____幼馴染み　/　bl

......別に。
（相手の手を引っ張っていれば、不機嫌気味に眉を寄せつつ手を離す相手。離された手に小さく息を吐けば、相手の額を押していた手を離し。先程まで抓られていたためﾋﾘﾋﾘとした痛みが残っているが、冷えている手で軽く頬に触れ。相手との距離に少しばかり緊張していたのか顔が少し火照っていたため落ち着いたように目を細め。1人でそんなことをしていれば、相手から真剣な目線で問い詰められ。慌てて相手から視線を逸らせば、上記を素っ気無く述べ。自分から相手をｿﾌｧに座らせておいて、なんて頭の中で考えるもこれを言ってしまえば相手に嫌われてしまうかもしれないと思い「あ-、俺ちょっと出掛けてくる。」なんて一旦この話をやめにしようと特に出掛ける用事などないのだが、立ち上がっては着替えるため自室に戻ろうと歩きだし。）

(お互い口数も多い訳では決して無い為に短いやり取りの方が多いがこうも会話が続かないのも又珍しく、赤く若干腫れた頬を冷やす様に手を当てる相手を見詰めては其れ以上返答する気の無い相手に深く溜息を吐いて。視線を逸らされる程いつの間に嫌われたのだろうか、否嫌われていたらこんな距離感で話をしていないか、等と内心で自問自答を繰り返していれば急に立ち上がった相手を座った侭見上げ、引き止める理由も見つからず暫し無言になれば「…外寒いから風邪引くなよ。」と軽く声を掛けて。自身も着替えなければならない事を思い出したのか気怠げに立ち上がっては去り際に先に歩き始めていた相手を追い越す際にくしゃりと相手の髪を軽く撫でては顔も会わせない侭自室へと向かって)

__.....ん、嗚呼。
（相手から逃げるように自室へ向かいつつ、逃げるなんて自分らしくないことをしている自分自身に眉を寄せては、大きく溜め息をついて。相手の声掛けに軽く頷きつつ短く上記述べ。相手も着替えるのか先に歩き出した己の頭を撫でて先に自室へ向かって行き。顔をあわせない相手に嫌われたのか、なんて思えばその後ろ姿をぼ-っと眺めるも、少し考えては相手が自室へ入る前に「あ、何か買ってきてほしいものとかあるか?」と特に己は行くところは決まっていないが、何か買うものがあるなら折角だし買ってこようかななんて思い、聞いてみて。相手からの返答を待つ間に"1人で行くのもあれだし、誰か誘うか?"なんて考えては、相手を誘おうか迷うがそんなことをすれば相手にとっては迷惑かもしれないなんて考え。相手を誘うのはやめて、友達を誘ってみようか、と1人首を傾げていて。）

…別に特にないが、…。
(なんだかんだ自分を誘ってくれる相手は御人好しなんだろうか、と疑いたくなる程で其の言葉を背中に受ければ欲しい物も特にないのもあってかすんなり返事を返そうとするも、ふと近くの窓から外を見れば寒そうにも風が吹いていて。天気も其処迄言い訳ではないのもあってかこれからで掛ける相手が少し心配になれば漸く振り返り「…何処に行くのか知らないが、一緒に行くか?」と声掛け。友達と一緒にいくのならそれでも不本意ながら良いのだが、一人で行くとなると何があるのか心配になってしまう自分は過保護も同然の様で内心自分に呆れ笑いを零すしか無い。買う物は無いが相手の外出に付き合おうという気になれば相手の答えを待つ様に静かに相手を見詰め)

.....そうか。
（1人考え込んでいる間に、相手から返答が返ってこれば軽く頷いて。相手が何もいるものがないのならただ己は外を散歩するだけになるため、何処かお店に入って寛ごうかなんて思いつつ友達を誘おうとﾎﾟｹｯﾄから携帯を取り出していれば相手から"一緒に行くか?"なんて声を掛けられ。まさかそんなことを相手から言われるなんて思っていなかったのか数回瞬きをしては此方を見詰めている相手に視線を合わせて「..迷惑じゃないなら、一緒に行きたいけど.....無理はするな。」と小さく苦笑して。相手にしては過保護なところもあるんだな、と意外そうにしながらも手に持っている携帯に視線を移しては、相手がもし本当はついてきたくないのなら友達に連絡しようとまだ相手からの返答は聞いていないが、既に電源を入れていて。）

