▼　黎明の棺 ／ 群像劇 ／ ファンタジー　▼

　【　募集枠　】


※以下【】内の用語は>>4で後述



＞①何かを護る事に信念を置く者 ／ 男性

　世界的な冒険家・ジュードを父に持つ青年。
　幼年期から父の冒険に連れ回され、史上最年少で大陸最高峰の山岳・ハシュラハを踏破した実績を持つ。
　少年期、父との冒険中に【 謎の人物 】に襲われ、父は「自分の人生の結晶」と呼んで大切にしていた手帳【 一天四海流記 】を①に託し、①を救うため謎の人物と共に谷底へ落ちていった。
　父の遺体は見つかっていないが、生還は絶望的だと誰もが理解している。
　謎の人物の顔は見ていないが、手の甲に蠍の入れ墨があった事だけはしっかりと覚えている。復讐の意志があるかどうかは自由。
　自分を守る事に命を懸けてくれた父の背中に影響を受け、今度は自分が誰かや何かを護るために行動しようと心に決めている。


＞②最強の力を求める者 ／ 男性

　極北の地に降る豪雪と、魔獣の毛皮を纏う大男。それが②の最初の記憶である。
　物心つく頃、大男は自身を【 ニーズヘッグ 】と名乗り、血反吐を噴くような苛烈な訓練を②に課し続けた。
　しかし強さを求める②は泣き言を吐くどころか嬉々として鍛錬に励み、大人でも倒すのに苦労する成体の魔獣を弱冠十四歳で討伐してみせた。
　②が成人になる頃、更なる高みを求めて、名付け親であり最強の師匠でもあるニーズヘッグに戦いを挑んだ。
　その時、②は初めて彼が笑った顔を見た。勝負は一瞬で決着し、倒れ伏す②の前から彼は姿を消した。
　肌身離さず身に着けていた【 焔馬の蹄鉄 】の首飾りを②に託して――。
　以来、青年は彼の面影を追いながら、最強に近付く為にいついかなる時もより強くなれる道を選ぼうと心に決めている。


＞③愛のため、魔族への転生を願う者 ／ 性別自由

　聖域と呼ばれる森の奥、【 神秘の民・ラビフォリエ 】と呼ばれる少数民族の末裔として生を受けた。
　精霊たちの歌声を子守歌に暗がりで微睡んでいると、突如として【 棘の鎧の旅団 】に攻め込まれた。
　③だけは奇跡的に見つからなかったが、家族や同胞が皆殺しにされる一部始終を目撃した。
　味方と信じていた同じ人間に襲撃された事で心を閉ざし、暗がりから出ず衰弱死も目前に迫った時、手や顔に青い鱗を持つ魔族に発見された。
　魔族は【 レギン 】と名乗り、荒らされた聖域から③を救い出し、親代わりとなった。
　③が立派に成人を迎える頃、レギンは忽然と姿を消した。二人が暮らしていた小屋には【 聖別のネクタル 】の小瓶だけが残されていた。
　唯一の寄る辺であるレギンを捜しながら、ヒトと魔族を分かつ寿命の差を取り除くため、転生の実現を最優先すると心に決めている。

※開始時点ではレギンに依存に近い恋愛感情を抱いている設定。それが物語の中で深まろうとも、他に愛する人を見つけて最終的に願いが変わってもＯＫ。レギンの性別は③と逆になります。


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