箱の中の猫は暇をもて余す（　無登録　）

っ！椿さんじゃないかい（　ぱぁあ/目を輝かせて顔を上げ　）こんなにすぐに会えるなんて嬉しいよ。どうぞ、上がって行っておくれ（　目を細め雪崩かかるように身を寄せたあと手を引き　）

嗚呼、おはよう柳。(　くすり　) おやおや、随分と嬉しいことを言ってくれるねェ。お邪魔させてもらうよ。(　嬉しげに目細め ／ 手軽く握り後ろついて行き　)

おはよう、椿さん。…何だかこういうの照れくさいよ（　頬に手を当てはにかみ　）椿さんと話すのは俺の至福の時間だからね。ん、何か持ってきたのかい？（　促すように座り相手の手元見れば首かしげ　）

ふふっ、俺もこういうやり取りは新鮮なもので気恥しいものだねェ。(　恥ずかしくも嬉しげに口元緩め　) そう思ってもらえるとは俺は幸せ者だ、俺も柳と話をするこの時間は至福のひとときだけれど。… 昨日庭の花を生けてくれと言ってくれたものだから道具を持ってきたのだよ。(　腰下ろし乍袋を床に置き軽く中身見せて　)

おやまぁ、椿さんが言うとなんだか可愛らしいよ（　コロコロと笑いながら頬を撫で　）……やだねェ、俺を喜ばせるのが本当に上手いんだから。この人は（　微かに頬を染めて視線そらし　）早速用意してくれたのかい？（　ぱちくり　）…こんなワガママを聞いてくれる何て優しいんだろうね。嬉しい（　うっとりと目を細めて軽く頬に口付け　）

可愛らしい … ？ そう言われるのはあまり慣れないのだけれど、柳に言われると嬉しいものだね。(　照れ隠しに口元袖で隠し遠慮気味に頬擦り寄せ　) ただ俺は本心を言っているだけなのだけれど、ふふっ。柳のこういう表情見れるのはいいねェ。(　悪戯っ子の様に口角上げ覗き込み　) 嗚呼、俺も楽しみだったし。… 柳の初めての我儘だ、早く叶えてやりたくなってねェ。(　目細めするり手の甲で頬撫で笑み零し　)

そうなのかい？椿さんはカッコいいも似合うからねェ。かっこよくて可愛いよ（　ふふっ/再度頬に手を滑らせ　）…本当に意地悪なんだから。でもそういうとこも魅力的だと思ってしまうよ（　困ったように笑いながら視線あわせ　）あぁ、何て幸せ何だろうね。よしとくれ、そんなに甘やかされちゃ調子に乗りそうだよ（　嬉しさに緩む口元を隠し　）

そんなに言われると流石に照れくさいね、柳もかっこよくて可愛らしいけれど。(　僅かに耳赤く染め ／ やんわり手掴めば掌に唇触れさせ　) おやおや、柳が悪い男女に引っかかったりしないか心配になってきたよ。(　喉奥鳴らし髪梳かす様に指通し　) 俺がすきでしてる事なのだから調子に乗ってくれてもいいのだよ？ (　くすり　) さて、庭の花で好きな花達は居るかい？あまり使っても纏まりが無くなったりもするから… そうだね。2.3種類くらいがいいだろうか。(　ゆるり腕組み顎に手添え　)

ふふっ、照れてるところもますます可愛らしいねェ。そう言ってもらえて光栄だよ（　頬ゆるめて指先で唇を撫で　）椿さんが悪い男というならば引っ掛かってしまいそうだねェ（　目を細めながら揶揄うようにユルく首をかしげ　）本当に甘やかすのが上手いんだから。んー、あまり生け花には詳しくないのだけど…やはり紫陽花を主に。あとは桔梗やカスミ草も綺麗だろうねェ（　花を思い出しながら頬をゆるめ　）椿さんは紫陽花を使うなら何がいいと思う？（　小首かしげ　）

柳は随分と扱いが上手いものだねェ。男女問わず放っておかなさそうだ。(　瞼伏せふっと口元緩め　) ふふっ、悪い人かもしれないのだから気をつけて置かないとだよ柳。(　口元薄ら弧を描き少しばかり妖艶な雰囲気出し　) 甘えられるのは好きなものだから俺も嬉しくてねェ。(　表情和ませ　) そうだねェ、紫陽花はそれなりに存在感もあるからね、桔梗との相性もいいのだけれど … 初夏だしね。カスミ草と紫陽花を使おうか。後緑も少しばかり欲しいからソケイを持ってきておいて良かったよ。(　ふふっと楽しげに笑み零しぽんと手叩いて　)

まぁ、伊達に歳はくってないからねェ。でも買いかぶり過ぎだよ。皆珍しがって来てくれるだけさ（　肩をすくめて軽く首を振り　）それは困ったねェ。こんな狭い箱の中に二人っきりじゃ頭からぱくりと食われちまいそうだよ（　挑発するように顔を近づけ指先で首筋たどり　）想像するだけで気分が高揚するよ。どんな仕上がりになるんだろうねェ。あぁ、楽しみだ（　頬を染めながら、はふりと息をはき　）ぁ、すまない。本当は俺が取ってくるべきなのだけど…庭への入り口を開くからお願いしてもいいかい？（　申し訳なさそうに眉をさげ、ちらりと窺うように上目で見つめ　）

