蝶屋敷にて (〆)

蝶屋敷にて (〆)

三丁目のミケネコさん  2019-10-09 00:25:06 ID:9a01706f8
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>>1151様待ち






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  • No.1 by 匿名  2019-10-09 00:38:55 



(/其の掲示板にてお相手希望致しました者で御座います!今回はお選びして頂き大変嬉しく思います。そして来ていきなりで申し訳ないのですがこの後の返信が明日の夕方ぐらいの時間帯になりそうですので、もし宜しければ付け加えの事項や話の展開、場面の設定などのご説明がもしありました場合明日中にはすぐさま対応出来そうですのでご提示して頂きたく思います。御相手してもらえるキャラ様の有無を私めが決める…という定でしたら是非とも竈門炭治郎くんか冨岡義勇くんでのお相手をして頂ければ幸いです。ですが悪魔で主様の意見を主体として考えて頂いて大丈夫ですので…!では、今後とも宜しくお願いします!!)

  • No.2 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-09 01:07:44 ID:9a01706f8

(/移動して頂き有難うございます!返信の件かしこまりました。レスは御相手様の時間がある時にでもゆっくりお返しして頂けたらと思いますのでのんびりとやって行きましょう!ですが教えて頂き助かりました。此方の提供ですが竈門炭治郎君で御相手頂けますか?背後が炭しのが本命でして御指名頂きとても嬉しく思います。そして御相手様のテスロも勝手に御相手を炭治郎君で考えておりました(勘違いでしたらすみません)希望によりですがサブで冨岡義勇さんを出すことも可能ですのでその際はお伝えください。そして御相手頂くに当たって御相手様の萌/萎の詳細が知りたく思いますので次レスで記載頂けますと助かります。
また話の展開、場面の設定は詳しく話し合えたらと思いますが此方の思い付いた設定を下記に記載しておきますのでそれ以外にやりたい事がございましたら其方も次レスに記載宜しくお願い致します。
では今後とも是非とも宜しくお願い致します。

◆設定◆
蝶屋敷にてしのぶの本音を聞いて以来しのぶの事が気になる炭治郎。しのぶの鬼に対する怒りを受け止め少しでも楽になれる様に本来のしのぶを取り戻してほしい一心で蝶屋敷に通いしのぶと接触を試みる。
◇展開◇
任務での負傷により蝶屋敷に滞在出来る事になった炭治郎
。その炭治郎の治療をしのぶが受け持つ事に)

  • No.3 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-09 02:02:13 ID:9a01706f8


(周囲を漆黒の闇夜が包む中、花香り蝶が舞う邸への帰路を進む空に輝く満月だけが自身の歩む道を優しく照らす中、そういえば''あの時'もこんな夜だったと空を仰ぎ立ち止まるいつも柔和に微笑むあの人からいつも堪え切れない怒りの匂いを感じた。そう指摘した際のあの人の言葉が表情が総てが忘れられない。俺に何か出来たら…と誰に言うでもなく呟くと強く唇噛み締め背負う木箱の紐握る拳に力が入る。顔を下ろし正面見据えて一歩また一歩と軋む体に鞭打ち歩み出す。あの人を救い出す揺るぎない決意と共に)


(/御相手様にもテスロを頂きましたので此方も参考にして頂きたく記載致しました。気になる点や相性もございますので何かありましたら改善出来る点は善処致しますのでご指摘お願い致します。)

  • No.4 by 匿名  2019-10-09 21:04:44 



(/お返事の方大変お待たせ致しました。予定した時間よりやや遅れてしまいましたが設定と展開の方把握しました!炭しの…、なんといい響なのでしょうか是非とも竈門炭治郎君でのお相手宜しくお願い致します。そして主様のロル拝見致しました、なんとも素敵な言葉回し不備等は一切見当たりません故直ぐにでも炭治郎君と絡みたい欲求により駆られております。萌萎の要素としては、萌のストライクゾーンは広いので此方は大丈夫なのですが萎えの方が過度なツンデレ要素が無い限り他には特に御座いませんので、そのようにお願いします。場面の設定や話の展開になりますがもし宜しければ主様から絡み文を出して頂ければそこに合わせた形で話を展開できるかと思われます…!場面についても蝶屋敷がしかりと存在する鬼滅の世界でしたら何とでも、是非とも主様のご意見があればお聞かせ下さいませ。)

  • No.5 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-10 00:41:27 ID:9a01706f8

