箱の中の猫は暇をもて余す（　無登録　）

んー、今日は来客なしかねェ…。一人は慣れてるから平気だけども、退屈はどうも苦手だよ（　上体起こし布団からもそもそ出てき布団の上に座れば、つまらなそうに溜め息こぼし　）


もう少し起きてるとしようか（　ゆるく首傾け

おはようさん。気持ちよう寝てはりましたなぁ？(　　くす、　　)神主はんが不機嫌で神社によう居てられんくて、また来てしもた。また俺とお話してくれはる？(　　手ひらひら　　)

おやまぁ、こんなに早く再開できると思ってなかった。また会えて嬉しいよォ玉露さん（　相手の姿が目に入れば嬉しげに目を輝かせ、抱きつき　）

そうなのかい？神主さんはどうしたのかねェ？（　不思議そうに首かしげ

ほれほれ、落ち着きや？(　　ふふ、／髪撫で　　)言うたやろ？また遊びに寄させてもらうって。(　　じっ／ふわりと微笑み　　)

ここんとこ毎日ああやわ。…前は俺んことも見えてはったみたいやけど、(　　寂しげに耳倒し　　)でも、主がああやと反面教師にできるさかいな。(　　扇子少し広げて口元隠し、くすっ　　)

そうだけども、すぐに会えると思わなくて。こんな嬉しい誤算は大歓迎だよ（　ふふっ/首にすりつき　）

見えてるのに不機嫌なのは近くにいて辛いね。仲良くできるのが一番だと思うけど…（　眉さげ、下がった耳なで　）

俺もまた会えて嬉しいわぁ。やっぱ仁悠暖かいし、ええ匂いするし、(　　髪に口付け　　)…せや、お抹茶貰てきてん。お茶屋さん、行きたい言うとったやろ？(　　思い出したように　　)水出しやから猫舌でも飲めると思うで。…こんなんしてよかったんやろか、(　　外からものを持ち込むのは、と躊躇いつつ袖内から水筒取り出し　　)

最近はお声掛けてもなーんも返ってこんくなったわ、(　　苦笑し／撫で受け　　)…まぁ言いたい放題できる言う利点もありますえ？(　　いたずらっぽく微笑み　　)

これ以上喜ばしてどうするつもりだい、全く。んー…匂いは自分じゃ分からないもんだね？（　ぽっと頬染めて/自分の匂いをかぎつつ首かしげ）
っ！例のお茶屋さんの抹茶かい？（　ぱぁあ/興味津々と水筒に目をやり　）此処から出れない俺のための仕様だから問題ないと思うよ。旦那もよく持ち込んでくれてたからねェ（　ふふっ/ゆるく首傾け笑い　）

そんな風に思えてるのに良いのだけども…。近くにいるのに無視されるのは辛いよ。ホントに平気かい？（　手を伸ばし背伸びしつつ相手の頭を抱き込み/心配げに尋ね　）

なんや甘い香りするんよ。懐かしい、って言うか…落ち着く匂い、(　　首元顔埋め、くんくん　　)
ほんなら、ちょっとしたお茶会でもしよか。お供えもんも貰てきたさかい。(　　ふふ、／次々に羊羹やら最中やら出し　　)

…ほんまは、ちょっとだけ怖いなぁ。主はんみたいに、いつかだーれも俺んこと見えんようになって、…仁悠にも忘れられてまう日ぃが来るんかと思うと、(　　ぼそぼそ／髪に指通し、さらっ　　)

自分じゃ分からないけども。玉露さんに気に入ってもらえるのは嬉しいねェ（　ふふっ/頭なでなで　）
わぁ、魔法の袖みたいだね。なんだか貰ってばっかで申し訳ないよ。何かお返しできたらいいんだけど…（　眉さげ/考えるように頬に手を当て息はき　）

