はありません。まぁ、魔族のことはあまり良く思ってらっしゃらない、と言ったところですか?くっくっく。
《勇者である父親の気質を濃く継いだのは、兄の方かもしれませんねぇ。注意しておきましょう。》
(敢えてアイリスの方は見ずに、意地悪げに笑う)
おや、図星でしたか?くっくっく。わたしは、全く気にしませんけどねぇ。まぁ、どちらかと言うと、魔族と一緒に居るアイリスさんの方がが珍しいと思いますよ。くっくっく。
(図星をつかれて驚くアイリスの頭をポンポンと軽く叩き、また意地悪げに笑う)
私って珍しいの…?で、でもナハトさんみたいに優しい魔族さんなら一緒に居ても楽しいよっ!
(ナハトの顔を見つめ屈託のない笑みを浮かべながらそう言い、様子から察するに嘘ではなく本心から言っているのがわかるだろう…)
ええ、珍しいです。もっとも、人間に優しいと言われてしまっているわたしも、魔族としては珍しいのでしょうがねぇ。正直、あなたのお父上のことは、憎くてしようがないのは変わりません。しかし、不思議ですねぇ、あなたのことは全く憎めないんです。
(段々とアイリスに惹かれていっている自身のことを認めはじめる。しかし、魔族としてそれでいいのかという葛藤も含みながら。)
…ん~、珍しいとかそういう話は私には難しいけどナハトさんが優しいのは良いと思うよ♪
(14歳であるアイリスにとってはナハトの話が難しかったのかナハトの葛藤など知らず呑気な答えを出して)
(/兄のpfは貼ったほうがよろしいでしょうか?)
そうですか。しかし、魔法の習得に関しては厳しくしますよ。しっかりと学んでもらいます。
(一転、しっかりとした口調で自身の決意も込めて伝える。)
(/おお、是非お願いします!)
名前:トリスタン・アイリス
性別:男
年齢:16歳
容姿:髪は真っ白で雪を思わせる色のミディアムショート。瞳の色は母親譲りのワインレッド。身長は160cmほどで小柄であり、服装は黒色と赤色を基準としたシャツの上に白いマントを羽織っており、足元には身長を誤魔化すために厚底の編み込みブーツを着用している。腰には金色の装飾が施された短剣を身につけている。
性格:基本的には誰にでも優しく、魔族に対しては勇者である父親譲りの敵意を抱いている。あとかなりのシスコン。
備考:勇者の子供としては妹であるアーサーよりも有名であり、各国の魔族の残党狩りの依頼に積極的に協力している。聖剣には選ばれなかった過去があり、自身の身長とその過去をあまり良くは思っておらず、身長に関しては一応毎日牛乳を飲んでいる。ちなみに戦闘能力はアーサーとは比べ物にならないほど強いが、精神面はかなり打たれ弱い。
(/こちら兄のpfです…)
わたしも、精一杯お教えしますよ、アイリスさん。あぁ、それから、わたしのフルネームは、ナハト・テンペスタスと言います。改めて、よろしくお願いします、アーサー・アイリスさん。
(笑顔はないものの、その口調には強い意志と喜びを感じることができる。)
…♪改めてよろしくねっ、ナハトさん!
(どこか喜んでいるナハトに気づき自身も嬉しそうに改めてよろしくと頭を律儀に下げながら告げて)
では、そろそろ行きましょうか、アーサーさん。学んでもらうことは山ほどありますからねぇ。
(立ち上がり、ローブの裾をはたきながら)
…うんっ!
(先程の砂になったコボルドのことはもう記憶にないようで…立ち上がったナハトの手を握り、そのまま自身も立ち上がって)
では、歩きながら、魔法についてお話ししましょうかねぇ。まず、物質世界と精神世界についてですが…
(街外れに向かう道中、得意の魔法学について語り出す魔法オタクのナハト。もはや、アーサーが理解できているかは関係なくなってしまっている。)
……?物質世界と精神世界…?
(ナハトが何を言っているかは全くわかっていないが、なんとなくで頷きながらも一応は真剣に聞いており)
…つまり、魔法とは精神世界における事象を、物質世界に具現化させることである、と言えるわけです。アーサーさん、ここまでで何か質問はありますか?
