甘々 / 非募 *

ん…っ、…、(声を漏らさまいと唇を結んで堪えれば、ぴくんと反応するかのように肩を縮め。)


そんなに可愛い事を言うなら、いっぱい甘やかしちゃうんだからね。…髪、洗ってもいい?(二人きりの空間にすっかり気を緩めつつ、シャワーを手に取って問いかけて。)

ん...？( 反応に気付くと痕に舌這わせながら腰に手を回して )


やった。うん、お願い。( 頷くとその場にしゃがみこみ。甘えるような声色で頼み )

…ぅ、…だめ。(ぞくぞく、と背筋を震わせ、これ以上は声を我慢出来ないと気を引くために彼女の頬に口付けては“…キス、したいな。”と眉尻を下げて。)


ん、痛かったら言ってね？(彼女の髪をシャワーでそっと濡らし、シャンプーを付けては優しく泡立てるように洗って。)

...うん。( 腰に回した手はそのままにそっと唇重ねては、まだ足りないと角度を変えて何度も口付け )


大丈夫、望優しいもん。( 痛くはないと即答してはシャンプーが目に入らないようにきゅっと目瞑って )

ん…、…ぅ(角度が変わり何度も重なりあう唇に小さく声を漏らせば幸せそうに目を瞑り。そのうち腰辺りにそわっとした感覚が走れば、止まらなくなってしまいそうで怖くなり,唇をゆっくりと離しては“…ありがとう”と微笑んで。)


本当?ふふ、ならよかった。( 彼女の返事に頬を緩め。目を瞑る様子が可愛く見えては閉じている瞼にそっと口付けてから洗った泡を流して。)

...ゆずは、まだ足りないんだけどな...。向こう、行かない？( 離された唇に不満そうな表情見せれば、そっとベッドルームのある方向を指差して )


うん、きもちい。( 瞼に落とされる口付けに頬を緩めると、温かいお湯に身を委ねるようにして )

向こう…?…いいよ、行こっか。( 彼女の不満げな表情に頭を撫でるつもりで出した手を引っ込め、代わりに額に軽く口付けてはこくりと頷いて。)


リンスもしちゃうね?目はもう開けて大丈夫だよ(流し終え、手に馴染ませたリンスを手櫛で髪に付ければ優しく話しかけ。)

...へへ、やった。( 緩く手を繋げばそのまま歩き、部屋に着くとベッドに腰掛け )


ありがと、望。( そっと目を開けると微笑みながらお礼を述べて )

…誘われたのかと思っちゃった。(部屋へつけば彼女を冗談ぽく押し倒し、瞳を細めて。)


ううん、どういたしまして。…はい、おわり。(リンスを流し終えれば一度シャワーを止めて。)

...そうだよって言ったらどうする？( 押し倒されれば楽しげに問いかけ、首元に腕を回して )


後はー...どうしよっか。望の髪も洗ってあげたいなぁ、なんて。( 迷ったような素振り見せながらも不意を突いて口付けし )

うーん…。…満足するまで、いいよ。(軽く唇を重ねねれば目線を合わせ、甘やかしていることは自覚していて。)


ん!吃驚した…、じゃあ御願いしてもいい?(不意打ちに頬を染めてはにかめば、嬉しげに小首を傾げてみせて。)

さすが望。( じっと見詰めると何度も唇重ね合わせ、嬉しそうに微笑み )


うん、勿論。( シャワーで髪を濡らすとシャンプーを手に取りそっと泡立てて )

ちょっとだけ、寂しいかも...なんて。待ってるからね、望。( へへ )

上げるのはもう最後にする。
来なかったら、ばいばいだからね。

...今更もう遅いよね。

柚架、ごめんなさい。
迎えに来るのが遅くなってしまって。

もう会えないかもしれないけれど、
見てくれている事を、祈って。

…何で、今更。

望、遅いよ。でも、忘れようとしたけど
私にはやっぱり望だけだよ。

それから、最初長めのロルにしよって
話してたはずなのに
気付いたら凄く短くなっててごめんね？

多分忙しくて毎日なんて絶対来れないし
再開するのなら今度は長め、
ストーリーを意識してやりたいなって思うの。

...!、ゆずか、待っていて、くれたの?

