‡２人の行方‡ …nl…(非募集)

その言い方は無いんじゃない。
(まさかそんな態度を取るとは思わなかったため少し幻滅したような横目で見て次々と席に着く仲間たちにホッとし己も席に着くも教室を出ていく相手を見ては「別に関係ねぇし…」とボソッと呟き窓の外を机に頬杖をつきなから見て)

だから、誰にも関わりたくなかったのに…
（昨日の事で騒がれる事も予測は出来た、だけど…何か変わればいいかなーなんて多少期待したが、やはり面倒な結果になり、相手に聞こえないように呟けば…教室を後にし）どうしよ…もう、ヤダなー。このまま帰ろっかな…（とサボった事など１度もないが、教室に居づらい為、足は玄関に向かっていて）

…。
(授業が始まり気だるそうにシャーペンをくるくる回しながら授業を受けていて相手の席を見れば空席。俺が坂下に安易な気持ちで近付かなければ坂下も嫌な思いしなかっただろう…と思いながら横目で見ていて。『おい、お前授業中だろ。教室に戻れ』と校舎を巡回していた生徒指導部の厳しい先生相手を見つければ教室に戻るように強く告げて)

え…?あ、はい…
（生活指導の先生に言われとりあえずそう答え、しかし態度で戻る気はないとバレたのか、『何処のクラスだ…?着いて行ってやる…』と結局教室に連れ戻され、クラス中の視線を受けながら自席に戻り。 …はぁ。と溜め息を溢しながらいつにも増して俯いて）

あ、戻ってきた。しかも○○付きかよ
(教室の扉が開けば己もクラスメイトとともに目を向ければ学校中有名なとても厳しい生徒指導と相手がいて席に着くや否や俯く様子を見ては「やっぱり俺が悪かったんだな…」と心の中で呟き)

…早く、終わればいいのに…
（俯いたまま小さく呟き、鞄をガサゴソと漁り家にあった予備の伊達眼鏡を出せば掛けて、“もう、昨日の夢は覚めた…現実に戻ろう”といつものように授業に集中し）

…♪
(相手と１日絡むことなく終礼になり放課後。席を立ち朝、放課後一緒に帰ろうと言われた女子が己の前に来る前に相手の席にスタスタと近付き「もし坂下が良かったら…まぁ別に要らなかったら捨てて？じゃあまた」と一言添えて小さな紙を机にスッと置いては扉に向かえば誘った女子が己の腕に腕を絡ませて教室を出ていき。ちなみに小さな紙の文面は「今日はごめんな？嫌な思いさせて。…@…、090…」と己の連絡先を記入されており)

(/純粋故に、些細な事で傷付く莉那ちゃんを出したかったのですが…やり過ぎましたかね。郁人くんを傷付けてしまう感じになり…心が痛みますTT、郁人くん負けないでー!!)

(/大丈夫ですよ！些細なことで傷付く莉那ちゃん、可愛いです^^
そのくらい一途というか純粋な感じめちゃくちゃタイプです！)

捨ててって…誰か拾ったら、迷惑かかるじゃん…
（渡されたメモを見れば、相手の連絡先が記してあり、男子から連絡先を渡されるのも初めての事で、焦り『私からは連絡しません…。…@… 090… それと、やっぱり貴方はチャラ男です!!』と自身の連絡先と一言を書き、相手の後を追い、「はい…これ」と手に握らせて、相手を追い越し玄関へ）

（/今わかったのですが…少しヤキモチ妬きなようです!! まぁ…男子に絡む事がなかったせいか、女子のスキンシップや誘いが、莉那ちゃんの中では特別視されているのかと…。）

『郁人くんってさ～…』
(女子の方から質問攻めにタジタジになりながらも答えていれば先程紙を渡した相手が来れば"は？"と言うような顔をしては握らされた紙を見ようとするが隣にいる女子が覗いてこようとするためポケットにしまい相手の背後を見ながら再び歩き始めて)

(/か、可愛いー><!!
郁人くん早く気付いてーって感じですが徐々にと思っていますので莉那ちゃんも頑張って!!)

あー、私…どうかしてる。こんなの私じゃない…
（いつの間にか自身のペースを乱され、普段との違いに戸惑いながら靴を履き替えながらブツブツと独り言をいい。学校から少し離れるといつものように束ねた髪を下ろし、眼鏡を取り、先ほどのメモを捨てる事も出来ないで眺めながら下校し）

(/可愛いですかね?ちょっと…ウザいかもと思ったのですが…。 ちょっと、安心しましたぁー!!
もちろん、そのつもりです!!きっと…その積み重ねで莉那ちゃんは恋心の芽生えに気づくのだと思いますので!!

あぁー、どうしてこうガツガツ系が多いかね…
(無事先程の女子を駅まで送り届けて上記を呟きながら首を軽く回すような仕草をしては"あ、そういえば…"と相手から貰った紙をポケットから出し開いて見ると連絡先とチャラ男だ、私から連絡しません。と書かれた紙に「ったく、可愛くねぇな」とフッと鼻で笑いケータイを取りだし相手に電話を掛けて)

(/いやいやカッワイイですよ！
なので安心してください^^
うはぁー、今後楽しみです^^!!)

…んわぁ!?どうしよ…
（無事に帰宅し、飼い犬と戯れていれば、自身の携帯が鳴り、見ると名前の表示はされないが、先ほどまで眺めていたメモに書かれていた番号から、相手は特定され通話ボタンを押すと「は、はい…なんですか?」とオドオドしながら話し始めて）

（/ありがとーございます!!
こちらも楽しみです♪

やっとでた。
(鳴らしている時間が長く感じたのか相手が電話に出た瞬間上記をポツリ。「なんですかって、お前。連絡しませんとかチャラ男だとか何なんだよ。ったく…」とオドオドしながら出た相手に淡々と告げて)

(/これからも楽しみましょー！
それでは本体ドロンしますね^^/)