(魔法学の入り口の手前の話です、とでも言いたげな顔で)
…質問はないけど、魔法ってすごいんだねっ♪
(相変わらずナハトが何を言っているかはわかっていないが、目をキラキラと輝かせながら魔法ってすごい…という結論に至り笑顔でそう告げて)
実際にはわかってしまえば、どうということはありませんよ。さぁ、着きました。では、さっそく始めましょうか。まずは、精神世界を認識できるところまでいかなくてはいけません。アーサーさん、ここでご自身が、直感的に1番安心できる場所に移動してみてくれますか?
(大好きな魔法のことを、素直にすごいと言ってもらって、内心喜んでいる魔法オタク。)
…ゴ、ゴホン。選んだ場所はさて置き、今の感覚が精神世界の事象を物質世界に具現化、つまり、イメージを現実のものにすると言うことです。いきなり出来ましたね。たいしたものです、アーサーさん。
《やはり勇者の血を引くだけのことはあります。これは楽しみですねぇ。》
(思った以上の才能の発見と、自身の側に来たことに内心大変喜んでいる。)
ただ、気をつけないと、体力と同じように精神力にも限界はありますから、あまりやりすぎると最悪命を落としたり、廃人になったりします。また、移動系の魔法は、移動先の情報が曖昧だと、壁と同化してしまったりすることもあるので、これも注意が必要です。
(魔法慣れしているナハト、恐ろしいことを涼しい顔でサラッと言ってのける。)
廃人…壁と同化…。
(少し不安そうにナハトのローブの裾をぎゅっと握るも、涼しい顔で言っているナハトを目の当たりに少し呆気に取られたようで固まって)
まぁ、使い方次第、ということです。その剣も、使い方を間違えば自分を傷つけてしまうこともあるでしょう?それと同じですよ。正しく使えば、問題はありません。ここまでで、何か質問はありますか?
(物入れから革製の水筒を取り出し、アーサーに渡す)
えっと、もし壁と同化したらどうなるの…?
(思いついた質問をそのまま言葉に出し、渡された水筒を見つめ一口、口に含んで)
そうですねぇ。運が良ければ、壁人間として生きてはいけます。運が悪ければ、人が埋まった壁ですねぇ。
(別の水筒で水を飲みながら、またもやサラッと言ってのける。)
……壁人間…。
(壁に埋まった自分を想像してしまったようで、少し顔が青ざめているアーサー。魔法はすごいけど…怖い、そんな結論に至るのだった。)
力の怖さを知ることは、大事なことです。大丈夫ですよ。アーサーさんは良い魔法使いになります。恐らく、わたしよりも高位の魔法も操れるようになると思います。
(アーサーの肩にそっと手を置き、安心するよう語りかける。)
ほ、ほんとっ!ナハトさんよりもすごい魔法使いに私が…。
(顔がパーっと明るくなり、よほど嬉しかったのか今にも小躍りしそうなほど喜んでおり)
しかし、それには弛まぬ努力が必要です。才能?努力?最強、ということです。アーサーさんは、イメージの基礎は出来ているので、次は元素魔法の基礎をやってみましょうか。
(肩下げの物入れから、小さな本を取り出す。表紙には、なにやら魔法陣やしきものが書いてある。)
う、うんっ…!
(ナハトが取り出した本に描かれている魔法陣を見て、きれいな模様だな~と考えているアーサー、それもそのはず魔法陣なんてものを今初めて見たからだ)
失礼、不明瞭でしたね。才能ある者が、努力をすることで最強になれる、ということです。
そして、この本は魔術書、表紙に描かれているのは、魔法陣です。いずれ、アーサーさんもご自身の物を持つことになりますよ。
(魔術書を見せながら、説明する)
…ナハトさんもその、魔法陣?っていうの持ってるの?
