マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

（自分が相手に何を求めているのかも解らず、けれど否定される言葉にほんの僅か気が緩んだ次の瞬間、身体が相手の腕に絡め取られて。相手が確と己を捕らえて何度も想いを耳に注ぐ度、心臓が大きく跳ね、それと同時に頭の中で何かが繋がっていくような感覚がして。それまで曖昧に渦を巻いていた感情の嵐の目が、一瞬見えた気がして見開いたままの視界を一度ゆっくりと瞬かせ）

おな、じ……？
（しかしそれも相手が自身を呼ぶ声に気が逸れて、同じ想いだと告げるその台詞に嵐の目を見失い。ノア兄が、自分と。この熱を、相手も。追い付ききれない思考に只台詞の一部をなぞった口は、戸惑いを示して微かな吐息を洩らし。しかし何の動きも取れなくなった己の瞳の中、交わった視線に、向けられた確かな熱に、それが紛れも無い事実なのだと急速に理解して。途端、ぞく、と背筋を走った淡い痺れに身体を縛り付けられて）

あ……ン、っ…！？
（愛してる。言葉を聞いた瞬間に頭の中の何もかもが吹き飛んで、残った感情のその形が何であるのかを自覚した直後、それを声にするより先に唇が相手のものと重なって。相手の行動に驚いて喉に小さな呻きを凝らせ、だがずっと求めていた感触が訪れた事にそれも溶け。力の抜けた頭の後ろが窓硝子にぶつかって、伝わった軽い衝撃さえ気にもならない程、その温度に思考も瞳も蕩けて。…ノア兄、好き、好き。大好き。言葉としてしか知らなかった、恋い焦がれるという熱情が身体を焼いて、それを注ぎ返したくて唇を動かすも、当然塞がったままでは上手くいかず。相手を離す事も考えて両手を互いの間に上げ、しかしこの温さが離れる事が惜しくてそこで止まり。数秒の間の後、伸ばした片腕を目の前の愛おしい人の背にそっと回して、もう片方の五指を己より色素の薄いその髪へ差し込み。それから薄く開いた唇で、重なる相手のそれを歯を立てずに柔く食んで。…どうか気付いて。伝わって。紡ぎたい言葉の代わり、どうしようも無い恋情を籠めた仕草でそう願って）



（／ホント長かった…何やかんやと一年近く掛かりましたからね…(笑)ええ…しかも恐らく次の家出は初暗転直前なので、そういう事意識したり、噛み傷付けた事気にしたりして距離を取るから尚更…ああ、またテッド巻き込まれますね…(笑)それ以上に愛情を注ぐでしょうねぇ、ビティスが(笑)ビティスからも「ほどほどにね、テッド」とかって揶揄されそうですね…本当おまいうです。ふふ…ビティス達の告白が落ち着いたら、この二人も出会わせなければなりませんねぇ(笑)）

ん…(自分がキスをすると流石に驚いてたが時間がそこまで経たない内に相手の目が蕩けて来るのが見えて、自分で思い込んでた相手の気持ちが同じだったのだ、と勝手ながら感じて安堵して。そうしてれば相手からも頭の後ろへ、背中へと手を回してもらえた上、唇を食まれればまるで自分の告白にYESと返して貰えたように感じて幸福感から無意識の内に相手の方へと体重を少しだけかけながら相手の背中に回している両手のうち片手がスルスルとゆっくり相手の腰を抱くように降りていけば…もっともっとビティスに好きだと伝えたい、初めて気付けたこの愛してるという気持ちを伝えたい…その想いから今までキスこそ何度も何度も他者とはしてきたが開くことの無かった唇を自らも薄く開き、そこから舌を出して相手の唇へと軽く触れさせ、もっと気持ちよくなりたい…その想いを言葉で告げぬかわりに行動で示し)

(/えぇ、ですね……レス数で言えば600ですしほぼ一年……長かったですが、無事告白させれてよかったです……改めて今後ともノアを宜しくお願い致します(笑)ですね……テッドさんにはホント申し訳ないですがまたまきこまれて貰いましょう……後は初暗転する前にノアが押し倒されてそれで何か恐怖を感じていて、それをビティス君に問われて素直に答えたらビティス君が嫉妬して暗転、という形になりそうです(笑)ですです(笑)ですねぇ、絶対テッドさんとドルフからツッコミ入ることでしょうね……あ、では初暗転になる前にお互いが身体を交える事とかを(レイフさんにからかい混じりに聞かれて)気にして恥ずかしくなってる頃にノアが報告をドルフに任せて、ドルフがビティス君に報告に行ったらちょうどテッドさんしかいなくて、それで報告混じりにお互いがノアとビティス君の愚痴を軽く溢して……って感じでどうですかね？(笑))

（背から腰へと降りていく手に微かに身動いで、けれども抵抗はせずに只口付けの柔らかな感触を堪能して。ふと己の仕草に呼応してか唇に触れる舌に、ぴくりと頭に添えた指先を跳ねさせ、それから口をより開いてそれを受け入れて。己の内に招いたその舌に自身のものを伸ばしてその先に触れ、次いでぎこちなく鈍い動作で表面同士を擦れ合わせ）

ん、ん…っ……に、ノア、にぃ…
（くち、ちゅぷ、と互いの舌の間でゆっくりと唾液が混ざる生々しい水音が頭の中まで響き、ぞわぞわと全身を這っていく快感に抱かれる身体が弓形にしなり。…もっと、もっと。此処が車内である事も忘れてしまう程の気持ち良さと多幸感が思考を支配して、同時に高まっていく興奮に心臓が早まり。…恋人の、ましてや同性での触れ方など解らないし、知りもしない。だが、相手に回していたその手は本能的な欲求に突き動かされ、相手の背から脇腹を、腰を、するすると優しく撫で下ろし。深く口付けるその隙間、どうしようも無い感情が拙くも恍惚と相手の名を呼ばせ、そこから溢れたどちらのものとも知れない唾液が顎を伝い。長くそうしている内、不意打ちで受けたキスである事も相俟って、然して多くもない肺の中身が薄れて苦しさを覚え。鼻での呼吸も上手くいかず、何を考える事も出来なくなった頭さえ窒息の危機だと告げているのに、それでも良いかと何もかもを投げ出して。時間の経過と共に確実に失われていく酸素に、遂には四肢の力も抜けて、相手に触れていた両手はずるりとその身からシート上へと落ちて）



