迷彩柄のトカゲ/nl

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主  2013-10-05 13:40:36 
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「少年…銃のない平和なんてないんだよ…」
「じゃあ…僕は何の為に戦えばいいんだ…??」
「君は私の為に戦え!!…私の傍にいろ…!!」

鉛と油が弾ける荒野にコンクリートの焦げた匂いが広がっている。
こんな荒れた地で貴女は柔かに笑って僕を指差すとそう言った。
僕は武器商人と恋をした。

1/荒らし、誹謗中傷、成り済まし禁止
2/寝落ち、亀レス、置きレス有り
3/ロルは最低4行以上必須(中~上級者)
4/地理や武装的知識等は不要
5/長期間来れる方
6/柔かな年上の武器商人の女性一名募集(先着順にpfとロルテお願致します。提出次第検討致します。)

>1 レス禁。

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  • No.41 by ルガ  2013-10-13 10:15:02 

…背なんてなくてもアルトは守れる…(確かに己の身長は西アジアの人々にしては非常に低く体重はその比ではないほど重い為、過去から少し戦線時でのハンデになりかねないとは思ってはいたが特にあろうがなかろうが訓練でカバーすることに変わりはないので、寧ろこの背の低さ故に過去の少年兵時代の遮蔽物のバラツキがある山岳戦や背が高いとすぐに見つかってしまうであろう密林戦でも生き残って来れたのではとポジティブに考えるようにしていて、その訓練の目的に当たる相手に対して褐色肌の顔を軽く顰めながらレーションを千切って未だ幼さの取れないような16歳としては少し高めの声で言い

  • No.42 by アルト  2013-10-13 13:19:11 

・・・、
(彼は同じ年の先進国の子供と比べ、幾分かまだ幼いところが見られる。それは、戦場にいたという重荷が彼にはあるから。それは間違いなく、彼の成長を抑制しているのだろう。
―・・・本当に、可哀相な子。
それは同情でも哀れみでもなく。――わかっている。彼は今、私に"生かされている"のだから。そう思考を逢着させれば、胸が苦しくなり、立ち上がって彼の元へつかつか向かう。そしてビニールの中からパンを一つ取り出し、袋を開け、中身を触らないように半分くらいだせばルガの口に突っ込む。『戦場であれ、何処であれ・・・そのレーションのように食べ物が支給されるなんてことはルガ一人のときはないんだよ。なら・・・何でも食べれるようにしておきな。』ルガが警戒しているよりも、表の世界で危険なことなんて少ない。自分が開けたものしか食べられないなんて、自己防衛能力が高いことはいいことだが、それは今後重荷になってしまう。なら、今のうちに。そう考えながら彼に鋭く左記の言葉を浴びせ

  • No.43 by ルガ  2013-10-13 13:52:36 

…!?…(相手が唐突に口内へと食べ物を突っ込んできたので突然のことに驚くも、黙って噛み始めるがこの緊張感から解放されて不意な安堵感が襲い始めることを知っているために、もしもこの瞬間に相手を肉体的に襲うような何かが来てしまったら等と考えるとこんな状況下においても冷静に警戒せざるを得なく、相手が配給品がもしなくなった状況に置かれたら等といっているので「…その時は自然界のものを食べる…市街戦なら食べなくても大丈夫だ…」と過去から山岳兵として動いていた時期にあってからずっと着いていた師から習ったことを並べて、仮に自然のない市街戦だったとしても自分達から突っ込んでいくような仕事はまずないだろうと恐らく短期線で終わることを想定して言い

