絶対服従 〆

身代金…一応、この家の息子ですもんね
アラン強いね…ありがとう、本当に
（手当をされ、傷口に染みて少し嫌そうに体を動かしながら涙を少し浮かべて）

私だって強くはないですよ
ただ、エリゼ様を守らなきゃと思っただけですから(手当てしつつ言い、終わると「出来ました」と言い)

ありがとう…これはお礼です
（手当し終えるとそう言ってから頬にキスをし「アランはキスが好きみたいですから」と言って）

…人をキス魔にしないでください
もうしませんよ、怒られたくないですし(キスが好きだと言われると、不満げにむっとしながら、しないと言い)

別にするのは良いけど、ふ…深いキスを急にするから怒ったんです。僕でも、ああ言うキスは恋人同士しかしないのは知ってますからね
（不満げな相手に、無意識に嫌と言うわけではないと遠回しに言いながら少し赤らみながら急にしなように注意をして）

なら、急でなければ深いキスでもいいんですね(相手の言葉にくすっと笑って、「あ、そう言えば、キスは嫌ではないんですね」と言い)

そ、そう言う意味じゃ…嫌ではないけど…
（相手の言葉に赤くなりながら「お仕置きにならない…かもしれないけど、嬉しいとは思っちゃうかも…」と小さく呟き）

う、嬉しいんですか？(顔を赤くしながら言う相手を可愛く思い、嬉しいと言う言葉にきょとんとして、「ならエリゼ様、深いキスもしてよろしいですか？」とニヤニヤと笑いながら言い)

……だめです、あのキス恥ずかしいから
（ニヤニヤと笑う相手に首を横に振り、「普通…キスは好きな人のするものですよ。アランは…僕が好きなの？」と疑問に思っていたことを尋ねて）

その理論ですと、エリゼ様が好き、ということになりますね
私がキスの悪戯をしたいと思うのはエリゼ様ただ1人ですから(どうだろうと考えた後にこっと笑いながら言って、相手の喉にキスをして)

っ…そうなんだ、喉にもキスするの？
（喉にキスをされ、少し喉がなりながら相手が自分を好きと言うことになると言われて意識してしまいながらキスの意味を尋ねてみて）

もちろん意味はありますが、内緒です(ふふっと笑って、人差し指を口元に持っていき、内緒というポーズ取りながら言い)

気になるから、教えてください
（笑う相手に少し不満げにしながらキスをされた喉元を少し撫で「僕も、アランにキスされるのは嫌ではないです…けど」と呟いて）

絶対教えません(まるで相手を揶揄うように舌をべぇ、と出して、「嫌ではないならよかったです」とくすっと笑いながら言い)

じゃあ他の人にも聞いてみます
（舌を出した相手に少し頬を膨らませると、椅子から立ち上がり「でも、深いキスは絶対、許可がなかったらダメですからね…一度部屋に戻ります」と言って）

えっ！？…い、いいですよ(他の人に聞くと言われると動揺するも強がっていいと言い、「もちろん、急にはしませんよ」と言った後、部屋に戻ると言う相手に「おひとりで戻られますか？」と片付けながら尋ねて)

うーん…今はちょっと一人は怖いから、一緒に戻りたい…かも
（今度誰かに聞こうと思いながら、相手の問いかけに最初は一人でと言おうとしたが我儘を言ってもいいのかもと思いそう言って）

！…承知しました
すぐ終わらせますね(きっと1人で戻ると返ってくると思っていたが、予想外にも一緒にと返ってきて、相手からの初めて我儘だと思うと嬉しそうに笑いながら言い、その少しすると片付けも終わり、「では行きましょうか」と言って扉開け)

ありがとう、部屋に戻ったら何か飲み物もらえますか？
（お礼を伝えながら扉から自身の部屋を目指し歩くと「我儘言われたら、アランは嬉しいの？」と尋ねて）

わかりました
紅茶やコーヒー、ジュース、どれがよろしいですか？(相手の部屋へ歩きつつ相手の希望聞き、相手からの問に「小さいお子様の様な我儘は少々困りますが、エリゼ様からの我儘は初めてでしたので…」とにこっと笑いながら答え)