迷惑じゃない。…誰か他のを誘うなら別だが。
(寧ろ相手が風邪を引いたり何処かで怪我をしたりする方がよっぽど心配で、其れでも手元の携帯に電源を入れている相手を見れば自分が断れば誰か他の人間を誘うのだろうと自然に検討がつき、相手の方が無理をするのじゃないかと肩を竦ませ。自分と二人っきり等自分こそ大歓迎であるが相手からしたら先程の件もあるからかどうなのだろうとどうしても気になってしまい。如何せ此の後着替えるのだからとしゅるりとネクタイだけ解いては行くか行かないのか曖昧な様子の相手に静かに微笑みかけ。誰かと行かせるのなら自分で行きたいのもあってか此方は断る気は毛頭無く、堂々としていて)

..あ-、いや。お前が来るなら誘わねｪよ。
（先程あんな事があって流石に断られるものだと思っていたため携帯の画面から相手へと視線を移しては、数回瞬きをして戸惑いがちに上記述べ。相手が迷惑でないのなら友人を誘う必要はないため、電源を付けた携帯を切っては再びﾎﾟｹｯﾄにしまい。ﾈｸﾀｲを解いた相手を見ていれば静かに微笑みかけられ、一瞬ﾄﾞｷｯとするも視線を下に向けて冷静を装い。先程まで着替えるということを忘れていたのか思い出したような表情を浮かべてはどこか堂々としている相手に不思議そうに小さく首傾げて「じゃあ、着替えてくる。」と告げて。其の侭相手に背を向けては自室のほうへと向かい。）

ん。…じゃあまた後でな。
(携帯を仕舞った動作に柄にも無く安心しては着替えに行く相手を静かに見送り自分の部屋への扉を開けて中へと入り。少しは意識しないだろうか、と先程のﾈｸﾀｲを外す動作にも下心的なのはあったが相手が冷静だったと誤解した侭適当に制服を脱ぎ始め。また着る物と選択する物に仕分けし乍着る物はﾊﾝｶﾞｰに掛けるとﾀﾝｽからｼﾝﾌﾟﾙに白いｼｬﾂと黒のｼﾞｰﾝｽﾞを取り出しては着替え始め。相手と出掛けるだけならそう大して意識する事も無いだろうと簡単な格好で済ませれば其の上に上着を着、財布を入れた鞄を持っては部屋を出て。買う物は無かっただろうか、と頭の中で整理し乍出て来る相手を待とうかと相手の部屋の扉の隣に立ち、壁に凭れ掛かっては着替えているであろう相手を待って )

___着替えるの早いな。
（自室に入り。先程の相手のﾈｸﾀｲを外す動作に、気が持たないとばかりに小さく息を吐き。よくあんなことができるな、なんて考えつつ着替えるためにﾀﾝｽを開き。己は大体ｼﾞﾝﾌﾟﾙでゆるゆるとした服を好んでいるため、お気に入りである服を着て行こうと思い。相手とは幼馴染みなため、そこまで服にこだわらなくてもいいだろうと考えては、よく履いているようなｽﾞﾎﾞﾝを取り出し。着替える服を用意したため制服に入れていた財布や携帯を出せば、用意した服に着替え始め。最後に必要な物を鞄に入れ。出かける準備はできたため、小さく頷いて自室を出。相手はまだ終わっていないだろうと思っていれば己の部屋の隣の壁に凭れ掛かっている相手が視界に入り。少し驚いたような表情を浮かべては小さく上記述べ。何時もと同じような格好をしている相手に小さく笑えば「よし、じゃあ、行くか。」と声を掛け。）

＿そうか?いつも通りだったんだが。
(携帯を見れば学校から帰って来たのもあってか其処其処の時間。相手が何を買うか知らないが早く帰って晩ご飯を食べよう、と考えていればふと外で食べたり買うのも悪くないかもしれない、等と相手が着替える迄の間の時間を考え事に費やして。相手が出てくれば其の驚いた様な表情に不思議そうに返しては携帯の画面を切りﾎﾟｹｯﾄにしまって。何時もの服装に此方も少しばかり笑っては玄関の方へと歩き出して。「…そう言えば何処に行くんだ?」玄関に置いてあった靴を履く為に一度屈み、靴紐を結び乍今から行く目的地を知らなかった事もあってか何処に行くんだと相手を見上げ問い掛け。遠出でないならいいのだが、と相手の買うものも分からずに思案して)