  • No.44 by アルト  2013-10-13 14:15:17 

・・・、そうじゃないっ・・・!(この子は、常に戦場にいることしか考えてない・・・!彼の言葉を聞いてそう確信すると、相手の肩を両手でガッと掴む。『私が言ってるのは・・・!お前が戦場でもない、ただただ平和な場所にいる時の話だ!!・・・ただ、戦場の中でしか存在意義を見いだせないなんて人間には、なって欲しくないんだよ・・・!』左記をいいながら、顔を伏せる。肩を掴む手は何でか震えていて。―――彼が平和を望んでいることはわかっていた。だからこそ、平和になった世界で抜け殻のようになる彼を見たくない。それに―――私はいつまでも彼の側にいられるわけじゃない。あの日、自らの存在意義に疑問を感じていた彼を拾ってから、ずっと感じ、考え、そして思っていたことだった。不意に自分の電話がなればルガの肩から手を離し相手に顔を見せず後ろに振り向き、パソコンのURLを抜いて、部屋の外に出る。かけてきた相手を確かめれば、それは次のクライアントで。『―――・・・
はい。』と電話に出る

  • No.45 by ルガ  2013-10-13 14:24:40 

……(相手が珍しく感情的になって怒鳴っているのを前にしても尚の事表情を変えることなく只々俯いて、今まで自分に戦場以外に居場所があったことはなく、自分が生きている実感を感じる瞬間は戦場の銃撃戦の最中それが自分の人生という一本の線を掠めたとき、そして自分が相手の人生の糸を切った時だけであったので、確かに自分が平和を望んでいることは自己の中で理解しきっているつもりで、でも人間がいる限りは世界中が平和になるなんてことはないことは解りきっている事であって、現にその象徴的な職業としてある相手の職の武器商人というものが存在していることを頭に浮かべていて、自分一人では何も動かせないことを知っているのか只直向きに戦場で銃を握る以外に生きていることを明確にする手段を知らないようで自分が生きていることを周囲に表す為と手元の銃を淡々とした無表情で眺め

  • No.46 by アルト  2013-10-13 15:35:48 

・・・次のクライアントから依頼が入った。
(部屋に入るなりそう告げ、手元の銃を眺めるルガに『・・・出るよ。』と一言声をかければ素早く身支度を済ませる。相手の依頼を脳内で確認しながら、行き先を決めれば、すぐさま電話で飛行機のチケットを取る。相手は昔から、私がまだ武器商人になったばかりの時のお得意だ。・・・少々問題のあるクライアントだが、金払いはいい。 そういえば、ルガが会うのは初めてだ。『次のクライアントの時も・・・私に死の危険性がない限り、ルガは動かなくていい。』いつもとなんら変わらない言葉だが、改めて言ったのには理由があった。本来ならあのクライアントの元にルガを連れていきたくない。しかし、他にどうしようもない。そう一人で自己完結すれば、ホテルをチェックアウトし、空港に向かうため、タクシーを止め

  • No.47 by ルガ  2013-10-13 20:43:41 

…解ってる…(相手が依頼に行く意図を示したので壁側に立てかけて合ったM4E2のコルト性の制度の高いカスタム化したものを壁から取って構えるとスコープを除いて標準度数に戻して問題ないことを確認し、スリングを肩にかけて腰に先程までレーションの入っていたバックパックを下げてジッパーを開けて中に双眼鏡と予備の弾薬、サプレッサーを適当にゴロゴロと詰めてジッパーを無理やり閉じ、腰のホルスターにMk.23に赤外線ライトとサプレッサーを装着したものを同じように構えて3ドットサイトシステムの削り出されたサイトを覗き込んでサムセーフティを掛けたまま挿し込み、相手に黙ってついて行くと護衛対象である為かホテルの回転扉を出た瞬間に腰の拳銃と左手の指の間にグリップに編みこまれた紐を噛ませてあるコンバットナイフをグリップに当てるようにして一緒に構え、左右を確認するようにして銃口を向けながら安全を確認し、相手が今直ぐ傍で止めたであろうタクシーを確認して相手より先に後部座席に乗り込んでドアと座席の隙間や後ろのトランク部、助手席等に何も積まれていないことを確認して座り込んで相手が乗り込むスペースを開けると「…扉のロックは開けたまま走らせろ…」とアルトが行き先を聞く前に運転手の後頭部に構えていた銃を突きつけて相手が完全に怯え切った姿を確認すると冷たい声で淡々とそう言い放ち