本当にごめんなさい、環境が変わって中々部屋へ戻れなかったの。...怒ってる、よね。

ううん。私、ゆずかのロル好きだよ。
長く、物語重視でって話。もし許してくれるなら、もう一度再開させて欲しいな。

...その前に一度、抱きしめたいって言ったら、駄目...だよね。

…知らない。

前は毎日ってくらい早く会えてたから、寂しかった。怒ってるよ、何でって思った。でも…大切な人を嫌えるわけない。

有り難う、望。
私も再開したい。初回出すの苦手だから、お願いしても良い？

…私がそう言われて断れると思う？…本当ずるいよ、望。( 怒ったようにしながらもゆっくりと腕を広げて待ち )

...それでも、ありがとう。ゆずか。

寂しくさせて、本当にごめんなさい。
...ゆずかが毎日来れなくても、私が会いに来るようにする。ありがとう、私の事覚えていてくれて。

うん、勿論そうさせてほしいな。
下に添えて置くね。

...大好き。ごめんね、私のゆずか。（腕の中に収まりにいき、ぎゅう...と抱き締めれば柔く唇を重ねて。）

＿


...ただいまー、遅くなってごめんね。ゆずか、（玄関の扉を開け明かりの灯っていないリビングへ踏み入れれば、かち、と壁に付いた照明のスイッチを入れ。静かな部屋に自分の声が柔らかく響くのに土産に買ったケーキの箱をテーブルへ置けば、彼女の姿を探しつつ何処が懐かしく感じる部屋の空気に小さく深呼吸をして。）

ううん、良いの。戻ってきてくれたから。数日空いても必ず来るって約束、ね。

…大好きだよ。愛してる。( もう離さないとでもいうように少し強く抱き締めては、唇が離れた後にじっと見詰めて囁くように )

_

…お帰りなさい、望。( 彼女のいない数日は凄く長く感じられ、学校でもそのことしか考えられずに上の空になってしまっていて。玄関の扉を開く音、それは愛しい彼女の帰りを意味しており。ぱたぱた、とツインテールを揺らしながらリビングへと向かえば、今すぐにでも抱き締めたい気持ちを抑えて笑顔で挨拶を )

うん、約束。（小指差し出し、遠慮がちに微笑んで。）

...あったかい。ありがとう、ゆずか。（頬へも唇を寄せて幸せそうに微笑めば、囁く声色に擽ったそうに双眸細めて）

＿

！、...会いたかった、（愛らしい足音と共に彼女のツインテールが視界に入れば笑顔で挨拶を返してくれる相手の姿に表情が緩み。ケーキを土産に買ってきたことや自分のいない間に変わりはなかったか、など、話しかけようとしていた言葉よりも先に本音がぽつり、と零れては眉尻下げて揺れる瞳ではにかんで。）

へへ、うん。約束。( 小指絡めて微笑み )

此方こそだよ。帰ってきてくれてありがと。( 頬への温かな熱に目を細めては、少し距離を離しじっと見詰めて )

_

ゆずも望に会いたかった。( はにかむ彼女を前にしては、少し久しぶりの再会のせいか彼女を独占したい、早く甘えたいという欲を隠すことなく甘えたような甘い声色でぽつり。ケーキの箱の存在には気付いているが、好きなスイーツよりも彼女の帰りの方が嬉しく、表情を緩めたまま彼女に駆け寄って上目遣いにちらりと反応窺い )

ううん、...ゆずかがね。直ぐに返事をくれて凄く嬉しかったんだ。だから、ありがとう。（じっと見詰められるのに照れるようにはにかめば微笑み返して。）

＿

...ケーキ、買ってきたんだ。（上目遣いがちに此方を見つめる瞳に心臓がとくん、と高鳴りつつ、彼女の甘い声色に微かに頬を染めてはそっと抱きしめるように背に腕を回し。久しぶりに感じる柔らかくも温かな優しい体温に懐かしさを覚え、噛み締めるように抱き締めれば喜んで貰う為に買ってきたお八つの事を話題に出して。）

当たり前。私ね、やっぱり望が好きだって離れて気付いたから。多分もう、遊ばない。( 数度瞬きしては、真剣な声色で言葉を紡いで )

