Destiny ─ 始まりの冒険の書 ─ / 非募

･･･おはようございます。いえ！私の方こそ重くて寝苦しかったのでは無いかと。あ、あと･･･起きたら私も抱き付いていたので･･･カミュさんにご迷惑をお掛けしてすみません。( 目を覚ました貴方を確認すると慌てて距離を保ちベッドの上に正座しキャンプの時とは何処か違う雰囲気と空気に意識してしまい顔を俯かせ頬を染めながら首を振り。昨夜の出来事を覚えていない為、貴方に迷惑を掛けてしまったと思い謝り )

いや、迷惑ってことはねぇよ。…なかなか眠れなかったけどさ。( 彼女からの謝罪にはっきり否定するも、未だ僅かに赤いままだろう顔をまともに向けられず。チラリと視線をやりながら気恥ずかしそうに頭を掻き )

･･･ごめんなさい、やはり私は別の場所で寝た方が良かったですね。急ぐ必要も無いのでカミュさんは休んでいて下さい、魔物も居ますし途中で倒れたら大変です。私はこの町で情報収集してきます。──わぁ！( 眠るどころか負担になってしまった事に後悔し頭を下げ再び謝り。顔を上げようとするも色んな記憶が巡り紅潮させ上げられず、俯いたまま話し急いで支度をしようと思い立ち上がると正座をしていた為か足が痺れてバランスを崩し倒れそうになり )

そうじゃなくて──…あぶねぇ！( 誤解で傷つけてしまったかと慌てて顔を上げ否定しようとした矢先、不意にバランスを崩した彼女を咄嗟に受け止めて ) っ…大丈夫か？( 突然倒れかけた彼女、目眩でもしたのだろうかと抱き抱えたまま心配そうに覗き込み )

( 倒れかけ服にしがみつき咄嗟に顔を上げ先程からずっと引かない熱を帯びた表情で瞳を見つめれば少し震えた声色で )･･･は、はい！大丈夫です。足が痺れてしまいました。あの･･･準備します･･･。

ゆっくりでいいぜ。まだ痺れてるだろ。( 目眩等ではなく安堵し、支えたまま急がなくていいと優しく声をかけ。何処と無く熱を帯びたように見える眼差しに鼓動が高鳴り、気恥ずかしそうにふい視線を逸らせば、先程の誤解を解きたくてぽつり口にし ) …さっきのは、違うからな。お前が邪魔だったとか、そういうんじゃなくて…その、あまりくっつかれると変に意識しちまって、落ち着かなかっただけだ。

はい、ありがとうございます。私は分かっています、優しいカミュさんがそんな事を言う人じゃないことくらい。わ、私も･･･カミュさんの傍で眠ると怖くなくて安心して眠れるんです。それで･･･抱き寄せられた時にもう少しだけって我儘な自分もいて。１人は嫌です･･･カミュさんが一緒じゃなきゃ嫌なんです。( 触れられると熱くなってしまうのは何故だろう、こんな顔を見られたく無いと色んな感情が交差しながら顔を伏せ話し。１人で行動すると言った自分に後悔し服を掴んだまま額を胸元に付け、か細い声色で告げて )

マユが安心して眠れたなら良かった。それなのに…格好悪いな、一人でそわそわしちまって。( 純粋に自分を信頼してくれているだろう彼女。なのに少なからず下心がちらついていた自分を恥じて。一人は嫌だと告げる彼女がいとおしく、優しく笑むと抱く腕に力を込めて ) ああ、わかってるよマユ。オレはお前を一人にしたりしないから安心してくれ。

( 貴方の腕の中は優しさに溢れて温かくいつまでもこうしていて欲しいと思いながらもゆっくりと顔を上げ先程の"そわそわ"の意味を確かめるべく髪を片耳に掛け恥じらいを見せながら率直な質問をし )カミュさんは･･･その、私の事を女性として見てくれているのですか？特に意味は無いんですけど･･･こんな私でも大人に見えるかなって思いまして。

な…なんだよ、急に。( 腕の中の彼女の唇から零れた言葉に思わず小さく肩を揺らし。腕を緩めそちらを見やれば間近でぶつかる視線にドキリと心臓が跳ね。真っ直ぐなその瞳の前に嘘などつけるはずもなく、頬を染めながら視線を逸らして ) っ、そんなの…聞くまでもないだろ。女だと思ってなかったら、あんなに意識しねぇよ。…今だって照れ臭いったらねぇのに。