（／ええ、此処まで物語を紡げたのは久しぶりです…此方こそ、今後ともビティスの事を宜しくお願い致します(笑)次の時は遠慮無くビティスを突き返すので、受け止めてあげて下さいまし…ええ、自分にとって見ず知らずの男が残したトラウマに嫉妬して、レナードが触った所を上塗りする形で暗転するでしょうね(笑)そりゃまあ、ですね…お、良いですね。じゃあそのままの流れで「後で呑みにでもいくか」ってどちらかが提案する感じもどうでしょう？(笑)）

ん…ィス…ビティス…っん…(相手に招かれながら相手と舌をぎこちなく絡め合わせれば初めて行う深いキスにどんどんと視線が蕩けていき。今まで出会った人たちにも深いキスを求められたことはあったものの、これを好いてる人と出来るのがこれ程までに幸せな事なのか…なんてすっかりこれまで出会った(相手からしたら付き合ってると勘違いさせていた)人らのことを他人行儀な思考で考えながらもその思考は相手とのキスが気持ちいい、という快楽の思考で塗り潰されてしまい、さらに相手の手が脇腹や腰へと降りる感覚に無意識の内にユラユラと腰を揺らしてしまっているものの、ノア自身はそれに気付いておらず。キスの合間に相手から名を呼ばれれば、改めて愛してる相手とのキスをしている、という自覚にゾクゾクと快感が這い上がり、同じく相手の名を呼びつつも快楽を求めてキスをし続けて。しかし、暫くそうしてればふと相手の腕が身体から落ちたのに気付けばその異変に思わず相手とのキスを中断し口を離せばツツ、と銀の糸がお互いの口の間を伝っていたが、それを見るまもなく相手の事が心配になり少し慌てたように声をかけつつ相手の腰に回してた手をゆっくりと脇腹を擦るように引き上げてから相手の頬を優しく撫でて)

ビ、ビティス…大丈夫か…！？俺の、初めて、のこう言う、キス…あき、れたか…？

(/自分も久しぶりですね……(笑)おやおや……あ、それでは次の家出の時はテッドさんがまた来たビティス君を溜め息混じりに半ば強引に家まで送り届けて、ドアを開けたノアに突き返す……って感じにします？(笑)自分にとって見ず知らずの(自分で蹴り飛ばした)男ですね、分かります。多分ビティス君にキスされながら、なら落ち着きつつ身体を許すかなと(笑)良いですねぇ、多分ドルフは誘われる方かなぁとか思っちゃいますね……(笑)あ、そう言えばドルフ(正確にはリアムを除くノア隊メンツ)からビティス君への呼び方をどうしようかな、と考えているのですよね……ノア隊組からしたらノアのことをずっとリーダーと呼び続けていたので、ノアが(仕事中は)ビティス君のことをリーダーと呼んでるからこそ呼び方に困りそうだな、と思いまして……)

（意識が危うく上りきってしまうその刹那、塞がれていた口が解放され、酸素を求めた身体が肺一杯に息を吸い込み。暗くなりかけた視界が戻って最初に見えたのは、月明かりを反射して煌めき、そして一瞬の内に切れていく口付けの名残で。懸命に呼吸を繰り返す身体とは相反して、表情は夢現に惚け。ふと頬を撫でる感触を受けて、それに反応し一度ゆっくりと瞬くと、相手の方へと視線を向けて。そうして出来立てのジャムのような、熱く、甘く、とろりとした瞳の中に相手を映した瞬間、それを笑みの形に細め）

ノア、兄…おれ、ね…今、このまま、しんじゃうのかなって、思って…でも、こんな、きもちよくて…しあわせ、なら…それも良いなあ、って……
（相手の声こそ届いているが、思考する力も失ってぐずぐずに煮崩れた頭では真っ当な受け答えも叶わず。故に開いた口は只思ったまま、感じたまま、己の身に起きた事を呂律も怪しい拙い言葉で相手に伝えるだけで。同時に、頬に触れるその優しさにうっとりと鼻に抜ける声を洩らして、頭をそちらへ少し傾けて自ら擦り寄り）

……ね、もっとしよう。俺…ノア兄の、欲しい…
（呼吸が少し落ち着いて、まだ口の内側に残る相手の味と感触に気付けば、腹の奥がざわりと疼く感覚がして微かに身動ぎ。先程までの酸欠とキスの余韻に蕩けた目で相手を見詰め、力が入らずろくに動かない手足の代わりに、擦り寄っていた掌に唾液に濡れる唇を当ててリップ音を立て。次いで本能に従うまま辿ったその親指の先を舌先で擽っては柔く噛み、キスの続きをねだって。だが、その間に今までの疲労の皺寄せが訪れ、瞼が熱とはまた違う理由に視界を閉ざさんと緩やかに落ちかけて）



（／いやもう今楽しくて仕方無いですね(笑)まあ大体合ってますね。自力で家まで来たビティスを車に乗せて、マンションの玄関先で引き渡します(笑)ええ、恐らく蹴り飛ばした時にはろくに顔も見てないので…なら、レナードが触った所全部にキスでもしましょうか(笑)テッドの方が年上で、お酒もそれなりに呑みますからね…あ、そういえばテッド、ビティスの所に来る前に暗転まで経験済みです。何というか、その…彼なりに色々ありまして…(苦笑)呼び方…そうですねぇ…単純にいくなら「ベイリーさん」とか「ベイリー隊長」。ちょっと捻るのであれば「（若い、年少、小さい的な意味で）リトルリーダー」か、それを略して「リトル」。あとは彼らにとっては二人目のリーダーなので「セカンドリーダー」、「セカンド」…辺り、ですかね。まあ各々好きなように呼んだってビティスは気にしませんが…何せ既にテッドから犬っころ呼ばわりされてるので…(笑)）

