鳴河崎町にて（〆）

お互い良くも悪くも印象に残った夜だったってことですね
（小さく笑いながらビールを飲んで。相手がやんわりと否定するのを聞けば「ふーん、じゃあどうして僕の告白を断ったんですか？」と相手が酔っていることをいいことに尋ねて。断られた理由を聞ければ相手を落とすことにもつながるのではないかと思いながら相手を見ていて）

(/お久し振りでございます、背後です。ふと以前に話しあってなかったような記憶があり、一度ロル返し前にご相談とさせていただきたいのですが、同性婚に関して主様のお考えをお伺いできればと思ってます。考えられる選択肢としては自分では幾つかあると思ってて、【1,同性婚有、一般的に知られていて浸透してる】【2,同性婚有、ただし可能であることは一般的に知られてなく浸透してない】【3,条件付きの同性婚有、条件についても一般的に知られてて浸透してる】【4,条件付きの同性婚有、条件について一般的に知られておらず浸透してない】【5,同性婚無,ただし日本の一部地域では可】【6,同性婚無,リアルと同じ一部地域でのパートナー制度程度までしか不可】と同性婚有の場合の選択肢が多くは有りますが自分なりに考えれる選択肢を挙げさせていただきました。もし良ければ主様のお考えについてお聞かせ願えればと思ってます。自分としてはどれでも構わないのですが、主様との見解の齟齬があってもいけないと思いまして、もし一度聞いていたら２度目で申し訳ないですがここで確認しておきたくレスを消費させていただきました)

（/背後さんお久しぶりです。こちら全然考えていなかったのでありがとうございます。そして同性婚についてですが、ご丁寧にありがとうございます。私としては2か4が良いのではないかと思いました。理由としましては一般的に知られていない方が周囲の目を気にしたり、颯太くんに伝えたり知られたりする時に悩んだり衝撃があったりと面白そうだなと思ったからです。でもせっかくなら同性婚もしたいなぁと思いました）

どうして、って言われてもなぁ…その、恥ずかしかったし…俺なんかで本当に良いのかなって…恋人になる前に、そういった事、しちゃったしさ…(何故告白を断ったのか、その問いに普段の素面であれば話を逸らすなりして避けただろうが、酔いの回ってる現状ではそんなことは考えれる訳もなく酔いも照れも完全に混ざりきった赤く染まった顔のままアッサリと身体を交えた翌朝に断った理由を伝えて)

(/主様のご意見有難うございます。では2の【条件無しでの同性婚有ではあるが一般的に同性婚可は知られておらず浸透してない】という形で進めていきましょう！実はレス返し前にご相談したのは断った理由を話すのにその辺りも理由の1つになる可能性があったもので、認識の齟齬があってはならないと判断させていただきました。ご相談遅くなり申し訳ありません)

ふーん、そうだったんですか。でも、僕はまだ諦めていませんからね
（相手から告白を断った理由を聞けば、どうにかして自分と付き合いたいという言質さえとってしまえばその強い責任感でなし崩しに付き合えるのではないだろうかと考えて。次は方向を変えてアプローチするかと思えば微笑み諦めていないと言ってビールをグイっと飲んで。次もビールを飲もうと缶ビールを手に取り開けて）


（/いえいえ、ご相談いただきありがとうございました。確かにそうですね。一般的に認められていないのであれば断る理由の1つになりますね。こちらこそそこまで気が回らず申し訳ありませんでした）

はは、そうかそうか(諦めない、そう告げる相手に本来の素面なら止めてくれとか何故そこまでするのか問うのだろうが、やはり酔ってるからかそういった言動ではなく幸せそうな笑みを赤く染まった顔に浮かべながら諦めない宣言を受け入れて。そして相手より少しスローペースながら飲んでいたチューハイを飲み干し、別のチューハイへ手を伸ばそうとするも、二人きりのデート風のお出掛け中という特別感からか酔いと眠気が強く交わりウトウトとし始め)

(/いえいえ、主様が謝る事では御座いません。解釈違いによる認識の齟齬で絡み終了となっては少し勿体ないと思っていましたので、今後も何かしら認識違いが発生する事柄がありそうだと思いましたらまたお伺いするかもしれません。勿論、主様が気になったこと有りましたら遠慮なく確認していただければと思っております。改めて宜しくお願いいたしますね)

眠そうですね。今日は色々とありましたしもう休みましょうか
（自分の宣言を受け入れる相手に目を細め笑みを浮かべて。ウトウトしている相手に気が付けば優しく声をかけて。急いでことを進めて失敗するよりはと手を出さないことに決めて。自分と相手が飲み切った缶をゴミ箱に入れると「先に歯を磨いてきていいですよ」と歯を磨くことを促して）


（/ありがとうございます。そうですね、今後も認識の齟齬が生じないように気になることなどがあれば私もご相談させて頂きます。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします）

あぁ…そうする…(相手の休もうと言う提案に眠たげにコクリと頷き、歯を磨いてきて良いと言われればそれに素直に応じアクビと共に洗面台へと向かい。まだ眠気の残る中で何とか1人で歯磨きを終えればベッドへ向かう途中に「おやすみ、風見君…」と相手に声をかけてからまた小さくアクビをしつつベッドに相手の寝るスペースを開け、そこに背を向けるように横向きで寝転がれば相当眠たかったのか少しすれば小さな寝息をたて始め)

おやすみなさい、神影さん
（相手が歯磨きから戻ってくれば言葉を返して。歯磨きをして戻ってくれば、自分の寝る場所に腰掛け寝息を立てている相手を眺め額に口付けを落とそうとして。くぁとアクビをすれば部屋の電気を消してベッドに横になり目を閉じて）