･･･この世界の方々は大人っぽい人が多いと思いまして。( こんな事を口走ってしまったのは熱が冷めない余韻か気付かれないよう言い訳のように答えるも照れながら話す貴方を見ると急に自分の言った事が恥ずかしくなり紅潮させ体を離せば )変な事を聞いてごめんなさい･･･でも嬉しいです。自分に自信が持てました。そろそろ準備して行きますか？

そ…そうだな、情報収集してから行くか。昨日はカーニバルで町中浮かれてて、まともに話が聞けなかったからな。( 彼女が腕の中から抜けてしまえば、つい名残惜しいと思ってしまい。そんな自分に戒めるよう話を逸らすも、これだけは言っておきたいと彼女の腕を掴み ) ──別に大人っぽくなくたって、マユにはマユの魅力があるぜ。だからお前はそのままでいい。( じっと見つめながら本音を伝え力強く頷くと、気恥ずかしさからか手を離し ) よしっ、準備して行くか。ちょっと出てるから着替えが済んだら行こうぜ。( 気を取り直すと、彼女が着替え等済ませる間、外にいると声をかけ )

( 腕を掴まれ少し不思議に首を傾げ黙って貴方の言葉を聞くと頬を赤く染め照れるように笑顔を向け )･･･はい！とても嬉しいです。私は私ですね！更に自信が持てました。分かりました、直ぐに準備をしますので！( 部屋を出る背中に声を掛け、拳を作り意気込み準備に取り掛かること数分後。お馴染みの制服姿に大切なネックレスを首に掛け髪を一つに結い杖を装備し貴方の元へと現れ )──･･･カミュさん！お待たせしました！あの･･･情報収集した後でお願いがあるのですが。

マユ、待たせててごめんな。毎日暑いけど元気か？
ちょっと立て込んでて来れなかったんだけど、ひとまず落ち着いたから後で返すな。もう少しだけ待っててくれ。( 申し訳なさそうな表情で )

私の方は元気にやっております！台風も来てましたのでカミュさんのレスを見て安心しました。余談ですがswi/tchのソフトとキャラブックが発売しますね！返信はいつでも大丈夫ですよー！( いつも通りの笑顔を向け )このレスの返信は不要です！

お疲れさん、マユ。元気そうで何よりだぜ。っつーかお前、知ってたのか。( 瞳ぱちぱち ) へへ、何か知っててくれただけで嬉しいっつーか照れ臭いな。( 頭掻き照れ笑い ) 今度のソフトはフルボイスだからな。マユが喜ぶような甘い言葉でも囁けたらいいんだが、オレの柄じゃないよな。( ははっ )
よし、待たせちまったけど返信するぜ。こっちは蹴ってくれていいからな。待っててくれてありがとな、マユ。( ぎゅ )

おう、準備できたか──……って、いつもと雰囲気違うな。…似合ってるぜ、その髪型もネックレスも。( やがて準備を済ませたらしい彼女の声を振り返り。髪型のせいだろうか、今までとは少し違った雰囲気の彼女に思わずドキリとし。更にはしっかり身に付けてくれているネックレスに嬉しくなり、ほんのり頬染め視線を逸らしながら褒めて。お願いとの言葉に反応すればそちらに視線を戻し笑みかけて ) ん？いいぜ、何でも言ってくれ。

･･･そ、そうですか？嬉しいです。カミュさんから頂いたネックレスは私の宝物なんですよ。( 褒められると胸がドキッとなり頬を赤らめネックレスを見せれば照れ笑いをし )あっ、お願いと言うのは･･･図々しいお話なのですが、服が所々破けてしまったので防具屋へ行って服を見たいなと思ってるのですが･･･。( 申し訳無さそうに眉を下げれば視線を合わせ )

っ…そ、そうか。運がアップする宝玉で出来たアクセサリーだしな。お守り代わりにでもして貰えたら嬉しいぜ。( はにかみながらネックレスを見せてくるその様子から、彼女が本当に大切にしてくれている事が伝わり。嬉しいような擽ったいような気持ちで一杯になり、照れ隠しなのか少し早口で ) 言われてみればそうだな…。それって制服なんだよな？破損して怒られちまったりしないか？( 改めて彼女の服装を見れば所々破けてしまっており。学校の制服だとの情報を思い出せば心配そうに訊ねて )

はい、聞いた時は運気が上がるなんて夢みたいと思いました。１日がとても楽しい日になります。私の一生の宝物なので肌身離さず持ってます。( 大きく頷き大事にネックレスをしまい。胸元に手をあて笑顔を見せて )怒られないので大丈夫です！破けたのは私のせいですしあと１年くらいしか着ないので。やっぱり修復出来そうなので裁縫道具を買って自分で直します！( 裾や袖の破けている部分を見ながら言えば眉下げ )