____幼馴染み　/　bl

ー…御前こそ冗談だろ…。
(相手の其の表情はやはり自分の好きな相手は友人だと思っていたらしくふぅ、と思わず溜息をついてしまって。遠回しな言葉に我ながら恥ずかしくなっては思わず複雑そうに相手の方を見ては予想外にも其れは振るとかそういう物ではなく驚いた様子の相手の言葉で訝しげに相手を見詰め。繋いでいる手に力が込められては相手の自分への好意の言葉に驚きに目見開いてはそんな可能性を信じてもおらず思わず小さく呟いて。顔を横に背けてしまう相手に思わず手を伸ばしては手の平を頬に添え強引にも此方を向かせて目を合わせては困った様に眉下げて微笑み、「…好きだ、神木。…こんなことならもっと早く言えばよかったのにな。」真剣に相手の目を見詰め話しては相手の好意の先が自分だと気付かない自分も相当鈍かったのだろう、と苦笑して)

___...ﾊﾞｰｶ。
（一度"冗談だろ"なんて相手から言われ、苦笑浮かべ。確かに信じれないよな、なんて思いつつ軽く目を瞑っていれば突然頬に相手の手が添えられ。驚いたように目を開けば其の侭相手のほうを向かされてしまい。相手と目を合わせては未だ驚いたように瞬きをしていて。見詰めたまま話す相手に照れくさいのか目だけ横に逸らしては相手の言葉に何を言えばいいのか分からず。口を開けば何故か上記が出てきて。相手が己のことを好きだということが未だに嘘のように思えるのか視線を下に向け。相手のことは信じているのだが、このことになると信じきれない自分に腹が立ち。自分自身に嘲笑いしては小さく息を吐き。己の頬に添えてある相手の手を己の片方の手で緩く掴めば己の頬からやんわりと離し。下に向けていた視線を相手へと移しては今度は己が相手の頬に手を添えて。薄く微笑み浮かべては相手の頬に軽く口付けをして。「今更冗談とかなしだからな。」ふ、と笑み零しては相手の頬から手を離して前を向き。相手の手を引きながら歩き出して。）

…冗談じゃないって。
(悪態づく相手も目線を逸らす相手の様子から見れば単なる照れ隠しだと分かってか目を細めるだけで。未だに信じられない様な感覚ではあるが相手が自分の事を見てくれていたのが素直に嬉しく、目線が混じり合わないが何処と無く笑みを浮かべて。やんわりと制された手に大人しく相手を見守っているも、下へと向いていた相手の視線が此方に向き、柔らかく口付けられては驚きに双眸見開いて目の前に居る相手を見詰めて。何事も無かった様に言葉を述べて此方の手を引き始める相手に一度呆然とするも呟く様に上記を述べてはなんと無いに相手の触れた頬に触れて。やはり不意に行動を起こす所は変わらない、と苦笑気味に笑っては手の引かれる侭相手の隣へと行けばﾎﾟﾝﾎﾟﾝと空いた片手で相手の髪を軽く撫で「…なんとも照れ臭いな、御前とこうするのは。」と正直に述べては絡ませた指先を動かし込める力を強めて)

___....確かにな。でも、俺は嬉しい。
（何事もなかった様に相手の手を引いて歩くも、実際は照れくさかったのか相手が己より少し後ろにいるため顔を少しの間見せないようにしては己の隣に移動した相手にちらり、と視線を向け。己が頬に口付けをしたことにどんな反応をしたのか分からなかったが、相手を見ていれば髪を撫でられ。相手から触れられることは嫌ではなく、寧ろ心地良いため目を細めては柔らかい笑みを浮かべ。相手から出た言葉に小さく笑えば己も同じだと頷くが、照れくさくもあるが己にとっては嬉しくもあり。上記を述べては力を込める相手に己もぎゅ、と力を込めて。今まで相手のことを好きだったが、完全に片思いで終わるものだと思っていたため今相手とこうしていることに軽く苦笑して。相手に向けていた視線を前に向けては「お前は本当可愛いな。」と気持ちが高ぶったのか何の脈絡もなかったが、相手の頬に先程買ったｱｲｽをﾋﾟﾄ、と当てつつ述べ。）

