Destiny ─ 始まりの冒険の書 ─ / 非募

は？ ( まさかの彼女の問いに思わず目を丸くし見つめ。目の前の彼女に似合いそうなものを見つけているのに、他の誰にあけるというのか。しっかり者なのに変なところで鈍い彼女に呆気にとられていたが、彼女の為に真剣に悩んでいた自分が空回りしているようで何だか妙に気恥ずかしくなり、視線逸らし小さく溜め息をつくと照れ臭そうな表情で再度視線合わせ ) …お前な、この状況でお前以外の誰がいるっていうんだよ。マユに似合いそうだって言っただろ。──ほら、ちょっと向こう向いてみな。つけてやるよ。( 正面からつけるのは照れ臭いのか、やや強引にくるりと背を向けさせればそのネックレスを彼女の首元へと装着させ )

──･･･へ？私ですか？気を悪くさせたらごめんなさい･･。はっ、はい！( 貴方の返答に思わず変な声が出てしまい自分を指差して。ため息をつかれると眉尻を下げ見つめ強制的に体の向きが変わり反射的にピンッと直立し委ね装着してもらえばゆっくりと向きを変え対面し瞳を見つめると嬉しいような照れるような感情が芽生え指先をモジモジしながら頬を紅くし )ありがとうございます。あ、あの･･どうですか？

ああ、思った通り良く似合うぜ。( 振り返った彼女の首元で輝く宝玉の欠片。羽根とハートというデザインはピュアで愛らしい彼女にぴったりで、思わず笑顔で頷き。近くにいた店主に声をかけそのネックレスを購入すれば少し照れ臭そうに頭を掻きながら告げ ) …贈り物って程高価なものじゃねぇけど、その宝玉は幸運を呼ぶらしいしな。お守りとして持っててくれ。

( 貴方から言われる褒め言葉は自分にとっては特別なようで頬を緩ませているとネックレスを購入する姿に驚き慌てて )──･･･えっ！？カミュさん！待って下さい！私は受け取れません！高価な物です！とても嬉しいですけど･･出会った時から迷惑ばかり掛けているのに･･貰ってばかりじゃ不公平です。私もカミュさんに何かしたいです！お返しさせて下さい！( 嬉しい気持ちは一杯なのに何だか申し訳無いと思い突如近付き手を握ると顔を近付け目力強めに真剣な表情で言い )

何だよ、受け取ってくれないのか？マユによく似合うと思ったんだけどな。( 受け取れないと告げる彼女に困ったような笑みを返し、わざとらしく残念そうな口調を向けて。握られた手に己の手を重ねると、笑みを浮かべたまま真剣な眼差しで見つめ返し ) …何度も言うが、オレは迷惑だなんて全然思ってないぜ。むしろお前との旅は楽しいしな。ついつい本来の目的を忘れちまうくらいにな。…さっきも言ったけど、そいつはお守り代わりだと思って持っていてくれないか？マユの気持ちは有り難く受けとるからさ。

･･で、でも！･･いつもお世話になってるのは私の方で。( 残念そうに言われると、どうして良いか分からなくなり視線を泳がせるも真剣な表情を目の当たりにし気持ちを受け入れようと決め笑みを浮かべ )──･･･分かりました。カミュさんの気持ちとても嬉しいです。本当ですね、私も元の世界なんて忘れてしまいそうなくらい毎日が楽しいです。このネックレスは私の１番の宝物です！あっ･･手握ってごめんなさい。そろそろ戻りますか？( 説得しようと夢中になって握ってしまった手をパッと離すと頬を紅くし扉を指差し )

…馬鹿、元の世界のこと忘れちゃ駄目だろ。( 元の世界と聞いてドクンと胸の奥が音をたてる。彼女との時間が楽しくて、時々忘れそうになる、彼女を元の世界に帰す使命がある事を。一瞬言葉に詰まった後困ったように笑うと、頭をポンと撫でて ) じゃあ帰るか。( 離された手をぎゅっと握り直せば、すっかり暗くなった夜道を肩を並べて歩き )

──･･･そうですね。本来の目的は"元の世界へ帰る"ですから･･忘れないようにします。( この旅の目的を忘れかけそうになったのは事実で改めて言われると頷き頭を撫でられれば貴方と居る時間を大切にしようと決めて )･･･カミュさん？私は迷子にならないので大丈夫ですよ。ちゃーんと隣に居ます。( 手を見つめるとカーニバルで人混みも多く自分の為にと繋いでくれているのだと思い微笑みながら言えば )

ん？ あ、ああ、そっか。だよな。( 無意識に彼女の手を握ってしまっていたのは、きっと迷子にならないようにとかそんな単純な事じゃなくて。照れ臭そうに笑ってそっと離すと、笑みを浮かべたまま進行方向に戻した視線をそっと伏せ。いつか来る彼女との別れ。複雑に揺れる感情を整理しておかなければ、と思いながら宿屋へと )

──･･･カミュさん？どうかしました？人混みで体調が悪くなりました？( 手が離れるといつものように笑ってくれる貴方。しかし元気の無い様子に心配になり宿屋へ着けば貴方の額に自分の掌をあて顔を近付け問い掛けて )

！ いや、何でもねぇよ。マユこそ体冷えただろ。此処の宿屋は小さなカフェも付いてるんだぜ。部屋に戻る前に何か温かいもんでも飲むか。( 不意に近付く距離にドキリとするも、心配させるような態度をとってしまった事を反省し、取り繕うに提案すると宿屋に備えられたカフェの方へと笑顔で誘い )

