．bl ｜ ココロの住処 ｜ ゆる.だら.いちゃ.

ﾌﾌｯ...少し恥ずかしいな。...束紗君は？俺の事考えてドキドキしたりしたの？
(自分ばかり曝け出したような感覚で気恥しい気持ちになれば相手へと話を移して。「そうかな？あぁでも確かに君の手と比べると大きいのかな...」と少し擽ったい気持ちを抑え自分の手元へ目をやり 安心する手 という言葉に何だか嬉しくなってはもう片方の手で優しく相手を抱き締めて。「今はそうだね」ｸｽｸｽと笑いながらそう返事を返せば少し紅潮した相手の頬にもキスを落とし「可愛い」と零して。「だって俺の為に束紗君がしてくれる事だからそれはいい事何じゃないかなって...違ったかな？」と自分でもよくわからなくなってきて情けなく笑ってみて。「ありがとう、そうだね。明日楽しみだな」と微笑みかければ相手にしたがって服を脱いで眼鏡や腕時計等の装飾品も外して。)

そ、それは内緒〜。男は多少秘密がある方がミステリアスで格好良いんだってさ、何かの雑誌で見た。
（勿論、無い訳ないのだが、恥ずかしさ故に視線を泳がせはぐらかそうとして。「手が大きい人は、“繊細で優しい心を持った、慎重派な人”って聞いた事があるよ。篠宮に当てはまってると思うな。」抱き締められるとそのまま身を委ね、未だに相手の手をにぎにぎと触っていて。「今だけじゃないよ、ずっとなんですけどぉ。まぁ僕もまだ背は伸びると思うし、そのうち同じ目線になるかもね。」笑われ何だか悔しい気分になれば、半ば無理そうでは有るが自信たっぷりに告げて、頬へのキスに照れた顔をして「可愛い言うな〜！」とじとりと見遣り。「うーん、そうだなぁ…いい事かどうかは篠宮が決める事かな。篠宮がいい事だと思えば、それはいい事になるのさ！」少し考える素振りを見せたかと思うと、直ぐに何故か得意気に笑って。自分も服を脱ぎながら「お風呂の時は眼鏡外すんだね。」と告げ、不意にそっと相手の頬へ両手を添えれば「へぇ、眼鏡が無いとこんな顔してるんだ。」と穏やかに微笑み。）

ふーん...？そんな雑誌読んでるのか、意外と恋愛に積極的なんだ。
(話をはぐらかされるも相手の新しい一面を発見出来た事に嬉しく口元を綻ばせ乍もからかって。｢へぇ、初めて知ったよ...。確かに当たってるかもなぁ。束紗君ってそういう豆知識結構持ってるよね、面白い｣自分の手を弄ぶ相手を見ながらそう言えば楽しげに笑って。｢ふふ、同じ身長になる迄何年かかるのやら。俺は今の身長差が丁度いいと思うんだけどなー...｣まだ身長が伸びると言い張る彼の髪の毛を指先で弄り乍口元に寄せキスして｢好きだよ｣と耳元で囁く様に言っては唇にキスし微笑みかけ。｢うん、俺は束紗君からされる事なら何でも嬉しいよ。あ、痛い事とかは別としてね｣軽く相槌を打ちながら最後の一言は茶化すように付け足し相手に釣られるように笑って。｢お風呂に眼鏡付けたまま入ると曇って何も見えなくなるからね｣普段眼鏡を掛けていない人にはわからない眼鏡知識を披露しながら急に距離が近くなった相手に肩を揺らしては｢ふ、普通の顔でしょ｣と少し恥ずかしくふいっと目線を外しては相手の肩を押し 早く入ろう と促して。)

ち、違う！その時読んでた雑誌に載ってたのをたまたま見ただけ！…まぁ、篠宮相手なら積極的にはなるかも、だけど…。
（途端に顔を真っ赤にして慌てて弁解するも、相手が恋愛相手ならそれなりに積極的になってしまうかもと顔を背けて照れ臭そうに告げ。「結構好きなんだよね、豆知識とか知るの。意外な発見があったり楽しいしさ。」ふふ、と笑っては相手の手の平にキスをして「手の平へのキスは“愛情を懇願する事”を意味するんだよ。」と微笑んで。「そんなに何年もかかんないよ。」と相手の正論に対し確信もない反論をして、髪を弄る相手を見上げれば囁かれた言葉に頬を染めキスを受け入れて。「何でもはちょっと言い過ぎじゃない？て言うか、篠宮は僕に甘過ぎ。僕がして嫌な事とかあったら、ちゃんと言ってよね？」腰に手を当てては先程とは打って変わって真剣な顔つきで。「まぁ、確かに。じゃあ、お風呂の中ではあんまり見えてないの？」普段眼鏡を掛けない為、眼鏡事情を聞けば納得した様に頷き。眼鏡を外した相手の顔をまじまじと見詰め、早く入ろうと背中を押されると「眼鏡無くても格好いいと思うけどな、僕は。」とクスクス笑って。）

