胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
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ゆっくり休み。
(水を飲み終えた相棒からペットボトルを受け取ると、お礼の言葉には小さく頷いて優しい声音で上記を伝える。
再度柔らかな手つきで頭を撫でながら目を瞑る様子を見守っていると、割とすぐに規則正しい寝息が聞こえてきてほっと安堵し、そっと前髪を捲れば、その額にバレないように軽く唇を押し当てた。ほんの少しでも、大切な相棒が辛い過去を乗り越えられますように、と胸の中で呟きながら。
その後も暫く側で見守っていたが、やっとのこと立ち上がり事務所の自席でPCを立ち上げた。今日の依頼主の名前を確認すると、「……大倉 アキラ。」と依頼主の名前を復唱しながら腕を組み眉に皺を寄せる。自分のことを見たことある、と言っていたらしいが……どうも自分にはこの依頼主の名前に覚えがない。
しかし、改めて依頼書の内容を見返していると、男が所属している団体名を見つけ、その名前には僅かに覚えがあった。依頼自体は大したことなかったし忘れてしまったが…確か相棒と住むようになって直ぐぐらいに1人で出向いた依頼だったはず。
その当時の依頼主はまた別の人だったし、大倉は当時の現場に同行していて自分の姿を見ていたといった具合だろう。)
………。
( ふぅん、と大倉の名を再度じっと見つめると、その後は通常の別の仕事に取りかかり。時々仮眠を挟みつつ、朝方まで雑務を行なっていた。
相棒が起きてくる時間には、欠伸を噛み殺してシャワーに入っていることだろう。)
(/ 気にいっていただけて良かったです!では、前者で進めていきますか!
確かに、きっかけをどうしたものかと悩んだのですが…。龍也が丁度刺青のメンテナンスに行こうかなと話題を持ち出した時、結太くんが、実は…と自分も彫りたい旨を伝えるのはどうでしょう?結太くんには過保護な龍也なので、おそらく最初は反対しそうですが、彫りたい理由などを聞いた上で結局はお揃いの龍を提案しちゃう。みたいな!
他にも良い案がございましたらなんなりとおっしゃってくださいね!
こちらこそ、是非是非乗り込みエピソードもやってみたいなと思っていたので嬉しいです!その時に向けて勝手にいじめっこの名前を提示してしまいましたが、ご不備ありましたら教えてくださいませ!)
ん…う…
(目が覚めると、相棒の姿こそそこには無かったが気配と温もりが僅かに残っている様な気がして、自分は依頼の後ちゃんとここまで帰ってこられたのだとやっと自覚した。色々と話した気がするが久々に再会したあの同級生の事を思い出そうとすると【ドクン】と身体の中で何かが跳ねる感覚がしてそれがとても気持ち悪く、きっとこれ以上思い出して良いものでは無いのだという事を嫌でも自覚させられて。ゆっくりと起き上がるといつも着ている寝巻きよりも今着ているものの着心地が窮屈な事に気付き、帰ってきた服装のまま眠ってしまった事に暫し落胆する。だがまずは相棒の姿を探して昨夜の礼を言わなくてはと思い立てば、ベッドから這い出ると椅子にかけていた愛用のブランケットをお供に引き連れて自室を出て。すると浴室からシャワーを浴びている音が聞こえてきたので、もうそんな時間なんだ…と勝手に納得すれば、相棒が出てくるのを待とうと一旦事務所のソファに腰を下ろして)
…はぁ…こういう時の第一声、本当悩むんだよな…
(/お返事遅くなりました!
ありがとうございます、では前者でお願いします。
そのきっかけめちゃくちゃ良いです!龍也くんに止められても自分の意思の強さや固さをちゃんと伝えようと頑張る結太が想像出来ちゃったので、今から楽しみにしていますね。
いじめっ子の解釈も素敵過ぎてもう…こちらからは言うこと無しです!“大倉アキラ”さん、敵ながら??あっぱれなお名前でとてもしっくりきました。名前からして束縛したがりそう…みたいな失礼すぎる事も思ってしまって…結太はびくびくし通しだがら龍也くんに沢山守って貰おうね~と考えてますが、背後は逆に大倉くんに会ってみたくなっちゃいました笑
是非そのままで続きをお願いします!)
