citrus

うっ……正論だから言い返せないかも……（芽衣の言葉が正論すぎて言い返せなくて言葉に詰まり正論を言う芽衣に間違えがないけれども逆恨みと解っているけれども恨めしそうに芽衣を見つめマンションに着くと芽衣と一緒にエレベーターに乗り家の玄関から自分の家？に入り

ただいま！（玄関で靴を脱ぐと部屋の中に入り

（────それから２週間が過ぎて
今日はテスト結果が掲示板に貼り出される日
わたしは自分の結果には興味がなかったので教室で読書をしていたけれど
桃木野さんがやって来てご丁寧にわたしの学年１位と自分が２位だったことを大騒ぎで教えてくれた
柚子の成績は気になったけれど、もちろん自分から聞くことなどできない）

……やった～～六十位以内に入ったよ～～～！（徹夜で勉強しすぎで目の幕に黒くクマができていて自分の名前の横に八十点と書かれていてその横には、六十位と書かれていて嬉しそうに自分の順位を書かれている名前を指差して

どう芽衣、あたしだってやればできるんだからね！（隣にいる芽衣に自慢するように自分の腰に両手を触り偉そうに述べると張り詰めていた緊張と安心したのもあってふらふらと倒れこもうとして

（教室で読書をしていると柚子に無理やり掲示板の前まで引っ張ってこられて
自慢げに成績を見せられて）
……柚子、あなた
って、ちょっと
（立ちくらみでも起こしたのか
足下がふらつく柚子を支えて）
保健室に行きましょ

ごめん、芽衣、少しだけ頑張りすぎたかも知れないよ……
でもこれで芽衣の約束は、守れたよね！（芽衣に支えてもらいながら保健室に向かいながら芽衣の約束は、守れた事を伝えると自分は、やればできると自慢をするようにニッコリと笑いそうこうしている内に保健室に着くとベッドの上で寝て

ねえ、芽衣も一緒に寝てよ……（甘えるように目をうるわせて芽衣を上目遣いで見つめ芽衣も一緒に寝てほしい事をお願いして

あなたががんばっていたのは、ずっと同じ部屋にいたのだから知っているわ
そうね
あなたにしてはよくがんばったわね
それは認めるわ
（約束は50位以内のはずだったことは言う必要はないと思いながら
心配そうに見守る生徒をかき分けて柚子を保健室まで連れていきベッドに寝かせて）
バカなこと言ってないで少し寝なさい
明らかに睡眠不足でしょ
先生にはわたしが言っておいてあげるわ
（甘えようとする柚子をピシャリとはねつけて
額にかかる前髪を梳くようにそっと撫でて）

もしかしたら約束の順位は、60位以内じゃなかったかな……？（芽衣が私にしては頑張った方だと言う言葉を聞いて芽衣との約束の順位を間違えて覚えていたのか不安そうに質問をして

うぅ……芽衣のいけず……それならば芽衣の言葉に甘えて少しだけ寝させてもらうね（芽衣に柚子をピシャリとはねつけられて

あなたはがんばって成績をあげた
それでいいんじゃないかしら？
大切なのはそれを継続することよ
（不安げな柚子の頬を優しく撫でて）
生徒会長が授業をサボるわけにはいかないでしょ
さぁ、寝なさい

うん、ありがとう、芽衣！
今度は、もっと良い点数をとって今度こそ芽衣との約束を守ってみせるからね（芽衣に私の頑張りを見ていてくれるのが解るとその頑張りを褒めるように私のほっぺたを触ってくれたのをみて芽衣の気持ちに答えるようにニッコリと笑いもっと良い点数をとって今度こそは、芽衣との約束を守る事を伝えて

芽衣は、あたしよりも授業の方が大事なんだね……
うんん、これは、私の我が儘だよね。
ごめんね、芽衣は、生徒会長だもんね。
無理を言ってごめんね。
あたしのことは、気にしないで授業を受けてきて良いよ（芽衣の言葉を聞いていじけたようにほっぺたを膨らませると布団を顔までかぶっていじけるとでも芽衣の立場は、理解していて直ぐに顔を布団から出すと寂しそうに無理に笑ってみせるとその表現が痛々しくて芽衣は、私の事を気にしないで授業を受けてほしい事を伝えて

