箱の中の猫は暇をもて余す（　無登録　）

おや、椿さんじゃないかい。今日も会えるなんてとても嬉しいよ。遅い時間だったんだから気にしちゃいないよ。あぁ、時間が許す限り椿さんを俺におくれ（　うっとりと目を細めて頷き　）差し入れ？（　上体を起こしながらきょとんと首かしげ）

休日だしねェ、ゆっくりしていたら起きるのも遅くなってしまったけれど。(　くすくす　) 対価として柳の時間も貰うけれどね？ … 大したものでは無いけれど日本酒を頂いてねェ。お猪口も持ってきたものだから一緒にどうだい？ (　近くに腰下ろし袋から日本酒出してみせ　)

ふふっ、よく寝れたのなら良かったよ。寝不足はよくないからね（　頬に手を添え見つめ　）俺なんかで良ければ時間でも、身体でも椿さんの思うままに（　くすり/頬をゆるめてゆるく首かしげ　）おぉ、それは上等なものを貰ったねェ。いいのかい？俺も貰って？（　目を丸くして日本酒と相手を見比べ　）

それは柳もだろう？ しっかりと眠れたかい？ (　手重ね視線合わせては尋ね　) おやおや、… あまり自分を安売りしてはいけないよ。特に身体なんかはねェ、俺が悪い人だったならとって食われていたかもしれないのだから。(　するり髪撫で ／ がおーなんておちゃらけで見せ　) 嗚呼、せっかく頂いたのだし一人で飲むのも寂しいからねェ、柳と飲みたかったのだよ。(　頬緩ませ栓を抜き乍返答し　)

あぁ、寝たよ。午前中はずっとゴロゴロしてたからねェ。生憎の雨で日光浴は出来なかったけど（　安心させるように微笑み　）誰にでも言ってるわけじゃないよ？気に入った人にだけ。おやおや、可愛い獣だ（　くすくす/手を伸ばし此方も頭をなで　）ふふっ、そういうことならば。椿さんはお酒強いのかい？

そうかい、それなら安心したよ。この時期の日光浴は格別だしねェ、残念だったね。(　表情綻ばせ口元袖で隠し　) それは、俺はそれなりに気に入ってもらえてるという事なか？嬉しいことだけれど、そのうち食われたりしないか心配だねェ。… 中身は猛獣だったりしてねェ。(　目細め気持ち良さげに撫で受け ／ 楽しげに笑い零し　) 特別強いわけじゃないけれど、付き合いで呑めるくらいには大丈夫だよ。(　相手にお猪口差し出し　)

また天気のいい日にするとするよ。その時は椿さんも一緒にどうだい？（　冗談っぽく笑いながら首をかしげ　）おや、口付けまでしたのに自信がないのかい？うむっ、その時はその時で。ふ、はっ、それは怖い。ならば手懐けられるように頑張らなければ（　口元隠して肩を震わせながら込み上げる笑いに耐え　）そうなのかい？それは酔わせてみたい気もするねェ。あぁ、ありがとう（　にんまりと口角あげながら受け取り　）

そうした方が良さそうだねェ。おや、柳がいいのであればご一緒させてもらおうかねェ。(　くすくすと小さく笑み零し　) 柳の場合、口付けなんかは挨拶のような物になっていそうでねェ、なんてそう簡単に自信も持てないだろう？… 既に手懐けられている気もするけれど、何時牙を見せてやろうかね。(　揶揄い乍肩竦ませ ／ 笑う相手の頭軽く叩き口角上げてはぽそり　) 酔わせても何ら面白いことは無いよ。柳はどうなんだい？(　お猪口に酒注いでやり乍首傾げ　)

もちろん。椿さんと日向ぼっこ、寝てしまわないように気を付けねば（　想像して頬を押さえながらうっとりと呟き　）ははっ、否定はできないけれど口にしたのは椿さんともう一人くらいだよ？（　ゆるく首をかしげながら唇を撫で　）おやおや…んっ、咬まれないように口輪代わり（　軽く口付け満足気に笑みを浮かべ　）そうだねェ、気分次第かねェ。酔いたいと思えば酔える。…美味しい（　お酒に口を付け広がる味みに頬をゆるめて　）

