主 2013-10-05 13:40:36 |
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・・・、そうじゃないっ・・・!(この子は、常に戦場にいることしか考えてない・・・!彼の言葉を聞いてそう確信すると、相手の肩を両手でガッと掴む。『私が言ってるのは・・・!お前が戦場でもない、ただただ平和な場所にいる時の話だ!!・・・ただ、戦場の中でしか存在意義を見いだせないなんて人間には、なって欲しくないんだよ・・・!』左記をいいながら、顔を伏せる。肩を掴む手は何でか震えていて。―――彼が平和を望んでいることはわかっていた。だからこそ、平和になった世界で抜け殻のようになる彼を見たくない。それに―――私はいつまでも彼の側にいられるわけじゃない。あの日、自らの存在意義に疑問を感じていた彼を拾ってから、ずっと感じ、考え、そして思っていたことだった。不意に自分の電話がなればルガの肩から手を離し相手に顔を見せず後ろに振り向き、パソコンのURLを抜いて、部屋の外に出る。かけてきた相手を確かめれば、それは次のクライアントで。『―――・・・
はい。』と電話に出る
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