主 2020-11-09 23:11:14 |
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>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>109 】
いいえ。
(横に並び立ち歩みを再開しつつ不意にきっぱりとした否定を落とすが、声色は相変わらず柔らかく「 彼が時間を無駄にするような男(ひと)じゃないって、あなたも薄々勘付いているでしょう? 」フレスベルグが寝静まった後、そしてまだ夢の中に居る早朝、小屋の外から鍛錬の音を夢見心地に聴いた事があるか。一度たりとて、あの男が眠った姿を見た事があるか。そんな事実に訴えかけるように、隣の顔を見上げ「 無意味な事はしないのよ。私も、彼も。 」――そんな時間は残されていないの。そう紡ぎかけた言葉はついぞ吐息に乗せる事はなく再度前方へ向き直り。「 見て盗んだにしては質が高かったわ、きっと才能があるんじゃないかしら。そうね、お行儀は良いに越した事はないもの 」礼節を弁える事に羞恥心を感じているのかと思えば、意外な向上心の強さに願っても無いとニコリ微笑んで。勉強熱心な性質も彼をここまで鍛え上げたのだろうと得心しつつ、そっぽを向いてしまった彼に「 あらあら。 」空気を擽るような、淡い笑い声で彼の降参を許して。ザクザクと地を踏みながら「 ミルジャスの前に一箇所寄り道して良いかしら。待たせている子が居るの 」森の終わりが近付いているのか、少しずつ木の感覚が広く木洩れ日の差し込み始めた道で、愛おしげな目をして前を見つめて)
( / 向こうの確認ありがとう、さすがお二人さん、互いの道を把握しているんだね。二人の道が交差するとき、敵か味方かは分からないけれどそこも楽しみにしていて。こちらこそ、不器用だけど案外素直なベル君の反応に嗜虐心を擽られながら楽しませてもらってるよ。イラストの件もいつでも歓迎だし、気軽にサブトピで声掛けてね。それじゃ、こちらこそ今後ともよろしく! / 蹴り可)
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