っ…ったく、ビティスが死んだら、俺、どうすりゃ良いんだよ…折角俺の初恋、実ってんのに…(甘くトロリとした瞳の相手から告げられた甘く可愛らしい声で言われた言の葉にこれ程までに愛おしい事はあっただろうか、と感じながらもしんでも、と呟く相手に苦笑いを浮かべつつポツリと呟きを溢して。そうすれば相手から自分の掌へとキスをリップ音とともにされれば平静こそ装うとしていてもまだ相手とのキスの余韻が残っていることもあり軽くピクリと肩を震わせ、相手に親指を舌先で擽られる等親指で弄ばれれば思わず甘い言葉が出そうになりつつもキスをねだりながらどこか眠たげな相手にもう片方の背に回したままの手で相手の頭を優しく撫でながら帰ってからしようと僅かに甘い吐息が漏れつつ穏やかな笑みと共に約束を告げて)

っ…ビティス、続きも、良いんだが、ここじゃ少しゆっくりしづらいだろうし…良い子で我慢してくれたら、家に帰ってからまたしてあげるな…良い子で、待てるか…？

(/ですね、自分もとても楽しいです……！そしてちゃっかり子ども扱いしちゃってるノアでしたとさ(笑)あはは、成る程。その時もまた楽しみですね(笑)ふふ、触った場所へのキスも良いですが深いキスもしてあげれば蕩けてより身体を許すと思いますよ(笑)ですです。一応飲めはしますが積極的に飲みに誘うほどではないので……おっと、そうなんですね。そこら辺は2人が付き合いだしてから判明していきそうですかね(笑)ふふ、ではそれらからそれぞれノア隊メンツにあった呼び方させましょうかね……まぁ、リアムは恐らくビティス君呼ぶ時は呼び捨てとか蔑称とかになるかもですが(笑))

んん、ん…っ…
（返ってきた答えに僅かに眉を寄せ、幼子がぐずるような呻きを零し。それと同時に口に含んだ相手の指を噛む力を、歯の痕が付く程に強めて。今が良い、とばかりに伏せてしまいそうな視線をじっと合わせ、今度は舌の腹でぬるりと親指を舐め上げて無言の催促をして。しかし、頭に添う心地好い刺激にその動きも次第に緩まり、やがては口腔から指を抜いて）

…絶対、ね。俺、ちゃんと待つ、から…家、帰ったら……続き、して…
（散々に泣いた疲労と、キスでの酸欠、その上に重なった感情の落ち着きと安心感に身体の天秤は休息の方に大きく揺れ。眠気に半分程落ちた瞼で緩慢に瞬き、それでも諦めきれない口付けの続きを、約束を受け入れる事で妥協し。先程まで自分の口で弄んでいたその手の甲に己の手を力無く重ね、最後にもう一度だけ頬擦りをした数秒後、視界は完全に閉じ。重ねた手も自らの膝の上に落ち、ついさっきもっとキスがしたいと駄々を捏ねた口は半開きのまま、静かな寝息ばかりを繰り返し）



（／ふふ、まあビティス、今眠気と酸欠とキスの気持ち良さでとろっとろになって思考力も幼児並まで落ちてるので丁度いいかと(笑)はい(笑)そりゃあ、深いキスするのは大前提ですとも。まずはお口から気持ち良くなってもらいます(笑)その点、テッドは酒も煙草も結構やりますしね。ええ…キスはまだなんですけどね。ドルフ君とお付き合いして、そういう事になりそうになったらお話しします(笑)了解です。まあ、リアム君はそうでしょうね…呼び捨ての内は反応しますが、「チビ」とか言い出したら猛抗議するかと(笑)）

あぁ、約束するよ。俺の愛するビティス…(相手から指を強めに噛んだり舐めあげる無言のキスの催促にゾワゾワと快感が身体中を巡る感覚を受け、根負けしそうになるも何とか耐えていれば相手の方が折れてくれたようで指を離してもらえれば思わずホッとして。勿論相手とのキスはしたいし、それで気持ち良くなって欲しい。しかし、キスで相手を失いたくない。折角再会でき、その上ほぼ確実に両思いの恋人になれた(と思ってる)のに失ってしまえば、自分はこれからどう生きていけば良いのだと思ってしまう。だからこそ、相手の約束という言葉に頷きながら改めて約束だと愛しげな声色で告げながら相手の名も優しくよべば寝息を立て始めた相手の様子を見て安堵してゆっくり相手に弄ばれれば手と相手の頭を撫でていた手を離して。そして噛み痕の少し残る指を優しく動かせばまだ甘い刺激がピリリと身体にくる感覚に思わず頬を緩めつつ静かに再び車を走らせて。そしてその後は何事もなく相手と住まうマンションに到着すればそのまま駐車場に車を置き、一度車から降りて助手席の方へと回り込んで相手を優しく姫抱きしながら抱え上げ、車の施錠をすれば相手と共に部屋へと戻り。そしてそのまま部屋に上がり、相手をベッドに優しく起こさぬよう寝かせればひとまず靴を脱がせるなどしていれば、眠る相手の様子を見て本当は服も着替えさせるべきだし自分も着替えた方が良いのでは、とは思いつつも相手への恋情の方が勝ってる現状むしろお互いの匂いが混ざりあったままの方が相手も良いのでは、なんて思考に至ってそのまま相手の傍に横になり。そして優しく再び相手の身体を抱き締め、片腕は相手の脇腹から腰に、もう片方は相手の脇から肩へとスルスルとなぞるように回して。そうすれば、自然と相手と密着し、自分でも分かる程に相手の匂いが鼻を擽って脳内が相手を抱けと語りかけてくる感覚になり。本能のままに抱くことも思考の一部が支配していたが、相手の匂いはどことなく安心する匂いで相手のことを探すために走ったりしていた身体はその安心感から眠れと指示を出しているようでウトウトとしてきて。ああ、ビティスにキス、してやらないと…と眠りかけの脳内で思い出せば相手の顔へと自分の顔を近づけ鼻先が触れ、もう少しで唇が触れ合う、そのあと少しの所で襲い来る睡魔に負けてしまい唇と唇があと数センチのところで相手を抱き締めたまま眠りについて)