__

何ケーキ？私、フルーツタルトが食べたいなぁ。( 温かな柔らかい体温は以前なら毎日のように感じられていたからか懐かしく思い。おやつの話題が出れば嬉しそうに笑みを溢すものの、彼女から離れたくないためにきゅ、と更に体を密着させて力を僅かに強め。もう少しこうしていたい、という思いを抱いたのは久しぶりで、彼女に対してはちゃんと本気だと改めて気付かされ。彼女の胸に顔を埋めてはすん、と匂いを嗅いで )

...嬉しい。でも、なんで私が良いっておもってくれたの?（迎えが遅くなってしまったのに、と眉下げたまま表情伺えば、瞳揺らして見つめ返し。）

＿

よかった。ホールにしなくて正解。(彼女の口から出たケーキの名前が箱の中の一つと一致すれば嬉しそうに箱を開いてみせ。檸檬やキウイ、苺や蜜柑などさっぱりとした風味で食べる事の出来そうなフルーツタルトや定番のショートケーキ。見た目がお洒落なチーズケーキに、サクサクのアップルパイがそれぞれ一切れずつ箱の中に可愛らしく収まっていれば、"沢山食べていいよ"だなんて冗談ぽく話し掛けつつ。抱き締められたままの体にとんとん、と背中をさすれば僅かに強まる腕の力に気が付いて。...子供扱いをしない、と心に決めてからは増して彼女の行動の一つ一つに心臓が高鳴ってしまい、微かに頬を染めつつ額へと唇を寄せれば柔らかに彼女の愛称を口にして)...ゆず、ケーキは後にしよっか。

…離れてからもずっと望のこと考えてたの。今までだったらすぐ忘れることだってできてたのに、望は別だった。私が一緒にいて一番リラックスできるから、かな。( 目を細めると、見詰めたままゆっくりとした口調で話して )

__


わ、さすが望。私がアップルパイも好きだってわかってたんだ。( 開かれた箱を覗けば４つもケーキが収まっていること、そのうちの２つが好物であることに気付いて瞳を輝かせ。普段なら此処ですぐにでもそれを食べたいと言い出したのかもしれないが、甘いものよりもやはり恋人との時間が大切で。彼女とならどれだけ一緒にいても飽きがこない。それは元々遊び人だった己からしたら凄いことで。少し顔を上げれば頬へと温かな感触が。久しぶり故に嬉しそうに頬緩ませては、提案に頷いて至近距離でふわりと微笑んで )うん、今はこうしてたい。

ゆずかは魅力的だから、...とっくに他に素敵な人を迎えてしまったかと思っていたけど、...そっか。_嬉しい、ありがとう。(愛おしそうに表情緩め、潤む瞳を緩やかに瞬かせ。)

＿

何となく、好きそうだなぁと思って選んだの。(返ってきた良い反応に嬉しそうに額を重ね乍、双眸に映した彼女の柔い笑顔はとても愛らしく。容易く自分以外の人の心をも掴んでしまうだろうとそう感じればこっそりと独占欲を示す様にそっと唇を重ねて。久しぶりに触れる柔い感触に頬の熱を上げ、更にふに、と唇で食んでみれば温もりが直に伝わるのに小さく吐息を漏らし。
...また、恋人として彼女とこうして過ごせる事に幸せを感じ乍も会話の中で相手の変化にもしっかりと気が付けば優しく頬を撫で)...待っててくれて、ありがとう。

他の人なんていないよ。いつもだったらそうだったかもしれないけど…本気だから。( 頬緩ませつつそっと唇重ねて )

＿?

うん、好き。( 今までこれが好き、などと話したことはなかったような気がする。だからこそ好みをわかってくれたことを嬉しく思って。そっと重ねられた唇に目を細めると、更に求めるよう舌先を唇に差し入れ。もっと、もっと。彼女と一緒にいたいし温もりがほしい。愛されたい。会えない間に溜まった欲求をぶつけるかの如く、抱き締めたまま頬を撫でる指をきゅっと絡めるようにして握り。緩い笑みを浮かべながらもその瞳には独占欲が表れており。彼女は綺麗、自分以外にも彼女を狙っている人がいるのは想像に難くない。それに他の人の目につくのは避けられない。自分のものだという印を残しておきたいと考えれば甘えた声でお願いを )当たり前。離れちゃだめ、だからね？…ね、望。印、つけていいかな。

