主 2013-09-29 01:30:36 |
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……頼りにしてるぞ…(今度は相手にギリギリ聞き取れるか聞き取れないかといった小さな声でぽつりと呟き、特に異性的な何かの意識を持って言った訳ではないが、実際このような治安の悪すぎる街では、頼れるのはこの世で自分と背後に立っている同棲人だけであるが故、自らが生き残ってきた一つの大きな理由としてあげられる相手に感謝と信用をおいており、自らに及ぶ危険など微塵もないと根拠のない確信を頭の片隅で思い浮かべながら、どんなに進んでも変わることのない薄暗い階段を全く変わらない足取りで最後の階に着くまでゆっくりと降りていくと、下の階の周りの住宅と併合してでもいるかのようにつながっている、玄関と呼べるかは解らない扉も何もない裏口を除いた唯一の出入口から外に出ると、白昼の日差しは未だ落ちることなく燦々と照りつけており、慣れない日光とその反射光に目を薄めて数回瞬きをすると先程の意はどこへと行ったのか唐突に出入口先で歩みを止め
(規約で武装的知識は不要と書いたのですが、
この流れからして(関係を進展させる以上)戦闘シーンは入れるべきでしょうか??…/)
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