(/ふふ、それもそうですかね(笑)とりあえず抱き締めたまま寝落ちさせましたので無防備なノアをどうするかお任せしちゃいますね(笑)はは、トロットロになりそうですね、ノア……ちなみに簡易的に読み直したところノアはレナードに手首、鎖骨、首筋、頬、耳朶、腰、腹部、胸とかなりの場所に触れられキスや食まれたりと色々されてますね(笑)あら、キスが初めてとは意外ですね、ノアと真逆な感じですね(笑)ちなみにドルフはビティス君に似て恋愛も身体もキスも全て初めてだったりします。あ、ただ額に触れる程度のキスは弟妹を褒める時にだけしてます。当然本人はファーストはまだだと思ってますが(笑)それでノアも咎めたりしてあまり呼ばなくなりつつも、ノアがいない時に会った場合にだけ「チビ」呼ばわりしそうですね……勿論仲良くなれば呼び捨てオンリーか「ビティ」と謎な短縮の渾名になるかと思います(笑))

（ふと意識が浮上したのは、誰もが寝静まる夜深の只中。柔らかな繭にでも包まれているような温かさの中で、薄く瞼を開け。自分が横になっている事も、相手と密着している事も、夢に浸かったままの頭では疑問には思わず、ただ相手の匂いに包まれている事に幸福が胸を満たし。…そうだ。キスの、約束。意識が落ちる前交わしたそれが頭に浮かび、何かを考えるより先に目の前の相手と唇を重ね。ふに、と柔く触れ合うだけで終えたそれに満足げに微かな息を吐いて、次に相手の背に片腕を回し、もう片方は首を通る形で肩の辺りに絡め。ぴったりと寄り添った身体同士の体温が混ざる感覚に引き出された、強くも心地好い眠気にまた視界を閉ざし）

……ん。朝………っ！？
（その日の朝、カーテンの隙間から差し込んだ光に今度ははっきりとした意識の覚醒が生じて。その眩しさに瞼を開けるのを渋っていたが、何とか押し上げた視界一杯に映る相手の顔に眠気も吹き飛び、限界まで目を丸くして声無き悲鳴を上げ。それと同時に、昨晩の濃密な出来事がまざまざと蘇り。相手の告白、口付け、舌の感触、それから、その全てにすっかりと蕩かされた己の行動。思い出せば出す程その生々しさが鼓動を早めて、一度の身震いと共に顔に熱が集まっていくのを感じ。それが羞恥なのか、ぶり返した昂りなのかは解らずとも、兎に角これ以上相手を見ていてはいけない、と一旦離れるべく身動いで。だがそこで相手の腕が己の身に、己の腕は相手の身にがっちりと巻き付いている事に漸く気付き。その事に脳の処理が遂に追い付けなくなって、そのまま頭も身体もフリーズしてしまい）



（／まあ、この後めちゃくちゃ気まずくなりますが(笑)とりあえず一回キスさせて頂きました。寝ぼけてるのでこの辺は覚えてませんけどね(笑)そりゃあ、蜂蜜みたいに甘ぁくとろとろにさせて頂きます。当方の趣味全開にお触りさせてもらいましたからね…ひとまず、その部分全部をキスして舐めて噛んで上書きしますのでお覚悟下さい(笑)ええ…テッドは、キスだけ、した事無いんです(笑)初々しいですねぇ。キスは…額だし家族相手なのでセーフじゃないですかね(笑)それで喧嘩に発展しかけた場合、テッドとドルフ君が被害に遭いますね…親しくなれた時が楽しみですねぇ。あとは名前の綴り的に「ビット（Vit）」もありかもしれません。まあ、お好きなようにどうぞ(笑)）

…ぅ、ん…ビ、ティス…？(夜半にキスをされていたなど分からず眠りについたままでいたものの、相手にキスをされていた頃には相手との幸せな夢を見ていて微笑みを浮かべており。そのまま朝を迎えれば軽く身を捩りながらうつらうつらとしながらもゆっくりと目を瞬かせつつ瞼を開ければ目の前に相手がおり、お互いに抱き付いている感覚を感じてポツリと相手の名を呟いて。しかし相手との幸せな夢を見ていたからこそなのか、思考が昨晩の快感から呼び戻されてないからなのか、幸せそうな微笑みを浮かべると共に、あぁそうだ。まだキスをしてやれてなかった、と寝ている間にされていたことに一切気付かぬまま、相手が普段の調子を取り戻してしまってる事にも気付かぬまま相手の身体をより一層引き寄せてそのままふに、と相手の唇に自分の唇を当ててキスをしては口が無意識の内に半開きになっていて)

(/ふふ、ですね。その前にもう一回ダメ押ししておきますが(笑)ノアは寝てる間にキスされてることに気付いてないので蕩けた昨晩の思考のままなのでキスさせちゃいました。勿論意識覚醒したら照れるとは思いますが(笑)それはとても楽しみにさせていただきますね。えぇ、勿論。ノアがフラフラしないよう甘く躾してやってください(笑)ノアは、キスだけは、様々な人としてますからね、本当に真逆ですね(笑)ではセーフと言うことでドルフの全ての初をもれなく全てテッドさんに貰ってもらいましょう(笑)ですね、近くにいること多いでしょうから(ドルフはリアムが暴れないよう近くにいる事が多い)えぇ、ですね！あぁ、成る程……それもまたアリですね！ではその時になりましたら、ということで(笑))

ん…っ…！？
（そうこうしている内に聞こえた己を呼ぶ声に、思考は弾かれたように回り出し。もう一度、離れなければと身を動かすが、此方が腕を外すより先に相手に引き寄せられて。ふわりと微笑む顔に心臓が跳ねた一瞬後、唇が相手のそれと重なり。柔らかく、温い感触に引き出された熱が腹に凝って、思わず相手を抱き込む腕に力が籠り。己の唇に当たる微かな湿った吐息が、昨晩散々に味わった快楽を想起させ、同時にそれがまた欲しいと渦巻く思考に衝動が混じり。しかし初めての時とは違う、明るい場所でのその行為が酷く後ろめたく思え、躊躇がこの状況の膠着に繋がり。あれをしたい。今は駄目だ。けれどノア兄が。…少しくらい、なら。ぐるぐると巡る葛藤も衝動には勝てず、思考は欲求に従う側に傾き。相手の肩に回していた手を髪へと絡め、舌先をその無防備な口の隙間に伸ばした次の瞬間、自身の携帯から起床を促すアラームが響き）

