執事 2025-08-06 23:25:05 |
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はい、お任せします
( お任せ下さい、と胸に手を当て言う貴方を見て くす、と笑っては上記を返して。こうして遊園地に行く為の会話を重ねていると本当にこの人と一緒に遊園地に行けるのだ、と更に実感して来て嬉しくなり。自身が服の話をするとぎく、と効果音が付きそうな動きをして目を逸らした貴方を見ては 貴方の性格上等から考えて何故目を逸らしたのか大体察しがつき、内心『貴方らしいな』とも思っていて。周りの事や仕事は100点、いやそれ以上に気を使っているのにも関わらず、自身の事は後回し。自身のことより人や他人が関わる事を優先して行えてしまう貴方の優しさに思わず頬が少し緩む。すると貴方から遊園地の前か後に服屋に行って自身に合う服を探して欲しい、と言われては大きく頷き『勿論。』と答える。となると、自身にって都合がいいのは遊園地の前に行く方向である。カーディガンで合わせるならインナーに着るものと下のズボンも買った方がいいな、と考えつつ下記を貴方に伝えて。 )
じゃあ遊園地の前に行こ。折角ならそこで買った服着て行って欲しい、!
(貴方の返事に微笑みを返せば、それ以前と変わらずお茶を飲んだりお菓子をつまんだりしているが、内心は心臓バクバクで。自分なんかがお嬢様に提案をするなんておこがましい様な気もしたし、こんな気持ちになるなんてこれまでで当然初めてなので返事を待っている間は気が気では無く。だが、少し待って紡がれたその言葉は肯定と興味を示してくれている事が全体から伝わってきて、自分の胸の内がぽわぽわと暖かくなっていくのを感じて。貴方の事だからコーデを合わせようとか小物に気を使おうとか色々な細かい所まで考えての“遊園地に行く前に行きたい”との言葉であろうと察したので、こちらの返事は勿論YESだと言わんばかりにゆっくりと頷いて微笑みかけ。貴方の読み通りこちらは自分のこと、特にファッションの事に関しては疎いので選んでくれるというのなら是非そうして貰いたいと思い下記を言ってはぺこ、と頭を下げて)
では、その様にしましょう。当日は、よろしくお願いしますね
はい、このセイラにお任せ下さい、
( 貴方からよろしくお願いします、と頼まれては胸に軽く片手を添え、いつもの貴方の真似をするように答え、緩く微笑む。遊園地に行く前に 服屋さんに行く事に了承を貰えたのも更に頬を緩ませる。そしてお茶菓子を食べたり紅茶を飲んでいる貴方を軽く両手で頬杖をつきながら眺めているとふと思ったこと、いや、以前からずっと思っていた事を口に出してみて 。 )
、、メルって 手、すごく綺麗だよね
( そう言ったあと頬杖を付くのをやめては貴方の方に片手を翳すように持っていき、手比べをしようとする。そして貴方が手を合わせてくれるとこう言うだろう。 )
ほら、でも大きいし、指も長い
(貴方が自分の真似をしたのを見ると、思わず笑ってしまい。だがいつまでも笑っているのも失礼だと思い暫くするとまた紅茶を飲み、茶菓子を食べていて。そこで自分をじっくりと見つめているのに気がつくと、こて、と首を傾げて。すると出てきたのは意外な言葉。“手が、綺麗”…しかも自分の?だが改めて見てみても全くそんな風には感じず、尚更疑問が広がっていく。だが貴方がこちらに手を翳してくると、長年の行動から染み付いた“主に合わせる”という思考が自然と自分の手を出させる。そうして重ねてしまうと、久しぶりの直接他人の手が自分の手と合わさる感覚に思わずぴくり、と身体が波うつ)
…そ、そうですか?自分では余りそう思いませんが…褒めて頂けて嬉しいです
(自分が何とも思っていなかった事を突然褒められると、どうも気恥ずかしくなってしまうもので。上記の様な返ししか出来なかったが、内心はとても嬉しくてニヤけてしまうのを誤魔化す為にパクパクと茶菓子を口にしていて)
わ、やっぱり大きい、、指長、、
( 自身のちょっとした巫山戯を見て笑ってくれた貴方を見てとても嬉しくなる。手を翳すと手を合わせてくれた貴方。自身の手から余裕ではみ出る程大きい貴方の手で、丁度第一関節分程違いがある。その事実に貴方が異性だという事をより一層と強く物語られた気分になる。『そうですか?』という風に謙遜する貴方に『そーですよ、メルの手、好きだなぁ、』と目を細めながら返す。そして合わせていた手を離すと、今度は貴方の横に置かれている本に目をやる。偶には本なども読んでゆっくりと休んで欲しいが、きっと私と居る限りは本を読むことはしないだろう。かと言ってメルが一人でに自身の時間を作って本を読むとも思えず。貴方に読みなよ、と言ってしまってはきっと気を使わせてしまう。1番早いのは自身がこの場から離れることだが、自身から誘ったのにそうする訳にもいかない。どうしようか、と考えるとあるひとつの方法を思いつき。 )
ん、ちょっと眠くなっちゃった。少しだけ寝よっかな、
ごめんね、その間はメルの好きな事してて、?