ーいや、嬉しいのは俺も一緒だが。
(撫でられた相手の柔らかい笑顔に此方も無意識に笑みを浮かべていれば心も癒される様な気すらして。繋がれた手にちらりと視線を落としていれば不意に言われた言葉に先程の会話を思い出してか不服気な表情で眉顰め「…だから、可愛くな…ｯ、!」呆れ混じりに反論しようと言いかけると相手の持っていたｱｲｽをﾋﾟﾄ、と当られ冷たさに息を呑み僅かに顔を離し。未だ外に居る為冷たい外気に当てられたｱｲｽの冷たさもあっては当てられた頬に片手を当ててはじと、と相手の方を見て。自分が可愛いと言われる様な行動をしたとは思えず、「俺が御前に何かした覚えが無いんだが。」とこんな反撃を喰らう覚えは無い、と不機嫌気味に告げては相手から顔を背けて)

...なら良かった。
（相手も己と同じで嬉しいと言ったことに安心したように小さく息を吐けば上記呟き。勝手に身体が動いたことにより、この寒い中ｱｲｽを相手の頬に当ててしまい。無意識と言えば無意識だが、己がしたことに変わりないためさっとｱｲｽを下ろしてはじと、と己の方を見る相手に曖昧に引き攣った様な笑み浮かべて。どうしようかと焦っていれば不機嫌気味に告げて顔を己から背ける相手。軽く眉を寄せて斜め下を向けば「何もしなくても可愛いものは可愛い。」と呟く様に述べ。兎に角先程己がｱｲｽを当てたことで相手は寒いだろうと、考えては「ごめん。」と一言相手に視線を向けて言い。罪悪感からかふい、と顔を再び前に向けては冷えているであろう相手を早く温めなければと自分達の家へと相手の手を引きつつ少し急ぎ足で歩きだし。）

…其の言葉其の侭御前に返しとく。
(顔を背けた侭相手の様子を見る様にちらりと目線を相手へと寄越せば斜め下を向き呟く様に未だに己を可愛いと述べる相手に呆れた様に溜息をつきつつなんだかんだ相手の事を可愛いと思っている事から相手へと其の侭言葉を返すことにして。怒っている訳ではないのだが反省したのか一言此方に謝る相手に顔を相手の方へと戻しては唐突に前を向いて急ぎ足で家へと戻る相手に足取りを速めて。「…謝るなら最初からやるなよ。」と謝って来た相手に最初に思った事を其の侭小さく述べては何故相手が急いでいるのか分からないにしろ早く帰りたいのだろう、と思っては大人しく相手の足取りに隣に立ってついて行くことにして)

....今度からは、かっこいい以外は受け付けねｪから。
（己の言葉を其の侭返すと言う相手に眉を寄せては己のどこに可愛い要素なんてあるのだろうか、と一度考えだすも自分では可愛いと思わせるような行動も発言もした覚えはないため軽く首を傾げ。結局分からなかったが、行きの時に"かっこいいと思わせてやる"と言ったのを思いだし。繋いでいる手を一度見ては、其の侭上記述べ。もし相手が可愛い等と言った時には罰でも受けてもらおうか、何て己は相手に可愛いと言っているのにも関わらず相手にとって理不尽なことを考えつつ機嫌が良さそうに笑み浮かべ。早く帰って相手を温めようと、歩いていれば後ろから"最初からやるなよ"なんて聞こえ。眉間に皺を寄せては顔を横に向け「悪かったな、馬鹿で。」と不貞腐れつつ述べ。隣に立つ相手を横目に前方に自分達の家が見え。其の侭家の前までこれば、鍵を開け。扉を開けば相手を先に入らせるようにと繋いでいる手を引いて。）

ー…おい、そっちはどうなんだ。
(何とも理不尽な其の台詞だが相手が自分に可愛いと言った場合の事が含まれておらず思わず口に出してしまって。自分だって可愛い所等ない筈なのに不条理ではないか、と不服げに目を細めては相手に視線を合わせようにも相手は自分と繋いでいる手を見ている為にじと、と相手の横顔を見詰めて。「…まぁ馬鹿だけど。」其処迄言ったつもりはなかったが暫し考えれば相手の行動はやはりそうだろうと思い直し憚る事無くさらっと口にしては家に辿り着き。急く様に繋いだ手を引っ張る相手に肩を竦めはいはい、と言った様子で自分も先に入っては相手が家に入った段階で閉じられた扉にようやく家に帰ってきた、と息を一つ吐いて。たかが外出で相当色んなことが遭った様な気がしては「お疲れ。…ｱｲｽ今食べるのか?」玄関先で靴を脱ぎ乍相手の方を見つつ買った物を食べるかと問い掛け)