  • No.48 by アルト  2013-10-13 21:28:13 

・・・。
(ルガの毎度のまるで戦場にいるかのような態度にひとつ溜息をつく。・・・これじゃあしばらく表の世界に戻すのは、難しいな・・・。そんな悩みの種は自分の心境を知ってか知らずか、今だ運転手に銃口を突き付けている。『・・・ごめんなさいね。この子、神経質なの。』ごまかしにもならないような言葉を人当たりの良い笑顔で言えば、ルガの持つ銃を掴み無理矢理銃口を下げさせる。『空港まで、お願い出来るかしら。あ、ロックはかけても構わないわ。』相手も仕事。運転手として、然るべきルールは守らなければならない。そう左記を柔らかい口調で告げれば、運転手は完全に畏縮し、若干焦りぶれた発進をしながらも、車を走らせている。それに安心し、またひとつ、呆れたように溜息をつき

  • No.49 by ルガ  2013-10-13 21:43:47 

……(相手の浅はかだと思われる判断に納得がいかないのか一瞬むっとした表情になるが、相手が護衛対象であることを思い出して銃を下げるもやはり警戒は解けないままなのか、セーフティをかけないまま指を伸ばして誤射を避けるようにして構えたまま、相手に関してこんな職業上であるがために「死んでも知らないからな。」という様な目線を送って銃を下げたまま、扉のロックがかかったのを確認すると背後を少し振り返りながら瞬時に背後に並んでいる車両の乗車員を確認した上で問題ないと判断すると、鏡で運転手の表情を無機質なしかし紛れもなく戦場にいる兵士の目で相手を睨みつけたまま、表情などから当人に関して危険がないかと確認しながら周囲に警戒し

  • No.50 by アルト  2013-10-13 22:05:45 

ふぅ・・・。
(ルガの視線には一瞥もくれず、ただただ前を見つめる。足を組み、腕を組む姿は優雅にも見える。事実、動く車内での危険は少なくなる。しかも、自分の場合、行動は常に直前に決めるため、敵に情報が流れる可能性が低くなっている。気まぐれに見えるが、それも作戦のうち、という訳だ。また、自身の戦闘能力、危機管理能力にはそれなりに自信も持っているため、そこらのマフィアの雑魚なら囲まれても倒せるだろう。殺し屋を雇ってまで自分に喧嘩を売る人間ともなれば、さらに少なくなる。そんな事を考えていたらもう空港の近くまで来ていた。ルガに先に降りるよう指示すれば、料金の他に更に札を相手に握らせれば『悪かったわね。・・・これで勘弁してもらえるかしら。』それは料金よりも高い札で、相手はコクコクと青ざめた顔を縦に振っており、作った笑顔で微笑めば、自らも下車し、コートを揺らめかせながら入口へとルガをつれ歩きだし

  • No.51 by ルガ  2013-10-13 22:19:11 

……俺は悪くない…(やはり感情面に関しては不満なのか褐色の顔は無表情なまま、幼げな声で不満を漏らして、自分の行動に関してはあくまで過去においての経歴からの戦場ではという条件がついた上での評価ではあるが、流石に彼女を殺すためだけにスナイパーを雇うほどの組織がいるとは思えないが、彼女に関して言えば米国は勿論のこと西洋圏にアジア諸国と中東のテロリスト部隊、及び世界的宗教団体などを敵に回している現状から考えると、様々な刺客がいるやもしれないと考えて車両から即座に出て腰を低くしたままM4E2のカスタム銃を構えてスコープは覗かずに構えたまま旋回しながら周囲を警戒して、相手が進んでいくにつれて隊列のような形で相手の背後と左右を警戒しながら着いて行き、途中でアルトが建造物内に入ることを確認すると構えていたアサルトライフルを降ろして、腰に下ろしていたホルスターから拳銃を抜いて行きと同じようにナイフグリップで構えて着いて入って行き

  • No.52 by アルト  2013-10-14 00:21:42 

(今より戦争で荒れているため、個人の武装は許されている・・・みたいな設定でいいんですかね・・・?そうじゃないと、武器を手に歩き回るルガくん・・・すごくやばいひとに、てか捕まっちゃいますよね;)