･･･それなら良いんですけど。わぁ！カフェですか！？行きたいです！相変わらず優しいですね。カミュさん本当はモテるでしょ？( 慌てた様子が少し気にかかるもあまり問い詰めないようにしようと頷いて。カフェとの単語を聞き瞳を光らせどんな雰囲気のカフェ何だろうと胸を膨らませれば隣を歩きながら少し意地悪な質問をし向かい )


( / 背後より失礼します｡日頃よりお相手して頂き有難う御座います｡今回ちょっとしたイベント?的な提案がありまして参りました!!この後の道中でモンスターに魔法を掛けられカミュさんかマユがミニ化になってしまい次の町(教会)までそのまま旅をする､と言うものなんですが如何でしょうか?設定にそぐわない場合やつまらない等あれば却下して頂いて大丈夫です!! )

…マユ、お前からかってるだろ。( 少し悪戯な雰囲気を感じれば、若干照れたような表情で隣の彼女の頭をわしゃわしゃと乱し。辿り着いたカフェはこじんまりとしていたが、落ち着いた雰囲気の場所で ) 雰囲気悪くないよな。此処でいいか？( 辺りを見回しながら中に入れば他にも何組か客がおり。適当な席へと彼女を案内し )


(/此方こそいつもお世話になっております！提案有難うございます！面白そうなので、そういった小イベント等はどんどん組み込んでいきましょう！ちなみにミニ化というのは体のみが小さくなる感じか子供になる感じかどちらでしょう？)

──･･･あわっ！私は本当に思った事を言っただけなんですけど。･･はい！( 急に撫でられ驚くも照れてる様子が微笑ましくもあり髪を手櫛で直してはカフェへと着き席に座り辺りを見渡し )大人の雰囲気なカフェですね。えっ･･と、すみませーん！注文をお願いしまーす！私はホットミルクにします。カミュさんは何飲みますか？( 何も考えずに元の世界に居る時と同様に手を挙げ大声で店員を呼ぶとバッと貴方と瞳を合わせ聞いて )


( / 提案を受け入れてくださり有難う御座います!!私の考えているのは掌サイズくらいのミニマムでして…体のみ小さくなる感じですね!! )

オレは…そうだな──、( メニューに視線を向けると、オススメは珈琲のようで。彼女に続いて注文すると、改めて彼女を見つめ ) 慣れたもんだな。お前の世界にもやっぱりこういう店があるのか？


(/実際この世界にカフェやら珈琲やらあるのかも怪しいですが、何でもアリな感じで楽しみましょう(笑)
掌サイズ…！か、可愛いですね！抱き締めたりできなくてカミュが拗ねそうです(笑)といっても、今回の同室はどんな感じにしようか実は悩み中です。気持ちはまだ敢えて秘めておき、カミュに同じベッドで悶々とさせるのも楽しいかな～なんて(笑)ゆくゆくは元の世界に戻れる方法が見つかり、行かせたくない…みたいな切ないやりとりもしてみたいですが、それまでにも色々楽しみましょうね！)

･･･カミュさんは珈琲ですね！はい、あります。友達とよくケーキを食べに行ってました。( 店員が来れば注文し暫くすると珈琲とホットミルクが来て。貴方のコップと自分のコップを交互に見ては何だか自分は子供っぽいと感じ息を吹き掛け少し冷ましては一口飲んだ後呟き )･･･はぁ、温かくて美味しいです。カミュさん珈琲を飲めるなんて大人ですね。


( / ですね!!酒場があるならカフェもありそうです(笑)拗ねてるカミュさん可愛すぎです!!願望と言いますか､大きくなる瞬間に抱き止めてもらえたらと!!では悶々とさせる為に近くで寝させて頂きたい思います!!(笑)此方も自分がカミュさんへの好意に気付く材料として情報収集でパフ屋に入った所を勘違いしたり女性に囲まれたりと女性絡みを少し多くして頂きたいのですが｡大丈夫でしょうか?それは帰りたくなくなっちゃいます!!(笑)実際は帰らないと決めてるんですが(←)はい!!今も楽しいです!!有難う御座います｡ )

よう、マユ。最近返事が遅れ気味で悪いな。どうも背後が忙しそうでさ。( 溜め息 )
もう少しで落ち着くらしいから、待っててもらえるか？いつも悪いな。

お疲れ様です、カミュさん！リアルが大切ですので大丈夫です。お返事の方は待っていますので！…もし、もしですよ？疲れた時は私がハグしますから！その時は言って下さいね。( えへへ )

やっぱりマユは優しいな。お相手さんがマユで良かったよ。…まあ、本音言うと、ここんとこハードで疲れてる。でもお前の顔見ると何だか安心するんだよな。(ふっと柔らかく笑み)
ハグか…いや、そりゃして欲しいけど、離したくなくなっちまうだろ。( ぼそ )

ふーん…カフェもあるし、学校に行くのが当たり前、そして魔物もいない世界──…か。似ているようで、やっぱりオレ達の世界とは違うんだな。( 美味しそうにホットミルクを飲む彼女を微笑ましそうに見つめながら珈琲を口にし。本来なら言葉さえ通じない筈が、普通に馴染んでしまっている為、彼女が別の世界の人間だとつい忘れてしまいそうになる。少しだけしんみりした様子でぽつりと口にするも大事な事を思い出して。様子を窺うように彼女の気持ちを確認し ) …なあ、本当にいいのか？オレと同室で。


(/すみません、お待たせしました！取り敢えず落ち着きましたのでお返ししますね！
元の姿に戻る瞬間、ばっちり受け止めます！(ぐっ)では今夜は悶々しながら何かと我慢しますので、告白等はまた別の機会にとっておきますね(笑)マユちゃんに嫉妬してもらえるなら、ぱふ屋でも何でも入ります(←)ちょっぴり喧嘩したりもして、また仲直りしましょう(笑))