名無しさん 2017-02-11 21:42:25 |
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俺の目が節穴だって?そんな訳ないだろ
(プレゼントは鞄の奥底へと突っ込み「待ってガモーラ、服は多分あっちだから俺に似合うの選んでよ」追い掛け当初の目的の品を遠目に発見し手招きして)
そう、節穴よ。
(可笑しそうにクスクスと笑い、当初の目的をスッカリ忘れており相手に言われようやく思い出し「そうだったわね、忘れてた」手招きに誘われ方向を変え)
あーん、これは?それかこれもクールだよな
(ラッキーな事にTシャツのワゴンセールを発見。訳の分からないキャラクターの描かれた物や、ジュラシックパークの文字が入った物を広げてはチラリと窺い)
…、あなたってセンスないわね
(相手がシャツを物色してる隣でガラス細工やレトロな雑貨を売ってる棚を眺め、いいものが見つかったのかと相手の手元を見るととてもセンスがいいとは思えない柄のシャツにボソリとつぶやき)
これ良いかと思ったのに残念。ここは無難に無地にしとくか
(濃いグレーの無地を発見、これならセンスがないとは言われまい。会計を済ませ隣を見ると何やら雑貨に興味があるようで「何か良いのあった?」肩越しに後ろから覗き込み)
(隣で会計をしている最中、隣の雑貨屋で1つのスノードームを見つけ。キラキラ光雪と家と街灯と雪だるまだけのこじんまりとした奴だが、何故かそれに目が止まり見つめてると後からの問いかけにハッと振り返り)
べ、別に何も無いわよ
今のツンデレっぽい、ヤバいめちゃ可愛い
(決して金持ちでないが何のその「おっちゃん、これ頂戴」手にしたままの財布から硬貨を数枚取り出し、どこの星の人かも分からない肌をした店主に手渡し)
ツン…?何言ってるか分からないけど、そろそろかえるわよ
(ツンデレという初めて聞く言葉に何を言っているんだろうと首を傾げ、相手の買いたい物も買え買い物は済んだとそろそろみんなのところに戻ろうと来た道を引き返し)
あ、そのスノードームなら会計済ませたから君へのお駄賃にさせて
(気になっていたらしいスノードームは買い物に付き合ってくれたお礼に、引き返す相手の後を早足で追いかけ直ぐに隣に並び)
買わなくて良いとも聞いてないからね
(素直じゃない言い方がまた可愛い相手にふふんと鼻歌鳴らし、荷物をまとめて片手に持ち空いた手を差し出し期待に満ちた表情浮かべ)
何ってそりゃ手を出したらこうでしょ?
(回避すべく惚けている訳でもなさそうな雰囲気に、この際どうなっても良いと半ば自棄に緑の手をとりしっかり握り)
ちょっと…!
(どうなるんだと何もせずにしているとぎゅっと握られた手に驚き、見た目では分からない顔が赤くなってるのが分かり)
ごめん、嫌だった?ミラノに帰るまで、少しだけ握ってたいんだ
(嫌なら振りほどけるよう緩く握ったまま、帰路を進む足を止め歯切れ丸くぽつぽつ言葉を紡ぎ)
…少しだけよ
(ここまで落ち込まれるとため息しか出ず、今まで助けて貰った借りもあったと手を握り返し止まってた足を再び動かし))
すごい間が空いちゃった、ごめん!君の方も忙しかったら気にしなくて大丈夫だから。
ありがと、俺今すごく幸せ
(下がりきった眉毛が上昇しにっこにこ笑顔に、ぎゅぎゅとリズムに乗って力を込めたり抜いたり戻る迄とは分かっていても軽い足取りで進み)
ただし、近くになったら離してよ…
(誰に見られるとは言わなくても分かるだろうと、昼になる頃に連れ人通りも多くなり人混みの中離れない様に少しだけ相手の手を強く握り)
分かってるよ。約束は守らなきゃ、君って何するか恐ろしい所があるし
(ノーウェアにてキスしようと顔を近付け喉元に剣を突き付けられた事件が頭を過り、頭を小刻みに上下に渋い顔して)
あんたがおかしなことするからでしょ
(恋愛経験皆無な人にキスやら手を握るやらをすれば怒るのも当たり前と眉を困ったように下げ)
おかしくなんかないよ、ガモーラが好きだって気持ちに従ってるだけ
(その気持ちが一方通行なら怒られても当然でもいつかは伝わるはず、人が行き交い賑わう路地を外れ一本入った道へ。一目の無くなった所で抱き締めようと腕を伸ばし)
…男の考えることは分からないわ
(自分の気持ちに正直になれないだけか、それとも自分では気が付かないでいるだけなのか。どこからか伸びてきた腕を力強く握り、それを反対方向へ回しながら上にあげ)
そりゃ君は女の子だか…痛い痛い!謝るから離して!!
