夜行列車｛étoile｝無登録/雑談/出逢い/指定

>ジェラルド/［シャット］

破廉恥な夢でも見ていたんでしょう、酷い顔だったわ。
(どうやら目覚めた様子の隼男、どんな夢を見ていたのかは凡そ想像が付く、敢えて彼の前を避けて行く乗客達の様子にクスリと微笑むもそれは一階と二階の距離で隠してしまえる程度の小さなもの。螺旋階段の最上階に出れば手摺に手をついて真下の男へ視線は一直線、然し直ぐに視線を上げれば片手をひらひらと振り店内に誘うようにしてその場から姿を消し。「目が良いのも罪ね、どうせロクなものも持っていないじゃない。」胸元の小さなブローチに気付くとは、変化に敏感でいて欲しい女心を良く分かっている。三口を釣り上げてブローチを片手で撫でては自身の定位置、カウンターの向こう側へと立ち)


>アリスちゃん/［ペゼ］

あー、転んじゃうよ。確か、アリスちゃん？
(ふらつく様子に直ぐに手を伸ばして片腕を掴めば姿勢が安定する程度に此方へと引き寄せて。客室係は乗客が部屋にいない合間に業務を行うという役割、それ故乗客の顔と名前が一致しないというのは良くある事、顔をまじまじと見つめてからタンブラーに入ったカフェオレをごくりと一口飲み込み、漸く名を。)
俺はペゼ、会った事無いだろうけれど、君の部屋も毎日毎日清掃しているよ。

(/畏まりました！とても助かりました、有難う御座います！)