(魔術書の内容はあまり理解できていないが頭にふと浮かんだ質問を問いかけてみて)
はい、この魔術書に書かれた魔法陣がわたしのものです。アーサーさんが召喚魔法を身につけて、わたしとの契約を結べば、この魔法陣を使ってわたしを呼び出すことができるようになります。
(魔術書をめくると、それぞれのページに様々な魔法陣が描いてある。)
召喚魔法…。
(様々な魔法陣をよく観察しだすアーサー…、安心できるナハトを呼べる召喚魔法に興味をもったようで目をキラキラと輝かせて)
どうやら、召喚魔法に興味があるようですねぇ。では、召喚魔法の習得から始めましょうか。
(ナハトの魔法陣が描かれた羊皮紙を取り出し、アーサーに渡す。)
わ、私の声に応えてっ「ナハト」さん…。
(先程ナハトがコボルドを倒したときの詠唱を真似て言ってみるが、あまり上手くいかなくて…)
アーサーさん、慌てずゆっくりいきましょう。まずは、わたしを召喚するには、わたしと契約を結ぶ必要があります。契約の方法はいくつかありますが、1番強力な「血の契約」にしましょうかねぇ。
(羊皮紙を地面に置くようにうながし)
文字通り、お互いの血を交わして契約とする方法です。と言っても、必要な血は、指先からの一滴で十分です。
(そういうと、小さなナイフを取り出し、自分の指先に傷をつけ、魔法陣の中央に血判を押す。)
さあ、わたしの血判の上から、アーサーさんの血判を押してください。
(ナイフを拭き、自身の血をぬぐってアーサーに渡す。)
ナハトさん大丈夫っ!?って…えっ?わ、私も…。
(指を切ったナハトを本気で心配し、次に自身もやらなくてはならないことを知り、少し固まるが、覚悟を決め「えいっ」と自分の指を軽く切り、思っていたよりも痛かったのか涙目になりながらも魔法陣の中央に血判を押して)
(アーサーが血判を押すと、魔法陣が青白く光を放ち、2人の血判がスゥっと羊皮紙に吸い込まれる。)
これで、契約は結ばれました。いつ、どこからでも、アーサー・アイリスの名において、ナハト・テンペスタスを召喚することができます。召喚に応じない時は、わたしが命を落とした時のみです。
命を落とした時…そ、それじゃ私がたくさん強くなってナハトさんも守るからっ。
(ナハトの手を優しく握って潤んだ瞳で見つめながら上記のセリフを言い…)
はい、期待してますよ、アーサーさん。あ、説明が前後しましたが、血の契約は生涯に1人としか結べませんので、ご注意を。
(握られた手とは反対の手でアーサーの頭をなでながら)
…♪ナハトさんそんな大事な契約、私なんかで良かったの?
(頭を撫でられ心地よさそうに目を細めていたが、生涯に1人…そんな大事な契約を自身なんかに使ってよかったのか…という不安が発生し…)
そうですねぇ。わたし自身も不思議に思っています、まさか勇者の娘と契約を結ぶとは。しかし、正直うれしく思ってもいます。契約を結べたのがあなたでよかったです。
(まっすぐアーサーの目を見つめながら、正直な心のうちを語りかける。)
わ、私でよかった…。
(ナハトのその言葉をものすごく嬉しく感じており、なぜかはアーサーにもわからないが無意識のうちに自然とポロポロと涙を零し…)
…。わたしは、人間のように涙を流したことがありません。なぜ涙を流すのかもわかりません。ですが、あなたが流す涙があたたかいことは、はっきりとわかります。
《人間と魔族…そうやって分ける意味はないのかもしれませんねぇ。》
(自身の感情、考え方の変化を認めつつあり、またそれが心地よく、穏やかな表情でアーサーの涙を優しくぬぐう。)
…!?さ、さて、今日はこのぐらいにしておきましょうか。そう言えば聞いてなかったですが、アーサーさんは普段何をしているんでしょうか?
(生まれて初めて頭をなでられ、思いっきり動揺している。)
ふふっ♪普段はお家でのんびりしたりとか、お散歩したりかな~
(動揺しているナハトに思わず笑みが溢れ、その後自身の普段していることを告げて)
なるほど、わかりました。わたしは、あの小屋に住んでいます。大抵はこの辺りに居ますので、アーサーさんが魔法の練習をしたい時にここにいらしてください。あぁ、それから、まだ魔法に慣れるまでは、無闇に召喚魔法を使わないように。先ほど言ったように、命を落とす危険がありますから。いいですね?
(先ほどの穏やかな顔から一転、真剣な顔で注意を伝える。)
う、うん…わかった…!
