人魚の恋の行く末は 〆

そうなのか。
やってもらおうか。
( 船乗り達の話を聞けば、誤解をされている彼女たちが可哀想だとは思うが、それほど威力はあるのだろうと理解して。試しにやってもらおうと、お願いをする。
ゆっくり覚えてもらえればいいと、苦笑して。)


わかった。寝ずらかったら言ってくれ。
( あまり納得はしていないが、仕方なく譲歩することにして。しなしながら、遠慮はしないでほしいと相手に伝えて。)



(/人魚にもなんかあいますね！)

じゃあ、歌ってみる。
何なら寝ながら聞いても良いよ。
(早速と相手も乗り気な為、こちらも張り切って歌おうとしており、頭がぽやんとする関係上座るか横になるかした方が良いと忠告したあと、セイレーンの名に恥じぬ綺麗な歌声を部屋に響かせれば、どこかケルトをイメージさせるようなそんな神秘的な歌を歌い出せば、こちらも楽しくなってきたのか機嫌も良さげで)

ん、大丈夫。
いざとなったら、一緒にそれに寝ればいい。
(遠慮はしないと頷いた後に、どうしても寝ずらかったらそれと言ってベッドを指差し同衾すれば良いと言うも、その意味や大事さはよくわかっていない事の発言で)


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(/神秘的なので丁度良いかな思いまして。あと、もう一曲の方のResetの歌手を打ち間違えてしまいまして……正式には平野綾香さんです。こちらは降谷さんに合うかなと思っています。勝手に。)

( 言われた通りソファに腰かけ、目を閉じて相手の歌声に耳を済ませる。どこか神秘的な、しかしとても耳馴染みのよいその旋律に意識はどんどん遠くなっていくような感覚になり。肩の力も抜けリラックスした状態になり。)



…人間は男女一緒に寝ないんだよ。
一緒に寝るのは、ルナがいう番になったときだ。
( 人魚なのだから仕方ないが、男女が一緒に寝るという意味は遠回しに伝えて。無論、自分は一緒に寝たとしても手を出さないと誓えるが。)




(/いいですね。こちらもとてもいい曲！)

(久しぶりに人前で、しかも恩人に歌うとなれば張り切らない訳が無く、歌詞も本来なら意味を成さない言葉なのだが、せっかく聞いてもらうならと自分達人魚の言葉をこの国の言葉へと変換したものを歌っているため意味は相手に通じているだろうと思いながら歌い続けると、少しすれば歌い終わり。「どうだった?」と声をかけて)


番になったら一緒に……
わかった。なら別々できちんと寝る。
(分かりやすく説明をされれば、なるほどあれは自分達で言う巣窟かと納得すれば、あそこで子も成すのだなと何故かある意味正解までたどり着けば、自分と零は番でないしときちんと理解したようで上記を言い)

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(/どちらも聞いて下さりありがとうございます!!どこかでそんなエピソードを入れられたらなとは思っていますが、いつになるかはまた相談させて頂こうかなと思っています。割と近そうですが…。)

身体が楽になった…。
ありがとう。
( 歌い終われば、まだ聞いていたい気持ちにもなるが、目をそっと開け自分の身体の変化に驚き。身体が楽になったのは勿論そうだが、気持ちも何だかスッキリとしたような感じがして。微笑みながら相手にお礼を言い。)


( 寝る時のことについてはすぐ理解をしてもらえたようで、よかったと安心し。それでも寝にくいときはすぐ言うよう相手を気にかければ、頭を再び優しく撫で。)



(/ 返信おそくなり、すみません！またそのときになったら、話し合って決めましょう！)

お世話になるその恩返し。
この位ならいつでもやるよ。
(身体が楽になったと聞けば、少しだが役に立てたと嬉しそうに笑っては、種族上歌うのは本能みたいなものだし、これが役に立つならいくらでも歌うと拳を軽く握ってはその意思表示をし)


本当に寝にくかったら相談する。
零、頭撫でるの好きなの?
(また何かあったら相談すると約束すれば、再び頭を撫でられ、それは心地よい為こちらは嬉しいのでもっとと擦り寄るも、よく頭を撫でる相手に、好きなのかと疑問を問いかけて)

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(/いえいえ、来て下ってありがとうございます!!またその時相談させて頂きますね。
と言っても早速相談があるのですが、2人の恋心はどうやって自覚させましょうか?自分としては手っ取り早く事故チューなり、降谷さんが何かあって水中で溺れて水中でチューでもありだなと考えてます。流石にチューしたら意識しないかなぁと←)

