〜BL学園〜

>長谷川
オッケー、いつでも来い！(手に着いた木屑を払って木の上を仰ぎ見、受け止めを要請されれば手を上向けて出して腰を落とし、自信満々に頼もしく答えて)

>香野
歌…？(忘れ物を取りに来ると別の教室から綺麗な歌声が聞こえ、吸い寄せられるようにそちらへ向かえば声の主は見知った人物で。歌い終わったら声を掛けようと、扉に背を預けて目を瞑り歌を堪能して)

智也>

…はぁ…(歌い終わり窓の外をみてなんとも言えない、切ないような表情をする。)

>香野
すっげー上手いのな(上手い表現が見当たらずとにかく凄かった事を伝え、拍手しながら相手に歩み寄り)

»我竜

…誰か歌ってる?(先生に頼まれ資料を運んでいるとどこからか歌声が聞こえては辺をｷｮﾛｷｮﾛと見渡して


»智也先輩

…っ…!
(手をこちらに向ける相手を見てはﾊﾞｯと両手を広げ木から相手の腕の中に飛び込んではｷﾞｭｯと抱き着いて

>長谷川
ぐっ！…と。大丈夫か？(3mというそれなりの高さから飛び降りた人を受け止めるには中々の体力がいり、衝撃を殺して相手を抱えてはすぐに下ろして腕をさすり)

»智也先輩

…あ!先輩大丈夫ですか!?(相手に受け止められ地面に下ろされ相手を見上げれば腕を抑え顔を歪ませる相手がおり、流石にあんな高いところから人を受け止めれば体に負担がかかるだろうと思えば心配し『保健室行きましょう!』と相手の服の裾を掴んでは心配そうな表情で相手を見上げて

>長谷川
あ、いや、大丈夫だ。慣れてるし(今言った事は嘘で実際は他人と木に登った事すらないのだが、相手に心配をかけまいと思うあまり何事もなかったかのような顔で嘘を付き、平気だというように腕を下ろしては保健室、という相手に「大袈裟だって」と笑って言うものの、腕に力が入らないのか相手の手を剥がす事すら出来ず弱々しく手を横に振り)

»智也先輩

先輩俺に嘘ついてもﾊﾞﾚﾊﾞﾚですよ(大袈裟だと言う相手を見上げては上記を述べ、何時もなら何度も言うとしつこく思われるとすぐに止めるのだが今回は一向に引く気はなくｼﾞｯと相手の顔を見ては『俺のせいなんですから…手当くらいさせてください』と裾を引っ張れば保健室に歩いていき

>長谷川
……勘いいのな、お前(嘘と言われて否定しようとしたが真っ直ぐに見詰めてくる相手の目を見てしまいｳｯと言葉に詰まり、罰が悪そうな表情をして俯きﾎﾟﾂﾘと絞り出すように言っては、元はと言えば自分のせい、相手に治療させるのは申し訳なく思い「それは悪いって」と抵抗しても無駄かもしれないがその場から動かないよう踏ん張ってみて)

»智也先輩

…っ…｡あの,俺の事しつこいって思ってると思います…(保健室に向かい歩いていると足に力を入れ立ち止まる相手に振り返れば眉を下げてﾎﾟﾂﾘと口から言葉を出し『…それにくさいかも知れないですけど好きな人心配するに決まってるじゃないですか』と手で顔を覆っては自分の言葉に赤くなり

>長谷川
…思ってねぇよ(しつこいと思うどころかむしろ相手の厚意をありがたく思っているくらいで。こういう肝心な時に素直に礼の一つすら言えない自分の性格を恨めしく思いながら吐き捨てるようにﾎﾞｿﾘと言えば「格好いいじゃん」と相手の隣に行き、力の入らない腕を無理矢理上げては相手の頭に手を置き)

»智也先輩

!…こういう時くらいしかカッコつけられれないんで(と、相手に頭を撫でられては緩く嬉しそうに笑いながら上記を述べて、『て、事で保健室行きましょうよ?俺にカッコつけさせてください!』と深々と頭を下げては本当に心配しているようで

>長谷川
今十分カッコつけただろ(これだけの動作すら辛いようで手を下ろし力なく垂れ下げ、そんな状態で、しかも相手は良いと言ってくれているのだがやはり迷惑をかけるのは嫌なのか冗談めかしつつ相手の言葉をすげなく断り)

智也>

…なに？盗み聞き？(なんともいえないような表情で笑い)
…上手くはないよ。

律>

…(歌い続けている。どこか切ないような、脆いような表情で)

>香野
人聞き悪い事言うなっての。たまたま聞こえたんだよ(フンと鼻を鳴らし、自分の耳を指差して)
そうか？滅茶苦茶上手かったけどなー(相手の歌声を脳内再生しては目を細め)

»智也先輩

ほんとに大丈夫なんですか…?(やはり断れては眉を下げ仕方ないかと思えば首を傾げながら上記を述べて


»我竜

あ…。(歌声をおっては一つの教室の前にたどり着き扉の隙間から中を覗いては見慣れた相手を見つけて

>長谷川
腕なんか折れなけりゃ大丈夫なんだよ(自分の判断基準は折れたか否かで、今は動く事すらままならないがその内動くだろうと楽観的に考え、右腕を見ながら前記を述べて)

»智也先輩

どんな考えですか(と,相手の言葉を聞いては呆れたような表情をしながら上記を述べて『けど無理しないでくださいね?』と一言行っては学校の中に戻りましょうと学校を指さして

智也>

…そっか。ありがとう。(素直に言って、切ないような笑顔浮かべ)

律>
…は…(歌い終わったらしく、切ない目をしてふしめがちに下をみる)

»我竜

…。(歌を歌い終わったらしく下を向く相手を見ては扉から離れ、声をかけた方がいいのかこのまま去った方がいいのかとｸﾞﾙｸﾞﾙ考えてはﾜｼｬﾜｼｬと頭を掻いて