( シャワーを済ませ、タオルを頭にかけて片手で乱暴に拭きながら脱衣所から事務所へ出てくる。着替えのTシャツを忘れていたようで上半身は何も着ておらず、着替えをとりに行こうかと考えていれば、事務所内に人の気配を感じて視線を上げた。垂れる前髪の隙間から相棒を発見すれば、そのまま「おはよぉ」と近づいて行き。)
もう体調大丈夫?今日と明日は依頼入っとらんし、ゆっくりしててええからな。
(そうニコニコと話すと、空いている手で座っている相棒の頭を優しく撫でた。しかし、相手からまだ僅かに知らないタバコの匂いを感じると一瞬眉間に皺を寄せ、「ゆうちゃんもシャワー入るやろ?というか、入ってき」と唐突に続け、唇を尖らせて視線を逸らした。そして、少し恥ずかしいのか小さな声で下記を呟く。)
……なんか、ゆうちゃんから知らんやつの匂いすんの、嫌や。落ち着かん。
(/承知いたしました!
では、きっかけはこちらから発信いたしますので、少々お待ち下さいませー!!
なんかそれっぽい名前にしようとして付けたので、束縛しそう名前と思っていただけてよかったです!(?)私もなんだかんだ大倉くんに会いたくなっているところですが、きっと龍也にすごい勢いで追い返されるんだろうなぁと予想しております。笑
そういえば、一つご相談なのですが…刺青を入れた後、2人の出会い編(過去編)を挟んで、大倉くんの再来にしますか?それとも、刺青→大倉くん→過去編が良いでしょうか??)
うん…ありがとう…昨日も色々と…心配かけてごめんね
(何を言おうか直前まで悩んでいたが、目の前に本人が現れるとそんな事は杞憂だった様で自然と言葉が出てきて。頭を撫でられると目を細めるが、その後前髪の隙間から覗かれた一瞬鋭くなった相棒の双眼を見て頭に疑問符が浮かぶ。だがそこから紡がれた言葉には妙に納得してしまい、『入ってくるよ』と答えてはゆっくり立ち上がると逆に相棒の頭を撫でようと手を伸ばし。匂いが嫌、と言われたのでその場では無理に近付く事はせず、濡れた髪をサラ、とかき上げる様にすればその不満げな表情を包み込む様な笑顔を向けて)
じゃあ入ってくるから、上がったら髪乾かして貰おうかな。他の人なら嫌だけど、龍也くんになら幾らでも触って欲しいし
(言い切ると少ししてやったりと口角を上げ、ブランケットをソファに掛けておけば静かに相棒とすれ違い、自室にでタオルを取り、浴室へ向かって)
(/【揃いの刺青編】並びに【大倉くん再遭遇編】も楽しみです!
そうですね、こちらとしましては刺青→過去編→再遭遇の流れが繋げやすいかなと思いました。揃いの刺青を入れたすぐ後でしたら過去への思いを馳せる描写も濃く描けると思いますし、その後いじめっ子と再遭遇した方が、2人の絆がピークに達している状態なので早々に撃退出来るのではないかな、と!勿論この限りでは有りませんので、互いにどんどん擦り合わせしていきましょう!)
気にせんでええよ。
心配したり看病できるのは俺の特権やからな。
( 昨日のことに関して礼を言われると、頷いて笑いながら上記を述べる。そして、先ほど口滑らせた自分の発言に半ば後悔し始めた時、相棒が此方の髪に手を伸ばし優しい笑顔を向けてくれるものだから、なんだか余計に恥ずかしくなってしまって。
それでも続けられた言葉には嬉しそうに笑顔を浮かべて、再度頷くと「任せて」と短くも満足そうに返事をする。
その後、浴室へ向かう相棒を見送れば、自分も自室から取り忘れていたTシャツを引っ張り出して着替え終え、コーヒーを入れると、やっとのこと相棒のブランケットがかかったソファーへ深く腰掛けた。
依頼がないとはいえ、時々PCを確認し新たな依頼が届いていないか一応確認しつつ、相棒がシャワーから上がってくるまで適当に時間を潰しているのであった。)
(/ 回答いただきありがとうございます!!