(命を落とす危険…それを真剣な顔で伝えるナハトに、真面目な雰囲気を醸し出しながらコクリと頷き…。)
では、続きはまた次回にして、お送りします。今朝のコボルドの件も気になりますしねぇ。なにがあるがわかりませんから。
(愛用の物入れを肩にからい、アーサーを送る準備をする。)
1番好きな…そうですねぇ、炎の元素魔法も好きですが、1番となると召喚魔法ですかねぇ。召喚できるのは、生物だけではないんですよ。
(魔法オタク、嬉々としてしゃべりだす。)
…えっ?そうなの…!
(生物以外も召喚できる…アーサーにとっては衝撃の真実を知り、どんなものを呼び出せるのか目をキラキラと輝かせながらナハトに尋ねて)
では、次回はいくつか召喚魔法を実演して見せましょうか。
(アーサーに自慢の魔法を見せることができると、内心ウキウキの魔法オタク。)
お疲れ様でした、アーサーさん。今日はゆっくり休んでください。思っている以上に疲れているはずですからねぇ。
(名残惜しいが、ぐっとこらえる。)
う…。も、もし危険な目にあったら、その時はやむを得ないので、すぐにわたしを召喚してください。
《なんでしょうか、無性に抱きしめたい衝動にかられています。どうすればいいのでしょうか。》
(感情が処理できず、どうすればいいのかわからない様子の奥手魔族。)
(二人がこうして抱きしめ合っているなか…、アーサーの家や街外れから遠く離れた北の国にて魔族の残党狩りの任務を終わらせた人物が一人。
そんな彼の周りに横たわる複数の魔族を横目に最愛の妹である、アーサーの写真を見ており…)
…やっと任務終わった~、これでやっとアーサーに会える…♪
【魔族】…魔族狩り…し、知らせねば。誰でも…いい、届いてく…れ…「魔族狩りに気をつけろ」
(トリスタンの足元、瀕死の魔族が念話を飛ばす。死の間際に見た光景とともに。)
【トリスタン】…はぁ~っ。
(死の間際になにを言うのだろう…と殺意が隠しきれていない様子で魔族を観察していたが、念話というトリスタンにとっては全く興味がない内容だったため、ため息混じりにその場をあとにして…。)
【アーサー】
(ナハトと抱きしめあった翌日…今度は一緒にご飯を食べようと思い、手作りのお弁当を持って街外れに訪れて。するとナハトを見かけると笑顔で駆け寄っていき…)
(街外れのいつもの場所、ベンチに腰を降ろし眉間に皺を寄せ、苦々しい表情のナハト。トリスタンに狩られた魔族からの念話が届いたようだ。)
《魔族狩り、恐らくは勇者の息子の方ですねぇ。と言うことは、アーサーの兄。早晩、出会うことになりそうですねぇ。》
(/わたしも、魔族をもう1人考えてもいいですか?)
……♪
(ナハトの横にいつの間にか座っており、呑気に鼻歌を歌いながら体を揺らして)
(/もちろんっ!大歓迎ですよ♪)
アーサーさん、いつの間に!?気配消すのが本当にお上手なんですねぇ。おはようございます、アーサーさん。
(隣に座るアーサーに気付き、驚くが、険しい表情は消えて、穏やかな表情になっている。)
(/ありがとうございます。キャラがまとまったらpfを出しますねー)
ナハトさんおはようっ♪あっ、これお弁当…
(元気に挨拶をし、自身の作ったお弁当をナハトに手渡して)
(/はいっ!楽しみにしてますね♪)
おや、お弁当ですか、ありがとうございます。とてもうれしいです。ところで、昨晩はよく眠れましたか?悪夢を見たり、疲れが残ったりしていませんか?
(お弁当をうけとり、微笑みながらお礼を言い、魔法の練習の影響がでいないか気にしている。)
ふふふ、たしかにお元気なようですね。よかったです。やはり、アーサーさんは才能があるようです。さて、今日は、召喚魔法の実演、でしたねぇ。
(元気なアーサーの姿に目を細める)
ご期待に沿えるよう、がんばります。とは言え、街が近いのであまり派手なものはひかえます。では、まず…我が声に応えよ「嘆きの壁」
(ナハトの召喚に応じて、黒板ほどの大きさの古めかしい壁が出現する。)
これは、「嘆きの壁」、非生物です。詳細は伏せておきますが、簡単に言うと、対魔法防壁です。
(そう言い終わると、壁は音も無く消える。)
対魔法防壁というのは、敵の魔法に対して、こちらの身を守るための防御手段、ということです。特に、聖なる力に対しては高い防御能力があります。
(魔法に関する質問には、ついついテンションが上がる魔法オタク。)
聖なる力…。ナハトさんほかにはどんなものを召喚できるの?