俺は、いいんだよ。
（相手から視線を感じるものの、相手の言葉に小さく笑み浮かべては己が言う分はいいのか上記述べ。何とも自分勝手な発言だが、自分ではそこまで自分勝手なこととは思っておらず。ちら、と相手に視線を移して相手の様子を見。さらっと口にする相手に、確かに自分で馬鹿とは言ったが相手に馬鹿だと思われていることに軽くｼｮｯｸを受け。「馬鹿...馬鹿...。」魂が抜けたような表情でﾌﾞﾂﾌﾞﾂと何度も呟きだし。相手を先に家に入れては己も相手の後ろから入り扉を閉め。あまり時間はたっていないはずだが、己にとっては出かけてから帰ってくるまで相当時間がかかっているような気がし。「嗚呼、お疲れ。....いや、後で食べる。」己も靴を脱ぎ始めては、相手から問われたことに少し考えて外から帰ったばかりでまだ寒いので後で食べることにし。）


（/遅くなりすみません!;; ）

…はぁ。
(相手らしい迄の横暴さにまともな答えも出ず小さく溜息を吐いては特に何も異を唱えずにいて。自分勝手この上ない相手が好きな自分も末期だとは思うのだが。魂のに受けた様に軽くｼｮｯｸを受けて居る相手に言い気味だ、と内心すっとしては呟いている相手の傍らに平然と居て。寒いだろうから後で食べるという相手は妥当な判断であり、肩竦ませては帰ってきて初めて時計を見ればもうすぐ夕食とも言える時間でもあって。相手に作らせたらきっと料理とも呼べない物が完成するのだろう、と言う事を思い出して苦笑を浮かべれば相手にちらりと視線を向け「…晩飯、先に食うか?」とｱｲｽを後回しにした相手に小さく頬を緩ませて)

(/自分も遅くなってしまったので…御互い様ですよ;;)

（己の言葉に何も言い返さない相手に珍しい物でも見るかのように相手に視線を向け。言い返されなかったことに小さく口角を上げては其の侭相手を見ていて。己がｼｮｯｸを受けている間にも平然としている相手に軽く眉を寄せては「佑磨のほうが馬鹿だ。..」と態と相手のことを名前で呼んで呟き。未だｱｲｽの入っている袋を片手に持ちつつ相手と同じように時計を見てはそろそろお腹空いたな、と思い。取り敢えずｱｲｽを冷凍庫の中に入れようと台所へと歩き出せば、相手から問い掛けられ。少し考える様に首を傾げては「嗚呼、食べる。.....その前に..」と一度頷くも、相手に身体ごと向けては相手の後頭部に手を回し。其の侭此方へと引いては相手の唇に軽く口付けて。少し離して相手の唇をﾍﾟﾛｯと舐めては「......ん、じゃあ、晩飯よろしく。」と直ぐに相手から手を離して再び冷凍庫へと足を進めていき。）


（/御互い様ですね^^; でも、自分のﾍﾟｰｽで大丈夫なので気にしないでくださいね!）

…んだよ。
(無言で此方を見つつ笑みを浮かべる相手に癪だったのか眉間に皺寄せては突っかかる様に相手の方を見乍問い掛けて。「…煩い、氷河。」呼ばれた名前に一度考えるも相手が自分の事を名前で呼ぶのは初めてに近い様な気がし、小さく口元に笑みを浮かべては軽く注意する程度に言いつつ相手の名前を呼んでみて。相手からの答えも聞いたし今日は何を作ろうか、相手も食べるものを何か考えなければ、と内心別の事を考えていれば不意に目の前に来た相手の顔に目見開いて。近づいた顔と唇に触れた柔らかい熱に一瞬硬直するが状況を把握した時には既に相手は離れており、舐められる感触にくすぐったそうに片目細めるも飄々と冷蔵庫に向かう相手に小さく舌打ちしつつ一応照れては居るのか悟られない様に顔を背けつつも目元を僅かに赤らめては其の侭夕食の支度をしなければと台所へ続いて)

(/じゃあ其方も無理なさらない程度に…!)