忘れられる辛さは俺にも分かるよ。特に人間なんて俺らみたいなの認識できる方が希だし…何よりすぐ死んじまうからね（　悲しげに視線さげ　）俺は玉露さんのことを忘れやしないよ？寂しい時に会いに来てくれて名前付けてくれて。本当に素敵な神様だよ（　へにゃり/両手で頬を包み込み　）

心地いい声も、ふわふわな髪も…その綺麗な顔も好きやけど、な？(　　ふふっ　　)
お返しなんて要らんえ？仁悠がここにおってくれれば俺は嬉しい、(　　にへ、／ぎゅぎゅっ　　)

そうやなぁ…あん人達の人生は短いからなぁ、(　　うんうん　　)あかんな、この年になると涙脆くて適わんわぁ…(　　薄ら目尻に涙溜め　　)

あ、ぅ…ホントに質が悪ぃよォ。俺は玉露さんに名前を呼んでもらえるだけで嬉しいんだよ？そんなに言われちゃどうにかなっちまうよ（　恥ずかしさと嬉しさに耐えるように眉よせ、相手の胸元に顔を埋め
俺はなんもしてやれてないよ？全く変な人だねェ（　くすくす/背中ぽんぽんと撫で　）

泣いたっていいじゃないかい、もっと俺に甘えておくれ（　目を細めて涙を舐めとり　）　

玉露さん、昨夜も俺と遊んでくれて感謝するよ（　にこり/手ひらひら



ふわぁ…、いくら猫は一日の大半を寝て過ごすからといって寝過ぎはよくないねェ。ぼーとするよ（　ふわふわと夢心地で覚醒しきらぬ状態を自覚して苦笑し

つい昼御飯を食べ損ねちまった。俺と遊んでくれる客人を待っている間に何か食べるとするか（　机に頬杖をつき、人差し指を一本立てては宙で回し思考を巡らせ

三千歳（みちとせ）
しっとり艶色黒髪｜タレ目｜目尻に朱｜真っ赤っ赤な口唇｜肌蹴た着物に前帯｜郭言葉｜甘やかしたがりの甘えたがり｜やや色狂いの気あり｜

今晩は、可愛い子猫ちゃぁん。わちきは三千歳申しいす。最近めっきり肌寒くって人肌ならぬ猫肌貸してもらいにきんしたのよぉ、お相手お願い出来るかい？（ 首こて / ニィ ）

おや、客人かい？夜更かしして待ってるもんだねェ。俺と遊んでくれるなら猫肌でも人肌でも貸すよ（　ふふっ/目を細めて頬なで　）

ところで猫肌ってぇと、もふっとした方がいいのかね？（　ゆるく首かしげ/猫耳と尻尾生やしてみて　）

三千歳さん、また暇があったら遊びにきておくれ（　くすり/目を細めて　）



いつの間にかもう冬だねェ、ついこの間まで暑く感じてたのにめっきり肌寒よ。あー…、布団から出たくない…（　布団の中でまるまり　）

出てきとくれやす、可愛らしい顔が見えへんえ？(　　布団くいくい　　)…懲りもせんとまた来てしもたわぁ。(　　くす、　　)

仕方ないねェ…こうすれば問題ないだろォ？（　ぐいっと手だけ出して布団の中に引きずりこみ　）

玉露さんならいつでも大歓迎だよ（　ふふっ、頬撫でてそのまま口づけ　）

ん…相変わらずやなぁ、(　　ふは、／髪撫で　　)
心臓幾つあっても持たへんわ。…そういうとこ好きやけど、な？(　　ぎゅうっ／首元に顔埋め　　)

おや、そんな心臓に悪いことしたかね？（　不思議そうに首かしげ　）

今日の玉露さんは甘えん坊だねェ。ふふっ、可愛い（　目を細めて微笑みつつ背中なで　）

こんな可愛らしい子にそんなんされたら誰でも心臓に悪い言わはりますわ。(　　にへ／頬するり、撫で上げ　　)

今日も一日寒い中居ったさかい、あっためてほしいだけ…(　　顔上げ頬に唇押し付け　　)