あ、お仕事はしちゃだめだよ。あと、私が起きるまで ここ居てね。
(貴方が手を合わせているほんの僅かな時間が、自分には永遠に感じられて手のひらにじわ、とほんのり汗をかきはじめ離しても良いだろうか…と考えていた所へぱっ、と手を離される。そうされてしまうと案外呆気なくて少し寂しく感じてしまい、だがまた自分から“手を合わせて欲しい”と言う勇気は無く、静かにまた自分の膝に手を置いて。その後チラ、と貴方の方を見ると少し眠いとの言葉にこちらは目を細める。『どうぞ、ゆっくりと』と返すと、自分は一度席を立ってブランケットを取りに行き。いくら気温が高くとも、何か羽織るものがあった方が安心なのは確かなので貴方の肩から優しくかけてやり。仕事をしてはダメだ、との言葉には苦笑しつつテーブルの上に積まれた自身の本を見ては下記を)
では、私もこの時間を静かにゆったりと過ごす事にしましょう。お休みなさいませ、お嬢様
ありがと。 ん、おやすみなさい、
( 貴方が立ち上り、どこかに行ったのを見て『?』となっているとブランケットを持って戻ってき、肩にかけてくれた貴方にお礼を。更にお休みの挨拶をされると こちらも緩く微笑んでは上記で返して。ブランケットが落ちないようにしつつ、テーブルに顔を伏せる。本当は対して眠たくはなかった為、狸寝入りをしようと思っていたが いつの間にか本当に寝てしまっていて、規則正しい呼吸をはじめ出す。そんな中 自身はこんな夢を見ていた。この景色はきっと幼少期の頃だろう。貴方と中庭で話している場面だ。両親はどちらも共に多忙で 殆ど家に居ない事が多い。今ではもうすっかり慣れたものの、幼少期の自身からしたら、それはとても寂しく感じるものだった。だけどそれを誰かにあーだこーだ、と零すわけでも無く毎日を過ごしていた。仕事なので仕方ないという事はわかっていたため、勿論両親たちにも伝える事は無かった。だけどある日、そんな私の所に貴方が来た。そうして貴方が話し相手になってくれるようになってから 寂しい、と感じる事が少なくなった。寧ろ貴方と話すのはとても楽しかった。今思えば、10個も離れていれば、その当時の私の話など 貴方からしたら何の面白みも無かっただろう。だけど貴方は表情こそは崩さないものの、ずっと真摯に自身の話に耳を傾けてくれているという事が 幼い自身にも伝わって来る程だった。紛れもなくこの出来事がここまで貴方を慕っている最大の要因だと言えるだろう。なぜ今この場面が夢に出てきているのかは分からないが、自身の中の大好きで大切な記憶。きっと自身の表情は自然と緩んでいることだろう。 )
(貴方と話す事が出来なくなると暫く手持ち無沙汰に貴方の眠る様子を眺めていたが、ようやく積まれた本の1冊に手を伸ばしてはページをめくり始める。心地良いそよ風の音と紙の擦れる音、そして貴方の寝息だけが自分の耳に届く中、すんなりと入ってくる本の内容にまた目を細めて。その中の一文は“自分はどれだけ貴方と居られるかわからない。神童と呼ばれたあの日から、それだけが解らない事が不可解でならないのだ“という文で、ふとページを捲る手を止める。この世には様々な出会いがあり、その後の付き合いが長いものであっても短いものであっても、互いにとって良いものであっても悪いものであったとしてもそれがかけがえの無いものである事に代わりはないのだ、と言われている気がして少し目頭が熱くなる。思えば今目の前にいるお嬢様と出会ったのは自分が執事になって間も無い頃で、年端もいかない少女からすれば執事といえど歳の離れた男性に身の回りの世話をされるなんて余り良いものでは無かっただろうに、彼女は本当に自分に良くしてくれた。だからこそ2人の時間は自分にとってかけがえの無いものであり、これからも大切にして行きたいと思えるもので。安らかに眠っている貴方の髪の毛を優しく、すく様に撫でてはまた本のページに目を落として)