（/うわわ、大分遅れてすみません;; 私情により返せなかったんですが、まだいらっしゃいますかね?;; 今はお返事できませんが、もしまだいらっしゃいましたら時間が空いたときに返したいと思います....!）

(/此方も忙しさ理由に上げる事も出来ず申し訳ありません…!もしお時間が許すなら継続して御相手御願い出来ませんでしょうか;;)

...いや、別に。何でもない
（眉間に皺寄せて突っかかるように此方を見る相手に小さく笑えば軽く首を横に振り。己が相手の名前を呼び、少し照れたように相手から視線を逸らしていれば相手からも名前を呼ばれ。相手に名前を呼ばれるなんてことが滅多にないため嬉しそうに小さく笑み浮かべ「煩くねｪし。」と照れくさそうにしながらも否定し。冷蔵庫の前で止まり、自分から相手に口付けをしたものの案外恥ずかしかったのか軽く頬を掻いては冷凍庫の中にｱｲｽを入れ。相手はどう思ったかな、等と考えながらも顔を少し俯かせﾘﾋﾞﾝｸﾞにあるｿﾌｧに腰掛けては相手が晩御飯を作る間少し寝ようかな、なんて思い。ゆっくりｿﾌｧに横になれば台所へ行く相手に一度視線を向け「俺少し寝るから、出来たら起こして。」と告げ。其の侭目を瞑り、寝始めて。）


（/いえいえ、もういないかと思っていたので来てくださり有難うございます!自分でよければ御相手継続させていただきたいと思います!宜しくお願いしますね!）

あっそ。
(特に咎めたりもしないのに只小さく笑う相手に無愛想に返しては前を向き。御互いが御互いの名前を言うのが滅多にない事だったからか何方も何処と無く嬉しそうな声色になる事に気持ちが共通している事を改めて実感しては可笑しそうに表情を和らげて。自分を散々振り回している相手が照れているとも知らず、平気そうに寝に行ったのかと感じては相手へ表情が見えない乍も悔しさはあるのか眉間に皺寄せ、「お−、起こす起こす。」と適当に告げては結局気が抜けたのもあってか簡単に鍋にすることにして材料を取り出して切りつつ、鍋の支度をﾃｰﾌﾞﾙの上にしていき)

(/此方こそ改めて宜しく御願い致します…!!)

（小さく欠伸をしては、意識を手放す前に相手の返事が聞けたため小さく口角を上げ。其の侭寝やすいようにもぞもぞと仰向けになるよう動いては少しずつ意識を手放していき。__暫くして完全に眠りについたのか気持ちよさそうな表情を浮かべていて。今日は兎に角いろいろとあったような気がするため疲れたが、相手の気持ちが知ることができたし己の気持ちを相手に伝えることができたため良い日であると己は思っており。意識はないながらもそのことに無意識のうちに頬を緩めては相手が晩御飯の支度をして己を呼びに来るのを待って。）

（/はい!また、ちょくちょく来れないことがあると思いますが;; お願いします!）

(鍋の材料を全て切り終わり出汁の味を整え乍味付けして行っては野菜や肉等の材料を鍋へと入れて暫し煮て行き、ちらりと相手の方を見れば何処と無く幸せそうな其の表情に此方も癒されてか安堵した様に表情を和らげ、何時の間にか相手の距離が此処まで縮まっていた事にも自分としては驚き。少し様子を見ている間にいい頃合いに鍋が出来上がれば相手のいるｿﾌｧへと近づいては軽く肩を揺さぶりつつ「おい、夕飯出来たぞ。」と眠っている相手を起こそうとしては眠っている相手にそっと顔を寄せると相手の唇へそっと口付けて軽くﾘｯﾌﾟ音を立てて)

___...ん、わかっ......
（だんだんと美味しそうな匂いがしてきたためもう少しか、なんて思いつつ相手が来るまで待って、暫くして肩を揺さぶられ。軽く身動ぎをしつつ相手の言葉に眠たそうに目を開けようとしながら"わかった"と言おうとしていれば突然唇に柔らかい感触がし。其の侭状況が理解できていないのか少し固まれば聞えてきたﾘｯﾌﾟ音に相手から今されたことを理解し。驚いた様に少し目を見開いては、相手からされたのは初めてだったので少し照れているのか頬を薄っすらと赤く染め。その顔を相手に見られたくないのか見られないよう顔を俯かせ「不意打ち禁止。」と己も人のことを言えないのだが、前記を一言述べ立ち上がり相手の腕を引いて晩御飯が用意されているﾃｰﾌﾞﾙへと足を進め。）