……っ…今は、いい！
（その甲高い音に衝動も欲求も全て吹き飛び、正常な思考が返れば熱に溶けかけた目にも光が戻り。その勢いに任せて両手で相手の肩を掴み、頭を退けて半ば無理矢理に唇を引き離し。ぐっと固く瞼を閉じて相手の唇を視界から消しつつ、自らに言い聞かせるように掠れながらも大きな声を上げ、相手の腕から逃れんと身を捩らせて）



（／うーん、朝からちゅっちゅするのも中々良いですね(笑)ふふ、寝惚けたノアさんも可愛いですねぇ。ですが、そろそろお目覚めのお時間です(笑)なら躾と一緒に、マーキングも沢山しちゃいましょうか(笑)ええ…しかもテッド本人は不本意で苦々しい思い出なので、尚更真逆ですね(笑)それではドルフ君の初めて、全部貰っちゃいます。でも、主導権握られっ放しにならないようお気を付けを(笑)テッドも言わずもがな、傍に居ますね…ええ、楽しみにしてます(笑)）

ん、っ…っ！？あ、えと…(夢現な感覚のままに相手に深いキスを求めようとしているも相手の携帯のアラーム音と勢い良く相手に引き剥がされながら聴こえた相手の大きな声に漸く意識がいつものに引き戻されては、それと同時に相手の身体に厭らしい手の回し方をしていること、先程まで相手に何をしようとしていたのか、それらを無意識の内に自覚してしまえば恥ずかしさから顔を耳まで紅く染め上げて。勿論寝惚けていたり眠ってる間の事を思い出した訳ではないのだが、それでも自分の手が相手に身体を求めるような回し方をしており、相手が自分の身体を押していること…それらを考えてしまえば、自分が相手にイケナイ事を求めてしまっていたのでは、という思考になってしまい、何とか弁明をしようと口ごもって)

…っ、わ、悪ぃ…俺、そんな…つ、もり、じゃ…っあ、その…ご、めんな…(しかし、ここまで状況証拠や逃げようとしている相手の様子、そして驚きすぎて未だに離せずにいる相手を抱く自分の手…それらを考慮しても自分がイケナイことをしてしようとしてそれを拒まれていた、その結果に至ってしまえば申し訳なさそうに呟きつつ、ゆっくりと相手の背に回していた腕をゆっくりと相手の腰や脇付近を擦る様に引き抜けば、下がるように一足先にベッドから降りては罪悪感から小さな声で謝ると共に弾かれたように走って自分の部屋へと戻っていき)

(/お互い身体を許しあったらほぼ毎朝のように軽いキス程度ならやってそうですがね(笑)ですね、ノアも無事朝の覚醒したようですがどうやら恥ずかしさよりも思考が変なベクトルに行って謎の勘違いしてしまってるせいでノアが謝ってしまってますね(苦笑)あ、勿論買っておいたアクセサリーはこの後ノアから(本人からすれば玉砕覚悟で)キチンと渡させますのでご安心を(笑)それはもう遠慮なくしちゃってください！見える位置にしたらリアムは嫉妬するでしょうが(笑)本当に真逆ですねぇ……(笑)えぇ、時折主導権奪い返したりするでしょうからご安心を……と言ってテッドさんとドルフの物語ではないので二人の恋物語を積極的には描写しませんが(笑)はい(笑))

あっ…
（固く瞑った視界の外、聞こえてきた相手の声に様子を見ようと恐る恐る瞼を開き。しかしその直後、捩っていた身がすんなりと解放された事に、それまでの動きをぴたりと止めて。…何、この反応。想定以上の手応えに頭が付いていけず、相手が詫びと共に足早にこの場を去っていく光景を、上体を起こした体勢で呆然と目で追って。三度程のゆっくりとした瞬きの後、漸く思考が巡り出し。そんなつもりじゃない、とはつまり。自分と昨晩のような事をするつもりでは無かった、という意味では。らしくもなく否定的な方向に傾き始めた思考が、己の頭にじわじわと不安の雷雲を立ち籠めさせ。そうなればあの詫びも、此所から去った理由も、と考える度に表情は淀み。きゅう、と犬が寂しげに鼻を鳴らすような掠れた音を喉から零して眉を下げ、それから徐にベッドから立ち上がれば、慎重な足取りで相手の部屋のドア前に立ち）

…ノア兄ちゃん。俺の方こそ、ごめん。昨日みたいな事、もう言わないから…ノア兄ちゃんの事、もう困らせないから…だから…っ…
（ドアにそっと手を添え、まずは此方からも謝罪を。…きっと昨日の行為は、混乱した自分を落ち着ける為にした事、言った事。本心では、ないのだろう。そう結論付けてぽつりぽつりと届くかも解らない言葉を連ねていくが、己を縛るそれを紡ぐ毎に胸の痛みに声は糸のように細く震え。だから、昨日の事は忘れていい。自覚してしまった恋情が、その先に続ける言葉に怯えと躊躇いを生み。それを抑え込まんとまだ相手の腕の感触が残る自らの身を片腕に巻き付け、しかしそのまま俯いて。こつん、と相手に縋る代わりに額をドアに付けた後、湿りを帯び始めた声で溢れた相手の名を床に落とし）

……ノア兄…っ…



（／ええ、むしろ挨拶の代わりに毎回キスしてそうです(笑)あー…まあ、いずれは（ビティスが）するので間違いでもないですかね。今はビティス側も勘違い起こしてますが…(笑)そういえば渡してませんでしたね…ふふ、楽しみにしております(笑)嫉妬してる場面にビティスが出会したら、ちょっと揉めちゃいそうですね(笑)その辺り、良い思い出に塗り替えてくれる事を期待してます(笑)ええまあ、見たいシーンだけ、美味しい所だけの描写ですね(笑)）

