耽溺のグランギニョル【 指名制 / NBGL 】

耽溺のグランギニョル【 指名制 / NBGL 】

執事長  2018-10-04 22:19:25 
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 ゴトゴトゴト。
 廻る車輪は、意識のない貴方を運ぶ。
 鬱蒼と茂る樹海の最奥、人の世界の果てにひっそりと佇む御邸へ。

 やがて貴方は目を覚ます。
 寝ぼけまなこを覗き込むのは、文字通りの人でなしたち。
 彼らは口を揃えて言う。

   「ようこそ、大切なお食事さん」

 ――しかし、奇妙なことにバケモノたちにも心はあった。
 それどころか、一度気に入れば決して放さない、[耽溺]の気質を持つ者ばかり。
 始めは貴方のことを餌としてしか見ていなかった彼ら。
 触れ合いを重ねるにつれ、お互いの心に芽生えたのは果たして――?


>いらっしゃいませ、長旅ご苦労様でした。…と、よく眠ってらっしゃいますね。そのまま良い夢に溺れて、もう少しだけ、お静かに。

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  • No.625 by ダーナ  2018-10-22 16:10:22 




>レナード

( 己の発言が、吉と出るか凶と出るか。独りにしないで、何ぞ子供っぽ過ぎただろうか。実際齢十七の未熟な小娘なのだから妥当と言えるかもしれないが、懸念は募るばかり。何処に遣れば良いか分からぬ翡翠を泳がせていると、不意に彼が此方を振り返り、ぱち、と幾度か双眸を瞬かせ。打って変わって幾分か柔らかな語調で言葉が降ってくると一抹の不安が霧散し微かな安堵が胸に。小さい子でもあやす様に鼻先へ指先が添えられる。忠告にも似た言い付けに素直にこくりと首肯したものの、不可解な発言が含まれていた事に言及したい気持ちに駆られてしまったのも又事実。勝手に屋敷を彷徨いたら死に直結する様な何かがあるのだろうか。然しその疑問を問うよりも先に聞かねばならぬ事が有るのを思い出すや否や、彼の深い紅と視線を交じ合わせて一番気になっていた事柄に触れ。 )
…ねえ、私が此処に連れてこられた理由って、何かあったりするの?



  • No.626 by レナード/レンブラント  2018-10-22 16:15:20 



>ベル

お、よぉ分かったなあ(空腹云々のくだりはさらりと流し、貴女の口から飛び出た悪魔という単語に注目する。角や翼、尻尾の生えた怪物は他にもいるだろうに、素性を明かしていないにもかかわらず己を悪魔と言い切った貴女にぱちぱちと乾いた拍手を贈って。「―ハハ。じゃじゃ馬やねえ、」目的地も何もなく、ただ屋敷の見取を知りたいという貴女の淡白な答えに短く笑って。きっとこの屋敷では長生きできない子だろう、なんて内心で思いつつ、まだ重い腰は上げない。喰えない微笑みはそのままにこてんと小首を傾げて「悪魔に何かお願いするなら、それなりの対価を払わんと。…人の世にも、怪物の世にも、タダってもんは無いんよ」すぅ、と蛇のような双眸を細めて貴女を見据える。身一つで攫われてきた貴女が払える対価と言えば、真っ先に思い浮かぶのは自分の身体を食事としてこの悪魔へ捧げる事だろうか。然し今、悪魔は空腹ではない。果たして何を差し出してくれるのか、それとも払えるものは無いと諦めるのか、愉悦に興じる微笑みを浮かべては貴女を見詰めて)


  • No.627 by レナード/レンブラント  2018-10-22 16:23:22 



>ダーナ

(苛烈な現実に引き続き、己の告げた忠告も素直に受け止めてくれた様子の貴女に満足げに一つ吐息して。ふと視線が重なれば、逸らすことはせずじっと見据え返したまま、貴女の問いへ耳を傾ける。それに答える前に、貴女の横を通り過ぎて先ほど腰かけていたソファーへ再度着席すれば「お前は、俺達バケモノの餌として攫われてきた」目線は真っ直ぐに前を向きながら、他愛もないことを言葉にするような口振りでまたしても悲劇を突き付ける。また信じられないと食い下がられては面倒、同じ轍を踏まないように「俺はヴァンパイア。食べるのは人間の血。他にも、色んな怪物が住んでる。…だからうろつくなってこと」今度は此方から先手を打っておこう。ぱか、と口を小さく開けば自身の牙を指差し素性を明かす。その手を下ろせば深く背凭れに体重を預け、腹の上で手を組みつつ貴女の方へ視線を遣って)