  • No.53 by ルガ  2013-10-14 00:41:57 

(え、と…今滞在している国はどこになっているのでしょうか??…
大丈夫な地域は大丈夫ですし、ウェポンライセンスさえ持っていれば大丈夫かと…;
仮にも元少年兵ですし、国家間での移動でそのくらいは持ってるってことで良いのでは??;
まぁ、個人の見解に過ぎないので、好きな解釈にて理解して頂ければ幸いです←)

  • No.54 by アルト  2013-10-14 01:09:53 

(わかりました!まぁアルトも一応武器商人を生業としてますし、ライセンスくらい持ってますかね・・・。)・・・ストップ!
(空港に入る前にルガを止めれば、『まず・・・ここは空港。一般の客もいるんだからそう銃口を向けないこと。二つ、そう大袈裟な警戒は相手自身の厳重な警戒を招きかねない。ただ守るのは警備、危険を駆除してこそ警護よ。三つ、私は世間的に単独行動をしていることになってるの。だからルガがいるだけでカモフラージュになるわけ。そこでそんな風に警護されちゃ、ただ者じゃないと分かってしまうだろう。』・・・まあ相手は雰囲気でわかると思うけど。その言葉は飲み込み、左記を彼に向かって言えば、拳銃をホルスターに仕舞わせる。アサルトライフルは・・・仕方ない。これを今仕舞わせれば、より不機嫌になるだろう。とにかくここは戦場じゃないことを言い聞かせれば、一息溜息をつき、ルガの頭をポンッと撫で、『いかに自然に護れるか。それが課題だな。』と柔らかく薄笑いをし、呟くように言う

  • No.55 by ルガ  2013-10-14 01:26:29 

…俺は師匠のようには出来ない…(己自身に関して全てを養った大本である無口で無愛想な白人系の自らの師を思い浮かべて、絶望的とも言える依頼を難なく熟してしまう人物であるが為に現代社会の中でも特に目立った人物でありながら、自分とは違いあらゆる手段を用いてどんな状況でも必ず最善の状態に持っていく彼に比べ、自分は相手の周囲での警戒態勢を常に限界で引く程度しか出来ないが為にそんなに器用なやり方は出来ないと、自然に守るなどと難しい注文をしてきた相手に対して少しむっとしたいつもの無機質な目を向けて訴えかけ、終いには拳銃を強制的にホルスターにしまわれるも左手に構えていたコンバットナイフだけはがっちり持って離さずに腰を低くしたままの状態で構えていて、護衛に関しては対象を殺さずに自然に守るなんてことはとても難しく出来ないようであり、話を聞いていたのかと思うほど準備万端の状態で周囲を見回して警戒しながら相手の背後に着き

  • No.56 by アルト  2013-10-14 23:38:53 

・・・ルガはルガでいい。
(相手の背後に立ち、後ろから相手の目を左手で隠せば、上記を耳元で囁くようにいう。『・・・少し肩の力を抜きな。』左記を言って相手を解放すれば、ルガの肩をポンッと叩き彼の前方を歩きながら、『あんたの護衛対象は強いんだから。』と顔だけルガの方に向け、目は髪で隠れていたが、口角をあげた表情で相手に言い聞かせる。手をコートのポケットにつっこみ歩く。思えば、これまでの彼の全ての場所においての戦場にいるかのような行動は、もう既に彼の体に染み付いているものだから。それ以外の環境を知らないから。そのことを改めて実感すると共に、彼なりに一生懸命自分を護ろうとしてくれている姿に愛しささえ感じた。それは、家族愛にも似た感情。背後の不器用な彼の姿にフッと頬を緩めれば、前を向き、地を踏み締めるような足取りで歩みだし

(遅くなってすみません!)