(相手により額に口付けを受けたなんて気付いてこそないが無意識に微笑んだまま翌朝を迎え。モゾ、と身体を動かせば普段と違う感覚に何か違和感を覚えてはゆっくりと身体を起こせば、バスローブを身につけただけの自分の姿に思わず何故、なんて考えてれば隣に眠る相手の姿に目が行き必死に昨日の記憶を呼び起こそうとし。確か昨夜は風呂から上がり部屋に戻って一緒に晩酌をして、それから…と経緯を思い返してればふと、それが以前相手に抱かれた時の行動とほぼ一致してる事に気付き、顔を赤らめてしまい)

（相手が動いた気配で目を覚ませば相手に見られていることに気が付かないままふぁと欠伸をして。欠伸の後に体を起こして背伸びしてから相手の方を見れば、相手も身体を起こしていることに気がついて「おはようございます」と欠伸で出た涙を手で拭いながら朝の挨拶をして。「昨日は楽しかったですね」と言いながらベッドで下りて冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出して「神影さんもいりますか？」と尋ねて）

あ、あぁ。おはよ…っ(相手が身体を起こせば僅かに肩を揺らし、相手の起床の挨拶に何とか返そうとするも昨日の話をされれば思わず言葉が留まりカアッと再び顔を赤らめて。勿論相手は水族館の事を言ってるのだろうが、先程まで考えてしまっていた酔った後のベッド上でもしやまた身体を重ねたのでは、という可能性の方へと思考が寄ってしまっておりその場から動けずにいて。そうしてれば相手から水を飲むか問われれば「っ、そ、そうだな…頂くよ」と赤く染まった顔を相手に見せぬよう顔を俯けつつ飲むと返してはベッドの縁に腰掛け、どう相手に顔を見せぬよう取りに行くか考えながら立ち上がり)

はいどうぞ……あれ、神影さん何か勘違いしてます？
（ペットボトルを手に取ってベッドの方へ戻ろうとすれば相手が立ち上がったのを見てペットボトルを差し出しながら相手の顔が赤いことに気づきもしやと尋ねて。「昨日はフツーに寝ただけですよ」と言ってベッドの縁に座ればペットボトルの蓋を開けて水を飲んで。「友達なんですから」と相手を見て微笑むが内心では意地の悪いことを言っている自覚があって）

っ…そ、うだよ、な…(相手から水のペットボトルを受け取る時に問われた言葉にピクリと不安げに肩を揺らし、自分の隣でベッドの縁に腰掛け此方を見ながら微笑み告げてくる自分と相手の関係性を表す言葉に何とか笑顔を作り同意をするもその語気には明らかな動揺が表れながら隣に腰掛け水をゴクリと飲んで)

まぁまだ時間にも余裕はありますしのんびりしてから出ましょうか
（相手から視線を外してスマホを手に取りメールのチェックなどを行って相手の反応に気付いていない振りをしながら和やかな口調で言って。ついでに天気予報も確認すれば「今日は一日中晴れらしいですよ。良かったですね」と言ってベッドで横になって「ホテルの寝具っていいですよね」なんて適当な話題を振ってみて）

そう、だな…(相手の反応に自分の動揺が気付かれてない、と勝手に思い込み同意し小さく安堵の息を漏らし。今日１日晴れであると言われれば今日中に電車も運行再開できるだろうな、なんて考えていて。そして相手の言葉に「そうだな、寝やすくて丁度良いよな」と同意言葉を返してはベッドのシーツを撫でていたが、ふとどんなホテルでも良いが、ホテルのベッドで相手に抱かれてみたい、なんて思考が頭を過ってしまいつい恥ずかしさから赤らむ顔を少し相手から逸らしゴクリとまた水を飲み)

また一緒に泊まりたいですね。昨日もトランプしたりお風呂に入ったり、ピザも美味しくて楽しかったですから
（ベッドに寝転んだまま他意はないとばかりに相手と泊まりたいと言って。自分としては生殺しであるが、相手にお酒を飲ませてから身体を触ってしまうというのも楽しそうだなと思いながら）

そう、だな…またお互いが連休の時があれば計画立ててとか、もアリだな…(相手からまた泊まりがしたいと言う提案をされれば相手へ少しずつ抱き始めてる恋情から思わずコクリと同意の頷きをしつつ今度は計画を立てた旅行等で泊まりをするのも良いよな、と相手の考えることに一切気付かぬまま話して)

次はどこか近場を観光してみるっていうのもいいかもしれませんね
（相手も泊まることに前向きであることに微笑みを浮かべて。「神影さんはどこか行きたいところとかないんですか？　僕は山から見た景色とか、滝とかそういう自然な感じの観光に興味があります」と相手が休みの日にたまに大磁山へ登っていると聞いたことを思い出せば好きなのだろうかと思って興味があると言って）

そうだな…とても行きたい、と言うのはないが…自然系の観光なら、大磁山の登山道から離れた獣道の先に地元民でもあまり知らない滝があるんだ。俺もたまに行くんだが、今度行ってみるか？(相手の言葉に近場の観光か、なんて考えていたが大体は弟が案内しただろうし自分が改めて観光案内する必要もないよな、と考えていたが、行きたい所はないかとか、自然な感じの観光に興味があると言われれば考えて。新しく出来た店とかも赴任時に粗方見て回ったり家族で向かったりはしたためそこまで行きたい場所は近場ではパッと思い浮かばなかったものの、自然な感じの観光スポットであればたまにウォーキングついでに行く隠れた穴場があるのを思いだし、今度そこを案内するのもアリだろうと思いそれを提案し)