(あわよくばキスなんて淡い考えは一瞬にして砕け散り、変な方向へ力の掛かる腕の痛みに現実の辛さを知り。早々に涙目で肩を数回叩いてギブアップを訴え)
誰かを好きになるのは人間として当たり前の行動なのに
(なかなか想いの伝わらない相手にはどうしたら良いか、答は簡単アタックするのみ。人混みを掻き分け小走りで普段よりも早い足取り追い掛け)
好きになる?悪いけど、私にはそんな気持ち一切ないわ
(暗殺者として育てたられたせいか異性を愛する感情や気持ちを持ち合わせていなく、人を避けるように進み続け)
今は分からなくてもいつか分かるかもしれない、人は愛なしには生きられないんだよ
(人を避ける癖がはサノスの育て方が下手なせい、あの紫の顎をへし折ってやりたい気持ちは拳を握って腹の底へ。何とか人を避け追い付き、切れた息もそのままに肩を叩き)
いつか…ね
(人を愛せる時がこんな自分にも本当に来るのかと分からない遠い未来を想い、もし来たとしたら一体その時は多少は丸くなってるのだろうかと想像してはクスリと笑い。乱れる呼吸と共に肩を叩かれては「何よ」と振り向き)
急がなくて良いよ。君には恋人より先に家族の愛を教えなきゃだし
(はみ出し者の集まりでもガーディアンズは家族に代わりない、それを伝えるにはどうしたら良いか答えを求めるように空を仰ぎ。振り向く顔が予想以上に怪訝そうなのはさて置き「何でもない、置いて行かれそうだったから」呼吸を整え得意の脱力した笑顔に)
家族の愛ね…
(小さい頃、自分にも家族がいたんだと思い出したが暗殺者として生きていくうえでは余計な愛情は邪魔だと忘れ去り一生愛する事すらないだろうと思ってたため相手の言葉に苦笑いで応え)
俺はガモーラの事もドラッグスもクソったれロケットもグルートも、俺は皆の事を家族だと思ってる
(実の父が大悪党だったり育ての父が大悪党だったり色々乗り越えた集団だからこそ分かりあえるはず、そう気負う事ないのだと肩を撫で宥め)
…あなただけよ、そんなこと言ってくれるの
(今の自分を家族だと言ってくれるのは若しかしたら、隣に居る人だけなんじゃないかと。もし今の姿を本当の親が見たらなんて言うかうっすらと笑みを浮か)
それって俺はちょっぴり特別な存在だったりしちゃう?なんてね、難しい事は考えなくて良いんだよ
(過去がどうとか親がどうとか関係なく大切なのは今がどうかと言う事、微笑みをしっかり目に焼き付け見守ってくれるヨンドゥと母に向け空を見上げて笑いかけ)
そうね、考えないようにするわ
(相手の前向きな性格は尊敬するくらいに値し、しばらく歩くとひょこりと木の影からヒューマノイドのグルートが顔を出し言葉は相変わらずだが「ただいま」と一声かけて)
そうそう、難しく考えて表情が険しくなったら損だしね
(楽しかったデートタイムはあっという間に終了でポジティブ思考の持ち主でもがっくり肩を落とし、最近少し理解できるようになったグルートが戻るのが遅いとか言ってるような気がしても聞こえなかったふりをして)
…何か買ってきたって?何も買ってきてないわ、ただピーターの買い物に付き合わされただけ
(なにかくれと言わんばかりに手を伸ばした手をポンポンと叩き、ミラノの外では噂のビリビリになったシャツを見て笑うマンティスとドラッグスが目に入り)
そういう事、それに此所じゃ面白いモンは売ってないよ
(来たいが外れた腹いせなのか伸びたら蔓で肩やら腹やらをペチペチ叩かれ。足元に転がる小石を手に取りドラッグスの頭めがけて投げてやり)
次に行く惑星に降りたら一緒に買い物でもしましょう?