  • No.628 by ダーナ  2018-10-22 16:41:00 




>レナード

( 交わる紅は一切の乱れも見せず常に微動だにしない。対して此方は、次に来る返答次第によっては其の翡翠を揺らす事になるだろうか。ふと彼が再びソファへと腰を下ろした事で一度視線が離れ、軈て告げられた言葉の羅列達に矢張り双眸を僅かに瞠る。此方に発言をさせまいとしているのか、彼の口は閉じる事なく断続して静謐な部屋に響く惨い事実に、理解したくないと思いつつも逃れる事は出来ないだろう、と諦観が生まれる。結局窓から飛び降りなかった所で、十七で死を迎えるのは必然だったと言うことだ。吸血鬼だという根拠になる白い牙を見遣れば、黒いワンピースの裾を翻し彼の眼前へと。「そう。私は貴方たちの餌で、貴方はヴァンパイヤ。なんで外に出ちゃいけないかっていうと、バケモノが彷徨いてるから。」自分を言い聞かせるように、又は整理する様に一語一句じっくりと舌に乗せる。自信が餌ならば、きっと彼は己の血液を摂取するのだろう、そう見込んでは悪戯めいた笑みを浮かべ。 )
…私の血、美味しくなかったらごめんなさい。それでも我慢して飲んでくれたら私も嬉しいわ。…なんてね。



  • No.629 by レナード/レンブラント  2018-10-22 16:50:34 



>ダーナ

(通常、貴女くらいの歳の娘たちは総じて取り乱すものだ。嘘よだの嫌よだの、そんなことを捕食者たるバケモノに喚き散らしたところで如何にもなりはしないのに。そんな生産性のないやり取りには心底辟易しているが、貴女の見せた反応はそれとは全く対照的で。バケモノであると正体を明かした直後であるにも関わらず、距離を取るどころか近づいて来た上に意味深な笑顔のオマケ付き。思わず呆れたように鼻で笑えば「何、お前俺に食べられたいの?」怪訝そうな視線でその笑みを捉えつつ。まるで己が貴女の捕食者であると確定したかのような振る舞いに、一度顎を逸らしてそっぽを向けば再び貴女へと視線を戻して「俺が食べるのは美しい女性だけ。お前みたいな子供に興味ない」“だから安心しなよ”なんて、悪びれもせず年頃の女性に対してあまりに無礼なことを平然と宣う。貴女は確かに大人びていて、実際の年齢よりは幾分か上に見せる魅力がある。けれど顔は未だおぼこく、面食いの気質がある自身はそれを隠そうともせずあっけらかんと)


  • No.630 by ダーナ  2018-10-22 17:09:24 




>レナード

率先して食べられたいわけじゃないけれど…、餌っていうくらいだから食べられるのが普通かな、って。
( 半分冗談、半分本音、そのくらいの割合で言った心算だが返ってきたものは至極単純な感想。成程、そういう風に捉えたかと場違いにも感嘆するものの、流石に自身にも積極的に食べて欲しいという願望もなければ偏った嗜好もない。ただ、話を聞く限り捕食は逃れられないと思った上での発言だったのだが、どうやら誤解を与えてしまったらしい。次いで紅色が外を向き、そしてまた翡翠を捉えた刹那、些か失礼と取れる無礼な評価を貰う。幾ら大人びていても彼からしたら一介の小娘にすぎないらしい。軽く受け流すのが大人の対応だと自覚していながら、言い返したい気持ちが競り上がってくるのは矢張り根は未だ子供だからか。「ふうん、それは残念。私みたいな子供じゃあ全然、少しも食べたいと思わないの?」妙な反抗心を燻らせたままずい、と顔を近付かせ、黒髪をすいと片方に寄せる。首筋を露出させじいと彼を見詰め。 )
…これでも食欲湧かないの?



