主 2013-09-29 01:30:36 |
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…っ…つぅ…(最近までの戦場生活での名残か否か定かではないものの物音よりも光と気配で危険を察知するように体を慣らしていたのか、相手が覗き込む少し前のタイミングで本能的に身を守ろうと相手の方に銃を抜こうと動きもしない体が無理やり銃を抜いて相手の方に照準器を合わせようとし、長く息を吐きながら瞳孔を開いたところで我に返って痛覚神経が復活した途端に身体中に無理のたたった激痛が走って、ベッド上の自分の脇に引き抜いた拳銃を落とすと同時にどうせだったらタバコに火をつける訓練でもしておくべきだったと残念に思いつつ、今の痛みで見た目からは分からずとも実感としての手の力もそうだが血糖値の不足で殆ど機能していなかったのだろうということを再認識し、持ってきた相手に申し訳ないと思いつつも「ジル…悪い、動かせない…手。」と言葉も呂律もギリギリな状態で思いのほか口が回らないことに驚きつつも無表情を変える事もなく、食事は冷めてしまうかも知れないが自分の招いた事であるわけで、そう贅沢を通すわけにも行かないとばかりにギリギリ動く体を揺すってなんとか壁に持たれるような体制になると同時に、これでもまだ回復した方なのかと相手を見据えながら有り難味を覚え
(ここでなんとご飯を食べさせるというチャンス(?)到来!!←←/)
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