燭薬 / 非募*

...っ。( びく、)...ははは、あのなよく聞いてくれ旦那。俺はお前さん以外に縋る気はない。それにこんなとこ他の奴らには見せれねぇよ。( 目を細め緩く微笑んではくすり、と / 安心して欲しくて自ら触れるだけのキス落とし、)
勿論。俺もそれを望んでいる。心から強くな。...だったら歪んでんのはお互い同じだ。( するり、と頬撫でては愛おしそうな瞳で彼を見つめ、)

...ふふ、充分伝わってたぜ。それに今も愛されてるってすげぇ実感したしな。( くすり、と頬緩ませ微笑み向け、/ そのまま上向いていれば器用に舌を使って彼の唇舐めしてやったりと悪戯したようににひっ、)
...っくく、旦那今の表情最高に可愛いぜ。( くすくす、)俺は旦那になら何されても良いって覚悟だけど？( 指先で彼の首筋すすす、)

っははは…なら良かった。（ 力が抜けたようにふにゃりと微笑めば自分もちゅ、と触れるだけのキスを、 ）ごめんね？怖がらせるつもりはなかったんだけど…。（ 不安そうに眉下げれば肩にぐりぐりと額押し付け、 ）
ふふ、歪んでるなんて君に格好悪いと思われちゃうと思ってたから嬉しいな。（ 頬緩めへらりと、 ）…っああ、駄目だなあ…君のそういう目は歯止めが効かなくなりそうで困る…。（ 頬を撫でる指先に口付けしては、また唇重ね、 ）

っ、それなら良かった。…ていうか本当に何処で覚えたのそういう事…！僕の理性と心臓持たないんだけど…！？後で大変なの君の方なんだからね…！（ かぁ、 / 口元抑えはぁぁ、 ）
む、あんまりからかわない！（ むむ、 ）…っはは、これは誘ってくれてるって事で良いのかな？（ 首筋なぞる手を取ってはその指にかぷ、 ）

…いいや、怖くなんかないさ。ちょっとドキリ、としたとでも言うんだろうか。普段とは幾分も違う旦那の表情にだじろいじまっただけ。…格好良かったぜ？だーんーなっ。（　くすり、と悪戯っぽく笑っては指先で彼の頭部ちょん、と　）
格好悪いだなんてとんでもない。旦那はいつでも格好良いぜ？（　に、）…ふふ、気が済むまで頂いてくれや。（　瞳を閉じては受け入れ此方から舌伸ばし、）

んー、なんていうのか。こういうのって無意識からくるもんじゃねぇのか？（　首ゆるり、/　末恐ろしい子、）
あっははは、悪かったって。（　くすくす、）…っ、今の誘い文句じゃ物足りないか？光忠さんとやら？（　ぴく、/　強気に瞳光らせてはふ、）

うぅ…っ、！ （ きゅうん、 ）もーだめ、薬研くん可愛過ぎて他の人に掻っ攫われちゃいそうで怖い…！（ ぎゅううと抱き締め頬や首筋に擦り寄り、 ）
…ん、じゃあ頂きます。（ に、 ）…ん、っ（ 伸ばされた舌絡め取れば舌や口腔弄り、それから相手の口端から溢れそうになる唾液を舐めとり、）

もう…本当に無意識とか…っ。煽ってくれるのは嬉しいけど…！（ ぷるぷる、 / 落ち着け、 ）
ふふ、…充分だよ。（ ふ、 / ぺろりと指先舐めては、付け根の間をつつっと舌這わせ、 ）

あっははは、それじゃ、旦那？もし攫われちまったら俺が嫌がってでも俺のことを奪い返しに来てくれよ。（　くすり、とほほ緩ませ指に髪を絡めながら撫で、）
…っはは、残したら許さなぇからな？（　ふ、）…ぁ、ふぅ、んっ…！（　きゅ、と咄嗟に瞳閉じて彼の手を取れば指絡め、）

…煽ってる気はさらさらなかったが…旦那がそこまで言うのなら今後気をつけたほうが良いのか？（　きょと、/　違う、）
…んくっ、ぁ、くすぐったっ…（　声抑えようと手で口元押さえ込み、）

奪い返すに決まってるだろう、織田にいた頃から君が欲しくて堪らなかった。（ ふ、 / 首筋にすり、 ）やっとまた会うことが出来て君が僕の側に居てくれるようになったのに…また離れるなんて絶対に嫌だもん。（ 目伏せては首筋に歯立て甘噛みを、 ）
っはは、だーれが…そんな勿体無い事すると思ってんの…っ…！（ 一度重ねた唇離してはぐいっと顎上げさせ喉仏に噛み付き、 もう片方の手で耳に触れ、 ）

ああいやっ、違う！そーじゃなくて！…さっきも言ったけど、あんまりそういうことすると大変なの君なんだってば…！（ かぁ、 / ヘタレ、 ）
ん、…指くすぐったい？（ くす、 / 先程舐めていた指を自分の指でなぞるように触れ、口元抑える指にはぺろりと舌這わせ、）

