※ 2018-08-04 23:29:22 |
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はい、何やらとーーっても甘くて美味しいものらしいです( 甘味屋と聞けばきっとそこにあるだろうと、両手を胸の前でぱちんと合わせて頷いて。相手が少し驚いた様子なのがやや気になったものの、そこは深く考えずきょろきょろ辺り見回しながら歩き始めて )
な、そんな甘いもんやったかえ?美味しいんならいいんじゃ。
( 不味いに甘いが加わるとはとんでもない食べ物だ。だが、それを食べようと嬉しそうにしている彼女はどんな強者かと。しかし、彼女の情報だと美味しいと聞くと安心したようにほっと胸を下ろし。しかし、この辺りには甘味屋は少ないと思いながらも歩き )
辰馬さん、ぱんけーき食べたことあるのですか?( 相手の口振りから彼はパンケーキに心当たりがあるように思われて。この辺に甘味屋があるかよりもその真相が気になって、視線を背の高い相手に向けて首こてんと傾げて質問して )
ほうじゃ、知り合いの天人に貰っての!じゃけんど、何とも言えん味でのう。
( 問いかけに頷き答えると。彼女がいっているパンケーキとは明らかに違うが勘違いをまだしているようで、苦い顔をしながら話して。甘いものを彼女は食べたいのか、と思ったのか此方も問いかけ )
そよちゃんは甘味が好きなんかえ?
ふむ、私の知るぱんけーきはとびきり美味しいとのことでしたが…( 天人に知り合いがいる!その交友関係の広さに内心驚きつつも顔には出さず、顎に片手添え考え込んで )はい、大好きです。唯一の娯楽のようなものですから( 顔をきらりと輝かせたかと思えば城内での娯楽に乏しい日々が脳裏をよぎり、次には顔曇らせてぽつり。言い終えてからそれが普通の女の子の台詞ではないことに気が付いて慌てて自分の口おさえて )
とびきり!?わしも食うてみたいのぉ!
( やはり違う食べ物だとようやく気づいたのか興味を持ったようで。唯一の極楽ときき、いつもは自由じゃないのか?と疑問を抱いたようで即座に聞けば )
そよちゃんはあれかの、いいとこ育ちか!ほんなら、わしと同じぜよ!アッハッハッハ!!
( 彼女を無意識に励まそうとしていたのかバカでかい声で笑えば、彼女の顔を見て、またニコリと笑い。早く食べたいだろうとまた歩き始めると。 )
なので辰馬さん、一緒に食べましょう!!( 両手ぐ、と胸の前で小さくガッツポーズをしてみせ )そんなところです…。へ、辰馬さんも同じ?( にこりとこちらに笑いかけるその顔をきょとんと見つめ返して。相手が歩き始めたので、不思議に思いながらも大人しく後から付いて行って )
おぉ!その勢いぜよ!
( サングラスから少し見える目は笑っており嬉しそうで。 )わしは土佐の方のちぃとふとい家柄でのう。今でも商人として働いとるんじゃ!( 頷き、故郷を思い出すと。今では立派な…社長でもあるのでそこは胸を張り。置いてしまっていたので、彼女に合わせるようにまた、下駄を鳴らしながらゆっくりと歩き。 )
ではその素敵な喋り方は、土佐の訛りなのですね( 聞き慣れない、それでいてとても耳に心地良かった相手の話し方の出所を知って嬉しそうに )辰馬さんは何だか、とってもやり手な商人さんって感じです( まだ出会ってすぐだけれど、相手に合わせつつ引っ張って行ってもくれる人柄を感じ取れば、心からそう言って )
そうじゃ、そよちゃんもわしん故郷ば行ったら訛るじゃろう!ハハハハ!!
( 土佐には江戸よりも長く行っておらずたまには変えるのもいいか、と。土佐の訛りは強いため3日も居れば自然と訛る。とりあえず笑っては。 )
ほうじゃろう、商いは話し合いじゃからの!早いもん勝ちぜよ!
( 商人としてはとても有難い言葉で。言い方からするに本当に思ってくれているのかと分かると嬉しそうにして。 )
ふふ、いつか行ってみたいですねえ( 自分が土佐訛りで喋っているところ想像すれば、なんだか可笑しくてくすくすと )早い者勝ち…厳しい世界なのですね…。あ!辰馬さん!あそこに甘味屋さん発見です!( ふむふむと話に耳を傾けていれば、前方に一軒の甘味屋を発見して弾けたように指差して )
土佐はいいとこちや。すっと慣れるぜよ!
( うんうんと頷き、土佐弁が強いこともあり慣れやすいと。彼女が指している甘味屋を見れば、少し例が出来ており早く行かねばと。 )
ほんなら、すんぐにいっとーせ。
辰馬さんも一緒に行くのです!( 土佐はいいところだとしっかり頭に入れながらも、どうしても気持ちは目の前の甘味屋へ。どうやら店頭の看板からするとパンケーキも出しているようで。瞳輝かせながら相手の手を取り駆け出して )
な、なんじゃなんじゃぁ!アハハハハ!
( いきなり駆け出され、内心驚くも体は前傾姿勢になりながら相手に着いていき。店の前で目を輝かせている彼女を見ながら、これがパンケーキか、と自分も看板を見ては )
辰馬さんが食べたのは、このぱんけーきですか?( 列の最後尾に並べば相手の手を離し、これから始めて食べる甘味への期待に胸膨らませながら、看板を指差し質問してみて。 )
いや、違うぜよ。もっと禍々しい感じの…。
( 美味しそうなパンケーキを見ると首を横に振り、天人から貰ったパンを思いだし、説明しようとするがあまりの不味さだったので思い出すだけでも催し、うぷ、と口を抑え )
ま、禍々しいとは……、って辰馬さん?大丈夫ですか?( その形容に思わず顔の色失うも、相手の様子の変化に気が付けばその大きな背中をさすりながら、心配そうに顔を覗き込んで )
…ッ、おぼろしゃぁぁぁ!!
( 自身の最大の持ちネタ、嘔吐を思いきり彼女の前でしてしまい。おぇ、とえずき。口元を拭けばアハハハ、と能天気に笑っており。)
( / 再度遅れてしまい申し訳ございませんでした…!!! 上げて頂き有難うございます! )
……!!た、た、辰馬さ…ッ!!!( 目の前の惨状に介抱しようにも体は動かず、それよりも貰ってしまわないように努めるのに精一杯で )
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