(ちらっと自身の腰にさしている聖剣に視線を送るも、すぐナハトに視線を戻して再び質問をするアーサー)
アーサーさんの腰の剣、かすかに反応していましたねぇ。(意地悪げに)
では、次は…我が声に応えよ「魔操兵」
(ゴゴゴ…と地響きとともに、地面が盛り上がりストーンゴーレムが現れる)
…。すごいっ、ゴーレムさんだっ!
(意地悪気なナハトにムッとした表情を向けるが、現れたストーンゴーレムに先程の嘆きの壁とは比べ物にならないほどのキラキラと目を輝かせ…それもそのはずアーサーは昔からゴーレムが出てくるとある絵本が大好きだからだ。)
名前:シュトゥーム・バルバドス
性別:男
年齢:約1800歳
容姿:見た目40代半ば。ややクセのある赤髪で肩が隠れるくらいの長さ。額の真ん中、左右に1本ずつ、全部で3本の角が生えている。赤拵えの具足を身につけ、腰には大小の太刀を佩いている。
性格:自信家でプライドが高い。
備考:魔界の三大貴族、バルバドス家の当主。魔族偏重主義で、人間は取るに足らない存在だと思っている。が、勇者との戦に敗走したことで、プライドをズタズタにされた。剣の名手で、愛刀は大太刀「紅時雨(べにしぐれ)」。斬るほどに刀身が錆びていき、錆びるほど斬れ味が増していく。定期的に斬らないと、錆が落ちて斬れ味が鈍っていく。
(/追加キャラです。よろしくお願いします。)
うんっ!大好きだよっ
(満面の笑みでそう告げて)
(/pfありがとうございますっ、これから出会うのが楽しみです!)
昔、ゴーレムさんが出てくる絵本を寝る前によく読んでもらってたってだけだよっ。
(自身の思い出を嬉々として語るアーサー。)
なるほど、そうだったんですか。ゴーレムも色々ありますが、アーサーさんは良いゴーレム使いになるかもしれませんねぇ。ちなみに、ゴーレムも非生物です。もう少し召喚魔法、見てみますか?
(内心は、見せたくてしようがない魔法オタクのナハト。しかし、頭の片隅では、魔族狩りのことが気になっている。)
【アーサー】
良いゴーレム使いって…、いいの?もっと見たいっ!
(良いゴーレム使いになれると聞いて照れ笑いをするが、他の召喚魔法を見たくて勢い置く返事をして)
【トリスタン】
…………。
(アーサーのもとに戻る最中、ふと自身の自慢の白いマントに目をやるとおそらくは魔族の返り血であろう、赤い痕が出来ていることに気づき顔を顰めるトリスタン。
そんな彼はまだ、気づいていないがマントの他にも顔や髪にも血痕がついており…。)
【ナハト】召喚魔法は、意外と相性も大事なんですよ。では、次は生物系にしましょうかねぇ。
(まだ試していないが、アーサーと自分の相性はどうなんだろうか、とふと気にしながら、次に召喚するものを思案中。)
【シュトゥーム】
先ほどの念話…あれが噂の魔族狩りか。勇者には煮湯を飲まされたが…その息子、我が愛刀の錆にしてくれる。
(ザリザリと音を立て、愛刀を鞘に納める。足元には、返り討ちにした魔族残党狩りで雇われた傭兵たちが倒れている。)
【アーサー】
相性…?じゃ、じゃぁナハトさんと相性が良いの召喚してみて?
(ナハトとの相性の良い召喚対象が気になり上記の質問をして)
【トリスタン】
……!