私もその流れが1番しっくりきましたので、そのように展開させて頂こうかと思います。
後々場面が切り替わる際など、またちょこちょことご相談させてください!
ではでは、一旦背後はひっこみますが、他に何かございましたら遠慮なく申し付け下さいませ!)
俺の特権、ねぇ…
(翌日にてシャワーを浴びながら、上記をしみじみと呟く。ここに来て約半年、薄々気付いていたが相棒は自分に対して少し過保護な面がある様に感じる。自分自身そういう事に幼少期から疎く、“仲良くしてくれる人”は即ち“大事にしてくれる人”と認識しているので悪い気はしないが、しかしそういう考えを持って相棒と一緒にいると少なからず相棒に影響されて自分の中にも独占欲の様なものが出てきているから、この間の依頼者に抱いた様な感情が生まれてどうしようも無くなってしまうのは、果たして如何なのだろうと考える部分もある。だが結局それも相棒となら悪くないと思ってしまうのだから、自分も大概だなと苦笑し。匂いが嫌だ、と言われたので特に頭を念入りに洗い、全身もよく流すと浴室から出て。ゆっくりと着替えては洗面所に置かれていたドライヤーを手に取ると事務所に戻ってきて、またブランケットを膝にかけては下記を言い)
ドライヤー、よろしくね?
(/解りました!では改めてよろしくお願いします。こちらも引っ込みますが、また何かありましたら呼びつけて下さいませ。蹴り可)
( ソファーに腰掛けたスマホの画面を操作していると、相棒が浴室から出てくる音が聞こえゆっくりと顔を上げる。のんびり過ごしていたからか、少しばかり睡魔が襲ってきたようで1つ欠伸を噛み殺し、彼が手にしていたドライヤーを受けとり軽く頷いて。
相棒がソ腰掛けブランケットを膝にかける様子を見守ると、片脚をソファーの上に折り畳んで、髪が乾かしやすいように相手の方へ体勢を整える。)
やる気満々で承諾したのはええけど、髪乾かすの初めてやから、熱かったらちゃんと言ってな?
( ドライヤーのコンセントを差しながら、思い出したように上記を述べる。「下手でも苦情は受け付けへんで」なんて言葉も付け足すと、冗談っぽく笑いながらドライヤーのスイッチを入れ乾かし始める。
熱風に吹かれ、今度は自分と同じシャンプーの香りを感じると、目を細めて満足そうに笑った。
しかしふと、自分の先ほどの発言や今の心境が変質者的である事を自覚すると、優しく相棒の髪に触れながら自分自身呆れたように呟く。)
やば、なんか俺、匂いがどうとか…キモいおっちゃんみたいな事いったんちゃう……。
(ソファに座っていた相棒が欠伸を噛み殺しているのを見ると、こちらも釣られて仕舞い小さく欠伸を溢した。いつぶりだろうか、中央街に居た頃から離れてきて今まででこんなにのんびりと時間が流れる日は。『髪が乾いたら、一緒に昼寝でもしようか?』なんて茶化す様に問いかけては、ドライヤーをセットしてくれている間こちらはいそいそと相棒に背中を向けて乾かして貰う準備を整えて)
