主 2015-08-19 00:19:11 |
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>エリック上田 >アサミ
まったく…上田さんと居ると落ち着く暇が無いな。
(部屋を出て行く触手男に苦笑しながら、傍らの青年を見やってハッとした。その表情に、陰りのようなものが見えた気がしたのだ。現実にはありえないことが起こってしまっている現状で、それは至極当然の事だったのかもしれないが、それ以上に、何か厭なものが混じっているような感覚を覚えた。トップ・プレイヤーであるだけに、なにか深い悩みがあるのだろう。差し出がましい真似かもしれないが、と、意を決して口を開いた。)
…ま、オレは〝ぶきっちょ〟だから上手いことは言えないんだけどさ、
あんまり色んなもの背負い込んじまうってのも考え物だと思うんだわ。
オレの職場にも居たんだわ。若い癖に意気込んで色んな物を背負い込んで、自滅していく奴。
アサミさんは、そうならないように気をつけなよ
(そう言って、アサミの頭にポンと手を置く。急に気恥ずかしくなったのかすぐさまその手をどけて)
さてと。ちっと早いけど、上田さんが帰ってきたらクエストの打ち合わせを始めるか。
久しぶりの戦闘だから、おっちんじまったら骨は拾ってくれや
(照れ隠しに〝ガハハハ〟と笑い声を挙げて、クエストに参加する予定のギルドメンバーに召集の念話を飛ばしながら、調合台のほうへ戻ってゆく。「やはり、慣れないことはするものではないな…」)
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