(/此方こそお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。炭しの良い響きですよね。テスロ褒めて頂き有難うございます!まだまだ精進中の身ですがとても嬉しいです。萌萎の提示も了解致しました。此方のキャラ的にも問題ないと思いますので安心して頂けたらと思います。
此方からの質問は今は特に無いのでまたありましたらその都度お伺いさせて頂きます。では早速ですが絡み文を下記に記しますのでこれからお相手頂きます様お願いします。お相手様も何かございましたらお気軽にお声掛けくださいね。)





(任務による負傷の為再び蝶屋敷へ療養する事となる。当てがわれた一室の清潔なベッドの上で横になり度々怪我をしては蝶屋敷の世話になる己に不甲斐無さから苦悶の面持ちで小さく唸り声をあげる。もっと精進しなければといても立ってもいられずに半身起こし辺りを見渡すと丁度視界の先に映るのは自分の心を捉えて離さない想い人その人で)
しのぶさーん!
(自然と弾む声音で彼の人を呼び止め両手を大きく左右に振る、相手を見つめる緋色の瞳は爛々と輝きを増し自然に緩む表情から喜びを抑えられずに満面の笑みが浮かぶと彼女を呼び止めようと頭上で振っていた手を両膝の上に置き律儀な性格故か深々と頭を下げて一言)
またこれから少しの間お世話になります。

  • No.6 by 匿名  2019-10-10 15:16:18 


(/はい!!では、宜しくお願い致します。)



(静寂な病室。その一角にある薬品棚を整理し終わって直ぐ、ひんやりと冷たい床の広がる渡り廊下を歩いていると何処と無く溌剌とした声が自身を呼び止める。患者スペースとして設けられた無機質なベットの上でこれまた行儀よく頭を垂れる彼こそがその原因の人物で、「これはこれは、久方振りですね。陰の方から話は聞いていますよ。…任務で怪我をおったらしいですが大丈夫でしたか?」鬼殺隊の任務ともなれば怪我は付き物なのだが、一段と彼は怪我の耐えない少年だと記憶している。軽い怪我なんぞで此処へと運ばれる事はそうそう無いのできっと重症よりの手負いをおったとのだと顔色を伺うものの、爛々と光る瞳に笑みを漏らし。「はい、律儀なのはいい事です。是非ともしっかり療養して下さいね。」深々と下げられ露になったつむじを返事がわりにと軽く指で押し、再び微笑み掛ける。)

  • No.7 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-10 16:05:38 ID:9a01706f8

(/はい!では本体は失礼致します。)



(本来なら立場上自ら歩み寄らなければならないところを此方の呼び掛けに応え入室し自身の眼の前へと立ち寄ってくれた彼女への敬意を込めて深々と下げられたつむじの上に当たる彼女の指の感触、触れられたその箇所から熱を帯びみるみるうちに顔全体が熱くなり頬をうっすら紅潮させてしまうと顔を上げる事に気恥ずかしく思うがこの様な姿勢で会話するのも憚れると思い下げていた頭をゆっくりと引き起こし)
はい…怪我自体は大した事ないと思っていたのですがどうやら足を折ってたみたいで…あっ!安静にしてたら直ぐにくっつくらしいので大丈夫です!…ッ
(視線をあげて優しく微笑みかける彼女の表情に熱は引かぬままの頬を人差し指で掻き高鳴る胸の音は止まらずしどろもどろになりながら言葉を紡ぎ心配かけまいと明るい声音で言い切り勢い良く己の胸を叩いてみせたはいいが体に響いた僅かな振動に天井に吊るされ固定された片脚まで伝わり痛みに微かに顔を顰める。)

  • No.8 by 匿名  2019-10-10 16:50:14 



「…こら、直ぐにくっつくからと油断は大敵です。治るものも治らなくなってしまいますよ、ほら横になって」
(心配させまいと振舞ってくれたのはいいのだが、痛みに歪む顔を見ればすぐさま押し留めるように…めっ、と人差し指をたてる。包帯が巻かれ痛々しくも僅かに揺れる足を細心の注意で動かさないように、彼の肩をゆっくりと後方へと押し返すと抵抗のかからぬように身をベットへと預けて。先程からほんのりと赤い紅を帯びた頬にもしや熱でも?と片手で優しく包み込む、「少し熱があるかもしれません。私の前だけでいいですか、気などどうか使わずにのんびりとして下さい。」乱れた布団を綺麗にシワを取り払い先程と同じく凛とした姿勢をとる。元々体温が高い彼だ、日の呼吸とも相まって用心が必要になるだろう。消毒液の香りがほのかに香る室内では気が滅入ると、小窓を開けて外から来る風になびく髪を手で払い「食事はとりました?」と問いかけた。)

  • No.9 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-10 19:19:04 ID:9a01706f8