初めてってちゃんと言ってくれるのは俺は嬉しいです。大丈夫、龍也くんの思うままにやって下さい
(初めての事をやるのは誰だって緊張するものだし、それを打ち明けるのにはどうしたって少なからず勇気が伴う。相棒である自分にだからこそ、初めてでもこうしてきちんと実行しようとしてくれているというのは少し考え過ぎだろうか。でも、それでも良い。大切にしたいと思える時間が増えていくのなら、自分はそれを壊さない様に動くだけだ、とその勇気に敬意を示す様に珍しく敬語で優しく上記を伝えては相棒の冗談にも軽く笑い、されるがままに乾かされていて。だがふと自分の発言を反省するかの様な言葉が背中越しに聞こえると、苦笑しつつ首を傾げては下記を述べて)
さっきの事?俺は寧ろ、大事にされてるって気がして嬉しかったけどな…というか、それを言うならそれに答えてた俺の言葉も中々じゃない?別に気にならなかった?…龍也くんになら幾らでも…ってやつ…
( 昼寝の提案には「それもええなぁ」とのんびりとした口調で返しつつ、自分の思うままに、と言葉を貰うと、幾ら慎重気味に触れていた手つきも自分の髪を乾かすときのように軽快な手つきへと変わり、片手でドライヤーを、片手で相手の髪を梳きながら、シャワーで温まった事もあり、昨日より遥かに血色が良くなった相棒の後ろ姿を眺めながら機嫌よさそうに小さく鼻歌なんかを歌って。)
ほんま?
俺も全然気にならへんかったし、というか、俺も嬉しかったで。だって、ゆうちゃんにとっての特別みたいなもんやろ?
( 苦笑いが聞こえては、背後から相手の顔を覗き込むように少し身を乗り出して自分自身も首を横に振りつつ返答を。そして「お互いが嬉しかったんならええか」と笑い混じりに肩を竦めた。
丁度髪の毛も良い具合に乾いたようで、ドライヤーのスイッチを切りながら最後にさらりと右手で相手の髪に触れて。
その時ふと右腕が視界に入り、刺青の色が若干薄くなってきているのか、隠されていた無数の傷跡が浮かび上がっていた。)
(髪がある程度乾いてくると自分の頭に触れる相棒の手つきが軽快なものに変わり、加えて鼻歌も微かに聞こえてきて、自分もそれに安心を覚えると暖かな時間の流れの影響かまだ終わってもいないのに“こくり、こくり”と船を漕ぎ始め。相棒に顔を覗かれた時も、『そうだねぇ、嬉しいんなら良かったよ』と微妙に的を得ていない返しをしては目を閉じたまま『くすっ』と笑って。完全に髪が乾ききると自分の頭に触れる手も鼻歌も当然だが止まってしまい少し寂しくなったので、身体ごと向きを変えて相手の顔を見つめるーと言っても眠くてしょぼしょぼしているので完全に開眼出来てはいないが、その顔は笑顔で。膝にかけていたブランケットを畳みながら、何か会話がしたくて下記を言い、首を傾げて)
どうかした?大丈夫?
