主 2013-09-29 01:30:36 |
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…進め…でないと当たる…(相手の言葉に一瞬衝撃に備えて姿勢を立て直そうとするが、フラッシュライトの動作と発言からのタイムラグで飛んで来た何かは明らかに狙撃などの類ではなくもっと遅いもの、陸地で相手にしたときは当社角度が固定されていた故に同じ様な場所の範囲でしか狙われなかったが、恐らく正規のルートで通常の既製品などを手に入れられない輩のことを考えると、砲台といっても陸地の前哨基地などにおける簡易的な砲撃部隊の旧式を不正なルートで手に入れたことは容易に想像がつき、更には次世代的なAIなどではないにしても座標特定を手動で行なっている辺り、そういった部分も考えると少なくとも奥側には更に数隻の砲撃船が待機していることは言うまでもなく、角度や距離を手動で調整している以上は角度によって距離なども調整している為に、旧式という想像が外れてさえいなければ離れているよりも近付いた方が安全と思って声を荒げる相手に焦る様子もないまま静かに伝え、相手が正面につけてスピードを上げて接近し始めているのを確認すると、手に持って座っていた追撃用の対空砲を狙撃用のハッチの周囲にあるバイポッド固定用のパイプレーンと肩に乗せて構え直し、接近の前に船影に合わせておいて敵の次弾装填までのタイムラグを当たり前に計算に入れていたかの様に、次のライトにおける観測主の距離の目測が終わる前段階で段々と音の早くなるスコープの照準を見ながら、表情一つ変えずに衝撃で靡く髪と目の前に見える弾頭が通った後の煙の道が見えた直後、当たったと確信した様に手際よくハッチから降りて来て、焦る様子もないまま同じ爆撃用の弾薬を開封してハッチの席の横まで移動していき、爆発音と共に次弾を装填し始めると次の船影の見えるコンピューターによる制御捕捉よりも早期の段階で爆撃しようと考え、席に座り直しながら相変わらず先の見えない霧の中にスコープを向けて、先程の敵の船影の位置から敵のフォーメーションを予測して左右の角度を調整しておきつつ、感情があるのかないのか解らない機械的な目で覗いて次の標的を視野の中で探し始め
(あとは初期設定に書いてましたけど、当時一度海賊自体をガヴが仕事で制圧して、その際に敵軍の捕虜として捕まえたのがジルで、本来は不要になって殺害するはずの捕虜を身元引き受け人になって引き取ったのが始まりですね!/)
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