また、頼むよ。
( 本当は何もしてもらわなくてもいいのだが、相手の恩返しをしたいという気持ちは無碍にできず。実際身体も楽になるし、こっちとしては有り難いことなので、またお願いしようと思う。)

…なんだろうな、つい撫でてしまう。
触り心地がいいからかな。
( 頭を撫でるのが好きなのかと言われると、そんなつもりはなく、こちらも何も考えずに撫でていたと伝えれば。撫でると嬉しそうに擦り寄る相手の表情がかわいかったり、その髪の触り心地がよかったりと、無意識に撫でていたらしい。自分と髪色が似ていることから、なんとなく妹がいたらこんなかんじかと思う。)



(/ 事故チューにしましょう！転びそうになったルナちゃんを守ろうとして、とか？溺れて助けられる降谷さんもいい。)

頼まれた。
頑張って癒すねッ
(むんっと言う背景が見えるくらいには意気込んでおり、ふと「そんなにお仕事、大変なの?」とまさか3つも仕事を受けているとは思っていないため人間は大変な仕事を毎日こなしているのだなと思っており)

そうなの?
でも、それ好きだからもっとしても良いよ。
(無意識だったと聞けば、無意識に頭を撫でられるのかと首を傾げるもそういうものと信じたようで。自分も撫でられるの好きだから大歓迎とニコニコと上機嫌に笑っており)

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(/了解です!!その案採用致しますね!!欲を言うなら両方したい←)

…国を守るっていうのは、大変な仕事なんだよ。
( そんなに忙しいのかと問われれば、苦笑混じりに答え。3つも仕事を掛け持ちしていることは、相手を混乱させてしまいそうだからそこには触れず。)


そうか。嫌じゃなかったならいい。
( 先程相手に問われたときには、もしかしたら嫌だったのかもという考えが浮かんでしまったので、ほっと一安心して。とりあえず相手の頭から手を離せば。｢今日は歩く練習はもうやめとくか？｣と尋ね。)



(/ じゃあまずは、転ぶほうからいきますか！笑 そのあとで、溺れる降谷くんで！)

そうなんだ。
やっぱり零、凄い。
(国を守るのは大変と聞けば、その大変さはとても想像出来ないが、やはり大変なんだなと実感すれば、撫で撫でと相手の頭を撫でて「人間は皆凄いけど、零はもっと凄いね」と無邪気な様子で相手を褒めて)


ん、始めての感覚だけど、心地好い。
歩く練習、まだする。補助無しで歩けるようになりたい
(頭を撫でられるのは始めてだったが良いものと自分の中で落ち着いたらしくニコニコしており。歩く練習はまだすると言えば、せめて両手補助ではなく片手補助位の違和感が無い所まで持っていきたいらしく)

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(/ありがとうございます!!じゃあ、転ぶ時になったらまた頃合を見て転びますね 笑 水中はコナンとかの事件に巻き込まれてとかが良いかもですね笑)

…ルナにそう言ってもらえると嬉しいよ。
( 中々褒めてもらうことがない仕事な分、今無邪気に笑いながら自分のことを褒める相手の言葉には微笑んで。)


無理はするなよ？一応怪我してるんだから。
( まだ練習を続けるという相手の意気込みは尊重したいのだが、色々あって疲れているだろうし、怪我もしているのだから無理はしてほしくないと伝え。とりあえず、立つと相手の前に両手を差し出し、掴んで立てるように補助をすれば。)




(/ そうですね笑 降谷さん簡単に溺れなさそうですもんね！)

ん、私だけの特権?だね。
私が零、癒すの。
(他の人から言われているのかもしれないが、それでも微笑んでいる相手の表情を見れば、きっと他の人は言ってくれないのかなと少ししょんもりするも、自分だけの特権と笑って)



ん、大丈夫。
歩けるの早く練習して、常識身につけて外歩く。
(今のところ痛くないと言うか、鰭じゃない影響か人魚姿の時よりも痛みは少ないようで大丈夫と頷いて。両手を差し出されればそれを握って立ち、また歩く練習を始めて)

ーーーーー
(/そうなんですよね笑 それこそ犯人の手によって手錠で柱と括りつけられでもしてないと溺れた降谷さんがイメージ無いんですよ……手錠も秒で外しそうですが、水の勢いが凄かったとか……?)