はい、すみません。いつも怪我して診て貰って…不甲斐ないです
(眼前に差し出された彼女の指先を注視し優しく肩を押されそのままベッドの上に仰向け寝。情けなさから彼女をまともに見つめられずに瞳を閉じ溜息交じりに己の情けなさに項垂れる。頬を包む柔らかな手の感触に反射的に眼を見開き彼女の仕草一つ一つに翻弄され早鐘の様に鳴る心の臓に体温は上昇の一歩を辿り)
これはそういった熱じゃないと思うんですけど…はい!いつも気に掛けて頂いて有難うございます
(嘘の付けない性で誤魔化す事なく告体調によるものではないとやんわり告げる。彼女の優しさや細やかな気遣いには目を見張る、熱を帯びた顔を涼やかな風が撫で胸の鼓動を落ち着かせ風に靡く髪を手で払う所作の美しさに眼を奪われ問われた言葉に我に帰り空腹覚える己の腹の上に手を置いた)そういえば…今日はまだ食べてないです

  • No.10 by 匿名  2019-10-11 10:29:14 



「そんなに謝らないでください、それに此処にいる間は患者さんの助力をするのが私達の仕事の第一の目的です。ここに来たからには以前よりも元気になって貰いますからね、」
(風の差し込み先程よりも空気の澄んできた。太陽の光に晒された彼の赤みを帯びた黒髪はいつ見ても見事なもので、こんな病室に閉じ込めるのではなく早く太陽の眼下で元気に走り回るそんな姿が見たいものだと寂しい様な何故かそんな感情が密かに滲み出るのだ、「早く元気になった炭治郎君が楽しみです、」そう笑顔を讃えた後潔くも鳴き声を上げた腹の虫に、待っててください。と短く返事しその部屋を後にした。

部屋を後にして約数分の時が経ちお盆と手拭いを手にして再び部屋へと戻る。お盆に乗っているのは湯気を立てる二つの握り飯に、根菜の煮物、梅干しという至極シンプルで健康的なものなのだがまだ昼飯と夕飯の間の微妙な時間には少し重すぎるだろうか。だが食べ盛りの少年を空腹に野放しにはしたくないとこっそりと食堂から拝借してきた。「ゆっくりよく噛んで食べて下さい。因みにおにぎりは私が作りました…ふふ、中身は食べてからのお楽しみです。」と意味深に含み笑いをひとつ。)

  • No.11 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-11 13:48:37 ID:9a01706f8


はい!早く傷を治してしっかり療養して前よりも元気になれるように頑張ります
(腹部から鳴り響く情けない音にはっと表情を強張らせ去って行った彼女を見送った後堪えられない恥ずかしさに両手で顔を覆い隠し悶絶する。どうしてこうも情けないところばかり見せてしまうのだろうと身動ぎするのを抑え全集中の呼吸で落ち着かせ数分後食欲そそる良い香りを鼻に感じ上体起こし彼女の去った室内入口に目を向けお盆を手に戻った彼女が用意してくれた握り飯と根菜の煮物を交互に見つめお盆を受け取った。特に彼女が作ってくれたのだと言う握り飯を嬉しそうに眺め両手をしっかりと合わせて)
しのぶさんが作ってくれたんですか?わぁー…なんだろう
頂きます!
(先ず先に彼女が作ってくれた握り飯を一口また一口と頬張ると口の中にほんのり酸っぱい味が広がりしっかりと咀嚼し飲み込む。「梅干しですね?凄く美味しいです!」また一口幸せそうに緩ませた表情で煮物にも手をつけ美味しい美味しいと食べ進めていく。)

  • No.12 by 匿名  2019-10-11 15:24:49 



「──フフ、そんなに焦らずとも食べ物は逃げたりしませんよ。」
(余程美味しかったのか見事に米粒を頬に引っつけるあたり腹の虫も限界だったのだろう、次々と空になっていく皿に感嘆の声を出し。なんの前触れなく口元へと付いたそれをひょいとつまみ上げれば己の口へと運んでいく、ぱくりと相手から盗まれた米粒を咀嚼しながら「その梅干しはすみちゃんが手塩をかけて作った物です。丹精込められて作られた物にはその人の心さへも癒すと言われています、どうぞ今度会っときにでもお礼を言ってあげてくださいね。」と言い終わる頃にはお盆の上は平らげられておりなんとも、ヒナガラスに餌をやる様な無性に母性を擽られた。さて、腹も満たし後は眠るだけ少しでも睡眠を有した方がいいのだがその前に一つやっておかねばならぬ事が…「…では炭治郎君。服を脱いで下さい。」しんと静まりかえる部屋に響く声はなんとも奇妙な言葉だが、やましい意味などなく桶に入った水と手拭いを持ってきて。にっこりと笑顔だけを浮かべていた。)