っ…折角決意、決めたのに…順序、間違えるとか…(部屋に戻った直後、ベッドの傍に置いていた小振りな紙袋から藍色のリングケースを取り出してはそれを床に叩き付けようと振りかぶるも、リングケースを持った手はそれを叩き付けることなく弱々しく降ろされ、そのまま扉を背にゆっくりと床に腰を降ろして溜め息混じりに(勘違いしてるが)してしまった痴態を恥じており。謝って、もう一回…しっかり告白しなくては、そんな想いはあれど不安感から動く気配のない身体に途方に暮れていたものの、自分の名を呼ぶ相手の声が扉越しに聴こえてくればピクリと肩が揺れ)

な、っ…(どうすべきか、その思考に至る前に扉越しに告げられた相手からの謝罪と様々な言葉の数々に訳が分からないと目を丸くして小さく声が漏れ落ちて。なぜビティスが謝る？謝る必要はないな。昨日みたいなことってなんだ？とても嬉しかったのを俺は覚えている。困らせたってなんだ？それは寧ろ俺の言葉だろう……相手の言葉に必死に反論の言葉は思い浮かぶもそれを声にして口に出すことは何故か叶わぬままで。しかし、相手の泣きそうな声で紡がれた名前を呼ぶ声にもうどう思われても良いし、嫌われても良い。言っておかねば……その決意が漸く胸の内で結実すればユルユルと立ち上がり)

ビティス、すまないっ…俺っ、ビティスの、こと…襲うつもり、無かったんだ…ビティスのこと、愛してるから…キチンと、言いたくて…(そのままドアの方を振り返り一度ドアノブに手をかけ、回すもドアを開けるのを一瞬だけ躊躇って。しかし、意を決してドアを開けばそのまま相手を抱き締めて、再びの謝罪の言葉を述べ。そして抱き締めたまま自分のしでかした(と勘違いしたままの)事への謝罪を述べ、愛してると伝え。そしてキチンと伝えたかった、と言えばそのまま抱き締めから相手を開放し、ゆっくりとその場に片膝をついて相手を見上げる体勢になれば、手に持っていた藍色のリングケースを見せたまま開き、中に入っていた一対のシンプルながら小ぶりながらも相手の瞳と同じ緑色の宝石…エメラルドが2,3個のみあしらわれたシルバーのリングを見せ、顔を真っ赤に染めたまま許されるか分からない告白を告げて)

ビティス…愛してる、順序を違えてしまったが、いつか、結婚しよう…ビティス、もしも俺を…許してくれる、のなら…この、婚約指輪、是非受け取って、欲しい…

(/ですよね、間違いなく……(笑)勘違いのまますれ違うのが一番最悪でしたがとりあえず、再びの告白に漕ぎ着けれましたね(笑)と言うことで婚約指輪でした！勿論結婚指輪にはダイヤがあしらわれた指輪を贈らせますが、金銭感覚おかしいので婚約指輪にもサラリと宝石つきの選んでます(笑)まぁ、ビティス君優位でしょうが、ノアを挟んで揉めてそうですね(笑)はい、良い思い出になるようにドルフに抱かせます(笑)ですね、友好を深めたりする所とか、共にお酒を飲んでる所とか…あ、お互いが仲良くなりドルフが自分が暮らしてるマンションで2人で宅飲みしてるときに無防備に酔ったまま眠るドルフに酔いからテッドさんが欲情しちゃうとか、ありますかね？)

ノア、兄…？
（開いたドアにはっと顔を上げた直後、相手を見るより先に抱き締められた身体に安堵よりも先ず困惑を覚え。身を硬直させている内、離れた相手がその場に跪く様に目を何度も瞬かせ。襲う、順序。その意味も未だ理解しきれず、しかし眼前の光景と耳に入った確かな言葉にそれらも思考から飛んで外れ。只の慰めじゃない、勘違いでも、都合の良い夢でもなく、相手と自分は同じ想いなのだと確信を持てて。その瞬間安堵するのと同時に、目の前の相手の、林檎と同じ色になった顔が堪らなく可愛く思え、そのまま相手の頭を伸ばした両手で確と掴んで顔を近付け。…可愛い、愛しい、嬉しい、好き。言葉にしきれない多くの感情の代わりにキスを、まずは髪へ、次に額へ、両の頬へ、目元へ。そうして唇を寄せる度、ちゅ、ちゅ、と小鳥の囀りのようなリップ音を響かせて、最後に唇同士を重ね）

…ノア兄ちゃん。俺ね、ノア兄ちゃんの事が好き。幼馴染みとか、兄ちゃんみたいだとか、そういうのじゃなくて…一人の人として、ノア兄ちゃんに、恋してる。だから…
（一通り満足し、漸く離れて出した声は甘く浮かれた色を含んで、昨晩出来ず終いだった告白を紡ぎ。その表情も、胸を緩やかに締める感情で蜂蜜の如く至福に頬が溶け。一度言葉を切り、両手を相手の頭から指輪の入った箱を持つその手にするりと添わせ）

…今、すっげー嬉しい。…ね、ノア兄ちゃん。俺達、恋人として…婚約者として、一緒に居ていいんだよね？
（今自身の内を最も占める感情を、相手と瞳を交わしながら形にして。それと共に添えた手の指先で箱をなぞり、次いでそれを持ち上げるようにしてそっと受け取り。己と同じ光を反射するその石と見事な銀の輪に、幼い頃映画で見た恋物語を想起して目を細めながら、最後の確認に相手に昂りの吐息混じりに問い掛けて）