ﾌﾌｯ、ごめんね。
(慌てる相手の様子を楽しむ様に眺めれば｢確かに、束紗君の言葉とか行動に色々驚かされる事が多い気がする｣とふと気付けば笑って。｢へぇ...、じゃあ俺からも｣と同じく相手の手を取り手の平にキスをしては恥ずかしそうに笑って。｢好きな人に甘くなるのは仕方が無いと思うんだけどな...、善処します｣と相手に合わせたようにピシッと背筋を伸ばして。｢そうだね、近くに寄れば分かるんだけど遠目だとぼやけて見えないかな｣と何度か瞬きをしてはグッと目を凝らして遠くを見る動作をして｢そう？じゃあ今度コンタクトにしてみようかなー｣と相手につられて自分も笑って。

僕だって男だからね。好きな人にはアタックするよ。
（何で笑ってるんだといった不満気に口をへの字にするも、自分の行動に驚かされると聞けば何故か気を良くし、当然とばかりに口角を上げ威張って見せ。「擽ったいよ、篠宮。」手の平にキスを受ければ楽しげに笑って。「そ、それはそうだけど！嫌な事とかはちゃんと伝える事が大切なんだ！…宜しい。」好きな人と自分の事を示されるとドキッとしてしまうも、我慢等はして欲しくないという思いが強く言い切れば、分かってくれた相手に満足気に微笑んで。「僕の顔は？見えてる？」と自分と相手では身長差がある為気になって尋ね、「コンタクト…入れるの怖そう。」体験した事のないものでイメージではあるが目に物を入れるのを想像すると恐ろしく顔を顰めて。）

そうだね、束紗君のそういう男らしい所も好きだな。
(不意に告げられた言葉に一々喜んでしまう単純な自分に呆れながらも素直に相手に気持ちを伝えては、何故か威張っている相手に可笑しくなれば口の端で笑みを零して。「わかりました、束紗君も嫌な事とかあったら言ってね。もちろん、好きな事もね。」と相手の気持ちに心が温まるような感覚になれば優しく微笑んで、最後の方は半分からかうように付け足して。「見えてるよ...ってこんな事してたら風引くだろ。」とふと我に返れば先に風呂場に入り「束紗君も早くおいで」と呼び掛けて。「確かにそうだね、束紗君は視力良い？」とメガネやコンタクトをしていない相手にどうなんだろうと疑問を抱けば尋ねて。

…ねぇ、篠宮。キス、してもいい？
（ストレートな表現に照れてほわっと目尻を赤らめるも、ある感情がウズウズと心を擽らせば相手の首へ腕を回し此方からもストレートに尋ねて。「嫌な所は無い！好きな所は…あるけど言わない！」自信満々に腰に手を当て言い切るも最後は照れたのか顔を逸らして。「大丈夫だよ、夏だし。」と相手と反してのんびり答え、呼ばれれば嬉しそうに「どーん！」と抱き付いて。「今の所いいよ。一応、裸眼で生活出来てるから。でも、視力がいい方が老眼が酷くなるって聞いたことある。」現状では何の問題もないが、長い未来に不安があると顔を顰めて。）

...いいよ
(相手との距離が一気に縮まり驚くも直ぐに笑っては自分も相手の腰に手を回し更に抱き寄せて。「ﾌﾌｯ...どうして言わないの？恥ずかしいから？」と顔を逸らしてしまった相手を揶揄うように言っては「可愛いね、本当に」と優しい声音で呟けば頭を撫でて。「夏でも夏風邪というものあるからね？ってびっくりした...」と嘆息しながらも元気な相手に眉を下げて笑って。「そうなんだ...知らなかったよ。まぁそうなっても俺がいるから大丈夫だよって俺目悪いけどね」と不安げな様子に今度は自分が自信気に言い張るも最後は自分も苦笑して。

…好きだよ、篠宮。
（許可も得て抱き寄せてもらえば気を良くし、愛しげに見詰めた後ゆっくりと唇を重ねて、引き寄せる力を少し強めて。図星を見抜かれてしまうも「恥ずかしくなんてないけど、言わないものは言わない！」と意地を張って、「…僕は篠宮の子供じゃないよ。今は彼氏！なんだから、可愛いはよしてよ。」と頭を撫でられながらもむっとして。「大丈夫大丈夫！僕、体丈夫だから！」と得意気に言い放てば驚いた相手ににひっと悪戯な笑みを浮かべて。相手の言葉の意味を汲み取れば表情から纏う雰囲気まで嬉しそうなものに変わり「ふふ、目が悪い人は老眼になりにくいって言うみたいだし、将来は篠宮が近くを見て僕が遠くを見てってすればバッチリだね！」と頬を緩めて微笑み。）