嗚呼、早かったんじゃないのか?
（己が出てくるまで携帯を見ていたのか、ﾎﾟｹｯﾄに携帯を仕舞っている相手に緩く首を傾げつつ上記述べ。玄関のほうへ歩き出す相手の後ろから己も歩き出し。靴を履いている相手をぼんやりとしつつ見ていると何処に行くのかを聞かれ。答えようと口を開くが、特に行くところを決めていたわけでもないので一度口を閉ざし。相手にもし行くところは決めていないなんて言えば呆れられてしまうかもしれないため、考えるように首をうねらせては「そうだな.....ｱｲｽ買いに行こうと....。」と言うが、途中でこんな寒い時期にわざわざｱｲｽなんて買いに行くなんて可笑しいことに気づき。少し顔を俯かせては、既に言ってしまったことなため仕方ないかと思いつつ小さく息を吐き。取り敢えず相手からの反応を待ってみて。）

(相手の反応に内心では”?”を浮かべ乍靴紐を結び終わり、立ち上がって爪先をﾄﾝﾄﾝと床で整えていれば聞こえた言葉に一度ｷｮﾄﾝとしては相手の方に顔を向けて。天気も良い訳ではなく其処其処寒いであろう外にこれからｱｲｽを買いに行こうと言う相手に少々違和感を感じるも困った様に俯き乍此方の反応を伺う相手に軽く吹き出しては相手の傍に行き手を伸ばしたかと思えばﾜｼｬﾜｼｬと手の平で相手の髪を撫で回しては「食べれんのか?それ。じゃあｺﾝﾋﾞﾆに行けば良いな。」寒いのに本当に食べるのかと確認しつつ目的地を近所のｺﾝﾋﾞﾆに決めては或る程度撫でた後に手を離し、相手が靴を履くのを待つ様に相手を眺めて)

___....あ、嗚呼。.....多分。
（靴紐を結び終わったのか立ち上がる相手の反応を待っていれば、一度相手がｷｮﾄﾝとしたのが分かり。"やっぱり変だよな。"なんて思いつつ相手を見。己が何か可笑しかったのか急に吹き出す相手に小さく首傾げていれば、己に向かって伸びてくる相手の手。何をされるのかと思いつつじっとしていれば相手からﾜｼｬﾜｼｬと髪を撫で回されてしまい、少しばかり驚いたように目を見開き。相手の"食べれんのか?"という言葉にうっとなっては、軽く頷いて見せるが、小さく"多分"と付け足し。少しして離された手を軽く眉を寄せながら見ては、少しだけ乱れている髪を整え。己がまだ靴を履いていないことに気づけば、慌てて靴を履き始め。「じゃ、行くか。」屈みつつ靴紐を結びながらそう言えば、立ち上がって。其の侭ﾄﾞｱを開けようとするが、手を止めては其の侭相手の頭へと手を伸ばし。先程の仕返しとばかりに相手の頭をｸｼｬｸｼｬと掻き乱せば、相手に気づかれないよう小さく笑い。）

(”多分”という言葉にやはり行く予定等無かったのだろうと推測を立てては自分もついでに何か買おうと呑気に考え始め。慌てたり笑ったり百面相の相手は見てるこっちも楽しい物で、相手が下向いて靴を履いているのを分かっている為に相手を見詰め乍微笑ましげに口角を上げ。相手の言葉に頷き出ようとするが不意に掻き乱される髪に一度手を止め、驚いた表情を浮かべるが直に其れが先程自分がやった事に対する仕返しだと分かれば途端に冷静になり、振り返って相手の額を拳で軽く小突いては「さっきの仕返しって事は分かったから…、行くぞ。」と呆れた様に目を細め乍告げると開けようとしていた相手を抜かして扉を開けて外へと出て。相変わらずの寒さに眉顰めては後ろに居る相手にちょいちょい、と手招きしては学校に行くときの様に寒さを紛らわそうと )

___あ、何だ。分かったんだ。鈍感そうだし気づかないと思ったんだけどな。
（仕返しで相手の頭を掻き乱していれば振り返る相手。冷静な相手に少しつまらなそうな表情を浮かべては、相手から手を離して。斜め下のほうを何となく見ていれば額を軽く小突かれてしまい。額を片手で押さえては眉を寄せ。己が仕返しをしていたのが分かったらしい相手に不満そうな顔をするも直に薄く笑みを浮かべては上記述べ。己がそうしている間に先に扉を開けて外に出る相手。其の後ろから己も外へ出ては、朝と変わらない寒さに軽く眉を寄せ。ﾎﾟｹｯﾄに手を入れて温めようとしていれば、前にいる相手に手招きをされ。不思議そうに小さく首を傾げながらも相手の隣へと移動し。「どうした?」ﾎﾟｹｯﾄから出した手に軽く息を吹きかけつつ相手を見ては"また手繋ぎたいとか?.....いや、それはないか。"なんて内心思いつつ問い掛けてみて。）