（／そしてそれを職場でもするものだから、周りがどんどん真顔に…(笑)んん！これは「結婚を前提にお付き合い」という定番のやつですね！(笑)エメラルドにシルバー…いくら小さくったって相当な値段しそう…結婚指輪は、二人で選びに行きましょうね(笑)ええ…ビティスもビティスで「これは俺の特権なんだ」って煽るので尚更…(笑)しっかり気持ちよくしてあげて下さい(笑)ええ。あるかもしれませんねぇ…ドルフ君の赤い顔見てたら、情事の時に見上げてた表情思い出して、ちょっとむらっと来て、酔った勢いでキス…とか有り得そうです(笑)さて、そろそろ次の展開どうしましょうかね。このまま抗争中にノアさんに噛み付くイベントに行くのも良いですし、もしくは一度デートでも挟みます？(笑)）

っ…ビ、ティ…(もう引かれても良い、それならそれで改めて友人として、幼馴染みとしてお揃いのペアリングとして受け取って欲しい。相手に断られる可能性しか追っていない脳内だったが、相手に顔を掴まれれば相手のその瞳に吸い込まれそうで、そのままキスを至るところに受けては聴こえるリップ音やその柔らかな唇の温もりに不安感から産まれる身体の強張りは溶かされてしまい、離れ行く相手の顔を見ながら相手の名を呼ぼうとした時、相手の甘く幸せそうな声と表情で紡がれる言葉にドクンと心臓が大きく跳ねて。俺と同じ気持ちなのか？ビティスの事を襲おうとしてた俺と…未だに勘違いから抜け出せてない思考であったが、相手から告げられる告白に戸惑う思考とは裏腹にだらしなくも幸せそうな笑みを浮かべており)

っあ、あぁ…俺は、ビティスと生涯を共にしたい…だから、今は恋人として婚約者として、そしていつかは伴侶として共に居たい(相手にリングケースを受け取って貰い、吐息混じりに相手に確認をされればユルリと立ち上がりながら頷き、だらしなく緩んだ表情を正すことなく相手の言葉を肯定しさらにその先の事も共にしたい、と告げながら相手に受け取ってもらえたケースから片方の指輪を手に取ると同時に相手の片手をもう片方の手のひらにて支えれば、その薬指にゆっくりと指輪を填めてあげて。指輪を選ぶとき、相手と触れ合ってきたからこそ確かこのくらい、と想像でしか伝えれなかった相手の指の太さだったが、どうやら丁度良い様子で綺麗に填まり、それを見て思わず目を細めて。しかし、ふと今朝の事が気になったのか不安げに問いかけつつも思い出されるはレナードに襲われた時のこと。それと同じことをしてしまったんじゃあないか、と声色が少し不安感から震え、表情も僅かに曇り)

…でも、本当に良かったのか…？今朝、ビティスが嫌がってた、のって…俺が、ビティスの、こと、襲おうとしてたからじゃ…そ、の…俺が、アイツ、にされたみたいに…

(/しかも二人きりにしたら深い方もしちゃうんですもんね……(笑)はい！定番のやつですね！(笑)多分結婚指輪一緒に見に行ってもダイヤ(とエメラルド)つきのプラチナリングの指輪選びそうと言うか(笑)そしてノアが2人の揉め事を収めようと口出そうとしたら「俺達のことだから」と口を出さないでと言われたりしてそうですね(笑)はい(笑)そして酔ったままイチャイチャしだすんでしょうね……(笑)そうですね……どんどん展開進めるのも良きですが、折角ですし一回デートさせましょ！どこにデートへ行かせますかね……遊園地とか水族館とかですかね？(笑))

（貰えた肯定の返事に、胸に大輪の花でも咲いたような心地になり、弛んだ口許は尚の事その喜びを深めて。ふと取られた片手に一つぱちりと瞬き、特に抵抗もせぬままその様子を見詰め。まるで芝居を思わせる動作で己の薬指を飾るその行為は何やらむず痒く、けれども足元が浮き立つ軽やかな幸せに微かに身動ぎ。一ミリのずれも無く婚約の証が収まったその手をゆっくりと自らの顔の傍へ持ち上げ、互いに同じ光を返し合う己の瞳と石に小さく息を噴いて笑い、そのまま手の甲に頬を擦り寄せて証を愛おしみ。だが、不意に問われたその内容に、それまでの表情を一気に気まずさに強張らせ）

ん…あー、あれは…その…昨日の事、思い出して、急に恥ずかしくなったっていうか…あのままだと、また昨日と同じ事しそうで…何となく、まずいなって思って…ただ、それだけで…
（顔から手を離し、視線も明白に彼方此方へとさ迷わせては言葉を濁し。暫し閉じた唇をもごもごと動かした後、開いたそこからは未だ纏めきれていない朝の出来事への感情が零れ落ち。話す内にぶり返してくる当時の心境に、頬には少しずつ朱が差し始め、最後には弱々しく声が途切れ。徐々に湧き上がる羞恥に眉の下がった顔を伏せ、自分を落ち着かせんと指輪の付いた手を自身の腹に置き。次いですり、と相手が巻き付けていた腕の名残をなぞって自らの身体を片手で抱き、目だけを相手の方に向けて顔色を窺い。…相手は、どうしたかったのか。ふと過った疑問に、か細くも震えの無い声で此方からも問い掛けて）

……ノア兄ちゃんは、俺の事襲うつもり、だった？



（／その場合、絶対テッドが連絡入れていちゃつくのを中断させる係になりそうですね(笑)ふふ、このベタな感じ堪りませんね…もうほぼプロポーズ受けてますし(笑)ああ…もうその時は折角ですしノアさんの色の石も入れましょうか(笑)そしてその後テッド達に仲良くお叱り受ける事になるでしょうね(笑)ええ、そのまま床に寝転がってキスし合ったり痕付けたりして、酔いの所為でそれに一頻り笑ってその場で寝落ちしてそうです(笑)おっ、では水族館行きますか！折角引っ越しの辺りでフラグを立てたので…どうせなら、デートの終わり際にDキスしたいですねぇ(笑)）