(刺青の事は視界に入ってはいない様でその言葉は純粋に相棒を心配している様子を含み、じっと返事を待つ間もごしごしと目を擦ってはなんとか開眼させようとしていて)
んー、いやぁ、刺青がちょっと色褪せてきた気ぃして…。
せっかくやし、明日彫り直してもらおかなぁって思って。
( 目を擦って眠そうな瞳をなんとか起こそうとしている相棒を見て小さく笑うと、刺青をそっと撫でながら上記を呟いて。
「これな、俺も右腕に傷があるから隠してるんやけど…うっすら見えてきてるやろ?」と切り傷の痕が白っぽい線のようになって手首から関節にかけて浮かび上がっているのを指差す。
いくら刺青は一生ものだと言っても、やはり時間が経つと色は薄れてしまうようで、今のうちにメンテナンスに行くかどうか悩んでいるらしい。
ゆっくりと立ち上がりドライヤーを片付けようと洗面所へ向かいつつ「色塗り直すぐらいやったらそんなに時間かからんやろうし」と続けて。)
あー…これは確かに薄くなってるな…て言うか、刺青って塗り直し出来るんだね…
(相棒の話を聞きながら、刺青の下に浮かび上がっている無数の傷を見てしまい。声音は極めて平常心を保とうとしているが、自分だからそういう話をしてくれているという特別感と、自分の右腕の無数の傷と比べてしまって辛い気持ちとが入り組んでその手は少し震えていて。その時ふと浮かんだ考えがあり、もしそれが実現するのなら、もし相棒がそれを許してくれるのなら、どんなに良いだろうかと考える。勿論そんな事で過去が払拭出来たら苦労しないし、もし自分が相棒とお揃いにしたいと伝えたら相手の過去だとか思いだとかを傷付けてしまうかも知れないという思いもある。だが一度考えた事が簡単に頭から消えて無くなる事は無く、ドライヤーを片付けに行こうとする相棒を『待って』と引き止めて下記を伝え)
お、俺も刺青、入れてみようかな…
(洗面所の扉を開こうとした時、相棒に止められて振り返ると、聞こえてきた言葉に「え?」と一瞬驚いたような顔をして。
ドライヤーを手にしたままもう一度ソファーまで戻ってくると、相棒の隣に座り直しテーブルにドライヤーを置いて、うーん、と腕を組み渋い顔をした。)
……結構痛いで?
それに、俺が言うてもって感じやけど…、これはこれで、自分に傷作ってるようなもんやし。
(この間飲んだ時、この龍は彼が来てくれるまでの心の支えだったと比喩したし、刺青に興味を持ってしまったのはおそらく自分の影響に違いはないが…入れる時も入れた後も暫くは痛みを伴うし、未だ刺青に偏見を待っている人だって多い。それらのリスクを考えると、どうやら相棒のことが心配らしい。
もう一度自分自身の其れに視線を落とすと、尚も表情は渋いままだが、でも自分にとってはメリットも大きかったし…と頭を悩ませる。)
ちなみに、彫りたいのとかあるん?
(片付ける筈だったドライヤーを持ってまたソファに座り直しては腕組み、渋い顔をする相棒を見てやっぱりやめておいた方が良いのだろうかと少し冷静になる。確かに自分の身体を故意に傷付けて、その上色まで入れる人もいると言うのだから痛くない筈は無い。加えてどんなに小さくても、はたまたどれ程格好良い柄でも“刺青が入っている”というだけで偏見を持ちそういう人達と関わるのを拒む人も一定数いる訳で。やっぱり言わなきゃ良かったな、なんて思考が少し顔を出した時、相棒から“彫りたい柄はあるのか”と問われては、きゅっ、と胸が苦しくなって反射的に片手でその部分を押さえる。もしかしなくても俺、興奮しているんじゃないか?と自分でも驚く思考に行き着いては、それを落ち着かせる様に大きく息を吸い込んで深呼吸し、いつも通りの呼吸が戻ってきた所で、下記をゆっくりと伝えて)