...ふふ、そりゃ光栄だ。俺っちもお前さんの腕の中で、お前さんに囚われたいって思っていたところだ。( くす、)...なぁ、旦那、知ってるか？首への口付けは欲求だとかなんとかって言うことを。( にぃ、/ 小さな痛みが愛しいとでもいうように目を細め微笑み、)
...っはぁ、だん...な？そんなに急がなくたって俺は何処にも行かねぇよ。だから、もっ、ゆっく...りぃっ。( 噛み付かれるのと耳に触れらる快感を一度に感じてはきゅっ、と目を閉じ彼へ凭れかかり、)

...俺あんたにならどんだけ酷くされても耐えられる自信があるぜ？( によ、/ 近づいては指先へちゅ、)
んっ、はっ...！変な風に触るな、よ...っ！( む、/ びくりと反応して見せれば目を細め睨んで見、)

ふふ、逃がさないから覚悟してよ？（ くす、 ）え、知らなかった。（ きょと、 ）でも正解だよね、…他の箇所にも意味ってあるの？（ くすりと笑えば妖艶に目細めさせ、 / 耳裏にちゅ、 ）
…ん、ん、ああ、ゆっくり、ね。わかったよ。（ に、 / 喉から唇離せば次は耳に舌這わせ、ゆっくり舐め。反対側の耳も指と同様にゆっくりとなぞるように触れ、 ）

…も、ほんっと格好いいな君は…。僕が益々格好悪くなっちゃうから勘弁してよ…。（ かぁ、 / 目伏せれば額へちゅ、 ）
ん？変な触り方って、別に指なぞっただけだよ？（ にや、 / 指の付け根をぺろ、 / 険非違使さんこっちです ）

あっははは、逃げる気もさらさらねぇよ。そんなに信用されてねぇのか？( むむ、)...まさか知らなくてやってたとはあんたも罪深い人だなぁ..っ、際どいところばっかり口付けてきやがる...耳は誘惑、だぜ？( ぴく、/ すっ、彼の耳元へ声を潜めては囁くように呟き、)
んくっ...っはぁ、だん、なぁ....ぁ...っ！( びくびく、と震え、/ ぎゅ、と彼の服掴んでは縋り付き、)

何言ってんだよ。俺っちの中で一番格好良いのはお前だけだよ。( けらり、/ 口付けされては嬉しそうににへ、)
....っ、旦那、手袋外して貰おうか。( ゆらぁ、/ なんで其処で火がついた、)

…っははは、何気なしに覗き込んでみたらお前さんからの愛の返事が返ってきていただなんてな。まるで鶴丸の旦那に驚かせられたみたいだぜ。

変態だなんてとんでもない。寧ろ俺は格好良い、と思ってるんだがな？（　くす、）
本当絶対離さないでくれよな。今更手離されたらこっちが死んじまうっての。（　苦笑い、）

そういや、旦那には伝えたことなかったな。これはいい機会だ、ついでにと言っちゃなんだが伝えさせてくれ。
…愛してるぜ、光忠。これからも、その先も。（　ふにゃ、）

違う違う。そのくらい僕の君への愛は大きい分歪んでもいるし重いよって話だよ。（ くす、 ）っ、誘惑、ねえ。…本当に意味があるんだ。（ びく、 / ふ、と笑い手取っては掌、手首にちゅ、 ）
…っ！ほん…っと…も、！（ ぷつん、 / 指はそのまま耳に触れ、また唇重ねては舌入れ口内荒らし、/ ）

ん、…へへ、ありがと。僕も薬研くんが一番格好良くて可愛い。（ へにゃ、 ）
え…。い、嫌？かな？（ 冷や汗たらり、 ）

...ああ、なるほどな。物分りが悪くてすまねぇ。( 苦笑い、)けどそんなこと言われると俺っちは自惚れちまうなぁ。( けらり、)
っ、ほんっとうに意味を知らねぇのか？狙ってるとしか思えねぇんだがなぁ...掌は懇願で手首は欲望だ。( 面白そうに目を細めてはぽそ、)
...んんっ、....ん、ふっ...。( びく、/ 自らも舌絡め、)

....可愛いは余計だっ。( むす、/ でこぴん、)
...まぁ、良い。手袋の上からだって出来ねぇことはない。( にや、/ がしっ、と手首取り、)

はは、やっぱ見てくれた？僕が最初に書こうと思ってあそこ見たら先に君が書いてくれてたんだ。僕だって驚いたよ。（ くす、 ）

へへ、良かった。でも本当になっちゃうかもだからね、あんま煽ると。（ に、 / ぎゅうう、 ）
離さない離さない。絶対に離したりなんかしないから。だから君も僕から離れないで？（ 首傾げにこ、 ）