  • No.13 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-11 16:01:20 ID:9a01706f8


本当に美味しかったぁ…ご馳走様です!
(いつもの食事よりも美味に感じるのは空腹であった為か何より彼女が自分の為に握ってくれたものだったからであろうと両手を揃えてしみじみ思う。不意に口元空摘まむ彼女の指先から米粒を取り除かれ咀嚼する唇に魅了され其処から紡がれる名に思い当たる少女を思い浮かべて心が暖かくなり満たされる。「すみちゃんが作ってくれた梅にしのぶさんが握ってくれたお米…このおにぎりで心身共に回復した気がします!」腹も満たされ心も満たされ安心感に包まれてか静寂の中瞼が少し重くなるのを感じていたが響く声が耳に入ってくるなり眠気等吹っ飛び信じられないと声を上げて)
え?…ええー!?(桶と手に持たれた手拭いで全てを察する。勘繰ったやましい意味ではなかったのが安心したやら残念やらで複雑な胸中でいたが彼女直々に身体を拭いてくれるという事なのだろうか?いつもの少女達ならいざ知らず恥ずかしすぎると彼女の持つ手拭い受け取ろうと手を伸ばしてみた)
俺は長男なので自分の身体は自分で拭きます!

  • No.14 by 匿名  2019-10-11 16:51:34 



「長男だからの問題では無いですよ!はい、腕を上げてください…ばんざーい。」
(長男だからと言い張る彼だが、そんな言葉など一刀両断。スパりと切られた彼の長男気質をほぼ完全に無視して患者服を脱がせようと腕を持ち上げる、流石に男性なだけありなかなか動かないのに奮闘するも力の差は漠然としており。一旦息をついて「…ッ、往生際が悪い。なほちゃんそれにきよちゃんとすみちゃんの時にはそんなに抵抗しなかったじゃないですか、」つい先日彼女らに彼の清拭を頼んだ時にはこうも揉めていなかった筈なのだ、純粋な疑問に思春期男子特有の恥がある事が頭からすっぽり抜けており、それでも引き下がらぬとねこだましの容量で彼の顔前で思い切り手を叩き。「…隙あり。」と上の服を思いっきり掴みあげる、

「さて、之でもまだ抵抗します…か。」
その刹那に露になった彼の躯体に少し言葉を濁らせる、筋骨隆々とした顔からはなかなか想像良できない逞しい体に初めて見たものでは無い筈なのににわかに感じる少しの恥ずかしさにガン見の形で静止してしまっていた。)

  • No.15 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-11 17:11:39 ID:9a01706f8

お願いです!自分で拭かせて下さいっ!お願いしますっ!(実力の懸け離れた柱たる彼女であっても華奢であり何より女性だ力負けはしないと両腕に力を込めて衣服脱がされる事を阻止、いつもの長男理論は一蹴されてしまいひたすら懇願する。此処まで世話を焼いてくれるのは自分は全く異性として意識されてない為かという考えが脳裏を過ると少し目頭が熱くなってくる、突如眼前に響く音騙し討ちには滅法弱く力が抜けてしまった。露出された身体は日々の鍛錬と任務により年相応よりも逞しくその半身が外気に晒された途端に押し黙り動かなくなってしまった彼女の顔を下から覗き込む様に不思議そうに見つめ)
しのぶさん?どうしたんですか?

  • No.16 by 匿名  2019-10-11 17:37:14 



「……へ!?、あ…い、いえ。すいません、少し急用の方を思い出してしまいました。水桶と着替えは此方に置いておきますのでまた後程参りますねッ。」
(と口早に彼の前から姿を消した。なぜ突拍子も無く逃げる様な真似をしたのかそれすらも意志の召集がつかぬ間に部屋を出たのだが、顔が熱い?彼の熱でも移ってしまったのだろうか手で触れる己の頬からほんのりとだが確かな熱が感じられる。「私らしくない、」そう呟いた口からはほんの少しだけ拗ねた声色が、そんな脳内には先程の彼の姿が浮かんでいたのだ。

───深夜のみなが寝静まった刻。やっと通常通りの落ち着きを取り戻しひんやりとした床を踏みしめながら足を向けたのは彼の眠る部屋、片手にした蝋燭の日々たる光にあどけない寝顔を晒す彼の横丁寧にも置かれた桶を回収に来ていたのだが、「お腹を出しては風邪を引きますよ。」疲れているのだろう、はだけた布団を直してやれば無造作になっている髪を撫で付けて。窓から差し込む夜の冷たい風を遮るように静かに占めてやった、)