( 寝てからどのくらい経ったのだろう。ふと目が覚め、ゆっくりと身体を起こし顔を上げる。顔を上げると明るくなる視界に、眩しそうに目を細める。寝起きで頭もぽわー、としていて余り回らない。目も慣れてきて 視界に貴方を捉える。本を読んでいる姿から言った通りずっとここに居てくれていたのだろう。それが分かると へにゃ、と笑い “ おぁよ、メル ” と呂律が回りきらないまま貴方に言う。そして少しして頭が回ってくると、きっと自身が起きると本を読むのを辞めてしまうだろう、と気付き、更に “ そのまま読んでていーからね ” と 付け足す。するとふと何かを思い出したように下記を 。 )
そういえば、前にメルが言ってたドラゴンの本、読んだよ。
メルの言ってた通りすごく素敵なお話だった。
おはようございます、お嬢様
(どの位経った頃だろうか、目が覚めたのか身体を起こす貴方を見ては上記を言い柔らかく笑いかけて。顔を伏せつつ眠っていたのでその髪が多少乱れているのに気が付くと、静かに立ち上がっては自身の胸ポケットに忍ばせているコームで優しく貴方の髪をとかし始めて。それが終わると、また静かに貴方の向かいに腰を下ろしては本を手に取って。そのままで良いとの言葉に笑みを返せばページを捲る手を再度動かし始めるが、続けられた話には思わず素早く顔を上げて。目を丸くしているその様子からは、多く語らずともきっと貴方にはこちらが興奮している事が伝わるだろう。そしてドキドキと高鳴る胸元に手を置きながら、下記を伝えて)
そうでしょう、私はあの本が本当に好きで…主人公のメルリという名前も自分と似ていて親近感が湧いてしまって、今では表紙もボロボロで第1巻は題字も読めないほどなのですが中々手放す事が出来ずにいて…兎に角、とても思い入れがある物語なのです
ふふ、
( 自身が前に話した本の話を彼に持ちかけた途端、目の色を変え 心底楽しそうに話す貴方を見て、思わず笑みが零れる。こうやって自身の本当に好きなことなどを語っているときの貴方は普段とは打って変わって様子が違うので、貴方の素を見れたような気がして嬉しくなる。そう思いながらも、しっかりと貴方の話は聞いていて。本の表紙がボロボロ、というのはそれだけからがその本を読み込んだ証拠だろう。印字が見えなくなるだなんて相当好きで、読み続けたりしてない限り起こりえない。きっとその本は貴方の宝物と言っても過言では無いのだろう。それを感じると、自身のその本に対する想いもどんどん深まっていくのがわかる。今読んだのは一巻だけだ。これからまた次の巻も読み進めて行こうと決める。貴方が一通り話し終えたのを確認すると、自身からも下記を。 )
そういう風に、そんなに好きな作品があるっていい事だよね。本に書かれている、たった一行の文が誰かにとっての宝物や座右の銘になったりもする。それで人生が変わる事だってある。それって、ほんと素敵なことだ思うんだ。作家さんってすごいよね、
(自分が興奮して語っている事に気付かれ思わず笑われてしまうとハッとして口元を隠し。恥ずかしくなって俯けば小さな声で続けられた言葉に『そうですね、本当に凄いと思います』と返して。もっと貴方と自分の好きなものについて語らいたい、と思っては下記の提案をして)
…あの、もし良かったら私が持っているものを貸しましょうか?最新刊はまだ買っていないですが、その前までなら全て揃っていますよ。全部で…10巻ですけれど