〜〜っ！（ ずきゅん、 ）僕も愛してる。これからも宜しくね、藤四郎くん。（ へにゃ、 / 鼻頭にちゅ、 ）

なーに言ってんの、自惚れちゃえば良いんだよ？（ くす、 / 頭くしゃ、 ）
…ふふ、知らないよ。ただしたいと思った所にしてるだけ。（ に、 / 掌に口づけした後、指と指の間に舌這わせ、 ）…あ、ここは僕もわかるかな。（ くす、 / 唇重ねさせ、 ）
ん、…っ。はぁ、…っんむ。（ 少しびく / 歯列なぞり口に含んだ相手の舌を軽く吸い、 ）

あいた、ふふ、褒めてるのになあ。（ くす、 / 頭なでなで、 ）
で、出来ねえ事はないって、何すんの。（ 口角ひくり、 ）

…ふふ、それじゃ、存分に。（　にへ、/　彼の胸へぽすり、と　）
っぁ、全くあんたって人は…っはは、まるで毒のようだぜ。旦那に囁かれ触れられるだけで身体中が痺れちまう。（　ふ、/　びくびく、と反応しながらくつり、と喉を鳴らし、）…ん、じゃ、唇の意味はなーんだ？（　ふは、/　こてんと首傾げ、）
…ひっ、ぃ、あっ…！（　舌を吸われてはぞくぞく、と　/　思わず彼の舌噛みそうに、）

…褒めてねぇだろうが。（　むっすーん、/　撫で受け、）
…知ってるか、神経が一番多いのは指先らしい。つまり指先が一番感じやすいってことだ。（　にやり、/　徐に指先咥えれば舌で撫で、）

あっはは、そうかいそうかい。だが変態さんな燭台切光忠も是非とも拝見したいもんだなぁ？（　くす、/　顔覗き込み、）
ああ、勿論。なんならあんたの所有物になったって構わない。俺はあんたの物になりたい。（　ゆるり、と微笑み返し、/　言ってること物騒、）
む、それはやめろ。（　むむ、）他の兄弟とも同じになっちまうし、何より俺っちが気に食わねぇ。…妬けるっつーか。（　ぼそ、）

…っよ。（　ひょっこり、）あんたが見つけやすいように上げておくぜ。ああ、別に急がなくていいからな？旦那のペースでゆっくり返してくれれば良いから。俺っちはいつまでも光忠の帰りを待っていられる自信があるからなぁ。（　けら、/　手ひら、）





っつっても、制限時間ってのはあるんだ。我が侭だと思うし迷惑だしお前さんの嫌う格好悪いことだってわかってる。…だから敢えて言わせてもらおうか。早く会いたい。いつまでも待ってはいられるけどいつまでも耐えるのは難しいんだ。…ま、お前さんのことだ。格好良く決めて帰ってきてくれんだろうな。（　くす、）じゃ、元気で健康体のまま帰ってきてくれることを願ってるぜ。

（ っだだだだだだ、 / からのぎゅっと抱き締め、 / 危な、 ）ただいま、薬研くん！待たせちゃってごめんね。（ 眉下げにこ、 / 頭くしゃり、 ）
…格好悪くなんかないよ。会いたいって強く思ってくれるのすっごく嬉しいもん。ありがと、薬研くん。（ へらり、 / 頬で相手の頭に擦り寄り、 ）
3日ってやっぱ長いね、会えないの辛かった…。（ 肩に擦り寄りぎゅむ、 ）…ね、3日振りに触れさせて…？（ にこ、 / 拭えない犯罪臭、 ）

...っと、わゎっ...！？( おっとっと、と前屈みによろけ、/ 咄嗟のことで瞳ぱちくり、/ くるっ、)あ、旦那かい。ああ、おかえり。いいや、俺のことは良いんだ。それよりもあんたの最善は尽くせたのか？( 嬉しそうに頬緩めふふ、/ 撫で受け、)
あ、ぅ、その話はよしてくれないか？( 耳までかぁ、)柄にもなく寂しがっちまった、からな。その、なんだ...気恥ずかしい、というか、なんて言うか。( 頬ぽり、)
...ん、そうだな。俺も旦那に会えない時間は至極長く感じたし、酷なものだと思った。けれど今傍に居てくれる。これ以上の至福はないだろうな。( にひっ、/ ぽんぽん、)
...っ。( 彼の唇に口付け落として離してはぺろ、と舐め、)ふふ、良いぜ？触れてくれよ。あんたの手で隅から隅まで俺へ触れて。( 目元細めにぃ、と / するりと腕を首へ回し、/ ニキ様ァァァ、)

っはは、煽ってくれるなあ…。（ 何かを堪えたようににっと笑い、 ）まあ、半分はもう出しちゃってるよ、全く出さないだなんて君を前にしちゃ無理だったからねえ。…残りまで出せって言うならそれでも構わないけど…君の気が触れちゃうんじゃない？（ ふ、 ）
ふふ、僕のもの…かあ。じゃあ僕も君のものになっても良い？（ くす、 / 手の甲にちゅ、 ）
そうだねえ…君はなんて呼ばれたい？（ ふ、 / ゆるりと首傾げ、 ）