  • No.631 by レナード/レンブラント  2018-10-22 17:25:02 



>ダーナ

…ふぅん、変わった子(現状を理解するだけでなく、それを拒もうともせずすぐに受け入れる姿は、あまりに物分かりが良すぎて怪物の目にも不気味に映るほど。何方にせよ今までそう何人も出会ったことのあるタイプではなく、肘掛けに頬杖をつきながら正直な感想を贈って。近づいて来る翡翠の双眸を、やれやれと言わんばかりにじとりとした目で見据える。露わになった首筋を一瞥し、溜息を一つ零せば眼前に居る貴女の横をすり抜けるようにして立ち上がり「…死に急ぐのは勝手だけど。俺に同じことを二度言わせるな」首だけを巡らせてぴしゃりと言い放つ。実年齢以上の艶っぽさがある貴女も、桁外れの年数を生きる怪物である自身からすればまだまだ子供同然。貴女の挑発は子供が精一杯化粧をして露出をして背伸びをするような、そんな姿を彷彿とさせて自分には見ていられなくて。依然オブラートに包むと言う概念を持たない吸血鬼はコツコツと跫音を響かせてドアノブを握り「……後で使い魔に食事を用意させるから。大人しくしてなよ」振り返ることはせず背中越しに告げるのは、淡々とした口調に似合わぬ気遣い。貴女の相手をするのは骨が折れると感じたのだろうか、狭量なヴァンパイアはそのまま貴女の部屋を後にして)


(/私用にて一旦落ちさせて頂きます、お相手有難う御座いました…!レナードが随分失礼な振る舞いをしてしまい、お気を悪くされていたら申し訳御座いません。交流を重ねるにつれて幾分か態度は柔らかくなっていくかと思いますが、指名変更をご希望の場合はお気軽にお申し付けください。それでは、また是非いつでもお越しくださいませ…!)




>ベルPL様

(/お話のキリはあまり良くないですが、私用の為此処で失礼致します…!本日もお相手有難うございました、次回お話させて頂ける時を楽しみにしております…!)


  • No.632 by ベル・ロッテ  2018-10-22 17:33:23 



>レンブラント

( / 後半御返事が遅くなってしまいすみませんでした…!また機会がありましたらよろしくお願い致します…! )



  • No.633 by ダーナ  2018-10-22 17:35:20 




>主様

( /此方こそ、お相手をして下さり有難う御座いました…!楽しい一時を過ごさせて頂きました。いえいえ、最初から何も弊害がないのでは交流を重ねていく楽しみが減ってしまいます故、じっくりと心を通わせていけたらと思っております。沢山のお気遣いの言葉、有難う御座います。またお時間が合いましたらお相手して頂けると嬉しいです…! )



  • No.634 by 執事長  2018-10-22 23:51:27 




>いくつか特殊な日常イベントを追加致しました、ご興味のある方は是非(>>492)をご覧下さいませ!



>只今より眠りにつくまで、2名様(ご新規様は無制限)を募集させて頂きます…!基本的には交流の少ない方を優先いたしますので、一見さんもお気軽にお越し下さいませ!




▼ 日常イベント(>>492) ▼


▼ 世界観・規則(>>1) ▼


▼ 提供(>>2) ▼


▼ 捕食専用提供(>>193) ▼


▼ PFシート(>>3) ▼


▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼

・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた


・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる


▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼

◇ノア(>>144
◇ドロシー(>>147
◆エヴァン(>>196
◆ギルバート=オークウッド(>>235
◇レベッカ・アンダーソン(>>237
◆ルシアン(>>318
◇ジゼル・キャンベラ(>>419
◇ベル・ロッテ(>>610

  • No.635 by エヴァン  2018-10-22 23:58:08 



(/こんばんは、お久しぶりです。随分と前になってしまいますが、>360の続きの絡みをさせていただくのは大丈夫でしょうか?大丈夫そうであれば、お返事を用意させていただきます…!)


  • No.636 by 執事長  2018-10-23 00:05:05 




>エヴァン

(/お久し振りです、またお会いできて嬉しいです…!仰る通り前回の交流から期間が空いており、その時の感情を思い出して続きから文章を紡ぐことは当方にとってはお恥ずかしながら難しく…。平素よりさらに拙文にてのお相手になってしまうので、本来はブランク後の続きから再開は非推奨なのですが、折角息子様が提供の為に一歩踏み出して下さった大切な場面ですので、今回は続きからお相手をさせて頂ければと思います…!背後様さえ宜しければ、是非お返事をお待ちしております!)



