高坂 穂乃果 2014-07-19 20:18:19 |
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わっ、美味しそうなケーキ。これ、どうしたの?(目の前に差し出されたケーキを見れば自分の大好きな大きなイチゴののったショートケーキで、感激して瞳を輝かせ、相手とそのケーキを見比べるように視線を動かしていて、本当はそのケーキを買った店が二年前に一緒に食べたケーキ屋のものだと気がついていたのだがオロオロとしている相手の様子が面白いのか、わざと気づいていないふりをしながら悪戯に笑いながら相手の反応を伺っていて
その…二年前に駅前のケーキ屋に行ったわよね?それで、今日は記念日だから
((相手の笑いを見ると覚えていないのかなと気づいているとも知らずに眉を下げながらも、相手との思い出を語っていくようにしていけば忘れられてたと思ったのか、寂しそうにしながら視線を下に向けていき、折角相手との出会いと仲直りそして今日の出来事を含めて、予め頼んでおいたのになと思いため息をついて
…ごめんっ、絵里ちゃん!何だか不安そうにしてる絵里ちゃんが可愛くって…穂乃果が絵里ちゃんとの思い出を忘れるわけないよ!(すっかり落ち込んでしまった相手の様子を見て、からかうのはこれぐらいにしておこうと考えてはガバッと勢いよく頭を下げて謝罪をし、キチンとそのケーキを一緒に買って食べたことを覚えているからとフォローを入れて「ありがとう、絵里ちゃん…記念日のことまでキチンと覚えていてくれて嬉しいよ!」感激のあまり涙を目の端に浮かべながら満面の笑顔を浮かべ
本当?嘘ついてないわよね?
((頭を下げる相手の言葉を聞くと、疑いたくはないがからかわれていると未だに思っているのか、不安そうにしながら相手を見つめるなり首をかしげ尋ねてみるも、内心覚えてくれたことに嬉しそうにして早く帰って甘えたいと感じて「それは、当たり前よ…私のお姫様の記念日は忘れないわ。あと、私もう一つプレゼントしてあるの」と目の端に涙を浮かべる相手にたとえも交えて話していくなり、首元に指を指しながらペンダントについて話
わっ、これってペンダント…?絵里ちゃん…これ、貰っていいの…?(言われてから首元に目をやればそこには見覚えのないペンダントがかけられていて、さっき相手が近づいてきたのはこれを自分の首にかけるためだったのかと納得し、自分好みのかわいらしいデザインのそれと相手とを見比べて本当に貰ってしまっていいのか問いかけて「穂乃果、何もお返しとか用意してないよ…?」何より貰いっぱなしでは申し訳ない気持ちも強くあり
えぇ、この日のために…準備をしておいたのよ?
((問いかけには頷きながら答えるものの、事前にペンダントを頼んでおいたので気に入ってくれたのならば自分はそれで良かったらしく、一緒に暮らすことは予想してはいなかったが、これも記念なので頭を撫でながら首をかしげ「じゃあ、私に対する愛がお返しとして欲しいわ。空白の二年間を埋めてくれるような」と申し訳ないと思っているのを察して相手を優しく抱きしめてみては、会えなかった分を埋めるように愛して欲しいと呟き
うん、わかった。絵里ちゃんが喜んでくれるように穂乃果頑張るよ!(二年間分の想いを募らせていたのは相手のみではなく此方も同じで、言われるまでもなく相手を自分の持てる愛情全部で満たしたいという意気込みを胸に相手の言葉には力一杯に頷いてみせて「それじゃあ帰ろっか、早く夕飯作らなきゃだしケーキも食べたいし…それに外じゃ絵里ちゃんに甘えられないもん」相手の手を握り少しだけ歩みを早めれば早く帰ってやりたいことがいっぱいあると笑顔で語り
じゃあ、私も頑張るわね…穂乃果の幸せのために
((相手の様子にクスリと笑ってしまい、空白の二年間以上のの幸せを相手と歩むと、心の中で近い相手の幸せのために自分も頑張っていこうと告げながら、抱きしめたいのを我慢しながらしあわせそうにして「そうね、愛しのお姫様を独り占めしないと甘えられる側からしたら余計早く帰りたいものね」と手を握られると抱きしめたいのを我慢していたのだから安心をして、歩きながらも楽しそうに笑い
ただいまー!さあ、ご飯作ろうっ(それから二人で他愛のない話しをしながら寄り道することなく家に着いて、戸をガラッと開けて元気よく言っては、店先にいた母にもっと静かに入ってきなさいと小言を言われるも軽く謝罪を述べてから相手と料理を一緒にするのが楽しみで仕方ないのか手を繋いだまま台所へと相手をグイッと引っ張っていき
ちょ、ちょっと慌てなくても私は逃げないわよ
((手を引っ張られて台所まで移動するも楽しみなのはわかるが少し痛かったのか、目を細めながらも相手のとなりに来ると、思えば相手とこうして料理だなんてあったかなと相手を見つめながら考えるものの、やはりなかったようで楽しみになりながら袋を台所に置いて少し微笑ましげに話し「さてと、早速作りましょ」と声をかけると相手の頭を撫でながら大きく背伸びをして
うんっ、まだまだ出来ることは少ないかもしれないけどお手伝いは任せてよ(相手と共にする協同作業に意気込みながらも、やはり普段からやらない料理というものに対する知識は疎いため、あまり力にはなれないかもしれないが出来ることはなんでもすると腕まくりをして気合いを入れながら述べ
ありがとう…その前にこれだけはさせて?