(自分がここまで私情を挟んだのはこの間の会食の時と風邪の時、そしてショッピングの時ぐらいで少し気恥ずかしいが、それよりも貴方と同じ話題を共有したいという思いが強く)
え、いーの、? ありがと
( 貴方からの提案を聞くと、たちまち目を輝かせ上記を。自身も丁度 続きを買おうか悩んでいたところで、買うのだとしたらいつ買いに行こうか、と悩んでいたのだ。なので彼の提案はとても有難く、喜んでお言葉に甘えさせて貰うことに。だけど借りるのは貴方の宝物。これは丁重に扱わなくては、と気を引きしめる。読み終わったら1巻1巻ごとに貴方に感想を伝えよう、と決め また貴方とこの本で語り合える日が待ち遠しく思う。時間がある時にどんどん読み進めて、早く読み終わらせよう。自身だけが貴方からお勧めを教えて貰っているな、と思っては下記を。 )
メルにもまた 私のおすすめの本、教えるね
勿論です。…これでまた、同じ話が出来ますね
(貴方の目を輝かせる様子を見ていると微笑ましくなり、上記を言ってはニコリと笑って。もう少し素を出しても良いものか、仕事中だからと割り切るべきか悩んでは『その日を楽しみにしております』と言うくらいに留めておいて。その後の言葉にはこちらも目を輝かせて、『ありがとうございます。本でなくてもお嬢様の好きなものやおすすめ、もっと知りたいです』なんて言ってはまた微笑み、ふと時計を見て)
そろそろランチの時間ですね。ここの片付けはしておきますから、お嬢様は先に食堂へ行ってらっしゃいませ
ん、嬉しい
またメルのお部屋に借りに行く
( 貴方からの言葉にはそう微笑み、その後付け足された自身の好きな物ならなんでも、という言葉を聞き また何か貴方に自身の好きな物などを伝えようと決める。そしてランチだと言われてはもうそんなに経っていたのか、と驚く。貴方と過ごす時間は本当にあっという間だった。またこうして貴方とゆったり過ごしたいと思う。だか、それが叶う保証がある訳では無い。それは何だかもどかしい。食堂の方に1度向けた足をもう一度貴方の方へ向ける。すると、彼に少し不安も混じったような声色で下記を聞いてみる 。)
ねぇ、また 今日みたいに一緒に過ごしてくれる 、?
( / お返事遅くなってしまい すみません ! 背後がドタバタしていて中々来れていませんでした 、、。これからは以前通りのレスペで返せそうです、! )
えぇ、勿論。いつでもどうぞ
(貴方の言葉には笑顔で頷き、上記を返し。またこうしてゆっくり出来る時間を楽しみにこれからの仕事も頑張ろうと決意し、貴方が食堂へ向かおうとするのと同時に立ち上がり早速片付ける為に手を動かし始める。だがほんの少ししてまた戻って来た貴方を見て目を丸くし。もしや自分に至らない点があったのでは無いかと真っ先に思い付くのは、執事としての仕事を始めてからの悪い癖で。本当はそうで無いかもしれないのにどうしても緊張で顔が強張ってしまいながら発せられる言葉を待っていると、聞かれたのは“またこうして一緒に過ごしてくれるだろうか”というお伺いの言葉で思わず、ふっ、と口から吐息が漏れた。続けてそんな事当たり前では無いかと言いかけて、すんでの所で飲み込む。執事がご主人様と例え小さなお願いだとしても口約束を結んではいけないとの言葉は先輩からいわれていた言葉で、自分はこれまでそれを忠実に守って来たつもりだ。無自覚にしてしまった事もあるのかも知れないが、解っていて道を逸れるというのはやはり違う気がする。そうして少し考えてから、下記を述べて)
またその時がくれば、私は従うまでです。お嬢様の仰せのままに
(/おかえりなさいませ!お待ちしておりました、またお時間ある時にゆっくりお返事お願い出来ればと思います!)
