関西兄妹＿禁断の恋＿

そうか、それは迷惑かけたなー（妹の言葉を聞いて少し申し訳ない気持ちになり「さて、そうと決まればどこで食べるかな？」どこかいい場所はないかあたりを見渡しながら考え）

ええよ、お兄ちゃんと一緒に食べられるし(苦笑いしながら首を横に振って「んー、今日天気ええし屋上は？」うーんと唸り考えては思い出したように提案してみて)

そうか、お、定番の屋上やなーなら、そこにしますか。そうと決まれば出発やー（妹の言葉に微笑み、場所が決まりさっそく屋上に向かって歩きはじめる）

うん、しゅっぱーつ！(頷いては楽しそうに言いながら兄の後を追うように歩き出して)

おお、やっぱ屋上はいいところやなーあそこに座るか（屋上につき適当に座る場所を決めてそこにいき座る）

うん、せやね！あ、デザートにプリン入っとる！おかんおおきにー。(続いて隣に座ればお弁当を広げてプリンを発見すればその場に居ない母にお礼を言って)

え！？俺のとこにはプリン入ってないんやけど・・あのおかんめが・・（妹のプリンを確認したあと自分の弁当を広げるとそこにはプリンがなく「これが、息子と娘に対する差か・・」と言い少し落ちこむ）

あ、あはは…。お兄ちゃんドンマイやドンマイ。(苦笑いしては兄の背中をぽんぽんと慰めるように叩き「ウチの一口あげるさかい、そんな落ち込まんとって？」覗き込むようにして兄を見てはね？と言いながら微笑んで)

ほんまか？本当に悠姫はやさしいな・・ほんなら、お言葉に甘え一口もらおうかな（妹の言葉に微笑み少し恥ずかしいと思いながらも一口もらうことを言って）

だってお兄ちゃんそないに悲しい顔するんやもん。(クスクス笑いながら兄を見て「はい、あーん。」スプーンですくったプリンを兄の口許に運びながらおふざけで楽しそうに微笑みながら言い)

プリンは俺の大好物やし、あ、プリン大好きなことは二人だけの秘密にしといてや！（この年頃にもなってプリン大好きは少し恥ずかしいところもあるから周りには秘密にしている「あ、あーん・・うん、うまい！」妹からのあーんには少し戸惑ったが少し恥ずかしそうにして素直に受け入れる）

ふふっ、お兄ちゃん可愛いー。うん、二人だけの秘密な。(恥ずかしそうに言う兄にクスッと笑い頷いては了承して「そ、そっか良かった！」此方も恥ずかしくなったのか焦ったように少し離れれば自分もパクリとプリンを食べて)

うーん・・ご飯たべたら眠くなってしもうた・・（お弁当を片付けちいさく伸びをしたそのまま寝転がりあくびを１つする「あっ・・・」妹が食べるプリンは一つしかなくいわゆる間接キスになってることに気づき顔が少し赤くなってしまう）

お兄ちゃーん。昼寝したら授業遅れるで？(弁当を片付けながら欠伸をする兄に苦笑いして「ん？お兄ちゃん顔また赤なっとるよ？」スプーンを咥えたまま首を傾げて兄をジッと見つめ)

そうなんだよなー・・せや、一緒にさぼるか！（授業という言葉をきいて思いため息をだしたあと冗談のつもりで妹に１つ提案をする「え！？ああ、いや・・なんもない・・」慌てて顔を隠すようにして妹から目線をそらし）

えぇ⁉︎……お兄ちゃんがサボるんなら…一回だけ(珍しく言う兄の言葉に驚き目を見開くも迷った挙句ぼそぼそとしてもいいと頷き「…最近お兄ちゃん変や。顔赤くなっとったし…何かウチに言いたい事あったら言えばええやん！」目線を逸らす兄に痺れを切らしたのかジッと見つめてそう言い)

え、冗談のつもりやったけど・・まあ、ええか（妹が注意してくるであろうと思ったがまったく違う反応がきて驚くも、すぐに笑いそうするかと思い「う～ん・・その・・な・・えっと・・」なかなか言う勇気がでずに目線を泳がせたりする）

じ、冗談やったん？てっきり本気かと思って…でも楽しそうやからサボる(冗談と聞けばホッと一息吐いてニコッと微笑み「……そないに言いたくなかったらええねん。追求はせえへんよ？」言いにくそうな兄を見て聞いてはマズイものなのかと思い目線を逸らしながら気まずそうに言い)

たまには、サボるのも悪くはないなーそうと決まれば、悠姫ものんびりしたらええで、気持ちがええぞ？（微笑んでる妹を見れば自然と自分も微笑み「いや、言う！えっとな・・驚くというか、もしかしたら気持ち悪いかもしれんけど・・ええか？」１つ小さな深呼吸をして真面目な顔で妹と正面を向くような形をとり）

うん、そうする！…あぁ〜風が気持ちええね(頷いては体を伸ばして吹いた風に目を閉じて呟き「え…うん。ちゃんと聞く…。」真面目な顔になった兄に此方も自然と正座になり一つ頷いてはどんな事だろうと興味を持ちながら兄が答えるのを待って)