（/上げるね、篠宮。）

（/もう一度だけ上げるね。）

...俺も。
(改まって告げられる言葉に少し胸を高鳴らし乍も男らしい口付けに 女の子はこんな気分なのかな とぼんやり頭の端で考えてはそっと目を閉じて。｢そう...、いつか君の口から聴けることを願ってるよ｣と冗談めかした言い方で返せば少しむくれた様子の相手にｸｽｸｽと耐えきれず笑みを零し｢ごめんね...、可愛かったからつい｣と態との様にまたその言葉を口にしながら柔らかそうな頬をむにと摘んで。｢それは少し残念だな...熱に浮かされてる束紗君を看病してみたかったんだけどな｣と冗談を言えば少しかがみ抱き着いた彼の脇と膝裏に手を固定すれば姫抱っこにして｢とりあえず、お風呂入ろうか｣と額にキスを落としてはキザに笑って。｢なるほど...、博識だなぁ｣と関心して｢でも、そんな年老いた自分や束紗君を想像出来ないな｣とふと考え思わず笑って。

(/遅くなってごめんね、何度も上げてくれてありがとう。)

(上げ

（愛しい相手の唇の感触を堪能するように何度か唇重ねると、満足したのか首に回した腕を解きそっと手を下ろして。「何時になるか分かんないけどね。」と恥ずかしさもあって素っ気なく返し「だから、可愛いは要らないってば。」と頬を摘まれたまま不満気に口をへの字にして。「なんか変態チックな発言に思えるんだけど…。」と疑うような視線を向け、不意に横抱きにされれば驚きつい反射的に相手の肩に捕まるように手を掛け、額へのキスと笑った顔に頬をぽっと赤らめ「…は、入るから下ろして。」と急にしおらしく俯いて赤い顔を隠して告げ。「まだまだ先の話だからね。」とつられて笑って。）

（/お帰り。上げてくれてありがとう。お待たせ。）

...(離れて行く唇を追い掛ける様に今度は自らキスをして｢もう終わり...？｣と耳元で囁く様に言いながら耳朶を甘噛して。｢何時までも待ってるよ｣と自然と柔らかな笑みが零れ拗ねる相手に堪らずｷﾞｭｯと抱き締めては頬を摘んでいた指を彼の髪へと伸ばせば弄んで。｢そう？いたって普通のことだと思うんだけどな｣と満面の笑みで返しながらも、頬を赤く染めている事に気付けば、また彼の新しい一面を見れたような気がして降ろしてと訴える唇にキスすれば｢お風呂着いたらね｣と語尾に音符でも付くのかというくらいの上機嫌で足を進めて。｢ふふっ、まぁそうだね。でもなんだろう...きっとこの先もずっと君が傍にいるんだろうなって漠然としてるけどそんな風に感じる｣と相手の目を見つめそう言えばそっと手を取ってみて。)

…、（伏し目がちにゆっくり離れようとすれば今度は相手から口付けが来て、耳許に移動した唇から甘く囁かれ耳朶に擽ったい刺激が与えられれば肩を竦めて。「待ちくたびれたって知らないから。」口では生意気言いながらも抱き締められれば相手の温もりを確かめるようにその背中に腕を回して。「僕は苦しんでる篠宮を見たくないから、風邪なんて引かずに元気でいて欲しいけど。」何故満面の笑みなんだとジトッとした視線を向けつつも、自分は相手とは真逆の意見だと告げ。不意に唇にキスを受ければ速まる胸の鼓動が密着した体から伝わりそうで「じゃあ早く連れてって！」と誤魔化すように相手の肩を何度もベシベシ叩いて。「…僕の方から君の傍を離れたりはしないよ。」一度視線を合わせた後、繋がれた手元に視線を落とし薄く微笑んで。）

束紗君？(やけにしおらしくなった相手を揶揄う様に名前を呼べばｸｽｸｽと笑い声を立ててはぽんぽんと頭を撫でて。｢うん、ゆっくり待たせてもらうよ｣と返せば背中に回ってきた彼の腕に気付けば愛おしいという気持ちが益々大きくなり同時にもう離せなくなりそうだなんて内心思って。こんな事言えば重いとか言われちゃうかな...と自分に苦笑しつつも今はその温もりに身を委ねて。｢ﾌﾌｯ.まぁそうだよね。俺だって別に束紗君が病気になって欲しいって思ってる訳じゃないよ？ただ、どんな束紗君も見てみたいなーって事だったんだけど｣と彼の表情から誤解を招いてしまっては後々大変だろうからと自分の気持ちを伝えれば何処か気恥しく照れ笑いをして。｢はいはい｣と笑いを含んだ声音で返し乍ドアの前に付けば両手が塞がっていた事を思い出し、ドア開けてくれる？ と腕の中にいる彼が落ちないよう抱き直して。｢うん...ごめんね。｣握るだけだった手を絡める様に組み換えながら自分も微笑み返せば｢もし、俺が君に何か負担を掛けている様だったら遠慮せずに言って欲しいんだ...無いならいいんだけど｣と相手の様子を伺いつつも確りそう伝えて。)