(相手に伸びる蔦を優しく握り宥め。投げた小石がドラッグスの頭に直撃するとそれを横で見てたマンティスが一瞬驚く顔をして心配そうに傷のついた頭を見て)
よし、そうしよう。もう少し治安の良い星を探さないとな
(乗り気になった事で許して貰えたのか蔦攻撃が収まり。代わりに怒ったマンティスが睨みをきかせて来たため、シャツを指差し悪いのはドラッグスの方だと抗議)
はぁー…マンティス、ほっときなさい。好きにやらせておけばいいわ
(このままだと無関係のマンティスまで巻き込まれかねないと怒る彼女と機嫌の直ったグルートを呼び止め中に入るよう促し、外が騒がしいと機嫌が悪そうなロケットが顔を出し)
えぇ、ガモーラは誰の味方なの!?
(シャツを破かれた自分は被害者で悪くないのに、想いを寄せる女性に呆れられたとはショックが大きく大袈裟に驚いた拍子に船で足を強打し涙目に)
私はみんなの味方よ?
(出入口から顔だけだし、いたずらっ子のような笑みを浮かべ再び中に戻り。船の船体に足をぶつけ痛がる様子を偶然目撃したロケットがゲラゲラと笑い転げ)
あぁクソ痛い…じゃあ俺の味方でもあるって事だよね?
(笑うロケットに歯を剥き出して威嚇しておき、まだ痛む足で軽く跳び跳ねながらガモーラを追って移動し)
強いていえば弱いものの味方かしら
(ある意味でこの中には弱者はいないが冗談半分に言えばどう反応するんだろうと答え、頭の傷を抑えながらなにか文句を言いたげな視線で相手を見るように移動してきたドラックスと一通り笑ってきたロケットは大きなため息をつき出発の準備にはいり)
弱いものね、ならお気に入りのTシャツを破かれて可愛そうな俺の味方って事だね
(何と答えてもプラスにしか捉えないのだが、どや顔にて新調したてのTシャツの裾を引っ張り。すれ違い様に軽く叩いてきたドラックスには仕返しを、ロケットとはいつもの如くどちらがメインで操縦するかの口喧嘩が始まり)
誰もあなたの味方だとは言ってないわ
(どこまでもポジティブな相手に言葉は出ないが呆れ苦笑いと共にため息がこぼれ、そろそろ出発の時間だと外で遊んでいるグルートを中に入れイスに座らせ。目の前で子供のようなケンカをする2人の仲裁に入り)
ケンカするなら、私が操縦するわよ
(/遅くなりました…すみません!!)
あーあー、やっぱり皆俺には冷たいんだ
(ポジティブ思考が拗ね拗ねモードに突入で盛大な溜め息の後に唇を前に突き出し、喧嘩の仲裁は助かるにしても操縦は譲れない「いやいや、操縦すんのはキャプテンじゃないと。君は座ってて」運転席のシートベルト締めて後部座席を示し)
(/こちらこそ遅くなりましたっ)
…子供ね
(大きな子どもをあやすのも大変だと苦笑いを浮かべながらため息をつき、2人の喧嘩がひと段落し示された席につき「今度喧嘩したら、私が操縦するから」とひと声掛け、シートベルトを締め)
男子はいくつになっても子供心を忘れないものだからね
(決して褒められた訳でないのに勘違いで得意気に鼻を鳴らし、過ぎない女性に怒られる様が面白かったのか大爆笑のロケットを横目に背筋をしゃんと「分かった、このアライグマにも言い聞かせとくから」何処に行く宛てもなく次の星へ向けて出発し)
…男ってのはそういうものよ、いつだってお子様のまま
(相手の言葉に不思議そうな顔でこちらを見るマンティスに苦笑いを浮かべ、男の子供心は治らない病気みたいなものとわかりやすいように答えなるほどと理解したのか次にグルートの顔を見て、彼も?と指を指し)
だから老けないの、爺臭いのじゃ一緒に居たらつまらないだろ?
(図体だけデカいガキは恥ずかしいとかアライグマじゃないとか隣から歯を剥き出しに文句を言ってくるロケットは片手であしらい「なぁ次の目的地はどうする?思い付かない時は行き当たりばったりかな」いくつかの星を飛び越えぼんやり外を眺め)
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