サクラクエスト

復活…

後は人が来るの待つだけ

（観光協会の事務所にて）
暑くなってきたねぇ
そろそろ夏祭りと盆踊りの出店業者を絞りこまないとダメだねぇ
（麦茶を飲みながら行事表が書かれたブラックボードを眺めて）

決まりそう……？

(暑さにやられながらうちわあおぎながら聞いてみる)

凛々子ちゃん、お疲れさま

んー
正確に言うとまだ空き枠があるから募集しないといけないんだけどね
（苦笑浮かべながら）
凛々子ちゃんもお茶、いる？

お疲れさま…｡

そっか…｡
募集かけても…来るかどうかわからない…

(特にこの街に募集かけて売り上げとかそういった色々なことが心配)

いる…｡

(お茶いるの問いかけに いる と小さく頷く)

そうなんだよねぇ
商店会でお店出してくれそうなところは全部当たってるし
どうしても近隣の街のお祭りとバッティングしちゃうしねぇ
（冷蔵庫から麦茶のポットを出して氷を入れたグラスに注いで）
はい、凛々子ちゃん
（テーブルに市松柄のコースターを敷いてグラスを置いて）

ありがとう…｡

(グラスに注いでくれた麦茶を一口飲んで)

これ…持ってきた

(１２個入りまんじゅう箱をテーブルに置いて)

国王はそのことで…なんて…？

上げとく…｡

いちよ登録…またいつでも来てくれると嬉しい…｡


まだまだ募集してる…２クール始まったから

わぁ～
お店のおまんじゅう？
（ぱぁっと笑顔浮かべて）
凛々子ちゃん、いただきまーす
（はむ、っとひと口
口許を押さえながら）
おりべの和菓子はいつたべてもおいしいねぇ

そうそう
由乃ちゃんと早苗ちゃんと、ネットで他県の業者も探してみるって言ってたよ
いい業者さんが見つかるといいんだけどねぇ
（おまんじゅうをたいらげて麦茶ずずーっ）

うん。

(お店のおまんじゅう？聞かれると小さく頷いて)

私も…いつも食べてるけど
(手を伸ばしおまんじゅう取って一口いつものおまんじゅう思いつつ)

そっか…

今思ったけど…業者さん呼ぶとお金かかるから…私たちで作ったらダメ…？

わたしたちで？
（きょと、と目を丸くして）
それいいねぇ
なんか学園祭みたいで楽しそうだよね！
（凛々子ちゃんの言わんとしていることを理解するとわくわくした気分になって）

学園祭風になるけど…

(自分の提案に顔には出さないけど内心は嬉しそうにしていて)

でも一度…国王に許可をもらわないと…

んー
由乃ちゃんも忙しいだろうし
（少し考えて）
わたしたちで大まかな企画を作ってから提案してみようよ
ムダになっちゃうかもしれないけれど、考えるだけでも楽しいと思わない？
（にっこり、凛々子ちゃんの考えを尋ねて）

考えるだけなら…｡

(小さく頷き)

わたがしがいい…

(さっそく提案しながらもわたがしならみんな大好きで材料もすくない)

おぉ～
わたがしかぁ
（ファイルをぺらぺらと繰って）
うん、バッティングするお店も無いしいいね
（ホワイトボードに゛わたがし゛と書いて）

そぉだねぇ
特産の里芋を使った簡単な料理とかどうかな？
（゛さといも゛と書き足して）

いいと思う…

(小さく頷きホワイトボートをじっー と見て)

キュウリ一本漬けに変わる…ﾁｭﾊﾟｶﾌﾞﾗ饅頭を３つ串にさして売る。

（・・・しばし想像して）
おまんじゅう３つはちょっと重いかなぁ
（あははー、と笑って）
それに凛々子ちゃんがﾁｭﾊﾟｶﾌﾞﾗまんじゅう売ってることを知ったら、おばあちゃん気を悪くしちゃうよ？
（心配そうに眉をひそめて）

これは却下……｡

焼きそばしたら…匂いにつられて来るかも知れない…
(おばあちゃんのことを考えてやめることに次に考えたのは焼きそばと)

模擬店そうだけど…イベント内容も決まってるの…？

うーん
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き屋さんは合わせて５軒もあるから
ちょっとつらいかなぁ
せっかくアイデア出してくれてるのに
ゴメンね、凛々ちゃん
（申し訳なさそうに顔の前で手を合わせて）

夏祭りの方は毎年恒例ののど自慢大会がいちおうメインかな？
あとは間野山中学校ブラスバンド部の演奏会
青年部、子供会の太鼓演奏
間野山レディースクラブによるフラダンス披露会
ってところかな？
（ファイルを開いて項目を読み上げて）

定番過ぎたかも知れないから…いい

(無表情で小さく頷いては相手の隣に移動しては)

ファイルみせて…何か考える

(ファイルを１ぺージ１ぺージ確認しながら何か考える)