ハルカ 2019-07-27 14:36:43 |
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……………アンタは、わっかんねー。
………信頼はするけど、冗談は嫌いだ。
(顔は赤いが、撫でられて気持ち良さそうに
目を細め)
……………………!!
(裏路地の廃墟の中、口を布で塞がれ、
鬼気迫る表情でじたばたと暴れるが手首に
きつく食い込んだロープは外れず)
さて、一仕事か…。信頼してくれてるライの為にもな…。
(何か争ったような形跡を見つけたようで、表情を一変させて隠してある拳銃を取り出し。恐らく相手がいるであろう方向へ走って行き)
……………ってーな、何しやがんだ!
(やっと布が取り外されたようで、
相手を睨むものの相手はニヤニヤと
笑うばかりで)
………舐めんじゃ、ねーぞ。
(尻ポケットに忍ばせておいたカッターを
ロープに押し当て、切ろうとするものの
カッターを奪われ)
……………アンタ、何で……!?
(相手はノエルさんを見てビックリする
様子もなく、 ただにこりと穏やかそうな
笑顔を浮かべた)
『どうも、初めまして。貴方がライの
新しい保護者の人ですか?』
『そうですか。僕はレオナルドです。
ライの…恋人ですよ』
(相手は相変わらずにこにことしながら
さらりと言い放ち)
…………ッ、誰が、テメェと恋人なもんか!
(じたばたと暴れるが、ロープが
食い込んだのかすぐに顔を歪めて
大人しくなり)
へぇ…。恋人をロープでガチガチに縛る奴がいるんだな…?
(殆ど耳を貸してないがおかしな発言の相手に、馬鹿にするような笑み向け)
『そうですね。僕だって本当はこんなこと
したくないんですよ。ボスの命令なもので』
(カッターでライのロープを切ると、
ライの背をノエルさんの方に押し)
……………何の、つもりだよ。
『解放ですよ。僕は恐らくボスに
怒られるでしょうが』
(ライはノエルさんの方に戻る)
一体何がしたいんだ?まあ、お前のボスに伝えとけ。今度俺の周囲の奴らに手を出したらどうなるか考えておけ…ってな。
(不可解な行動の相手に眉を潜めつつもライをかばうように、彼の前に立ってゆっくりと後退しながらいつでも拳銃を抜けるように構え)
『怖い怖い。では、失礼します。
またね、ライ』
(ぺこりと頭を下げると悠々とした足取りで
廃墟から出ていく)
……………ありがとな…助けに来てくれて。
(ノエルさんを見て、申し訳なさそうに
眉を下げ)
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