そうだな。
( 特権だと言われれば、確かにこんなことを言ってもらったり、癒してもらえたりしてくれるのは相手だけだと頷き。こんなにも相手に癒されている自分には驚いている。)



…そろそろ、片方の手を離してみるか？
( 暫くして、少し慣れてきたところで、片方の手を離してみるかと提案してみて。この調子なら1週間もかからないうちに自分で歩行することができそうだと考え。 )




(/ そうですね！それなら想像できます！)

ん、これはこれで特別感あって良い。
特別感大切。…………やっぱり零がアーマンなら良かったのに。
(相手の内心の考えなんてこちらは分からないため無邪気な様子を見せており、特別だと笑い、その特別感から、やっぱりと少し不満そうな表情を見せて上記を言えば、それは零がアーマンなら間違いなく番にしたし、子もすんなりと成せたのにと言う言い方で)

ん、離してみる…。
………おぉ、結構歩けてる。
(片手を離すかと提案されれば離すと即答し、実際に片手の補助のみになって歩く練習をすれば結構歩けている事に感動したのか「私、凄いと思う」と自分を自分で褒めれば、これなら早く外に出れるかもと期待に胸を膨らませており)


ーーーー
(/では、背景はそんな形にして。頃合はまた相談させて頂きますね。)

…ルナにそう言ってもらえるのは嬉しいな。
今まで、いい相手はいなかったのか？
( 不服そうな様子の相手の言う言葉には、正直に嬉しいと言い。自分も相手が人間だったら間違いなく恋人にしたいと思う。別に相手が人魚でも今の姿なら恋人にすることはできるのか、などと思い巡らせる。しかしながら、相手もそれなりに生きてきた中で、言い寄ってくるアーマンの中に良い奴はいなかったのかと疑問に思い。)



あぁ、すごい。
1日も経たずにこれだからな。もうあと少しだな。
( 片手を離しても歩くことができている相手に、心からすごいと褒める。きっと早く外に出てみたいという思いが強いのだろう。)

零くらい良いアーマンは居なかった。
居たかもだけど、会えなかった。
でも、会えても多分、零を選んでる。
(こればかりは相性とかになるし、その相性も直感によるものが大きく、このアーマンなら…となれば番になる為、そんなアーマンは居なかったし、相性からして零が良いときっぱり告げて。人間なら1日なのにとか思うのかもだが、こちらは人魚なので日数なんか関係ないためそう言えて。)


歩けるようになったら、話し方と人間界の常識を頑張って覚えるっ
(歩くのは正直、体の動かし方さえ覚えてしまえば良い為、そこまで苦では無いのだが、知識類は別だろうなと予想はしており「外は危ない事あったりするの?」と何気なく気になり、外での注意点はあるのか聞いてみて)

そうか。
( 人魚の世界は相性がすぐ分かるのかと知る。相手が言うように自分と彼女の相性というのは良いのだろう。それは人間にはない感覚だと感心する。落ち着くというのは、それも関係があるのかもしれない。)


外には、車という人を乗せて動く機械が走ってる。
( 人間界での危険なことといえば、道路を走る車やバイクなどが真っ先に思いつくと、交通ルールについても簡単に触れ)

人間は違うの?
どうやって番になるの?
(相手の反応からして人魚と人間とはどうやら番になる過程や反応が違うらしいとわかったのか、人間はどうなのか気になり問いかけて)

機械?
………船とかも?
(道路や交通のルールを聞けば、どんな形なのかはおそらく今日自分を運んだのが車と言うやつで道路は見たことが無いが、船というのは遠目から見たことがあるのかそれも機械と言うやつなのかと首を傾げて)

普通は、知り合って、それからある程度一緒に過ごして、恋人になる。恋人になっても、やっぱり違うとなると別れることもある。
…それは夫婦、番になっても同じだな。
( きっと人魚の世界にはない感覚かもしれないが、人間はある程度時間をかけてお互いを知り、恋人になって結婚する。しかし、その過程で合わないと思えば別れるし、それは結婚しても同じだと伝える。人間の付き合いというのは複雑だと改めて思う。)



船もそうだな。
海の上を移動することができる。
( 船もと聞かれれば頷いて。相手にとって身近な人間の発明品といえば、船なのだろう。見たとがあるならイメージも付きやすい。)

そうなんだ。
人間同士のお付き合い?は大変。
………それなら、私も零と一緒に居れば恋人になれる事もある?
(人間でのお付き合い、恋人、夫婦と言うものを説明されれば、こちらとだいぶ違い段階を踏むと知れれば複雑だなと思い。それなら零と知り合って暫く一緒に住む事になる自分も可能性としてはあるのかと純粋な気持ちで問いかけて)

始めて大きな船を見た時、びっくりした。
あんなに大きいのに海に浮いてて人も沢山乗せてた。
(始めこそ木の船が主流だったがいつの時代からか見た事ない大きな船がそこら中の海を渡るその姿には本当に驚いたと告げれば。それと似たような移動手段を持ち、それを考えた人間はすごいと感想を言って)