…御前な…。
(自分で鈍感だとは思っていないのもあってか”御前は俺をどんな風に認識してるんだ”、と不満げにも見える表情で呟いては小突かれて不満げ乍も直に微笑みを浮かべる相手にむっとした様子で顔を逸らし。相手も寒そうにこちらに寄って来るのが見えては片手はﾎﾟｹｯﾄに突っ込み、もう片方の手は相手の予想通り相手の手をするりと普通の繋ぎ方で繋いで。「…寒いから気紛らわしたい。」と朝は相手の事を気遣ってだったが今回は単なる自分の我侭だと自覚しているのもあってか僅かに部屋の温もりも残る相手の手をきゅ、と握っては其の侭ｺﾝﾋﾞﾆのある方へと平然と歩き出して。然し自然と手を繋ぎたいと思う人等隣に居る相手だけで、その事を自覚しては何処か照れくさそうに相手から目線を外し若干足元の方に向け乍歩いて)


(/あけましておめでとうございます!
なにぶんまだまだ至らない本体な為に迷惑をおかけしていると思いますが;;今年も是非共よろしくお願いします!)

....可愛い、って思ってるだけ。
（不満げに己から顔を逸らす相手を己はじっと見詰めては、相手の顔から言いたいことは大体分かったのか小さく口角を上げながらも己が思っていることを其の侭述べ。1人で何をするのか考えていれば、突然手を繋がれ。少し目を見開いて繋がれた手を見。先程己が考えていたことをされたため、数回瞬きをしては「そう、か。」とぎこちなく頷き。己も握り返そうとしていれば、相手からきゅ、と握られ。小さく笑いを漏らしては此方もぎゅ、と力を入れて握り返し。平然と歩き出す相手へと視線を移してみると、何故か己から目線を外している相手。それに不思議そうに首を傾げては視線を前に向けつつ何かを考えるようにし。少しして再び相手に視線を向けては繋いでいる手をｸﾞｲｯ、と己の方に引っ張り。相手の耳へと顔を近づけては特に意味はないが相手の耳にふ、と息を吹きかけてみて。）

（/あ、書き忘れです!

あけましておめでとうございます-!
いえ、此方こそ駄目駄目で迷惑をかけてしまっていると思いますが...;;
今年も氷河共々宜しくお願いしますね!）

＿…可愛いのは御前の方だろ。
(相手から”可愛い”と言われてしまえば納得等行く訳が無く、何時も思っているだけに本音なのだが其の侭言うのも照れくさく、一度小さく吐息零すと視線を外し乍呟いて。繋がれた手の暖かみに小さく口角緩めては其の侭暫し歩いていると急に手引かれ、「どうかし……、ッ…!」何かあったのだろうかと問い掛けようとした矢先に息吹きかけられれば思わず息を詰まらせ眉寄せ。唐突に何をするんだ、と言わんばかりに体勢を戻した後にじっと相手を見詰めてはやられてばかりでは悔しいという思いがでたのか相手に引き寄せられた距離を利用しては相手の耳許に顔寄せれば相手の耳たぶをかり、と軽く噛んで)

___....あ-、それはないな。
（己にとっては相手が可愛く見えるため、其の侭言ったのだがどこか納得のいっていないような相手。変な事でもいっただろうか、なんて思いつつ相手の様子を見ていれば、視線を外しつつ己が可愛い等と呟いたため相手が可愛いというのは分かるのだが、己が可愛い等絶対にありえないというように軽く眉を寄せて否定して。特に意味もなく相手の耳に息を吹きかけて相手の反応を面白そうに見ていれば、息を詰まらせる相手。体勢を戻して此方をじっと見詰める相手を己も見詰めていれば、不意に相手の顔が近づいてきているのが分かり。「なに....ん?......ｯ...!」なにか仕返しでもされるのだろうか、等と考えつつ口を開いた矢先耳たぶを何かに噛まれた感覚があり。一瞬何をされたのか分からず固まるも、直に相手から耳たぶを噛まれたのだと分かれば驚いたように軽く目を見開き。相手から仕返しはされるだろうと思ってはいたが、こんなことをされるとは思っていなかったのか無意識に繋いでいる手に力を入れていて。）