そうかねェ、皆が皆そうだとは思わないしそれは柳自身の魅力だろうに。謙虚だねェ。(　ゆるり首傾げ ／ 髪に沿って頭撫で　) ふふっ、柳が許可をくれればぱっくり本当にいってしまうかもしれないねェ。あまり煽ってくるようなら許可を待たずに食べてしまうかも。(　僅かに肩震わせるも目細めこつんと額同士触れさせ　) それが一番の楽しみだねェ、想像していたものが出来ると何より嬉しい。(　くすくす笑い零し　) 嗚呼、勿論。柳にも近くで見せてやりたいからねェ、元気な花達をつんで来なくては。(　頬緩めするり頬撫でてやり　)

ふふっ、褒め上手だねェ。椿さんから見て俺は魅力的なのかい？（　撫でる手にすりよりながら視線絡め　）おや、恐い。食べらるわけにいかないが煽らないのも面白くない。だから椿さんには頑張って我慢してもらおうかねェ（　くすくす/首に腕を回して密着し　）あぁ、本当に優しくて素敵なお方だ（　ぽっと頬を染め　）甘えてばかりで許しておくれ（　ゆるりと手を動かし扉を開き　）

それ程柳の魅力があるのだよ？ 容姿もとても魅力的だけれど俺が思っていたより照れ屋だったり優しい手つきや性格もねェ。(　肯定する様にこくり頷き頬に接吻落とし　) … 柳は意地悪だねェ。我慢なんて結構キツい事を言ってのける。(　背に腕回し困ったように言葉零し ／ 首筋に頬擦り寄せ　) 俺には勿体ない言葉だ、素敵なのか柳の方だろうに、(　ふふ　) 許すも何ももっと甘えてくれて構わないよ俺は。… 立派なものだねェ。(　庭へと足踏み入れては僅かに目輝かせ　)

う、ぁっ…聞いた俺の方が照れてしまうねェ。そこまで評価してくれてるなんて驚いた。…惚れてしまいそうだよ（　気恥ずかしさに視線さ迷わせたあとに額に口付けし返して頬ゆるめ　）ふふっ、我慢して悶えて姿を見るのが楽しいんじゃないかい。でも、そうだねェ…ここなら許してもいいよ？（　にまりと口角あげて自分の唇を撫でて見せ　）互いに褒めてたらキリがないねェ。俺から見たら椿さんは素敵。これじゃダメかい？（　ふふっ/小首かしげ　）十分甘やかされてると思うのだけど…今度は椿さんも甘えておくれ？ふふっ、そうだろ。唯一、四季を感じられる場所だからねェ。椿さんにも気に入って貰えて良かった（　頬ゆるめて窓枠から外を眺め　）

ふふっ、俺が会ったきたこの中で一番だろうねェ。… こんな素敵な子に惚れられたら俺は幸せすぎて耐えられないかもしれないな。(　嬉しげに目元緩めて視線向け　) これはこれは悪い子だなァ柳は。… へぇ、本当にいいのかい？一度許可してしまえば止まらないかもしれないよ。(　するり指で輪郭なぞり下唇啄み　) ふふっ、そこまで言われては折れるしかないねェ。(　くすくす笑い零し袖で口元隠し　) 嗚呼、その時はよろしく頼むよ。… とてもこの場所が気に入ってしまったよ。皆綺麗に咲いているし、状態もいいねェ。(　すんと香り匂い乍丁寧に花を摘み取っていき　)

いろんな子に言っていそうだねェ。椿さんはきっとモテるだろう？妬けてしまいそうだ（　くすっ/頬に手を添え首かしげ　）椿さんが悪い男なら悪い子で丁度いいじゃないか。んっ…（　挑発に成功したこと笑みを浮かべ、うっとりと目を閉じ　）世話もできないのだけど何故かいつも綺麗に咲いてくれるんだよ。外に出れない俺のために旦那が用意してくれた庭さ（　褒められたことに嬉しげに頷き、ふと懐かしむように呟き　）

そんなに俺は軽くないのだけれどねェ。甘えに来る子はいるけれど残念ながら好意を持たれることはあまりないよ。だから柳にそう言って貰えるととても嬉しいのだよ。(　僅かに眉下げ乍頬緩め手に手重ね　) ふふ、お互い様だものね。確かに丁度いい、… 。(　角度変え乍軽い接吻交わし　) そうだったのかい。では、この景色は旦那さんとの思い出でもあるのだねェ。(　目細め暫く眺め ／ 摘んだ花持ち乍中へと戻り　)

あぁ、せっかく椿さんが花を摘んできてくれたのに闇落ちするなんて何たる失態（　顔覆い項垂れ　）また来てくれてるだろか…（　眉をさげて窓枠から雨に濡れる紫陽花眺め　）

さて、少し早いが今宵の迷い人を待とうかねェ（　脇息にゆったりともたれ掛かり　）

んぅっ、…どうやら寝てたらしい。まだ客人は来てないみたいだし丁度良かったよ（　身動ぎながら目覚めれば軽く伸びをして欠伸をこぼし　）