  • No.637 by エヴァン  2018-10-23 00:25:13 



>ラクシュエリ

(彼女の返答に返事する暇もなく、どんどん早足になる彼女に着いて行くだけで精一杯。こうやって外に出るのだって久しぶりで、陽の眩しさに、色鮮やかな花々に、思わず目が眩む。彼女に腕が解放された頃には息を整えることに必死で、肩を上下させながら荒く息を吸い込んで。漸く顔を上げると泉とそこではしゃぐ彼女。水辺だからだろうか、彼女の言った通り涼しいような気がする。楽しそうな姿が見れたことにほっと安心を抱き、呼ばれれば「うん」と相槌をひとつ、そろりと側へ近寄って。覗き込んだ泉はクリスタルブルーに発光していて、どうみても普通の水ではないが、彼女の言い振りからして口に含まなければ大丈夫なのだろう。服を濡らしてしまわないようにズボンの裾をたくし上げると片足ずつ足を泉の中へと入れてみて。ああそうだ、此処へ連れてきてくれた礼を言わなくてはと思い至れば、「あのさ、…あ、ありがとう。」しっかりと彼女と目を合わせてお礼を。すぐに視線は彷徨ってしまったけど、及第点だ)


(/期間が開いた後で無理を言ってしまいますが、お言葉に甘えさせていただきますね…!本日も時間の許す限り、お相手をお願いします!)


  • No.638 by ラクシュエリ  2018-10-23 00:33:41 



>エヴァン

ちょっとぉ、折角エリがこうやって待ってたのにー。男ならドーンと来てよねっ(貴方を招き入れるように広げた両手で拳を作り、それを腰に当てては頬を膨らませる。貴方が胸の中へ飛び込んできてくれるような性格でないことは承知していた。けれども期待はするもので、恐る恐るといった様子で泉へ近付く貴方に無茶な文句を並べつつも声音はどこか楽しそうに弾んでいて。ふと、貴方と視線がかち合う。いつも自信なさげに視線をあちこちへやる貴方とこうして向き合ったのは初めてな気がして「ふふん、エリって凄いでしょ?」先ほど作った拳の片方を貴方の胸へ軽くトン、と当てれば得意げに微笑む。此処は穴場と呼べるスポットであり、道を知らない人間はまず辿り着けない秘境で。ぱしゃ、と水音を立てれば一回転しながら貴方から一歩分遠ざかって「…なんでまた、急に散歩がしたいって言い出したの?」手を腰の後ろで組みつつ、会釈のように上体を前のめりにして問い掛ける。泉に辿り着くだけで息を切らしている貴方は如何にもインドア派で、どういう風の吹き回しなのか興味がある様子で)


  • No.639 by エヴァン  2018-10-23 00:56:04 



>ラクシュエリ

う、いや、はは…。(ドーンとなんて自分では無理だ、なんてことは彼女にはもうお見通しであるらしい。しどろもどろに口籠もり苦笑を浮かべながらも、期待された言葉を返さなければ__なんて考え込むことのない、圧迫感がないやりとりは幾分か気が楽で。彼女からの質問は、やはりというか、聞かれるだろうなと思っていたものであり「なんでって、」散歩をしたいなんて言い出す原因といえば狼男にした恋愛相談、それを素直に言うのはなしだ。それに彼と会っていたことを彼女に言っても良いのだろうかという懸念もあり「…たまには、外に出ないとなって」彼女に習って軽く足を上げてパシャリと水面を揺らし、見え透いた嘘をひとつ)


  • No.640 by ラクシュエリ  2018-10-23 01:08:37 



>エヴァン

……ふうん、(人と接するのが不得手な貴方は、嘘を吐くこともまた苦手なのだと学ぶ。納得もしていなければ疑いもしていない、そんなどっちつかずの吐息混じりの返事を。「…エリはさ、ちょっと不安だったの」くるり、貴方へ背を向けると同時に、足元の水が静かに音を立てる。先程とは打って変わった、やけに物静かで控えめな声音は彼女らしくない。背を向けたまま、言葉を続ける。「エヴァンのポケットの中の物。…魔力が宿ってる。誰に貰ったか分かんないけど、もし悪い奴からの贈り物なら――、」ポケットの奥で奏でられる涼やかな音色を耳にした時から、それに魔法の類の力が働いていることは判っていた。どうやってバケモノからそれを手に入れたのか、何が目的でそれを欲しがったのか、もしかしたら何か悪い取引でも交わしてしまったのではないか―。「…あなたは気が弱いから、そいつに食べられちゃうんじゃないかって」少し俯き加減に寂しそうな声を出すのは、故意か否か。ともかく、捕食者として獲物を失うことは避けたい、それは味見済みの上等な餌なら猶更。尾てい骨から生えた鏃のついた尻尾が、儚げにゆらりと揺れて)