((一緒に料理をしてくれるだけで嬉しいのに、言葉を聞いてしまっては、相手を愛するのに独り占めしなきゃと思ったのか、相手を冷蔵庫に追いやり相手の顔の横に手を置いて、空いた手で顎をくいっと持つと「可愛い穂乃果がそうさせたんだからね?」と一言呟いた後唇に軽くキスをして見ては赤い顔のまま、相手の様子を見るように首をかしげ
あぅ…え、絵里ちゃん…大胆過ぎるよー…(所謂壁ドンと呼ばれるシチュエーションに相手によって持ち込まれ、その上更にはキスまでされてしまうと赤面して軽く脱力し、冷蔵庫へと背中を預けたまま潤んだ瞳で相手を真っ直ぐに見つめて一人恥じらっていて
そうかしら、穂乃果が可愛すぎる…それだけよ?
((恥じらう相手を見るなり頬をつつきながら、相手が可愛すぎてやってしまったのだと話せば、頬をつついたてから相手の頭に持っていき、優しくなでながらからかうように話しかけながら、内心恥ずかしいことしちゃったとか前に読ませてもらった本の真似だなんて言えるわけもなく、目線だけは泳がせながら下を向いていき、耐えきれなくなったのかとりあえず続けてみようと、真剣な眼差しを相手に向けて
うぅ…え、絵里ちゃんの方がずっと可愛いよ!(可愛いというシンプルでわかりやすい愛情表現の言葉を相手の口から聞けば真剣な目を向けてくる相手と見つめ合うのが恥ずかしくなってしまい、軽く相手から視線だけを外すようにして直視をしないように此方からも精一杯の反撃をしてみせて「えっと…さ、さあ、ご飯作ろう!」それからやはり恥ずかしくなったようで慌てて話題を切り替えて
そう?有難い褒め言葉ね?愛しのお姫様から言われるんだもの
((視線だけがそらされるとムッとしながらも、相手の精一杯の反撃にクスリと笑いながら、相手の頬に手を添えて額同士をくっつけて、こちらに向くように視線を向けながらも、恥ずかしい言葉を自分でも思うほどに言い続け「そうね…さて、立てるかしら?私だけのお姫様?」とゆっくりと立ち上がると、相手に手を差し出しながら意地の悪い笑みを浮かべながら首をかしげ
えへへ…お世辞とかじゃないよ?本当にそう思ってるんだもん(相手とおでこをくっつけ合う態勢になれば触れ合った場所がジンと熱くなるような、そんな錯覚を覚えてしまい、照れ臭そうにしながらもヘラッと笑い相手の手をとり立ち上がって「さてと、まずは何からしよっか?野菜の皮むきとか?」買い物袋から買ってきた野菜を手に小首傾げて問いかけて
穂乃果は素直だから言われるとすごい照れるわね
((額をくっつけている間相手との距離に緊張しながらつぶやいてみるも、相手は素直で自分よりも意見を言えるので羨ましそうに話しながら、照れ笑いをしてみて「そうね…お姫様には皮むきお願い出来るかしら」と問いかける相手を見るなり微笑みながら頷き皮むきをお願いすると、相手との共同作業かと思えばやる気になって、今でも楽しそうな気分になり
はーい、任せといてよ。穂乃果皮むきは得意だよ、お手伝いで結構やるんだぁ(皮むき器を片手に持ちながら高らかに手を上に上げて相手の指示に元気よく返事をして、用意された食材の皮を普段殆ど料理をしないと言う割には、得意という言葉に偽りなく意外なほどに手慣れた手つきでどんどんと剥いていき、鼻歌を歌い出して
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