名無しさん 2017-02-11 21:42:25 |
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じゃあ風呂入ったら取りに行く
(大好きな物の解禁に心の中でガッツポーズを取り、一方的に約束を取り付け「風呂ありがと」お礼を言い残し二階へ上がる階段を登り
それじゃ私は先に帰ってるね
(2階に上がった相手に声をかけ、店の玄関の戸締りと火の元を確認してカウンターに店の鍵を置き裏口から出ようと
あぁ、すぐ戻る
(階段途中で立ち止まり片手を挙げ挨拶し相手の姿が見えなくなるまで見送り、久しぶりの風呂に入れば体がじんわり暖まり疲れもなくなる気分で
じゃぁ、おやすみ
(ディッシュに挨拶をし帰宅してる途中、友人の男性に会い「久しぶり、元気だったんだ」久々の再開に華を咲かせジョシュには見せない笑顔で話し込み
…生き返る
(リシュリーに嫌われないよう念入りに洗っていき「男前に磨きがかかった」ナルシストな発言して、カウンターの鍵を手に戸締まりをし店を出て
そろそろ戻らないと・・またね
(話が盛り上がり辺りが薄暗くなってるのに気がつき友人に別れを告げ、家に帰ると父の姿が見当たらず2階の部屋寝室の前に行くと寝息が聞こえ寝てるんだとそっとして。自分は浴室へ向かい
これ返さないとな
(店の鍵を返しに彼女の家の前まで来たのはいいが勝手に上がって良いか分からず鍵を手に玄関の前で立ち止まり、風呂上がりに夜風に当たれば寒さを感じ小さく震え
あっ、そうだ・・
(お風呂上がり髪を拭きながら裏庭に集めてる枯葉を燃やしておくのを忘れたのに気がつき、急ぎ髪を拭きロングワンピースの寝巻きのまま玄関を出て
おっとリシュリー、俺のこと忘れてなかった?
(両腕を擦り今度は風邪で熱を出しそうだなんて考えていればリシュリーの姿があり、鍵を渡し部屋に泊めて貰おうと出てきた相手を真っ正面から抱き止め
うわ・・・!あっ、ジョシュ
(扉を出た瞬間正面から誰かに抱きつかれ顔を上げるとジョシュが見下ろし、驚きのあまりポカーンと口を開け見つめるも用事を思い出し「先寝てていいよ」体から離れ裏庭へと向かい
…寒いんだけど、暖めてくれない?
(もう少し力を入れて抱き締めようとする前にすり抜けられ、誰もいなくなった腕に視線を落とし「まだ寝たくない気分」首を振り裏庭まで付いて行き
さむ・・・
(弱く冷たい風がお風呂上がりの体に触れ、両腕をさすりながら集めた落ち葉に火をつけ、燃えてる火が消えないように枯葉を入れ
寒いときはこうしたら良いんだぜ?
(リシュリーの寒がる様子に背後からそっと近付き、有無を言わせぬ素早さで両腕を回して自分よりも小柄な体を背中からすっぽりと包み込んで
きゃっ・・ね、寝てなかったの!?
(もう寝ていると思っての不意打ちに驚き背後おおきな体で抱きしめられ、冷めきった体温は徐々に上がっていき
リシュリーが寝る時に一緒に寝る
(想いを寄せる人を抱き締め焚き火にあたり心も身体も暖まってくれば気持ちを押さえきれず、リシュリーの白く透き通ったうなじに唇を寄せ
私は平気だから先に・・・んっ
(ジョシュから離れようとしても男性の力には勝てずなされるがままなり、焚き火の熱と体温で顔はほてりうなじにキスをされれば口に手を当て声を殺し
…そんな可愛い声出されたらもっと聞きたくなる
(抵抗できないのを良いことに、片手は体に回したまま顎に手を添えて後ろを向かせこちらも身を乗りだし距離を詰め。しかし傷付ける心配もあり、唇が触れ合うか合わないかのギリギリのところで止めて
やっ・・・・
(初めての事に涙目になり火の明かりでジョシュの顔がハッキリと見え、背けたいけど背けることが出来ず徐々に近くなる顔と唇に緊張でギュッと目をつぶったが触れる気配がなくゆっくりと片目を開け
…悪かった
(あと少し押せば口付けを交わす事は可能だが、一方的に気持ちを押し付けるだけの嫌われて当然な行為だと気付けば、震えるような小声で謝り両手を離して相手を解放し
・・・・ほんとにやめてよね・・
(両手が離れると一歩後ろに引き口を押さえ顔をそむけて、不安なのか嬉しいのか分からない感情を押し殺し流れる涙を手で拭い「・・おやすみなさい」ジョシュを置いて部屋へ帰り
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