ふふっ、俺としては柳を寝かしつけたいところだけれどねェ。寝顔を見れる好機なのだから。(　口元にゆるり弧を描き隠すように袖口元に当て　) … そうかい？ならば少しばかり自信を持とうかねェ。(　目細め軽く指に歯立てて　) ン、… 随分と手懐けられているらしい。(　嬉しいが困ったように肩竦ませ　) ほォ、酔った所も見てみたいけれど。… 口に合う様で何よりだよ。(　安心したように目元緩め ／ もう1つにも注げば一口喉通し　)

俺の寝顔なんて見ても楽しくないだろ？（　困ったように笑みを浮かべ　）ふふっ、そうしておくれ。それを言うなら椿さんこそいいのかい？俺なんかにこんなに唇を許して（　楽しげに歯を立てる姿を目を細めて眺め　）そのまま俺に絆されてみるかい？（　くすっ　）俺が酔ったら襲っちまうよ？久しぶりにいいお酒を飲んだ（　ほっと息をつきながら酒で濡れた唇を舐め　）

俺にとっては楽しいことだけれどねェ。人の寝顔を眺めていると何故かはわからないが安心するんだよ。(　目元緩め頬に手添えては軽く撫で　) 嗚呼、いいとも。柳にされるのは嫌ではないからねェ、逆に心地よいものだよ。(　指先に軽く口付け満足げに笑み零し　) それも悪くは無いけれど、やられっぱなしなのも性にあわないのだよねェ。(　ゆるり口角上げ顔近づけては口端に唇触れさせ　) おや、柳の場合猫のように可愛らしい気がするけれどいいかもねェ？ ふふっ、それはよかったよ。(　冗談か本気か目細め ／ 相手の容姿眺め　)

そんなことを言われても…寝顔を見られると少し恥ずかしいじゃないかい（　微かに頬を染めて視線を反らし　）ふふっ、椿さんは物好きだねェ。俺の口付けなんて猫に舐められるようなものなのかもしれないけど（　口付けられた指先に自らも口付けて微笑み　）んっ…もちろん、椿さんからのも大歓迎だよ（　一瞬驚くもうっとりと目を細め　）さぁ、どうだろうねェ。甘くトロけさせる自信はあるのだけれど（　雪崩れかかるように身を寄せて耳元で囁き　）

それは否定しないけれど、寝顔を見れる特別感もあるからねェ。(　可愛らしい反応に頬つつき　) それを言えば柳も物好きだろうに。ふふっ、結構特別だと思ってるのだよ？ (　少々照れくさく相手の様子眺め ／ 髪撫で　) 了承も得られた事だし遠慮なく出来るって事だねェ。(　ちろり口端舐め口角上げ　) ！ … っ、これは侮っていたかもしれないねェ。(　ぴくり僅かに肩揺らし肩竦ませ ／ そのまま背に腕回し背中ぽんぽん　)

それは…、なら椿さんの寝顔も見せてくれるかい？（　自分にも思うところがあるため否定できず、うかがうように見つめ　）そうかい？自分で思っているより魅力的だよ。っ、やっぱり椿さんはたらしだ…（　恥ずかしいさに直視出来ずうつむき　）ふふっ、椿さんの方が猫みたいだねェ（　目を細めて唇を舐め返し　）本当に可愛いお人だ。すまない、そろそろ戻らなくては…美味しいお酒をありがとうね。また構っておくれ（　耳に軽く口付け腕の中から、するりと抜け出して微笑み　）

んぅー…、よく寝た。さて今日はどんな迷い人がやってくるのかねェ（　頬杖をつきながら頬をゆるめ　）

んー、暇だねェ。基本的に夜行性だから目が冴えてしかたないよ（はふりと溜め息をついて視線を落とし）

あぁ、暇だ。今日はどんな迷い人が来るか楽しみだよ（　にんまりと口角をあげて　）

さぁて、少し久しぶりになったが人持ちでもしてみるかねェ（　上体を伏せたまま伸びをし　）

また少しあけてしまった。俺も少しは猫らしくしてみようかねェ（　ふわりと獣の耳と尻尾はやし　）