  • No.57 by ルガ  2013-10-15 00:04:46 

…俺はアルトの為に戦う…(過去にそう決めたと言う様な強い眼差しのまま覆い隠されて暗くなっていった目の前の現実を自身から遠ざける様にして目を瞑り、過去の少年兵として外人部隊と私兵部隊を行き来していた頃の自分には何もなかったが、あの時今背後に立っている女性に無かったもの全てを貰ったようで人間としての心も、失った感情や人情、限りなく無に等しかった優しさなども今となっては戻りつつあるようにも感じてくるようになったのであり、相手が自分の前方に向かって歩いて行ったのを暫し眺めていると相手のいつもの慣れきった微笑みで現実に引き戻され、尚も火薬とグリースは勿論であるがなんとも言い表すことの出来ない戦場の兵士としての匂いを振りまいてナイフグリップを強く握り直すと先の方へと進んでいった相手に無表情で黙って着いて行き

  • No.58 by アルト  2013-10-16 10:21:36 

・・・嬉しいこと言ってくれるじゃない。
(相手の前方を歩きながらおそらく聞こえないであろう声量で上記を呟く。事実、あの子が来てから私は悪夢を見なくなった。―――・・・弟が殺される夢を。やはりそれは、あの子を弟の代わりにしている証拠なのだろうか。そんなことを考えつつ、搭乗手続きを済ませれば、飛行機に乗り込む。『大袈裟な行動はとるな。』とルガに命令し座席に座り、目を閉じれば、神経を研ぎ澄ませる。ここは空の上になる。何か起これば対処が出来ない。そう思うも、隣にルガがいる安心感からかすぐに睡魔が襲う。神経は研ぎ澄ませたまま、眠りに落ちれば

(遅くなり誠に申し訳ありません・・・!!しばらく所用でさらに遅くなる可能性があります・・・!もう土下座ものですね、すみません!!)

  • No.59 by ルガ  2013-10-16 19:32:36 

……(相手が口を動かしたのには微塵も気がつかないまま相手が手際よく搭乗手続きを済ませるまで脇腹の近くにぶら下がっているアサルトライフルを下げたまま持って待機し、相手が乗り込んだ行くのを見てライフルを左右に振りながら走って追いかけていき、ここからは空中での護衛になることを思うと地上でも勿論ずっとそう思ってはいるのだが、より一層何も起こらずに目的地にたどり着ければ等と思ってしまうものであり、その所為で護衛の関して手薄になってしまったり変な緊張感から緊迫しすぎて筋肉が固まり、いざという時に動けなくなってしまうことは少ながらずあるために今一度あらゆる事態を脳内でリピートさせて丁度いい緊迫感を保ったまま座席に座ると、前方に見えていた人物の後を追って相手の行動を応用に同時に座り込むと相手が座った体制を崩さないままで器用に寝ているのが視界の端に入り

  • No.60 by アルト  2013-10-25 22:04:42 

・・・さて、と。
(眼前には廃墟がそびえ立つ。とある知人に連絡し、トラックを借用し、ルガを連れてきたのだった。『・・・ここに来るのは、初めてだろう?ルガ。』彼に一瞥をくべ、目の前の建物を見据えれば、問い掛ける。建物内には入らず、その裏手に回れば、古びているが重厚な倉庫の扉の前で足を止める。『ここは私のメイン倉庫だ。各地にもあるが、一番大きく、何より安心だよ。』そして古びた壁の側面にあった扉を開ければ、番号を押す。寂れた今の場所には似合わない電子音がしばらく響けば、荘厳な音を立てて大きな扉が開く。『ここはね、世界有数の武器工場だったんだ。その為か当時にしては最先端の技術が使われててね。そこに現代のシステムを組み込んだんだ。わざと外観はあのままに、ね。』轟音を背に左記をルガに話しながら、中へと歩を進める。コンテナで埋めつくされたその空間はある意味壮観だ。『おそらく、ここには世界中の武器がある。――・・・君には赦せない空間かな?』背後に立ち、コンテナを見上げる彼の方に前を向きつつ少し体ごと顔を向け、少し憂いを孕みながらも口角を上げながら問い掛け

(遅くなり申し訳ありません・・・!!)

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