っ…！(相手の指に指輪を填めた後、その手を自分の頬に擦り寄せるその仕草を見ては…あぁ、これを用意して良かった…その愛しい仕草に目を細めていて。その後自分の問いに濁されそうになってる返答にまさか本当に自分が襲いそうになってたのか？と不安感から空いていた手を下ろしそのまま握り拳を強く作っていて。しかし、その後少しずつ語られる相手からの説明に息を飲み。頬を赤く染めながら語り、顔を伏せる相手が可愛いと思いつつも、ふと自分が勘違いを起こして居たことが恥ずかしく、羞恥からジワジワと顔が赤らんでいき……勘違いをしてたことを謝らなきゃ…そんな思いから口を開こうとした矢先に相手からの問い掛けに僅かに肩を揺らして。しかし割とすぐに、フルフルと首を横に振りつつ違うと告げれば襲うなんてことしたくない、そんな想いを吐露しつつ更に自分の想いを告げつつもそれがこれ程までに恥ずかしいものか、と顔を耳まで赤く染めながら跪いたままだった体勢から中腰になりつつ相手と変わらぬ目線の高さに顔を持ってきては相手に負担にならぬようゆっくりと抱き付きながら赤い顔を見られたくないと相手の肩口にグリと額を軽く押し当てていて)

っ…っち、違う…その、俺は、そんなこと、したく、ない、からさ…ビティス、のこと、大切にしたく、てさ…そ、の…気、持ち良、くさせ、たくて…

(/ですねぇ……テッドさんが忙しい時はドルフとかが代わりにしそうですが……リアムは、多分一番妨害には強そうですがね(笑)えぇ、折角長い時を経て結ばれるんですから、ベタで良いかな、と(笑)ノアの色の宝石……となると茶系ですかね？(笑)えぇ。ノアも何で止めなかったと怒られそうですね(笑)ふふ、そして寝落ちから起きた時にお互いが恥ずかしがってたらなお良きですね(笑)ですね、では水族館で……おぉ、良いですね。では帰りがけに暗くなった辺りでまた車内でやらせます？(笑))

へっ…え、あ……そ、そっか…
（安堵のような、落胆のような。己の問いを辿々しくも否定する声に、そんな全く異なる感情が混ざって胸を擽り。表情にもその困惑が顕れ、眉を寄せて視線を彷徨かせては、唇を一文字に強く結び。だが、ふと己を抱き締める相手の動作に気が逸れて、何事かと顔を上げたものの、その前に此方の肩へと面持ちを隠されてしまった為に窺う事は叶わず。気持ち良くさせたい。否定の先に続いた言葉の意味を、正しく理解出来ぬ程幼くはない。しかし、そういった事に免疫の薄い己の情感は脳内を一気に羞恥で染め上げて。その途端、逸り始めた心臓が、身体を火照らせんとするかのように、どくどくと全身に熱い血液を巡らせ。それでも隙間から何とか相槌を絞り出したその後は、もう何を言う事も出来なくなって只その場に気まずい沈黙を作り）

……あー…飯！飯、食おう！今日も仕事あるし！ね！
（自身にとってはとてつもなく長い、けれど時間にすれば数分程度のその後、不意に場の雰囲気を破らんばかりに声を張り。ぐるぐると思考を支配する色の事柄に引き攣った赤い顔のまま、今更ながら鼓動の音を隠そうと言葉を続け、同時に相手の肩を両手で些か強めに叩き、無理に引き剥がす真似はせずに只離れる事を促して）




（／ドルフ君は兎も角、リアム君が来たら喧嘩直行ですね(笑)ふふ、ベタはいつだって最高だからベタになるんですものね…(笑)ですねぇ。有名な所では琥珀やタイガーアイでしょうけど…ちょっと調べてみたらスモーキークォーツやブラウンダイヤモンドなる宝石もあるそうで…選ぶ時が楽しみです(笑)ええ…恥ずかしいし気まずいしで暫く黙り込んで、何となく「……悪ぃ」って謝ってそうでもあります(笑)ふふ、良いですね。十数年越しに行けた水族館っていう事もあって、暫くは幼馴染みとして楽しんでたけど、帰りの車の中、何気無いきっかけでそういう空気になって、的な感じで…(笑)）

っ…あ、あぁ…(何故急にこんなにビティスに恥ずかしい言葉をポンポンと言えてしまうのだろうか…なんて相手の肩に額を押し当てつつ羞恥で一杯になりそうな頭の中で必死に考えていれば、それが相手に恋してるからどんな自分でも出して良い、そんな思考になってきてることに気付いては情けなさと幸せな気持ちで余計に顔が赤くなるのが自分でも良く分かり。僅か数分ほどの短い時間ではあったがかなり長い時のように感じていれば相手の唐突な声にピクリと肩が揺れ、相手から離れてと促さんとやや強めに肩を叩かれてはおずおずと未だに赤さの抜けきらない顔を俯けつつもゆっくりと離れては赤い顔を相手に見せぬように立ち上がりながらフイとキッチンの方へ向けばまだ指輪のついてない手で自分の頭を軽く掻いてから少しでも話題を逸らさんと朝食についてそう話しながらキッチンへ向かおうとして)

…きょ、今日は朝飯は、何か軽めで良い気がしてきたし、確かシリアルあった筈だから、それ食おうかな…

(/リアムなら喧嘩による中断は確実にありそうです(笑)ですです！ちなみに婚約指輪は当然ペアリングで、まだビティス君の指にしかつけてないイメージなので今つけ返してあげるか帰ってから思い出してつけるかはお任せします(笑)あ、勝手に婚約指輪をつけてるのは右手の薬指なイメージですが良かったですかね？外車って確か左ハンドルですし、右手につけてたら運転中に助手席から指輪が見えるかな、と思いまして(笑)おぉ、そんなのもあるんですね……これは宝石もですがどんな指輪にするのかも中々選ぶのが楽しみですね！(笑)ふふ、それでテッドさんとドルフが休みの日だった暁にはドルフがベッドに誘ってドルフが攻めになったりするかもですね(笑)良いですねぇ。展示の暗がりだったりでも良いんですけど、やはり再度同じシチュエーションでも良いかなと(笑)因みにこの日からビティス君とノアが一緒に寝る時は朝になったらノアは無意識にビティス君の胸元へ抱き締めるように片腕を預けて自分が上になろうとしてる感じになってるかな、と。ノアの心の傷的に上に、なりたい願望強そうなので……(笑))