ありがと 。
( 貴方の言葉を聞いては安心したように笑い、再び食堂の方へと足を向け歩いていく。その表情は勝手に綻んでしまう。両頬を両手の指の腹でむにむにとしながら顔が綻ぶのを抑える。傍から見たら1人でにやけている変な人と取られてもおかしくないだろう。そして楽しかったな、と先程までのお茶会を思い返す。本当に寝るつもりはなかったとは言えど、貴方の息抜きに少しでも貢献できたのなら良かったと心から思う。そしてまた貴方の部屋に尋ね、本を借りる時がより一層楽しみになる。これをモチベーションに軽く1週間は頑張れそうな気がしてくる。暫く歩き食堂に着くと、執事に引かれた椅子に座り、椅子を戻してもらっては『ありがと』とお礼を一言。どうやら料理を出すのにもう少しだけかかりそうなので待っていてくれとの事で、快く了承すると姿勢を正して座ったまま近くにい居た執事と雑談をして待っていて。 )
(貴方を見送ると、自分はテキパキと片付けを始めて。どう頑張っても表情筋が緩んでしまうのは、この場所に自分ひとりしか居ないのを良いことに、もう制御するのを諦めた。やっとの事で片付けを終えると、貴方がいつ借りに来ても良い様に本棚の掃除をしておこうと思い立って自室へ向かい。自室の本棚の埃をハタキで払って、取れない部分はティッシュで拭いていく。本当なら手拭いを使って拭き取りたい所だが、本が濡れてしまうのを避ける為にそれは出来ない。一通り掃除を終えてふと時計を見ると、もう貴方が食事を始めている時間で、少し慌てて自室を出る。足早に食堂へ向かいドアを開けるとそこには他の執事と雑談をしている貴方の姿があり、少しだけ胸騒ぎがした。仕方の無い事だと解っていてもここ数日の間に貴方へ募らせた思いは自分が思っているよりも強いらしく、普段は自分から貴方に触れるなんて滅多にしないが、手袋をはいた手でそっと貴方の肩に触れながら下記を言い)
…セイラ様、何を話されていたのですか?
あ、メル、
( 肩をぽん、とされてはその方向を向く。肩に手を置いた相手が貴方だとわかると上記を。貴方からの質問には『んっと、、』と前置きを。話していたのはごくごく普通の会話だったため、いざ何を話していたのか、と聞かれると少し答え方が難しく。貴方がどんな気持ちでこの質問をしてきたかと言うことは微塵も理解しておらず、ただ単の疑問として聞いてきているのだ、とばかり思っていたため『色々だよー、』とひと言で済ませてしまう。至って本人に悪気はない。こうして貴方と話していると、先程まで話していた執事が『私はこれにて失礼致します』と丁寧にお辞儀をするとこの場から離れていった。こちらもその執事に『ありがと』と一言だけお礼を伝えると再び視線を貴方に戻す。貴方と目が合うと、何か意図があるわけでは無いが、にこ、と微笑みかけてみて。 )
(貴方と目が合った瞬間、自分の欲を恥じた。瞬間、サッと手を引くとその手をもう片方の手で隠す。それを誤魔化す様に笑いかければ『そうなの、ですね』とそれだけ返しては暫しの沈黙が2人の間を流れていき。詳しい内容を教えてくれないという事は自分に話すまでも無い雑多な内容か、それとも話す事の出来ない機密情報か。何方にせよ自分の質問に対する答えをはぐらかされた事に酷く嫌悪感を覚えて、いつもの笑顔の下で、きゅっ、と執事服の襟を掴む。このままこちらも自分の気持ちに蹴りを付けないままやり過ごすのは良くないと、先程私情を仕事に持ち込まないと誓った筈なのに気付けば『ちょっと、よろしいですか』と貴方に食堂から出る様に促していた。立ち去って行った執事には自分の行動がどう見えていたのかなんてこの時は考える余裕は無く、せめていつも通りの笑顔を崩さない様にと努めながら貴方の行動を待って)
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