（＼ごめんなさい、名前を間違いました

わたしとの約束なんかいいから
勉強は自分のためにするものよ

そういう言い方でわたしの気が引けないことくらいもう分かっていると思っていたのだけれど？
（大げさに弱気を装う柚子をじとーっと見て）
ええ
そうさせてもらうわ
睡眠不足の姉の代わりに授業の板書をしっかりしておくことの方がよほど大事だもの
（冷たく言うと立ち上がって
片手で髪をかき上げながら身を屈めて、布団から少し顔を出している柚子の額にそっと唇を着けて）
休み時間に迎えに来るわ
（髪を直しながら、振り返りもせず保健室を出ていって）

（／お互い気を付けましょうね）

うん、ありがとう、芽衣、いってらっしゃい……（芽衣があたしの髪を撫でて去って行く芽衣をせつなそうに見つめると芽衣の事を考えながら目を瞑って寂しさのあまりに一筋の涙が流れるとしばらくしたら柚子の口から寝息が聞こえてくるとあっという間に放課後になりでも相変わらず柚子は、寝ているらしくて柚子の口から寝息が聞こえてきていてところどころ寝言で芽衣の名前を呼んで

（＼はい、ありがとうございます、芽衣さん、それからすいません、レスが遅くなりました……

──ゆず
……柚子、起きなさい
（はじめは優しく揺らしていた肩を、あまりに起きないので少し強めに揺らして）

（／お気になさらずに）

ん……芽衣……？
おはよう、芽衣……
芽衣、おはようのキスをしてよ……（芽衣に体をゆすられておこされると目を擦りながら起き上がり芽衣の方に両手をのばして寝ぼけたようにおはようのキスをしてほしい事をお願いして

（＼ありがとうございます！

目が覚めればいいんでしょ？
（柚子の柔らかい両方の頬っぺたを指先でつまんで、みょ～んと伸ばして
腰を屈めておでこに軽く唇を着けて）

……覚めたかしら？
（手を離して、姿勢を戻して少し照れくさそうにたずねて）

うん、バッチリ目が覚めたよ！（芽衣にびょ～～んとほっぺたの両端を引っ張られると変な顔になりすっときょんな変な声を出すとおでこにキスをされるとそれまでの芽衣の行動を忘れたようにニッコリと笑い大きく頷いて目が覚めた事を伝えるとベッドから起き上がり

それならば帰ろうか、芽衣！
あっ、でも鞄が教室に置いたままだ……（大きく頷いて芽衣と一緒に家に帰る事を伝えるけれども鞄が教室な事を思い出して気まずさそうに芽衣を見つめて

まったく、調子がいいんだから
（腕組みをして呆れたように柚子を見て）
言っておくけれど
甘い顔をするのは今日だけだから
明日からは甘えは許さないわよ
（厳しい言葉をかけながらも、表情はどこか緩んでいて）

カバンなら持って来たけれど
……なにも入っていないんじゃないの？
（振ってもすかすかの感覚しかなくて）

うん、解っているよ！
う～～芽衣、大好きだよ～～！（大きく頷いて解ってると伝えると芽衣が甘くするのは、今回だけと言った芽衣の気持ちが嬉しすぎてたまらず芽衣に抱き着こうとして芽衣に好きだと告白をして

あっ、そういえば教科書とかは、机の中に置いたままだったんだ！
うん、でもテストは、終わったし良いよね！（思い出したように大声を出して机の中に教科書を置いたままな事を伝えると開け治ったようにテストが終わったからこのままで構わないと生徒会長の芽衣の前で問題発言をして

ちょ
こんなところで……
（抱きついてきた柚子を押し離そうとして……
その手を止めて彼女の派手な金髪をそっと撫でて）
……ホントに仕方のないコ

えへへ～～ありがとう、芽衣、大好きだよ！（芽衣に抱き着くと芽衣に自分の髪を撫でられると気持ち良さそうに微笑み芽衣の優しい気持ちが嬉しくてもう一度芽衣に好きだと告白をすると芽衣を離して「それならば帰ろうか、芽衣！」って言うと両手を上にあげてあくびをすると芽衣の方を向いてニッコリと笑い芽衣の方に右手を差し出して手を握り締めて帰る事を勧めて

えぇ、帰りましょ
（差し出された柚子の手を躊躇うことなくとって
代わりに彼女のカバンを差し出して
校門を出て、並んで歩きながら
急にもじもじし始めて、何度か口を開こうとして止めて
マンションが近づいてきた頃にようやく意を決して口を開いて）
…………で、どうするの？
（ﾁﾗｯと柚子の表情を伺いながらたずねて）