夜遅くにごめんね。
まだ少し仕事が長引きそうなの。心配をさせたくなくて連絡をしたんだけど...ごめんね。

お返事、必ず返すからもう少しだけ待っていてくれると嬉しいです。

...早く落ち着いて、ゆずをいっぱい甘やかせるようになりたいな。

望…！良かった、まだいてくれて。ちゃんと帰ってきてくれるって信じてるから…お仕事、頑張ってね。

(ぱたぱたと駆け寄り。)...っ、お待たせ。ごめんなさい...遅くなっちゃって。まだ...起きていてくれてる...？


...ん、じゃあゆずかにとっても私は...特別？(柔く重なる唇に表情を緩め、今度は自分から口付けて。)

＿

離れたり、しないよ。...ゆずの、好きな所へ付けて。(同等に、子供扱いをしないと決めていても彼女の甘えたような声色には弱く。恋人として甘やかしてしまいたくなれば独占欲に揺れる相手の瞳に頬を微かに染めながら、服の釦を一つずつはずしていき。幸いまだ可愛げのある白いレースの下着を付けていた事に安堵しつつ、何となく恥ずかしくて胸元を手で隠せばその行為を大人しく待つように目を瞑り。...印、ときけば自分も彼女を他に取られたくないのは同じで。性格も良く、料理も上手で明るいとなれば男女ともに好かれるだろうと考え。普段の学校での様子を自分は見ることが出来ないのに多少のもやつきを感じつつ、素直に口に出して伝えようとすれば)...その代わり、私も...ゆずに、付けても...いいかな。

寝ちゃってた…へへ、お帰りなさい。( 眠たげに目細め )


特別だよ、当たり前。( 重なる唇に頬を緩めると何度か口付けを繰り返して )　
＿?

うん、有り難う。じゃあ…此処。此処にもつけちゃおうかな。( にこにこと微笑むとそっと白い肌へと口付け。マーキングでもするかのように首筋へ、そして鎖骨へと口付けを落とせばわざとらしく耳元でそっと囁き。緊張したような彼女の様子に愛らしさを感じると共に意地悪したいという気持ちが働けば、すぐには印をつけずに鎖骨にゆっくり舌を這わせて。やがて満足すると強く吸い付き数ヶ所に所有印を残し。ゆったり離れると彼女の言葉に頷いてひとつずつ釦を外していき。服をはだけさせれば桃色の下着を恥ずかしげもなくさらして )もちろん。いーよ、好きなだけ、して？

ただいま。...ごめんね、起こしちゃったかな。(眠たげな目元優しく撫で)

ありがとう、...ん、...ゆずかとこうしているの、何だか初めてのような気がする...な。(何度も合わさる唇の柔さに表情緩めつつ、心地良さそうに抱きしめて。)

＿

...っ、...、（耳先に掛かる息や悪戯に這わされる舌先に意地悪をされていると理解はしつつも熱の籠ってしまう頬は隠すことが出来ず。後に満足したのか、触れるだけでも柔い彼女の唇がそっと自分の肌を吸いあげれば残る印に少し照れるようにはにかむも大切そうに指先で触れて。自分の言葉を彼女が受け入れ、恥ずかしそうにする様子もなく釦を外していくのにやはり慣れているのだろうかと若干の焼きもちを顔に出ないように隠し。頬にそっと手を伸ばして耳先へと口付けては、鎖骨を撫で辿るように胸元まで指を滑らせて）...私相手じゃ...、恥ずかしくない...？（口端から零れてしまった嫉妬の言葉に眉尻を下げ、愛らしい桃色の下着を少し上へずらすようにして谷間へと唇を寄せてはちゅ...と吸い上げて自分の印を残し。）

ううん、大丈夫だよ。( 眠そうに目細めて )　

そうかな。でも、最近こうしてなかったもんね。( ゆるりと優しく抱き締めてはそっと頬擦りをし )
＿?