龍也くんと同じもの、それともう1匹…2人になぞらえて2龍、彫りたいんだ
(『2人一緒だってそれを見て思い出す事が出来れば、俺ももっと強くなれる、かな…って』と続けると刺青を彫る事に対する様々な事情を理解している、と語らずとも目で訴える様に相棒を真っ直ぐ見つめ)
(ふと、片手で胸元を抑える相棒の動作を見てまた体調でも悪くなったのかと心配するが、深呼吸しながら徐々に呼吸が安定するのを見届けると安堵する。
そして、自分と同じ龍と更にもう1匹を彫りたいと聞けば、悩ましげに彷徨わせていた視線を相棒へ移し、片手で自身の龍をそっと撫でた。
正直、同じ柄を彫りたいと言われるのはとても嬉しいし、続けられた言葉を聞くと、実際に刺青を入れて強くなれた身からすると否定する言葉が見つからない。彼自身、自分と同じように右腕に傷を負っているし、その傷を隠すという意味でも大きな意味を持つであろうことは安易に想像できる。
だが、本当にいいのか、と口を開きかけた時、真っ直ぐ此方を見つめる瞳に訴えかけられると、ふふ、と力が抜けたように優しく笑うと、くしゃくしゃと相棒の頭を撫でた。)
…そんなん言われたら止められへんやん。
それに、ゆうちゃんがそうした方がいいと思うなら、やったらええよ。ま、後悔したとしても、絶対消せないってわけでもないしな。
(そう言いながら再度自分の刺青に視線を落とすと、「なぁ、」と続け「俺も、もう1匹追加してもらおかな。ゆうちゃんが嫌やなかったら…」と笑ってみせた。
(少しの沈黙の中、やっぱり相棒と同じものを彫りたいなんて出しゃばるなとか半端な覚悟で言うなとか思われているのではと気が気では無かったが、くしゃくしゃに頭を撫でられてほっとして。やっぱり相棒というより、お兄ちゃんみたいだなぁ…なんて思ってしまえば続けられた言葉に下記を返して)
うん。…自分でやってみたいって思った事だから、最後までやり遂げたいんだ
(嬉しくて楽しみで自然と顔が緩んでしまうのを堪えていては、続けられた言葉に一瞬完全に理解するまでにラグが生じる。先程までとは立場が逆になったみたいな、相棒が自分と同じものを彫りたいなんて言葉が聞かれるなんて思わなかった。少しずつ理解が戻ってくると、『嫌なんて思わない。お揃いにしてくれるなら本当に嬉しい』と目を細め笑い返して)
( 目を細め、嬉しそうに笑顔を返してくれる相棒を見ると、此方もつられるようにして満足そうに笑った。
年下の子にお揃いにしたい、なんて自分が言ったら変に思われないかと少し不安なところもあったが、その笑顔を見てしまえばそんな不安もすぐに掻き消されてしまい、思わず隣に座る相棒の肩を引き寄せ、自分の腕の中にすっぽりと収めてしまった。)
結太がやりたいこと、他にもたくさんやってみたらええよ。
俺がちゃんと側にいてるから。
…あ、危ないことやったら勿論止めるで?
(ぎゅう、と優しく相手を包み込みながら上記を述べると、危ないことは止める、なんてまたも過保護気味な発言をしつつ笑いかけた。きっと、体質のこともあり我慢してきたことだって沢山あるだろう…でも、今は自分が側にいるし多少の無茶ぐらいしてもいいんだと思って欲しかった。
今朝と違って、相棒から自分と同じ石鹸の香りを感じると、その首筋に甘えるように顔を埋め「その代わり、ゆうちゃんは俺のこと甘やかしてな?」なんて呟いて。)
(/タイミングを見計らって、翌日まで時間を飛ばしていただいても大丈夫です!!もちろん、このままのんびりタイムを過ごすのも良きです!
背後さまの好きなように動かしてしまってくださいな!)