(シュトゥームの足元に倒れている傭兵たちを一瞥し、「この数を一人で倒したのだろうか…それならかなり強い魔族だな…。」と思案していたが、
今は久しぶりに妹に会える…そのためここで戦い始めたら時間の無駄だと認識し、くるりと背を向ける形で逃げ出して)
【ナハト】
わたしと相性の良い、ですか。そうですねぇ…では、我が声に応えよ「魔人の首」
(空中に、まぶたを縫い合わせられ盲目状態の魔人の頭が3つ、正三角形を形作るように現れる。それぞれの頭は、正三角形の中心を向くように配置されている。)
【シュトゥーム】
おのれ、逃げるか!…あの身のこなし、スピード、この距離では追いつけんか。まぁ、良い。楽しみは後に残しておくとしよう。
(ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、トリスタンの背中を睨みつける。)
《戦える同胞を探し出し、軍備を整え、こちらから魔族狩りに仕掛けてやるわ。》
【アーサー】
……………。
(予想とは全く違う少し不気味な首が現れたことに驚きフリーズするアーサー。なぜナハトと相性が良いのだろうと疑問を抱くも口に出すことはせず、首からナハトにゆっくりと視線を移して。)
【トリスタン】
…ふふっ♪
(ちらりと振り返ると不敵な笑みを浮かべているシュトゥームが視界に入り、あっさり自身に追いつけないと諦めている様子に嘲るような笑みを浮かべ…。)
【ナハト】
この首と相性がいい!?…と、疑問に思っていますね?これは、使い勝手という点で、わたしと相性が良いんです。あの首に囲まれた空間は、ある種の結界になっています。そして、3つの首は、それぞれに魔法を放つことができる。つまり、わたしと合わせて、同時に4つの魔法を放つことができるんですよ。
(魔法オタク、得意の魔法の話でやや早口気味になっている。)
【シュトゥーム】
今のうちに笑っておれば良いわ、勇者の末裔。必ず、目に物言わせてやる。…まずは、テンペスタスの小倅を探すとするか。奴の魔法は、役に立つ。
(トリスタンの、嘲るような表情を見て、拳を握りしめる。そして、ナハトに会うため、出立しるシュトゥーム。)
【アーサー】
……う、うん。
(ナハトの話を聞き、同時に4つの魔法を放つことができるのは、凄いとは感じているが…見た目が見た目なため少し怖がっており、すっとナハトの後ろに隠れるアーサー。)
【トリスタン】
(シュトゥームと出会ってから約数十分が経ち、今になって傭兵たちを見捨てた選択に後悔しているトリスタン…一応後悔はしているはずだがその歩みを止めることはなく、やっと街外れ付近が見えてきたことに嬉々とした表情を浮かべており。)
で、でもっ同時に4つの魔法を使えるのはすごいと思うよっ!
(落ち込んだナハトに気づき、精一杯のフォローをするアーサー。見た目にも少し慣れてきたのか、隠れるのをやめており。)
無理しなくても大丈夫ですよ。やはり、ウサギや小鳥の首などの方がいいですよねぇ。
(違う、そうじゃない、ということには気がつかない、魔法オタク。)
……………。
(ナハトの首発言に若干引いたようでジト目で見つめるアーサー。ちなみにアーサーが他の人に引くなんてことは滅多にない…)
…何を間違えたかはわかっていませんが、アーサーさんのその表情から、わたしが何かも間違えて、アーサーさんの機嫌を損ねたのは手に取るようにわかります。
(魔人の首は消え、微妙な空気だけが残る。)
ナハトさん…首だけじゃない状態で召喚とかはできるの?
(ジト目で見つめるのはやめておらず、ちゃんと体がある状態で召喚ができるの?という疑問を投げかけて。)
もちろん、できますよ。ただ、首だけを召喚する方が使いがっ…では、我が声に応えよ「ブーレ」
(首だけを召喚する利点を説明しようとしたが、アーサーのジト目に押され、使い魔を召喚。見た目は人間の子どものようだが、尖った耳、背中にはコウモリのような羽を持っており、当然、体もある。)
…ナハトさん、この人も魔族さんなの…?
(ナハトに召喚されたブーレをまじまじと見つめ、体がきちんとあることに安堵の表情を浮かべ、ブーレの容姿を観察してから上記の質問を問いかけて。)
はい、広い意味では魔族です。どちらかと言うと、悪魔に近いですね。ちなみに、ブーレは種族名ではなく、個人名です。非常に優秀な使い魔で、探査、探知、追跡などか得意なんですよ。
(無表情で、アーサーをじっと見つめるブーレ。)
【ブーレ】
なはとサマ、ヒサシブリ。アブナイノ、フタツチカヅイテキテルヨ。
(カタコトの言葉で話すブーレ。見た目通り、甲高い声で、迫る危機を知らせる。)
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