  • No.17 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-11 17:58:38 ID:9a01706f8


(余程急用だったのか自分が呆けている間に彼女は姿を消してしまった。その場にいない彼女に声だけでもと
「色々有難うございました!」葵に怒られてしまうだろうかそれでも彼女に届く様に大きな声で御礼を廊下にまで響かせた。


____

(深い眠りにつき失った家族と過ごす穏やかな夢を見る。
その寝顔は年相応に幼く無防備で穏やかに寝息を立てた時に香る彼女の優しい気配。夢は一転しその優しい匂いから常に纏われる怒りと悲しみの匂いにその愛しい彼女が遠ざかる悪夢に変わる。「待っていかないで」と声を上げ髪を撫でていた彼女の手を無意識に掴む。しっかりと夢か現実かはっきりしない意識の中で蝋燭の光が照らす彼女の姿を視界に捉えた。)
ッ…しのぶさん…よかった

  • No.18 by 匿名  2019-10-11 18:24:22 



(之は彼の寝言なのだろうか、穏やかな寝顔から一変して険しくなる眉間の皺に夜風と共に自身の背中に焦りの冷や汗が流れた。はっきり紡がれたその言葉は『 行かないで 』と、はっと息を呑む一体彼がどんな夢を見ているのかもし悪夢なら覚ましてやるのが得策だと腕を伸ばすも不意に掴まれた手に肩を揺らす、まだ微睡んでいる緩い瞳に…よかったと零すその仕草に優しげな表情と相まってか最愛の今や記憶のみとなってしまった先代の花柱の彼女、その穏やかな顔に心内から漏れ出すナニカに喉の奥が無駄に乾つくのだ。「……炭治郎君、炭治郎君。起きて下さい、」心情と言葉は裏腹に落ち着いた表情で彼を揺さぶると、近くにある水を湯呑へと注ぎ意識を此方へと引き寄せる。掴んでいた相手の手に自身の手をゆっくりと重ねると、引き剥がしたりはせず逆に包み込んで、「今、うなされていましたよ。…どんな夢を見ていたのですか?」と撫でる様な声で問いかける。)

  • No.19 by 三丁目のミケネコさん  2019-10-11 19:01:58 ID:9a01706f8

(上下に揺れる視界と凛とした己の名を呼ぶ声に段々とはっきりしていく意識に今度はしっかりと彼女の表情を捉える。夢だったのか、夢で良かったと痛い程彼女の手首を掴んでいた手に冷や汗が滲む。力を緩めたその手を包み込む手に心底安堵をした。優しい声音の問い掛けにそれでも夢の内容を伝えるのは憚れる。彼女の手を再び握り締め決意し口を開いた)
しのぶさんが俺達の手の届かない何処か遠くへ行ってしまう夢です
(口にもしたくない言葉だった、言葉にすると現実になりそうでと哀しそうに微笑む。彼女は目の前にいて手にも感触がある可笑しな夢を見たと首を横に振ってみせ新たな決意を気恥ずかしそうに伝えた)
そうならない様に…俺強くなりますっ!しのぶさんを守れる様に強く…

  • No.20 by 匿名  2019-10-11 21:00:05 




(音がした────ドクン、と。これはきっと自分の心臓の音だ脈を打つ音いつもは聞こえないその心音が今この時だけは酷く大きく聞こえてくる。耳を塞ぎたくなる自身の口から発せられる言葉さへも遮る程に鳴ることを辞めやしないそれを服の上から押さえつけようと力強く隊服の胸部分を握り占めて、彼のその悲しそうな顔にさへ明らかな動揺を見せてしまった。「…あらあら。大丈夫ですよ、炭治郎君達を置いて私が何処に行くと言うのですか」淡々と全集中の呼吸で心臓など無理やり沈ませてやった、自覚をしろ胡蝶しのぶ、柱として使命を果たせ。と冷たい言葉だけを言い聞かせてお得意の笑顔を向けてやる「───それに、今君がみたのは夢ですから。」一線を引く物言いに握っていた手をやんわりと解き手元の蝋燭の光を吹き消した。ぼんやりとした明かりも消え辺り一面に夜の闇が広がる室内であたかも自身の存在を隠すように距離をとり、「その夢はもう忘れて下さい。それに私なんかを守ろうだなんて…炭治郎君には禰豆子さんがいるではないですか。」そんな、彼の決意さへも蔑ろにする己は何とも非道な奴か。自身が守りたいのはきっと彼の…竈門炭治郎の太陽みたいな眩しい笑顔だけなのに、)

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