執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ラクシュエリ
(彼女の返答に返事する暇もなく、どんどん早足になる彼女に着いて行くだけで精一杯。こうやって外に出るのだって久しぶりで、陽の眩しさに、色鮮やかな花々に、思わず目が眩む。彼女に腕が解放された頃には息を整えることに必死で、肩を上下させながら荒く息を吸い込んで。漸く顔を上げると泉とそこではしゃぐ彼女。水辺だからだろうか、彼女の言った通り涼しいような気がする。楽しそうな姿が見れたことにほっと安心を抱き、呼ばれれば「うん」と相槌をひとつ、そろりと側へ近寄って。覗き込んだ泉はクリスタルブルーに発光していて、どうみても普通の水ではないが、彼女の言い振りからして口に含まなければ大丈夫なのだろう。服を濡らしてしまわないようにズボンの裾をたくし上げると片足ずつ足を泉の中へと入れてみて。ああそうだ、此処へ連れてきてくれた礼を言わなくてはと思い至れば、「あのさ、…あ、ありがとう。」しっかりと彼女と目を合わせてお礼を。すぐに視線は彷徨ってしまったけど、及第点だ)
(/期間が開いた後で無理を言ってしまいますが、お言葉に甘えさせていただきますね…!本日も時間の許す限り、お相手をお願いします!)
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