ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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束紗君?(やけにしおらしくなった相手を揶揄う様に名前を呼べばクスクスと笑い声を立ててはぽんぽんと頭を撫でて。「うん、ゆっくり待たせてもらうよ」と返せば背中に回ってきた彼の腕に気付けば愛おしいという気持ちが益々大きくなり同時にもう離せなくなりそうだなんて内心思って。こんな事言えば重いとか言われちゃうかな...と自分に苦笑しつつも今はその温もりに身を委ねて。「フフッ.まぁそうだよね。俺だって別に束紗君が病気になって欲しいって思ってる訳じゃないよ?ただ、どんな束紗君も見てみたいなーって事だったんだけど」と彼の表情から誤解を招いてしまっては後々大変だろうからと自分の気持ちを伝えれば何処か気恥しく照れ笑いをして。「はいはい」と笑いを含んだ声音で返し乍ドアの前に付けば両手が塞がっていた事を思い出し、ドア開けてくれる? と腕の中にいる彼が落ちないよう抱き直して。「うん...ごめんね。」握るだけだった手を絡める様に組み換えながら自分も微笑み返せば「もし、俺が君に何か負担を掛けている様だったら遠慮せずに言って欲しいんだ...無いならいいんだけど」と相手の様子を伺いつつも確りそう伝えて。)
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