  • No.641 by エヴァン  2018-10-23 01:35:13 



>ラクシュエリ

(ポケットの中身に思わず手を触れれば相変わらずシャリンと美しい音、先程までの様相とは一転し静かになってしまった空気には些か場違いに感じられて。これを貸してくれた彼は悪い奴ではないどころか、出会って間もない自分の相談を真剣に聞いてくれた。もしかしたら食べるつもりなのかも…なんて考えなかったわけではないけれど、少なくとも信頼したいと思える人物で「違う、そんな奴じゃない、と…思う。」少々食い気味に彼の擁護を。しかし横取りをされたと騒がれるのは勘弁と彼が言っていたことを思い出し、名前を出すのは躊躇われてどうにも説得力に欠ける。うぅ、と小さく唸り観念したとばかりに重い口を開き「その、ちょっと、相談をしてて…。これは、借り物で…、おまじないがかかってるって。」これだけでは要領を得ないだろうけれど、やはり恋愛相談をしていた_なんて、本人を目の前にして口にするのは自分には難しい)


  • No.642 by ラクシュエリ  2018-10-23 01:49:01 



>エヴァン

(はっきりとした口調で否定をする貴方の態度は、嘘を吐いているようには見えない。脅されて言わされている風に見えなくもないが、にしてはその“借り物”の主を庇っている様な言動の取り方に得心がいかない。次いで明かされた真実を聞けば、ますます謎は深まるばかり。くるりと貴方へ向き直ったエリの表情は、出会って初めて見せるほど寂しげで「…その相談って、エリじゃダメだったの…?」相談の為にわざわざ違うバケモノの元を訪れるほど、貴方は己のことを信頼してくれていないのだろうか。しゅん、と眉尻を下げ、尻尾も力なくへたりと項垂れて水面へちゃぽりと鏃が浸かって。「確かに、エリは悪魔であなたは人間でさ。信じる、なんて難しいかもしれないけど…。」捕食者と獲物、2人の間にあるその構図は変わることはない。引いては捕食行為の直前である味見までを半ば強引に済ませた仲であり、信じろと言う方が無茶なのは此方とて百も承知。けれど、貴方が自分より他の怪物に心を開くのが気に入らなくて。寂莫とした思いの重さに肩を落とし、睫毛を伏せて)


  • No.643 by エヴァン  2018-10-23 02:18:20 



>ラクシュエリ

(彼女がこんなに寂しそうな顔をするなんて初めてのことで驚いて。彼女は悪魔だから寂しさなんて感じないのかも、なんて思い込みがあったのもあってそんな顔をさせてしまった申し訳なさに「ごめん」と謝って。相談が自分ではいけなかったのかと落ち込むのは彼女の所有欲の表れだろうか、もしそうなら__浅ましい思いだと理解しつつも少しだけ、嬉しい。「その、相談の内容は…言えないっていうか、まだ、言いたくないんだけど…。」尻尾の鏃が水面に浸かるのを目で追いかけ視線は下へと。しばしの間そうしていると、意を決したように顔を上げて「……エリのこと、信じてない訳じゃないし、いつかは言う、絶対。」普段よりも力強くそういうと、思いを打ち明けた訳でもないのに、顔が熱くなって来た気がする。顔を隠すようにくるっと彼女に背を向けると「また、此処に連れてきてもらってもいい?」と今までの雰囲気を打ち消すよう、大きめの声で問いかけて)


  • No.644 by ラクシュエリ  2018-10-23 02:29:19 



>エヴァン

―……!(貴方の謝罪も、言葉に詰まる様子も悪魔の心に響くことはなかった。けれど、はっきりと意思の籠った力強い言葉には、思わず深い桃色の瞳を瞠って。貴方がこんなに明確に意思表示をしたことがこれまであっただろうか。貴方の“いつか”がいつになるかなんて分からないし、気弱で奥手な貴方の事だからきっと遥か先の未来の話なのだろう。けれど、それは将来に楽しみが一つ増えたということ。そうポジティブに片付けた悪魔の表情は、口許から徐々に笑みへと変わっていって。ぶわり、翼を広げれば、その先端でバケツ一杯分ほどの水を掬って貴方の背面へと浴びせて「うん、あなたが相談を打ち明けてくれる時にね!」先程までの閑散たる雰囲気は何処へやら、けらけらと楽しそうな笑い声を上げながら貴方の言葉へ答えて)


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