雪月 2015-11-04 02:43:42 |
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リコリス「雪国なら、そうであろうな」
(ずっともしかしてと思ってたけど、まさかこの子……教会の関係者?)
リコリス「きみは何かにつけて心配性だな。コレに君が敵意を向ける理由があるか?」
(……)
(……)
リコリス「少々難儀な生まれをしているようでな、いわば人間不信だ。私のようにわかりやすく人外ならまだマシなのだろうな」
そうですね…倒れてたわたしを助けたのがロムちゃんとラムちゃんじゃなかったら、わたしは教会側にはついてなかったかもしれません。
多分ですけどね。
今だって教会や街で良くしてくれる人以外の人間にはなんというか、生理的な嫌悪感が湧いてきますし…先日ラステイションの街中で絡んできたロリコンのチンピラなんかは危うく殺しそうに…
リコリス「ルウィーにはこんなのしかいないのか……いや、きみはある意味例外だな」
(どうせなら、殺してしまえばわたしが襲われないかもしれないのに)
?
まぁ、そいつらはわたしはともかくあろうことか二人に手を出そうとしたので殺さない程度にとっちめてから捕縛しましたけどね。
わたしがもっと色んな魔法を使えたら、永遠に癒えない心の傷でも負わせてやれたんでしょうけど…(二人関連の事には大分ヤバい子
(……小さいから、守られる、か。だから私は……何が女神だ)
リコリス「ん?……!ククク、感謝するよ幼子、お前のおかげで少々手間が省けた」
えぇ、まぁ…なんというか理由もよく分からずに嫌ってる節があるんですけども。
うーん…女神時代に何か嫌な事でもあったんですかね、わたし。その辺の記憶まだ無いので何とも言えないんですけど…
(……)
リコリス「女神の記憶など似たり寄ったりだろうな。私も断言はできないが……まぁ、女神(どれい)らしい結末でも送ったんだろうよ」
深層心理で他人を信用するなと自分に言われてる気がするんですけど…
あんまり信じなくなってもそれはそれでつまらなさそうなのでそれとなく自分に反抗してます
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