匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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もう…起きないと汽車の時間におくれちゃう。
( 起きたかと思ったが、再び瞼を閉じた相手に困った表情を示し。身体をゆさゆさと揺すり。冗談抜きで、またアルに小言を言われてしまうのが想像できて。)
ん…ウィンリィがキス、してくれたら起きる…
(身体を揺すられ身動ぐが、ちゃんと起きるからその代わり彼女からキスしてくれたらと寝惚けてるのか本気なのか条件を出して。)
んもう!
( 中々起きないかと思えば、キスをしたら起きると言われ、何だそれはと少し頬を赤らめて。仕方なく相手の唇にそっと自分のものを重ね合わせ。すぐ離れ「これでいい?」と聞き。 )
っ…隙あり。
(唇に感じる柔らかい感触。此方が求めた通り口付けてくれたのだと理解すると、素直に応じてくれた彼女が可愛くてスッと身体を起こしたまま彼女の不意をついて此方からお返しのキスを。すぐに離れれば満足気に悪戯っぽい笑みを浮かべたかと思うとベッドから出て着替えを始めて)
…!
( まさか仕返しをされるとは思わず目を丸くして。それからは少しばかり恥ずかしいような拗ねているような表情をみせ。自分も起きると同じように着替えを済ませ。「朝ご飯つくるね」と尋ねて。)
ああ、頼む。準備出来たら下行く。
(朝食を作ると言う彼女に返事をして、ハンガーに欠けていた長袖のYシャツと茶と黒のツートンカラーベスト、茶色のズボンを着こなし。別のハンガーに掛けていたベージュのコートを手に取り、部屋から出れば階段を降りて一階の書斎へ。昨日撮って貰った愛しい彼女と二人で映る写真をパスポートケースに入る大きさに加工したものを実はこっそり一枚先に貰っており、その写真をパスポートケースを開いた時に見える様内側のポケットへ入れて大切に手に持てば、他の荷物も手に持ちリビングへ。パスポートをリビングのテーブルの上に、その他の荷物は床に置きトランクケースの上に手に持っていたコートを置いて。それから顔を洗いに洗面所へと向かい)
( 先に顔を洗ってから台所に立ち、ベーコンと卵をフライパンで焼いている間にサラダの盛り付けと、トースターでパンを焼く。それぞれ皿にのせると食卓へ運び、後からコーヒーを入れたマグカップを2つ、自分と相手の元へ置き。準備ができたので、声を掛けて。)
食べよっか。
ああ、美味そう。頂きます。
(顔を洗い終えてリビングで新聞を読んでいたのだが、朝食の用意が出来たと声を掛けられれば新聞をたたんでテーブルに置いて立ち上がれば食卓の席へ移動して。食卓に並べられた美味しそうな料理に自然と笑みが溢れれば、両の掌を合わせて上記を述べてサラダから食べ始めて)
アルと一緒に旅するのなんて久しぶりよね。
楽しみなんじゃない?
( 自分も食べ進めていきながら、ふと2人が同じ目的地に向かって旅をするのなんて、身体を取り戻す前以来じゃないかと気付くと、きっと、アルも彼も今回の旅を楽しみにしているのではないかと考え。)
…確かに久しぶりだけど、楽しみかって言われるとなんか違うんだよな。
(食事を進めながら質問に対して少し考える。少なからず楽しみな部分はあるものの、気持ちとしてはほんの少しだけ。仕事だからというのもあるからかもしれないが、それよりももう直ぐ夫婦となる彼女と1ヶ月も会えない事の方が嫌で仕方ない。告白する前まではそんな事思いもしなかったが、いざ相思相愛の恋人同士になるとこうも離れ難いものかと思う。でも言葉に出した所でどうにもならないと分かっているから言葉としては出さずに、心ここに在らずな回答となり。)
…そう、なの?