綺麗に残ったね。ふふ、もっとして欲しかった？( 少し恥ずかしそうな彼女を見ているとどうしようもなくそそられ、指先で印に触れる彼女に悪戯っぽい笑みを浮かべながら問い掛けて。可愛いのを見るともっと乱れさせたくなる、なんて我が儘だろうか。口角を上げて彼女を見ているも、その表情に嫉妬が混ざれば笑みをそっと引っ込めて。彼女の細く綺麗な指が肌を滑る。その感覚は遊ぶことをやめた己からすれば久しぶりのもので。それに加え彼女が積極的であること、妬いてくれていることに喜びを感じ。残された印に愛しげに触れては、足りないとばかりに彼女を引き寄せて唇を重ね、息が掛かるほどの近距離で真っ直ぐ見詰め )ん…っ、望、もっと。?

望。まだ、忙しい？( ちらり顔覗かせ不安げに瞳揺らし )

ごめんなさい。七月は休日も外に出ないと行けないことが多くて休みがなくて、やっと落ち着けると思ったら...私、ゆずかのことを待たせてばかりで。


こうして、お返事を用意して届けに来たけどもう居ないかもしれないって思ってたの。流石に愛想を尽かされてしまったかなって。...でも、待っていてくれてて。...本当にごめんなさい。こんなに切実に思っていてくれる子なんて他に居ない。私が幸せにしなきゃいけないのに、不安にさせてばかりで...どうすればいいかな。

この前のお返事を返して、貴女を抱き締めて。...狡い大人になってもいい...?

望はそうやっていつも自分のせいにするよね。ゆずは望が好きなの。大好きなの。会えない間ちょっとだけ遊んでみたけど、どの人も本気にはなれなかった。望だから好きなの。

狡い大人になってよ。離れないで、望。このまま会えなくなることの方がずっと嫌だ。望が他に好きな人作ったならバイバイするけど、そうじゃないなら…傍にいてよ。

長い方の返事が大変だったらこうして顔を見せてくれるだけで良いよ。だから…ね。( 腕広げて待機し )

そんなに優しいこと言われたことないよ、...もう本当にゆずかのほうがずっと大人だね。でもね、もう一つだけ謝らせてほしいの。...我慢させてばかりでごめんなさい。

好きな人なんて、もうずっとゆずかだけ。...他の人に嫌なことはされてない? 体調を崩すことはなかった...?

...八月はね、ゆずかの傍に多く居れると思うの。だから聞けなかった我儘を沢山聞かせて欲しいなって。勝手でごめんね、...大好きだよ。本当に、大好き。（自分より小さな体をぎゅう、と両腕で包みに行けば思い切り抱き締めて。）

下に返事を返すね。
何時もありがとう、ゆず。

＿


...ううん、一つでもいいの。ゆずかが残してくれた印だから。...ん、...、っ（肌に刻まれた印は今までになく特別なものであり、成る可く長くそこへ刻まれていてほしいと願えば引き寄せられ零となる距離に柔らかな唇を受け入れて小さく声を漏らし。高鳴る心臓が五月蝿いだけではなく、彼女の長い睫毛やぱちりとした大きな瞳が真っ直ぐ自分だけを見つめ、その吐息の交じる距離が擽ったくて頬が染まれば鼻先に口付けて。"すき"の二文字を唇で形をなぞり、誘われるように首筋へと食みついて甘く歯型が残るよう、ぐっと柔らかな首元に歯を立てれば痛みを誤魔化すように舌先で何度もなぞり。ちゅ...、と唇で吸い上げたりして愛撫をし。）...ごめんね、長く残るようにしたかったの。痛く...ない...?

望に会えない間、ずっと望のことばかり考えてたんだ。だから、我慢したぶんいっぱい構って？

嫌なことなんてなかったよ、大丈夫。体調は…ちょっと風邪引いてたけど、それくらい。

沢山構ってくれるっていうのに、遅れてごめんね望。それから、返事もちょっとだけ待っててほしいな…なんて。大好きだよ、望。( 彼女の体温を感じると幸せそうに頬緩め、離れないようぎゅうと少し力を込め )

うん、我儘も沢山聞かせて欲しいな。ゆずかに甘えてばかりだったから今度はいっぱい叶えてあげたい。

体調は良くなった...?ごめんね、弱っている時に傍に居られなくて。手を握っていてあげたかったな。

ううん。私も沢山待たせちゃったから、全然大丈夫。忙しくても、無理はしないでね。ちゃんと此処で待っているから（額に唇を寄せ、離れないように距離はそのまま抱きしめていて。）