(自分の笑顔を見て、少しか安心したらしい様子にこちらもほっとすると静かに肩を抱かれるのを受け入れた。こんなにも人と密着していて恐怖や不安を感じないのは本当に初めてで心地良くて、また欠伸が出てしまう)
うん…龍也くんと一緒だと思うと、心強いよ。…解ってる、俺も子どもではないからちゃんと危ない事は知ってるつもりだから
(自分も大人なのだから守ってもらうべき所、何処までが自分の限界なのかはちゃんと解っているつもりだが、例え大人でも1年先に生まれたという事実はとても大きい。特に幼少期年上からの気遣いや優しさに殆ど触れて来なかった自分には、彼の手がとても大きなものに感じられて、この人が自分の傍にいてくれるのなら、自分も昔よりは少しくらい無茶をしても良いのかもしれないと思い。寄せられた顔を優しく撫でると『勿論、俺に出来るなら』と静かに告げて。ふと時計を見るとお昼近くなっており、昨日の事もありお腹が空いているので何か食べようかという思考に行きついて)
龍也くん、お腹空いてませんか?良かったら俺作るけど…
(/ご提案ありがとうございます。このまま翌日に飛ばしてしまうのが何だか勿体なかったので、ブランチ?を挟ませて貰いました!結太は自分の身を守る為にどれも人並みですが片っ端から色々なスキルを身につけてきたという程で、ロルには書いてませんが龍也くんに料理を振る舞うのに凄くワクワクしているのが表情から滲み出ています…)
( 優しく顔に触れてもらうと目を細めて心地良さそうに笑い、一瞬目を閉じる。先程言っていた通り、彼も子どもではない。時々自分は心配しすぎなのだろうかと思う時もあるが、まぁ、一方的に心配するぐらいは許して欲しい。なんせ、こうして身を委ねて心の奥底から安心できる存在は、自分にとっても彼だけで。
一丁前に兄貴面しているものの、根がしっかりしている彼と寂しがり屋で甘えたな自分は、どちらかといえば年齢が逆なんじゃないかと時々思うほどだ。それに、自分の言葉に“勿論”と返してくれたのだから、たまにはカッコ悪いところを見せたっていいだろうと思うー…、すでにだらしないところなどはたくさん見せている気もするが。)
…え!ほんま?ゆうちゃんが作ってくれるん!?
めちゃくちゃ腹減ってるし嬉しいわぁ!
そういえば、昨日おばちゃんから余ってる野菜とか色々貰っとったし、ちゃうどええわ!
(せめて、明日は念のため彼の気が変わっても大丈夫なように施術は自分から受けよう、なんて頭の中で色々考えていると、ふと、相棒の言葉が聞こえてきて顔をあげ、嬉しそうに上記を返した。
思い返せば、一階のおばちゃんの所で世話になってばかりでそもそも自炊の回数も少なく、相棒の料理を食べたことがなかった。昨晩、相棒が寝ている間にこれまたおばちゃんに余った材料を押し付けられて冷蔵庫がいっぱいになっていたのだと思い出し伝えると「料理してるとこ見てていい?手伝えることあったら手伝いもするで!」とやけに楽しそうに言葉を付け加え。)
(/ ロル回してくださってありがとうございます!のんびりとブランチタイムができるなんて嬉しいです!
結太くんのお料理、龍也同様、楽しみにしておりますー!!)
(自分の言葉に嬉しそうに反応してくれた事に対して先程まで歳上で頼もしいなんて思っていた相手につい、愛しいなんて感情を抱いてしまって。『すぐ作るから、待ってて』なんて言いつつその流れで思わずぽん、と頭に手をやって仕舞えばゆっくりと立ち上がってキッチンに向かい。ちょっと調子乗ってしまったかな…なんて思いつつ、先ずはメニューを決めようと冷蔵庫を開ける。そこには相棒の言葉通り野菜やその他基本的な調理器具具材が所狭しと詰め込まれていて、思わず相棒の方を振り返れば笑みを返して。自分が生きる為にただ必死に身に付けてきたものを他人に披露する機会なぞ、訪れる事なんて一生無いと思っていた。その事実に内心舞い上がり、それがまた少し自身の心臓に負担をかけるが、そんな事は今は気にならない。材料と睨めっこする事数分、自分の頭の中で手順を整えては料理を作り始めて)
手伝ってくれるの。じゃあ…ここに並べた野菜を小さめに切ってくれる?切れたら、このボウルに入れてね
(いつの間に自分の後ろをついて来ていたのか、“手伝ってくれる”という言葉には上記を伝えて戸棚から包丁とまな板、ボウルを取り出して渡し。調理台に野菜を並べ終えると、自分はケチャップやその他調味料を計って用意し、小さめの両手鍋をコンロに置いて。相棒が食材を切っている間は自分はじゃがいもを用意しポテトサラダを作っていて)
何か嫌いな野菜とか、食べ物とか…あったりする?
(/良かったです!龍也くんと結太の一緒に料理しているシーン思い浮かべてロル回してますが、楽しくて仕方ないです…
ではまた何かありましたら!←蹴り可)
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