( 自分がした質問にすぐ返事が返ってくると踏んでいたため、悩んで曖昧な答え方をする相手を不思議そうに見つめて。もしかしたら、自分と離れることを少しでも寂しいなんて思ってくれているのだろうか、なんて都合のいいように解釈をしてしまいそうで。勿論自分も相手と1ヶ月もいられないことは寂しいけれど、笑顔で送り出してあげようと覚悟を決めており。)
ああ、何でか分からねぇんだけどさ。
(変だよなと苦笑いを浮かべつつ、食事を終えると「ご馳走様、美味かった」と感想を述べコーヒーを飲み。自分が不在の間、彼女は寂しくないのだろうかなんて考えるも聞く勇気まではなくて。結婚式の打ち合わせなど必要なものは済んでいるが、一旦旅に出てしまうと急な予定で帰るのが先延ばしになってしまう事もある。今回は1ヶ月の予定ではあるが、何かの理由で遅れるなんてことがないと良いのだが。ふと時計を見ると、あと10分程で弟と合流して駅に向かわなければならない。残りのコーヒーを喉の奥に流し込めば席から立ち上がりリビングの荷物を置いた場所へ。コートを手に取るとサッと着て)
あ、…もういかないとだよね。
( 相手が立ち上がり荷物を持ったのを見て、自分も立ち上がり。いざ、別れのときになるとぐっと寂しさが増す。アルがいるところまでついていこうかとも思うが、別れにくくなるため玄関先で見送ることにして。コートを着ている相手に後ろから近付くと、ぎゅっと抱き締め、一言。)
…気を付けて、ね。
!…ああ、なるべく早く帰る。
(コートを着た後に背後から抱き締められドキッとするが、彼女の腕の力の入り様に離れ難いのは彼女も同じなのだと悟り、前に回された彼女の手に自分の手をそっと重ねて上記を。それでもやっぱり出発前に彼女の顔が見たくてクルッと身体を動かして相手の方を向けば、彼女の顎をクイっと軽く上に上げて別れを惜しむ様に口付けを。もう少しこの甘い余韻に浸っていたいが汽車の時間もある為、惜しみつつ彼女の唇を解放すれば抱き締めて耳元で「行ってきます」と告げ離れるとテーブルの上に置いたパスポートを手に取りコートのポケットへ。それから玄関のドアを開ければ出発し)
(/次辺りで結婚式前日まで飛ばしますね!兄さんよりも、アルの方が一足早く帰って来て「あれ、兄さんは?」展開からの珍しく帰る前に手紙は一応出していたけど、トラブル続きで帰るのが遅くなり前日の夜にようやく帰宅←
なのでアルを先に出しますね!)
…いってらっしゃい。
( 離れた相手の顔を見て、小さく微笑み。名残惜しいが離れて行く相手をしばらく玄関から眺め。
それから1ヶ月は思ったよりも長く、早く帰ってこないかなと思う日々。仕事をしていると、帰りを待つこの気持ちは昔に似ていると感じる一方、昔よりも寂しく感じて。)
(/ 了解いたしました!ウィンリィを心配させるやつ!← )
【アル】
ははっ、デン擽ったいよ。
(朝一番の汽車で帰郷し、駅から歩いて来るとデンが吠えて出迎えてくれてしゃがみ込めば頭を撫でてやり。それに気付いて中から出て来たばっちゃんに挨拶を交わして)
(/トラブルと言っても数日前の大雨の影響で汽車が遅れたとかそんな感じのにしようかなと笑
連絡しようにも電話が使えず連絡出来ないから心配増し増し←)
アル!おかえり!
( ロックベル家にて仕事をしているとデンの声が聞こえる。ばぁっと表情を明るくして玄関先へ出ると、そこにいたのはアルだけで。珍しく届いた手紙には今日帰るとだけしか記されていなかったので、アルとは別に帰ってくるのかなと思いながら少し心配そうに。)
【メイ】
おかえりなサイ、アルフォンス様!
アレ?エドワードさんは…?
( 此方も玄関先に顔を出すと、やはりウィンリィと同じことを思ったのかエドワードがいないことに?を浮かべ。)
(/ なるほど!了解です!!)
【アル】
ウィンリィ、メイただいま!
えっ?兄さん、まだ帰って来てないの?
(出迎えてくれた二人に挨拶すれば家の中に入り、ウィンリィの様子とメイからの質問でまだ兄は帰って来てないのかと逆に問い掛け。確かに途中まで一緒に旅してはいたけれど、共に行動する間の兄は見るに耐えない程そして呆れる程に何度も聞かされた無自覚の惚気話の数々から分かる様にウィンリィを恋しがっていた。それなのにまだ帰ってないとは一体どういう事なのだろうか、況して明日は大切な結婚式だ。忘れている、なんて事は兄に限ってないとは思うが、心配そうなウィンリィを見て少しでも安心させようと笑みを浮かべれば)
大丈夫だよ、たぶん汽車一本逃したとかそんな理由で遅れてるだけだと思うから。
う、うん。そっか。
とりあえず、お茶でも入れようか。
( まさかのアルも先にエドが着いていないことに驚いた様子で、それが更に不安になる。アルは笑って大丈夫だと声をかけてくれたので、とりあえずはその言葉を信じ、中に入るように促して。)
【アル】
あ、うん。ありがとう。
(ロックベル家のこの家に帰って来るのが当たり前になっている。身体を取り戻す旅に出る前に自分達の家は燃やしてしまったし、兄と相談して決めた事だから後悔はない。それでも帰る家があるというのはやっぱり良いもので落ち着く。中に入るなりリビングの椅子に腰を下ろして)
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