いっぱい構って貰うんだから、覚悟しててよ？( 悪戯っぽい笑み浮かべ腕へと抱き付いて )

うん、良くなったからもう大丈夫だよ。望いなかったからちょっと長引いたのかな？なんて。

有り難う、無理はしないよ。ちゃんと待ってて、離れないで。( 甘えるような声音で呟き上目遣いで )

勿論そのつもりだから、沢山我儘を用意していてね。（悪戯っぽく笑む彼女の顎下を擽り、鼻先に唇を寄せれば正面から抱き締め返して。）

よかった...。きっとそう、今度風邪を引いてしまった時にはちゃんとゆずかの傍に居るからね。

元々離れる気はないけど...、そんなに可愛い顔をされたら甘やかしたくなっちゃうな。（目尻をそっと撫で、柔く唇を重ねてはこつんと額を合わせて見詰め。）

やったね。じゃあ、早速だけど希望ね！まずは、ずっと家にいたから外でデートしたいなって。望を私のものだって見せられるし？( 抱き締めたまま頬緩めて言葉を紡ぐと頬に口付け )

私も、望が体調崩したら傍にいたいなぁ。それで、ちゃんと看病する！

へへ、いっぱい甘やかして？( 見詰め返しては唇の端へそっと口付けを落として )

お返事遅くなってごめんね。

そっか、休みの日に二人でお出かけしてみるのも楽しそうだね。ふふ、それは思いつかなかったなぁ。じゃあちゃんと手を繋いで歩かなきゃ。...ゆずかは何処へいきたい？（頬に触れる感覚に表情緩め、指先絡ませては微笑んで問いかけ）

本当？少しね、頭が痛いの。おまじない、掛けてくれる...？、

沢山抱きしめてあげるね、それからゆずかの我儘をいっぱい聞かせて？（緩くぎゅう、と抱きしめては自分からも柔く唇を重ねて）

遅くなってごめんね、望。ちょっと忙しくって。あと１ヶ月でもう出会ってから一年が経つんだね。早いなぁ…。( カレンダー見てしみじみ )

うーん…望と一緒ならどこでも楽しそうって思うんだけど、行きたいところあるかな？( 悩む素振り見せた後選択を委ねて )

ええ、大丈夫？…いたいのいたいのとんでけー！…なあんてね。

うん。私は望を独り占めしたい。私だけの望でいて。( 彼女よりも少しだけ強く抱き締めると目を細めて )

ごめんね、私も都合が中々合わなくて。...15日、かな?...もうそんなに一緒に居るんだ。ゆずかは素敵なお姉さんになったね。

お買い物なら沢山服や欲しいものを贈ってあげたいし、遊園地とかなら色々な所をゆずかと巡りたい。...結局私も悩んじゃうみたい。(苦笑い浮かべて眉尻下げ)


...！、本当にどこかへとんでいったみたい。ふふ、ありがとう。

...貴女だけの私で居るって約束できる。中々触れ合えなくても、ずっと気持ちは変わらないの。ゆずか。(彼女の頭に緩く頬を擦り付け、額へと唇を寄せて柔く笑み)

うん、一年。あんまり会えないし今だってかなり待たせちゃったけど…これからも、宜しくね。

んん、どっちも楽しそう。悩むなぁ、どっちも凄く魅力的だもん。それじゃあさ、両方ともしようよ。もちろんおんなじ日にいっぺんにじゃないけど、望の休みの日にお出かけ！( 指絡めるように握っておねだりを )

有り難う、望。私だけの望。( お返しとばかりに頬に口付けて柔く笑み )

久し振りに会いたい。望に触れたい。( ぽつ )
また来れなくなるかもしれないけど……待ってるから。

年、...明けちゃった。

待たせっぱなしにしてしまうのはやっぱり申し訳ないと思うの。...ね、ゆずか。だからごめんなさい、もう余りお返事は返せない。


優しい貴女だもの、私より良い人を見つけてね。

何となく、わかってたよ。もう会えないんだろうなって。気持ちが離れてしまうのは仕方無いし、だから…またどこかで会ったら、その時は宜しくね。愛してた、有り難う。

ずっと引き伸ばしにしてごめんなさい。
私もゆずかのこと大好きよ。だから、きっと何処かで幸せにね。
愛してくれて、それから暖かい思い出をありがとう。